私は雄英高校の教室に来た。
教室には山田君と相澤君、香山先輩と先生がいた。白雲君や他の子は居ないのかな?
「あれ?他の皆は?」
「呼び出したのはお前だけだ。」
「りじぇ... お前には俺たちが説明しなくちゃいけない...」
「・・・・・・」
え?何この空気?
「どうしたの?そんな深刻そうな顔して。」
あ、香山先輩がうつむいた。何かの重大発表?まさか転生のことがバレた!?
「・・・もしかしてバレた?」
「何を隠してるのんかは知らんが、お前のことじゃない。」
よかった〜。バレてないみたい。じゃあ何の話だろう?
「落ち着いて聞け。今から言うことは事実だ。」
フッ、精神安定剤の効果が続いてる今はそう簡単に乱れないよ。
「白雲が―――
―――死んだ。」
え?
[ノーサイド]
「・・・冗談だよね...」
「・・・・・・」
「冗談ではない。白雲は... もういない。」
「残念だけど、事実よ。」
「・・・・・・」
「インターン先で、ヴィランと戦って...」
それを聞いたりじぇの表情が暗くなる。
「・・・・・・・・・ちょっと屋上行ってくる...」
「お、おい待てよりじぇ!」
山田がりじぇを止めようとしたが、先生に止められる。
「行かせてやれ。」
「・・・はい。」
りじぇは教室から出ていく。
「もう少し取り乱すと思ったが...」
「彼女も成長している。ヒーローになったらヴィランに殺されることもある。」
「あいつ... 大丈夫か?」
そこに沈黙が流れる。
=====================
[転生者サイド]
私は今まで何のためらいもなく死んできた。
置いていった人たちのことなんて考えてなかった。
でも、初めて友を失ってようやくわかった。
誰かを失う気持ちって、こんなに辛いことなんだ。
結もこんな気持ちなのかな?
私が死んだときにどれくらいの人が悲しんだのかな。
白雲君にはもう会えないの?
「・・・・どうして?どうして先に行っちゃったの...?」
人が死んでこんなに悲しんだのは初めてだ。
それほど大切な人なんだ。
違和感を感じて自分の頬を触ると濡れていた。
目から水が出てる。私は泣いてるの?
白雲君はもういないの?
白雲君が戦ってる時に私は資料室に侵入しようとしていた。白雲君が死んだ時に私は何やってたのよ。
あの時、香山先輩の誘いを断らなければ良かった。
「鏡根ちゃん...」
呼ばれたので後ろを向くと、香山先輩がいた。
「先輩... 胸で泣いてもいいですか?」
「ええ。思う存分泣きなさい。」
私は香山先輩の胸の中で泣いた。
新しい個性[再生]はどんなのが良い?
-
飲食再生
-
電気再生
-
日光再生