マブラヴ·オルタネイティヴ〜蒼穹の彼方〜   作:naomi

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FILE39 難関

『主広間(メインホール)』入口前まで順調に進むことに成功した『伊隅ヴァルキリーズ』。

 

「よし。これより手筈通り『主広間(メインホール)』へ突破するぞ!」

 

『伊隅みちる』の号令と共に臨戦態勢に入る『A-01』部隊。

 

「了解」

 

「『A-04』。『ムアコック·レヒテ機関』を臨界運転。」

 

「了解」

 

『ムアコック·レヒテ機関』に釣られて、無数のBETAが『伊隅ヴァルキリーズ』に襲いかかる。

 

「『A-02』はどうです?」

 

「すまん。『吹雪』として活動する動力を確保したい」

 

「了解です。聞いての通りだ白銀!頼むよ!!」

 

「了解!」

 

(辛いかもしれねーけど、頑張ってくれ純夏!)

 

『凄乃皇·四型』の圧倒的火力と『ラザフォード場(フィールド)』が襲い来るBETAを薙ぎ払う。

 

「クソ!ここまで溜め込んでたのかってくらいに数が多い!?霞!純夏はどうだ!?」

 

「大丈夫です。ここまで殆戦闘に参加しなかったので、安定域を維持しています。」

 

「こちら『ヴァルキリー2』。a小隊は第一隔壁の開放作業に入った。」

 

「さぁー来なさい!平らげて挙げるわ!」

 

「ハァァァァ」

 

「鬱陶しい」

 

b小隊が『ラザフォード場(フィールド)』圏外のBETAを薙ぎ払う。

 

「こちら『ヴァルキリー3』。第一隔壁開放完了」

 

「『ヴァルキリー2』了解。a小隊はこのまま第二隔壁へ突入するわ。後ろを頼むわね白銀」

 

「了解だ『ヴァルキリー2』。大尉!!」

 

「了解だ。涼宮、『吹雪』に移るぞ!…………真壁特尉、お願いします」

 

「了解。器を解放する」

 

2人の『吹雪』への搭乗を確認し『凄乃皇·弐型改』の装備を第二隔壁前で外す『吹雪』。

 

「『A-04』。『吹雪』の回収完了」

 

「よしa小隊、b小隊各機随時機体を放棄。『A-04』に撤収」

 

「了解」

 

b小隊から徐々に『凄乃皇·四型』に撤収する。

 

「…………」

 

「冥夜…………」

 

「…………大丈夫だ。人の命に勝るモノなど無い」

 

(殿下…………申し訳御座いません)

 

「全員。『A-04』に搭乗完了」

 

「よし。真壁特尉、強化外装を爆破してください」

 

「了解」

 

『凄乃皇·弐型改』の『ムアコック·レヒテ機関』を臨界運転させた自爆は第二隔壁前を粉々に粉砕した。

 

(佐渡ヶ島では、これをやろうとしていたのか…………恐ろしいな)

 

「『A-04』の後方に位置していたBETA群は先程の爆破で排除を確認しました。尚『武御雷』及び『不知火』も消失」

 

(『凄乃皇·四型』に『ラザフォード場(フィールド)』を集中的に展開出来たお陰で、後ろのBETAも纏めて爆破に巻き込めたけど、『凄乃皇·四型』にも任務に支障はきたさないレベルではあるがダメージが発生してる…………)

 

「『あ号標的』を確認。『あ号標的』ブロック内にBETA群の存在は認められません。」

 

「了解。準主砲発射態勢維持したまま前進だ」

 

(ようやく…………ようやくここまで来たんだ………絶対任務を達成してやる!!)

 

決意を固め『伊隅ヴァルキリーズ』を乗せた希望の方舟は最終目標と対峙した。

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