転生者のヒーローアカデミア   作:1052667

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演・習・試・験

 

筆記試験終わったー!

今日は期末テストだ。最近香山先輩のお陰で頭痛もないし、絶好調だ。

さて、あとは演習試験。内容は香山先輩から聞いている。

私達はコスチュームに着替えて集合し、先生の話を聞く。

 

「えー、演習試験は入試のときのロボット軍団と相手してもらう。ただし2人1組でな。」

 

そうなのか。誰と組むんだろう。

 

「りじぇと消太が同じチームだ。」

 

相澤くんね。

 

「あ、あとサポートアイテムは1人1つまでだ。」

 

「ハァァァァ!!??」

 

「そりゃそうだろ。」

 

「というわけでりじぇ、必要なサポートアイテムを選べ。」

 

「2つで1つのアイテムはありですか?」

 

「ありだ。」

 

そうか。私はコスチュームについてるサポートアイテムを取る。靴にも仕掛けがあるので履き替える。

 

「めっちゃあるな!」

 

「スタンガン、ライフル、ドローン、ミサイル、ローラースケート ・・・何だコレ?」

 

「弓?斧?どっちだコレ。」

 

私が外したサポートアイテムを物珍しそうにみる3人組(相澤・白雲・山田)

腕のアイテム以外を外し、準備完了にする。さあ、行くか。

 

「じゃ、行くよ相澤君。」

 

 

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グラウンドに着くとロボットがうじゃうじゃいたよ。

相澤君大丈夫かなぁ。ロボットには個性がないからどうするんだろう。

 

「りじぇ、残したサポートアイテムはそれか?」

 

相澤君は私の腕についた鎌を見てくる。

 

「うん。この鎌には思い出があってね。ヒーローっぽくないけど、この武器は譲れない。」

 

「そうか...」

 

4回目のときに作ったんだよなぁ。裏社会の数少ない特殊合金で師匠と共に作ったな。私はこの合金で武器を大量に作ったけど刀と斧が盗まれてから作るのはやめた。

今も異空間の中に保管してるけど、これが世界に流通したら世界はヴィランだらけになるぞ。

 

「それより相澤君、君はどうするんだ?」

 

「俺にもサポートアイテムはある。」

 

相澤君は首に布を巻いていた。あれっ?あのアイテムってたしか西沙の失敗作じゃ...

 

「なんでそれ持ってんの?」

 

「サポートアイテムが欲しいって言ったらもらった。」

 

捕縛布っていったよな。たしか私の鎌が使えないときの変わりになる武器の失敗作なんだよね。

まだ武器の内容とか聞いてないし、完成してないからどんな物か知らないけどヤバい物になりそうな気がする。

でもなんで失敗作を使うのかな?

 

「それ、失敗作だけど良いの?」

 

「大丈夫だ、問題ない。」

 

初めて会ったときに言われたことをそのまま返そう。

 

「それフラグだぞ。」

 

『えー、そろそろ始まるから準備をしなさい。』

 

アナウンスが聞こえた。さ、やるか。

 

「準備はいい?」

 

「勿論だ。二手に分かれるぞ。ミラージュは右方面をたのむ。」

 

「了解、イレイザーヘッド。」

 

相澤君のヒーロー名かっけえな。

 

『では、演習試験スタート!』

 

さ、やるか。私は右方向へ走り出す。

 

《目標発見、ムッコロス!》

 

《野郎ブッ殺シテヤル!》

 

ロボット達が向かって来る。

私は鎌を回転させ、ロボット達をぶった切った。するとドローン型のロボットたちが上空から攻撃してきたよ。

腕を思いっきり振り、鎌をドローン型にぶっ刺す。鎌と腕の間にはワイヤーがついてるから鎌は自動的に戻ってくる。から便利だな。

そう考えてるとロボット軍団が集まってきたね。集まってるんならこっちのものだ。私は1体のロボット鎌を突き刺し、腕から取り外す。

そして私はロボットの周り回る。ロボット達はワイヤーにぐるぐる巻になって身動きが取れなくなった。

私は腕を振り上げワイヤーを引く。するとロボットたちはワイヤーによってバラバラになった。

 

「ぶちのめしてやるのは気分がいいぜ!」

 

そう叫ぶと透明になって上空のロボットを翻弄させる。私は前々から考えていた必殺技を使うことにした。

蜃気楼を筒状にした光線をロボットに向けて撃つ。

私が蜃気楼を使うと周囲の気温が下がる。最近は香山先輩との特訓で気温の調節もできるようになったし、ロボットの何体かは回路が熱くなってるだろう。

これは香山先輩と共同で考えた必殺技。その名も――

 

水蒸気爆発!!

 

巨大な爆発により、ロボットは全滅した。あと少しで私も巻き込まれるところだったな。

さ、相澤君のところに行きますか。

 

 

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教師たちはモニターで生徒たちの試験の様子を見ていた。

 

「りじぇの武器...切れ味がすごいな。あのロボットの外面は鋼鉄だぞ。」

 

「あの武器はりじぇが持ち込んだものらしいです。材料について聞くとはぐらかされましたが。」

 

教師たちはりじぇの武器に興味津々のようだ。

 

「おっ!必殺技か。」

 

「相変わらず物騒ね。」

 

「あっ。」

 

1人の教師が口を開き、他の教師が注目する。

 

「あの鎌と似た材質の武器を公安が保管してたような...」

 

「公安が?」

 

「ええ。確か未知の材質で出来た斧をヴィランが使ったようで。調査のために1度だけその斧の資料を見ましたが、鋼鉄をも切ることが出来る特徴が一致しています。」

 

「じゃあ、りじぇは裏社会の武器を持ってるってこと?」

 

「いえ、これは私の憶測でしかないので今はなんとも...」

 

教師たちは無言になるが、動物のような校長が口を開く。

 

「これに関しては僕からも調べておくね。今は生徒の試験に集中しよう。」

 

 

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私が相澤君のところに行くと、驚く光景を目にした。

相澤君ががロボット達を一網打尽にしていたのだ。

 

「イレイザー!無事かっ!」

 

「無事だ。それよりミラージュ、お前の方から爆発音が聞こえたがどうした?」

 

「説明は後。それよりガラクタ(ロボット)共を片付けるぞ!」

 

相澤君が捕縛布、私は鎌を使って無双していく。

しばらく経つとアナウンスが聞こえてきた。

 

『相澤、鏡根チーム。ロボット全滅により終了です。』

 

終わったー!私はその場にへたり込む。

 

「お疲れ様!今日の帰りに飯食いに行こうよ。白雲君と山田君も誘って。」

 

「良いぞ。」

 

「あ、香山先輩も誘っていい?」

 

「知り合いなのか?」

 

「うん。相澤君も知ってるの?」

 

「インターン先が一緒だったからな。さ、管制室に行くぞ。」

 

本当に相澤君はかっこいいな。いつか転生の個性を抹消してもらいたよ。でもそんなこと頼めない。個性を消せる薬でもあれば良いんだけど。また裏社会探してみるか。

 

 

 





☆りじぇの鎌
回転、取り外し可能で腕に付いている。取り外すとワイヤーが鎌と腕の間を繋いでいる。
切れ味は凄まじい。
主な材質は不明。制作も修理も転生者であるりじぇしか出来ない。
4回目の人生のときに制作された。

りじぇは泳ぎが得意?(決まってない設定)

  • 上手い
  • 普通
  • カナヅチ
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