転生者のヒーローアカデミア   作:1052667

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恐・怖・個・性

どうも、転生者です。

今は会社の食堂で霊ちゃんとご飯食べながらサイドキック達の話をしています。

 

「超再生ってすごくない?ほぼ不死身じゃん。」

 

「でも痛みは感じるらしい。そっちは?」

 

「烏とガトリングだよ。烏の子には背中に黒い羽が生えてて足が鳥足なんだ。」

 

「口は?」

 

「普通。」

 

そこはクチバシのイメージなんだけどなぁ。

 

「しかも黒い羽を飛ばして攻撃もできるんだよね。」

 

「遠距離攻撃派か。」

 

「しかもIQ160。すごくない?」

 

なんでうちのようなヤバい会社に就職したんだそのヒーロー。

 

「最初は鳥だから馬鹿だと思ったんだけど以外だったわ。」

 

こいつめっちゃ失礼なこと言ったな。周りにいる一般社員が引いてるよ。こいつこんな性格だったけ?

てか個性だけで人を判断するな。

 

「それより超再生だよ。僕その個性の人に興味もったな。」

 

「興味もたないほうがいいよ。あいつ力はあるけど幼稚で野蛮でおつむが弱い奴なんだ。やめた方がいい。」

 

(いや酷くない!?自分のサイドキックでしょ!周りの社員が引いてるよ...)

 

「あ、そろそろ時間だから私行くね。」

 

「あ、うん。」

 

私は食器を片付けて食堂から出る。

食堂から出るとファーストエイドと合流してパトロールに出かける。

 

 

 

==================

 

 

 

さて、今日は人通りが多い所でパトロール。

本当は一昨日と同じ場所にしたかったんだけどファーストエイドがうるさいのでここにした。

 

「そういえばミラージュさんってなんでヒーローになりたいと思ったんですか?」

 

唐突に聞くな。

 

「捕まえたいヴィランがいるんだ。理由はそれだけだな。」

 

「そうなんですか。」

 

「そっちは?」

 

「私ですか... じつは大学に落ちてしまって。16歳の時に取ったヒーロー仮免を思い出したので、本試験受けたんですよ。就職に有利かとおもって。そしたら海馬社長にスカウトされて今に至ります。肩書は中卒ですが...」

 

「行き当たりばったりね。」

 

そんな話をしていると、リブートから連絡がきた。

 

『リブートです。スカーズが問題おこした。』

 

マジかよ。

 

「ファーストエイド、ついて来て。」

 

「了解!!」

 

さ、レッツラゴー!

 

 

 

 

 

・・・待てよ。

スカーズが問題を起こした?

まさか一般人を巻き込んだんのか!!

もしそうだったとしたら大事件だ!!

 

「ファーストエイド、救助優先だ!」

 

「了解。」

 

 

 

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[スカーズサイド]

 

ミラージュに言われてリブートとパトロールに来たが...

 

「争いも事件もねぇな。」

 

「いいこといいこと。」

 

チッ...

早くヴィランをムショにぶっこみたいな。

 

「眉間、シワがよってる。」

 

「余計なお世話だ。」

 

このバカは苦手なタイプだ。

そもそも()があるのか?

すると右の方から爆破音と黄色い声が聞こえてきた。ヴィランか。

見た感じヴィランは4人。近くに他のヒーローはいない。

 

「リブート、行くぞ。」

 

「了解。」

 

俺はヴィランの1人に近づいて急所に拳をいれる。

 

「ぐはぁっ!」

 

きたねぇ断末魔だ。

 

「動くな、ヒーローだ。」

 

って、止まるわけねぇよな。

というわけで近くにいるヴィランに思いっきり蹴りをいれる。

隣を見たらリブートがヴィランを1人倒してる。やるじゃねぇか。

 

「う、動くな!こいつが見えねぇのか!!」

 

人質か。

 

「生憎、視力は低いうえに眼帯なんでね。」

 

ホントは見えるけどな。

 

「じゃあ眼帯取れよ!」

 

「はいはい。」

 

俺は眼帯を取る。

ヴィランと人質と目が合った。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「キャァァァァァァァ!!!」

 

いい悲鳴だ。

2人とも頭を抱えてるな。

俺はヴィランの腹に一発いれる。

 

「ヴィラン確保。」

 

計4人のヴィランを拘束。俺の株が上がっただろう。

 

「スカーズ!!」

 

この声は... ミラージュか。

 

「どうした、ミラージュ?」

 

「お前は、自分が何をしたかわかってるのか?」

 

ん?

何を言ってるんだ?

 

「ファーストエイド、彼女は?」

 

「統合失調症になりかけてます。」

 

彼女?あ、人質のことか。

 

「それがどうした?」

 

「お前、悪いと思ってないな?」

 

「あたりまえだろ。」

 

なんかミラージュが睨んで来るんだが、なんで?

 

「あ、あの!ここではアレなので続きは会社でしませんか?」

 

 

 

==================

 

 

 

会社の地下室の一室に連れて来られたんだが、どういう状況だ?てか何の部屋だ?

 

「さて、なんでこの部屋に連れて来られたかわかるか?」

 

「わからん。」

 

「本気で言ってるのか?」

 

なんだ... 俺が何をしたんだ?

 

「人質ごと攻撃しただろ。」

 

「それがどうした?」

 

なんで絶句するんだ?

 

「大勢の被害と少数の被害じゃあ、大勢の被害優先する。」

 

「あの現場に大勢の人間はいなかったろ。」

 

確かに。

 

「ヴィランと人質を一緒に攻撃するなんてヒーローとしてどうかしてるぞ!」

 

「知るか。」

 

俺の目的はヴィランを1人残らず豚箱に打ち込む(ぶちこむ)ことだ。そのためには何だってする。

 

「平和のためには犠牲が付き物だ。80億いる人間の1人が消えたところでどうってことないだろ。」

 

「ならお前も消えた所でどうってことないな。」

 

「俺を消す気か?」

 

「無理に決まってるでしょ。」

 

こいつが怒ってる理由がわからんな。民間人1人の命が消えそうになっただけでどうだっていいだろ。殺してないし。

 

「話を変える。どういう理由でヒーローになった?」

 

唐突だな。

 

「ヴィランを全員豚箱に打ち込む(ぶちこむ)ことだ。」

 

「はぁ〜〜〜〜。」

 

なんだそのため息。

 

「せいs―― 社長に感謝するんだな。公安がお前のヒーロー資格を剥奪しようと動いたみたいだが、社長が止めたんだ。」

 

「またか...」

 

「ヒーロー資格を失いたくなかったら一般人を巻き込むな。」

 

「・・・・・はい。」

 

なぜ俺が怒られる?にしても社長にはまた助けられたな。

 

「それとお前は1週間の謹慎だ。家の外に出るなよ。」

 

「・・・了解。」 

 

 

 

==================

 

 

 

[転生者サイド]

 

スカーズ、頭は良いけど常識が通じない。

命をなんとも思ってないことが恐ろしい。

取り敢えず病院にいるファーストエイドに連絡を取ろう。

 

「もしもし?ミラージュだ。被害者の様子はどう?」

 

『目を覚ましましたが... 今も怯えています。立ち直るには時間がかかると思いますよ。』

 

「そう... 何か進展あったら連絡よろしく。」

 

『了解。』

 

ふぅ... 部下の責任は上司の責任だよな。

とりあえず私も病院に行くか。

 

「お?どっか行くの?」

 

「せいs―― 社長。被害者がいる病院に行こうと思ってね。」

 

「昔のように呼んでいいよ、りじぇ。病院には私が行くからりじぇは会社に残ってて。ここは社長の仕事さ。」

 

「わかった。」

 

さすが企業創設者。手が早い。

んっ?そういえば...

 

「スカーズを尋問してたときに『またか...』って言ったんだけど、何か知ってる?」

 

「ああ。彼がヒーローになった時に事件を起こしてね。一般人を数十人巻き込んでヴィランを確保したんだ。当然そいつは所属していた事務所はクビ。反省の色も見えない。そこで私が路頭に迷ったあいつをスカウトした訳だ。」

 

「そんな危険人物をスカウトしたのか!!」

 

スカーズの正義感は私達の正義感と違う。

それをわかって入社させたのか!

 

「ハハハ。りじぇ、何を思ってるのかわからないけど、()()()()()()()()()()()()()()()()?私もりじぇも含めてね。」

 

「・・・・・・・・・」

 

私は何も言えない。言えなかった。

否定できない自分が悔しい。

 

「じゃあ、病院の方に行ってくるね。」

 

西沙ちゃんはそう言って去っていった。

まともな人間がいないのか。

リブートはともかくファーストエイドは常識人だと思うが。

ファンタズマ(霊ちゃん)は常識があると思うけど... 裏があるのか?

他の一般社員も何かあるのかも。確かこの会社にはコネ入社しかいなかったな。全員西沙ちゃんのスカウトだし。

ファンタズマ(霊ちゃん)のサイドキックの2人は会ったことがないからわからないけど。

 

「あの... ミラージュですか?」

 

ん?誰だ?

 

「私、ファンタズマのサイドキック[シュバルツ]といいます。」

 

ああ、烏の子か。

 

「ああ。ミラージュだ。何のよう?」

 

「ファンタズマから挨拶しろって言われて。」

 

「あ〜、あいつらしいな。」

 

私はシュバルツの目を見る。疑うような目だ。

疑り深い性格なのかな?

なんだろう、西沙ちゃんにあんな事言われた後だからか不安になってきた。

この会社、続くかなぁ。

 




次回、あのヒーローが登場!!
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