8:00→8:30   作:先詠む人

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数か月前にこのサイトで魔法少女の世界にライダー的な魔法少女が混ざるみたいな作品読んだぐらいに思いついた作品です。

前提条件として本来の主人公は力を返せって言ってる方です。
それを前提としたうえでお読みください。


変身

 

「はっはっは……」

 

 途切れ途切れに荒い息が聞こえる中で腹部に何かを突っ込まれてかき回される嫌な感触と激痛が体中を走る

 

『この結晶はとてつもないエネルギーを秘めてるぽん』

 

 どこか聞いたことのあるようなやや甲高い声とともに目の前にかざすように腹部から摘出されたのは何か文様のようなものが中に描かれた赤や青、緑や白の4つの結晶たち

 

 その近くに置いているトレーには先に取り出されていたのだろうか灰色や黄色の結晶が転がっていた。

 

 辞めろ……

 

 その結晶を見ているとそんな男の人の声が聞こえた気がした。

 

『こんな死に体が持ってるより我々が持ってる方が有意義というものみょん』

 

 ふざけんな……それは……先代の……

 

 そう怒りのような感情と共に放たれたような声が聞こえたと同時に

 

『じゃ、死に体(これ)はもういらないから次元のはざまにでも捨てるみょん』

 

 その言葉と共に私の体はどこか不安定なところへ放り込まれた

 

 私が砕けていく。そんな感覚に襲われながら私はどこかへと放流していく……

 

 

 

 ジリリリリリリリリリリ

 

 

 唐突に目覚まし時計が鐘を鳴らした。音源となっている今時珍しくなってきているアナログの針時計の時刻は朝の7時20分ぐらいを指している。

 

「ん……」

 

 布団の中から手を伸ばし、叩きつけるかのように音源へと手を何度も伸ばす。

 

「ふぁぁ……」

 

 10度程手を叩きつけて漸く止まった鐘の音に安心した私はのそのそと布団から這い出そうとして、ベッドから転げ落ちた。

 

「いたぁぁい……」

 

 ベッドのそばに積み上げていたものを崩したせいで大きな音を立てながら頭から転げ落ちた。そのため、若干こぶになったかのような箇所に手を当てて痛みに耐えていると

 

「いい年して何をやってるぽん陽子……」

 

 聞きなれたやや甲高い声が上から聞こえた。

 

「ごめんねミルミル……」

 

 たははと笑いながら声のした方を見るとそこには私のパートナー妖精のミルミルが呆れた目を向けてこっちを見ていた。

 このパートナー妖精を名乗る奇妙な緑色の不可思議生物が私の周りを、そしてもう一人の桃色の妖精が幼馴染の元を付きまとうようになってから、そしていきなり戦士として戦いを強いられることになってからしばらくたつ。

 

 あれは梅の花が咲き誇っていた数か月前のこと。幼馴染の春香と一緒に春香の家にある蔵を掃除していた際に偶然見つけてしまった見たこともない箱。その中に封じられていた灰色と黄色の2つの宝玉を不思議そうに見ていた時に現れたこの妖精たちは突然現れて私たちにこう告げた。

 

『突然だけど君たちにお願いがあるぽん』

 

『戦士に変身してこの世界を守ってほしいみょん』

 

 戦士? 変身? そう疑問符を浮かべる私たちの様子を無視して妖精たちは私たちの周りをまわる。

 

『もう闇の獣たちが近くまで来ているぽん』

 

『その宝玉を見つけられたということはあなたたちはこの力を受け取る資格があるみょん』

 

 そう告げて二人が箱の中に入っていた灰色と黄色の結晶をカチンとぶつけ合うように触れ合わせるとその結晶から光が放たれた。

 

『『っ!?』』

 

 私と春香二人してその閃光に目を細めていると光が収まると同時に私たちは近所の小規模な遊園地に飛ばされていた。

 気づくと見たこともない端末を持っている。それは手に収まるサイズの端末で上の部分にはスライドして回すかのようなねじのような部品がついていた。

 

『え……ここって近所の遊園地!?』

 

『近所って言っても家から数キロ離れてるよ!? 今の一瞬でその距離を移動するなんて何が起きてるの!?』

 

 純粋に周囲の景色が急に変わったことに驚く私に対してその移動距離について驚く春香。

 

『その気配、宝玉を持つのは貴様らか……』

 

 そんな私たちの都合を無視するかのようにすっと後ろからおどろおどろしい声がした。

 

『もうこの状況で一体何よ!?』

 

 そう後ろへと絶叫しながら振り返り、私は絶句した。そんな私の様子を見た春香も同じように後ろを見て絶句する。

 

 声をかけてきたのはニュースなどで歌舞伎俳優が出てきたときなどによく見る隈取のような化粧をした真っ白な顔に対して真っ黒なタイツに身を包み、センスの悪い肩パッドみたいな装甲やマントを身に着けた変態だったのだからさもありなん。

 

『『キャー!?』』

 

 私たちは二人身を寄せ合って絶叫した。

 

『その手に持つ宝玉をよこせ。さもなければ殺す』

 

 そういいながらこちらへとじりじり寄ってくる変態。

 

『早く変身するぽん!!』

 

『そのクリスタルコアのふたを開けてコアに手を翳すみょん!!』

 

 迫る変態に対して二人抱き合っておののく私たちにすぐ横に現れたこの意味不明な状況へ私たちを導いた謎の生き物二人組が言うとおりにするように迫ってくる。

 

『死にたくないなら早くするぽん!!』

 

『手を翳して変身すれば闇の獣たちに、あの敵に抗える戦士に変われるみょん!!』

 

 困惑はまだ抜けない。ただ、迫ってくる変態から助かるにはこれを投げつければいいのだろうか。そう私が思ったその時だった。

 

『手を翳すって……こう?』

 

『はる!? 何してるの!!』

 

 突然私から離れた春香がそういって躊躇いもなく手に持っていた端末のふたを半回転させ、その下に設置されていたクリスタルのようなものに手を翳したのだ。

 

『だって、こうでもしなきゃ死ぬって……』

 

 そういいながらこっちを向く春香。その瞬間、クリスタルのようなものに翳していた手がずれていくのに合わせるかのように回転し、春香は光に包まれた。

 

『はる!?』

 

 私が驚きで叫ぶと同時に光がはじけ、その中から白を基調としたメルヘンチックな衣装に身を包んだ春香が現れた。

 

『はる……?』

 

『陽ちゃんすごいよ……この姿なら何でもできそう……』

 

 目をキラキラさせながらこっちを向く春香の瞳はどこか歪で、こっちを向いているのに現実(こっち)が見えていないようだった。

 

『伝説の戦士だと……!?』

 

 一方その姿を見た変態は畏れるかのように一歩後ろに下がり、しかしそうではないというかのように頭を振ってこちらへと襲い掛かってきた。

 

『陽ちゃん下がって!!』

 

 私を庇うかのように春香は不格好に構え、そして

 

『きゃぁぁぁああああ!!』

 

 そのまま変態に投げ飛ばされた。投げ飛ばされた春香は少し遠くにあるメリーゴーランドの建物のほうに飛ばされて空中で回転しながら屋根の上に着地する。

 

『一人じゃ勝てないぽん!!』

 

『あなたも変身するみょん!!』

 

『それをよこせ!!』

 

 そんな春香を見て不可思議生物どもはそう言って私をせかしてきた。それに合わせるかのように変態もこっちへと手を伸ばしながら駆け寄ってくる。

 

『あぁもうどうにでもなれ!!』

 

 そして私は春香と同じようにクリスタルに手を翳し、同じようにメルヘンチックな黒い姿に変身した。

 


 

 

 そこから色々とあった。

 

 変態タイツマンが召喚した燃え上がるような謎の怪物を手から出たよくわからない光線で倒したり、家に帰ろうと思ったら財布を持っていなかったせいで数キロ歩く羽目になったりいろいろとあった。

 

 結局のところ私たちというか、この世界はこのぽんぽんみょんみょん煩い不可思議生物が棲む世界とそれと敵対する世界との争いに巻き込まれたらしい。

 あの日見つけた宝玉には<鋼>と<雷>の力が封じ込まれており、元々それを含めて9つの宝玉でこの不可思議生物の世界を支えていたらしい。種類は先の2つと<火><水><風><土><光><闇>の6つ。そして宿している属性が一切不明な透明な宝玉。

 それらの宝玉により世界のバランスや進化、世界の構成維持の全てを賄っていたそうだ。その世界で女神さまの元、彼ら妖精たちは幸せに過ごしていたらしい。だが、それを管理する女神様がその宝玉の影響で不老不死な上に世界を変える力を持ち合わせていたことから闇に属する存在からその力を奪おうと襲撃されたって。

 

 その迎撃の際の負傷により女神さまの力を支えていた宝玉の内<鋼>と<雷>の2つは各々2つずつの4つに割れてその内の2つはどこかへ消え、<闇>の宝玉は敵に奪取され、それ以外は全てこの街の各地に飛び散ったらしい。

 女神さまはそのままその世界の時間を止めて闇の存在達を動けないようにし、時間を稼ぎつつ飛び散った宝玉を取り返すために2人? 2匹? を完全に世界の時間が止まる前に別の世界に送り出したと。

 

 数十年前に大きな謎の流星群が流れた土地としてこの町は有名だったけどその話の裏にはこんなことがあったなんて知らなかった。

 

『だからこの世界も我々の世界も守るために二人に手伝ってほしいぽん!!』

 

『いや、だからって急にそんなこと言われても困る……』

 

『選ばれたものじゃないとその宝玉の力を引き出すことはできないみょん!! 二人に応えるために宝玉も姿かたちを変えてるし選ばれないとそんなこと起きないみょん!!』

 

『あ、あの宝玉がこれになってるんだ……』

 

 不可思議生物の言葉を聞いて春香があの時いつの間にか手元に握りしめていた端末を見直すのに合わせて私もそれを見る。

 昔、お父さんが持っていたガラケーのようなそれはテンキーと画面の代わりに下半分に透明なブリリアントカットされたようなクリスタルと、上半分にダイヤル式のスイッチがあった。

 ダイヤル式のスイッチには透明なクリスタルが5つと黄色いクリスタルがついていて、今は黄色のクリスタルが下になるような配置になっている。

 

『飛び散った宝玉を取り返せばきっと女神さまの力も戻ってきてきっとあの闇の存在達を抹殺できるぽん』

 

『それまででいいから女神さまの代わりに戦ってほしいんだみょん!!』

 

 そういいながら飛び回る不可思議生物に対して私は

 

『──-』

 

 なんて……答えたんだったっけ……? 

 

「陽子ー!! ご飯できてるわよ降りてきなさい!! 学校遅刻するわよー!!」

 

「!?」

 

 考え事してる内に時間が結構たってしまったらしい。聞こえてきた声に時計を見れば既に7時40分を回っている。急いで降りて食べてから出ないと学校に遅刻してしまう。

 

「今行く──!!」

 

 呆れたようにため息をつくミルミルにあっかんべーをしてから急いで部屋を飛び出す。

 

 机の上に置かれたクリスタルコアの横に座り込むミルミルが何か嫌な気配を感じているかのような顔をしていたのをその時私は気づけなかった。

 

 そしてその日の放課後、私たちは”彼”と出会う。まるで運命という磁石が私たちを引き付けあったかのように。

 

 そして隠されてきていた真実が動き出す。

 宝玉が半分集まったこのタイミングを狙い定めていたかのようにすべて回りだした。

 

 


 

「ホザクナー!!」

 

「ブラック!! 大丈夫!?」

 

 放課後、行きつけのカフェでパフェを奢る代わりに春香に今度あるテストのために勉強を教えて頂けるようお願いしていると突然現れた初めて変身したあの日現れた変態タイツマン(あの後傲慢のホッファという名前であることを知った)を含めた7人の幹部級の1人、怠惰のフォールハイト率いる怪物に襲われた。

 

 反射的に変身してカフェの他のお客様を庇うとその巨大な怪物の腕に弾き飛ばされて近くの壁に叩きつけられる。叩きつけられた私を見てホワイト(と本名バレを防ぐために変身後は呼ぶようになった)に変身した春香がこっちに声をかけてくるがそれに答える余裕がない。

 

 周りの人が逃げ出していく中、どうにか立ち上がった時私はそれを見た。

 

 それを何といえばいいのだろうか。最初は見間違いか何かだと思ったのは間違いない。ただ、その認識はすぐに崩れ去った。

 少し先の人が逃げていく空間の最中に()()()()()黒い点。それが徐々に大きくなってきてポテンと何かを吐き出し、消滅した。

 

 吐き出されたそれは人だった。私たちよりちょっと上くらいの青年だった。

 人がどこかからか突然現れたそれだけでも異常であるが、その青年の格好も異常としか言いようがなかった。

 

 見える範囲だけでもまるで刀などで切り刻まれたかのように服には様々な場所が切り刻まれた跡があり、それを覆うかのように赤い染みが広がっている。

 そして前に差し出すかのように傷だらけの手でどこかの神社のお守りを握りしめていた。

 

 それを見て私は動けなくなった。

 理由はわからない。まるで体の奥の方で何かが今のこの状況への拒絶反応を起こしているかのように

 そして腰に回しているベルトに着けた専用ポーチの中に入れているクリスタルコアがこれまでにないほど熱く、そして輝きだした。

 

 それに連動するかのように青年の手がピクリと動く。

 

 そしてゆっくりと、ふらつきながらも立ち上がった。

 

「        」

 

 顔のすべては前髪のせいで見ることが叶わない。だが、動いている口が何かを言っている。それだけははっきりと分かった。

 

「    せ」

 

 掠れた声で何かを告げる青年。そこでやっと青年の存在に気づいた怠惰のフォールハイトが青年のほうへと視線を向けた。

 

 それに対して青年は左手でずっと握りしめていたお守りをズタボロの上着のポケットに突っ込みながら右手でフォールハイトに指をさす。

 

「 えせ」

 

「え? なんだって下等生物の言葉は聞き取りづらくてたまらないんだ。もっとはっきり話せよ」

 

 フォールハイトは気だるげに視線を向けながら同じように少年に指をさし

 

「まぁ、僕に指をさした時点でお前に生きる価値はないんだけどね」

 

 その言葉と共に指から放たれた光線に青年が貫かれるのを防ごうとやっとこさ動き出して青年にとびかかるが間に合わない。

 

「ブラック!!」

 

 怪物に相対しているせいで少し離れた位置ですぐに動けないホワイトの声が聞こえる。どうやってもホワイトの救援も私の救援も間に合わない。時間がゆっくり進むような気がする世界の中で私の腰のポーチからクリスタルコアが勝手に飛び出した。

 

「え……?」

 

 目の前で起きたことに私は衝撃を隠せなかった。

 勝手に飛び出したクリスタルコアが自ら飛び込むように青年の右手に収まる。その瞬間青年の前に緑色に光り輝く亀の甲羅の様なバリアが現れ光線をはじいた。

 

「今のって<水>のクリスタルで変身したときに使えるバリア……? どういうこと?」

 

 飛びつくかのように青年の元にたどり着いたせいで押し倒した状態のまま何回かバウンドしながら転がる。やっと反動が止まったことで青年の顔を見、尋ねた。青年が目の前に展開したあのバリアの存在に覚えがあったからだ。

 嫉妬のネイドを倒したことで手に入れた<水>の力で変身できるようになったフォームは防御力に秀でていて半透明のバリアを任意の場所に展開して様々な敵の攻撃を防ぐことができる能力だった。それをこの青年はクリスタルコアを手元に握った瞬間自らの意思で展開した。ぶっちゃけあり得ないことだった。

 

 そんな私の問いかけを無視して

 

「…………すぐに取り出すのは無理か……」

 

 何を思ったのか一瞬右手に力を入れたかと思うとすぐに諦め、青年は私にクリスタルコアを投げ返す。

 

「一旦お前が持っててくれ」

 

 私にそういって青年は再度フォールハイトに向き、何のこともないように告げた。

 

()()<鋼>の力入ってる宝玉、お前持ってるだろ。返せ」

 

 具体的にどの種類の宝玉を持っているのか、それを指定したうえで告げたのだ。

 

「な!?」

 

 宝玉のことを知っているだけでも驚きなのに具体的な種類まで告げる。どう考えても一般人じゃない。

 そう思いながら青年のほうを見て固まっているとホワイトが怪物を一人で倒していた。

 というよりも今とんでもない衝撃発言があった気がした。

 

「今、()()って言った?」

 

 震える声でそう尋ねる。青年は私の方を一瞥した後で

 

「そっちにも後々聞きたいことあるが……今はこっちだな」

 

 そう呟いて確りとフォールハイトをにらみつけた。

 

「返せよ、俺の力」

 

 そう淡々と指をさして告げる青年に対しフォールハイトは

 

「誰が返すか!!」

 

 そういって再度襲い掛かった。先ほど光線を弾かれたからか、今度は肉弾戦でだ。<鋼>の力で手足を硬化させ、手を振りかざして殴りかかろうとする。

 

「そうかやっぱお前もあいつらと一緒のタイプか……ならこっちも遠慮しねぇ」

 

 その一方で青年は冷たい目を向け腰に手を当てた。

 

 その瞬間腰に透明なクリスタルだけが浮かび上がる。続いてクリスタルを囲むかのように白い線だけがベルトとしてのフレームを浮かび上がらせていた。

 宙に浮いているクリスタルは私が見たことないレベルで大きいのにまるで強引に割られたかのように抉られた跡が見えて痛々しかった。

 

「ダメ!!」

 

 そういって今度はしっかりと庇えるように前に立とうとするも最初に受けたダメージが今更来たのか膝が笑ってしまいガクンと崩れ落ちてしまう。

 

「ブラック!?」

 

 そのカバーに入ろうとしていたホワイトが驚きの声を上げる中

 

「変身」

 

 青年がそういったのと同時に右手を腰を回して引き寄せるように構える。そして

 

 ガキーンという金属同士がぶつかり合ったかのような甲高い音が鳴り響いた。

 打ち負けるはずの、ただの人間のはずの青年の振りぬいた拳によって七罪幹部の拳が弾かれたのだ。

 弾かれて吹き飛ぶフォールハイトに追撃を仕掛ける青年の腰に浮かび上がったクリスタルからキンッキンッという先ほどとは少し違うタイプの甲高い音がする。振りぬかれ、先ほどの攻撃を耐えた上に弾いた右手は既に見慣れぬ小手に包まれていた。

 

 追撃の左の拳。それが当たった瞬間左手が黒い小手に覆われる。

 

 更に追い打ちをかけるかのように勢いよく右足を踏み込む。踏み込んだ右足が、それに続くかのように左足も黒いアンダースーツに包まれた。

 

 先ほどまでの傷まみれの瀕死の人間が出せるとは到底思えないような膂力で私たちでも変身しないと太刀打ちできない七罪幹部がラッシュを受けて宙に浮く。

 

 そして〆とでも言わんばかりにヘッドバッドをした瞬間青年の姿は完全に変わっていた。

 

「うそでしょ……」

 

 その言葉を漏らしたのは私だったのか、それともホワイトだったのか……それを知っているのは妖精たち以外誰もいない。




続くかわかんない

そもそも勢いで書いたし。これ本来書く予定ない作品だったけどこれが出口に詰まったせいで本来書く予定の作品の出力がうまくいかないから書いたってとこもあるし。

感想とかいただけたらありがたいです。
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