どうも、転生者です。
病院も退院して元気にやってます。
今は会社の会議で西沙ちゃん、霊ちゃん、副社長、私の4人がメンバー。
「今日集まってもらったのは他でもない。我が社で生産しているサポートアイテムの新商品についてだ。」
「どんなの?」
「1つ目、[SB-47 脳内侵入プログラム]。効果は相手の脳内を見られることだ。」
西沙ちゃんは設計図を見せてきた。
「便利だね。」
便利か?てかこえーよ。
「ただし副作用として脳内を見られた人は廃人となる。」
「「却下!!」」
危ないモン作るな!
「2つ目、[SB-48 ソウルコンポーネント]!」
なんだ?魂のなにかか?
「魂を抜き取って保管できる!」
「「却下!!」」
だから怖いって。
「3つ目、[SB-49 性格変換プログラミング]!」
名前からして碌なものじゃなさそう。
「この装置を使えば聖人君子もたちまち悪魔に変わって―――」
「「却下!!」」
なんでそんな物を作ろうとする!?
「2人ともなんでそんなに却下するの?」
「なんでって...」
「そりゃ...」
逆になんで却下されないと思った?ヴィランに悪用されたら終わりじゃん。
てか副社長全然喋らねぇなぁ。
その時、社員の1人が会議室に入ってきた。
「大変です!近くで市民同士の抗争が起きてます!」
「それは大変だ。りじぇ、霊、サイドキックを連れて出動してくれ。私は設計図を資料室に入れて来る。」
「「了解!!」」
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言われた通り問題の場所まで来たけど、一般市民同士が争ってる。何があったんだ?
「目がイッちゃってる。こりゃ正気じゃないね。」
「やることはわかってるね、ファンタズマ?」
「ああ、もちだとも。シュバルツ、上空から偵察。バルカンは僕を援護して!」
「「了解!」」
「私達も行くよ。」
私達は暴れている市民を気絶させていく。
沢山の市民が暴れてる。きりがないな。
『こちらシュバルツ。ツーブロック先で別の争いが起きてる。今から調べて――― キャァァ!!』
「何か裏がありそうだな。」
「シュバルツを助けなきゃ!」
ここら一帯の市民を気絶させ、別の現場に行く。ここでも争いが酷い。
「街の人たちや傷ついたシュバルツが足手まとい、戦いは不利だ!」
「シュバルツは会社の医療ルームまで運びます。」
「頼むぞ。」
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[ファーストエイドサイド]
「運が良かったね。当たりどころが悪かったら...」
「早く応急処置を...」
会社の医療ルームでシュバルツの応急処置をする。
背中に焼け跡、右腕骨折。個性で直せるところは直して、後は薬と包帯。骨折はそこまで酷くなかったし、私の個性でだいぶ良くなってる。社長に報告しようと思ったけどなんか留守みたい。
「ゆっくり休んで。1日か2日ですっかり良くな――」
その先を言おうとしたら警報がなった。今この会社にいるヒーローは私達だけ。でもシュバルツは動けないから私が行くしかない!
急いで会社の入り口まで向かう。警備員が誰かと争ってる声が聞こえてくる。
「おい待った!なんだよお前さんは!」
「どっから来た!何してるぅ!」
「うるせぇ!」
会社の入り口に付くと、警備員が2人倒れてる。助けなくっちゃ。
「大丈夫ですか!?」
「俺のことはいい。侵入者は資料室に行った!」
「っ!ありがとうございます。」
やばい。この会社の資料室にはサポートアイテムの設計図が沢山あるんだ。盗まれたらやばい。
私は資料室に入ると、侵入者が設計図を1枚手に持ってることを確認する。
なんでこんな手薄なときに... あっ!
「まさか市民同士の抗争は、私達をおびき出す作戦だったの!?」
「そうとも。留守の間に欲しい物を手に入れるためにな。この設計図さ。」
「大人しく返しなさい。さあ早く。」
「てめぇ頭がおかしいのか?はいそうですかと返すかよ!」
「黙ってよこしなさい。さもないと――」
「どうするんだよ!」
うわっ!攻撃してきた。物陰に隠れよう。
「お前戦うのがまるでダメらしいな。この役立たずの腰抜けが。それでもヒーローかよ。」
「ええ。私は戦うのが嫌いよ。医療ヒーローだからね!」
「だったら出しゃばらねぇですっこんでろよ!」
「うわぁ!!」
まずい、体に攻撃が当たった。痛い。
「あばよ!」
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[転生者サイド]
「ミラージュ、あいつだ!あいつの顔を見た市民が皆暴れ出してる。」
「なるほど。顔を見たら正気を失うのか。」
「だったらそれを逆手に取ればいいい。下がってろ!」
「正気か!?」
私はヴィランの近くに移動する。
「おい、ヴィラン!」
私はヴィランを呼ぶ。こっちを見てきた。
なんだろう、顔を見たら無差別に暴れたくなってk―――
「アハハハハハ!!ぶっ壊してあげる!」
それからしばらく記憶がない。
あれ?どうなった?
「正気に戻った?」
「うん。どうなってた?」
「ヴィランが重症。右腕が切断、左足骨折、顔面の皮が剥がされる。で、ミラージュが正気に戻る。」
へ〜。え?
私は足元を見る。そこには顔の皮が剥がれて倒れてるヴィランがいた。
「正気がなかったミラージュ怖かった。」
「ごめんて。」
こりゃ、始末書(西沙が)書かなきゃなぁ。
「た、大変です!会社がヴィランの襲撃を受けたようです!」
「まじで!?ここは警察に任せて会社に戻るぞ!」
会社に戻ると落ち込んでるファーストエイドがいた。
「あ、おかえり。」
「西沙、何があったんだ!?」
「それは私が答えます。」
ファーストエイドが下を見ながら言ってくる。マスクとゴーグルで顔は見えないけどこんな顔してるんだろうな→( ´·︵·` )
「侵入者が設計図の1つを奪っていくのを止められませんでした。でも止めようとしたんです。私のミスです。」
「ファーストエイドが戦うのを嫌ってるのは皆知ってる。誰も君を責めないよ。」
「だからといってミスはミスです!私のせいでこの会社の信用度は堕ちたも同然です。」
「大丈夫だって。君は非戦闘員で救助員だからね。」
「誰も君に戦闘を期待してなんかいないさ。」
霊ちゃん、フォローになってない!
「私はここには向いてないんです。足手まといになるだけ。失礼します!」
「ファーストエイド、何処へ行く!」
ファーストエイドが飛び出してった。
「霊ちゃん、フォローじゃなくて悪口になってたよ。」
「うう。すまん。」
「ところで何の設計図が盗まれたの?」
「SB-49の設計図。」
SB-49ね。SB-49って何の設計図だっけ?あっ。
「性格変換プログラミングじゃねえか!」
あれやべぇよ。なんでよりによってあれを盗まれた!?
「そうだ。これ監視カメラで取った侵入者の写真ね。私はファーストエイドを探してくる。じゃ、捜査よろしく。」
「なんでこうなった?」
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性格変換プログラミングなんて物騒なもの、ヴィランが持ったら大変なことになる。オールマイトやエンデヴァーに使われたら大変なことになる。いや、エンデヴァーは心が綺麗になるのか?
監視カメラの情報では侵入者は手から水を出して攻撃していた。
しかしそう簡単に見つかるか?
私は
まあそう簡単に見つかるわけ... ん?
私は手に持ってる写真と外にいる人物見比べる。そっくりだな。取り敢えずドローンで追跡させるか。
にしても簡単にそれらしい人物がそう簡単に見つかるなんて... なんてご都合展開だ。
まあ、まだ本人と決まったわけじゃぁない。
「こちらミラージュ。侵入者らしき人物を見つけた座標を送る。本人と分かり次第攻撃を開始する。」
『了解。幸運を。』
ドローンからの情報によれば、廃墟に入ったようだ。倉庫か。ドローンは倉庫内に侵入して、中を確認してみたけど20人位の人間がいた。あ、設計図持ってる。
「こちらミラージュ。証拠映像ゲット。応援求む。敵の数は20人ちょっと。」
『了解。隣町だから時間がかかる。』
「わかった。」
よし。応援が来るまで可愛い子ちゃんの写真でも見るか。いや、それよりドローンから送られてくる映像と音声を見て聞くことにした。
『しかしなんで設計図を写真で取ってはだめなんすか?』
『この設計図が拡散されたら我らの作戦はおじゃんになる。あの御方に考えがあるらしい。』
あの御方?上がいるのか。
『すまん、電話だ。もしもし?ああ。受け取ったよ。作戦は順調だよ。何!?ここがバレてるだと!?』
バレたことがバレた!?盗聴でもされたのか?
「こちらミラージュ。通信が盗聴されてる可能性がある。敵が撤退準備を始めてる。」
『わかった。後2分以内にバルカンが警官隊を連れてやって来る。』
「ファンタズマとリブートは?」
『会社の警備に当たってる。』
状況最悪!
取り敢えず車から降りてバルカン達と合流する。
「ミラージュ、俺はファンタズマのサイドキック、バルカンだ。指揮権はそちらにあります。」
「ああ、よろしく。今回は設計図の奪還が重要だ。無理だったら破壊しても構わない。」
「了解。」
「よし、突撃だ。」
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[ファーストエイドサイド]
やっぱり
「ハァ、お前はヒーローだな。なぜここにいる?」
ん?誰だろう?
「今の私をヒーローって読んでいいかどうかわからないけど。資格なら持ってる。」
「なぜ、ここにいる?見た感じ調査でもないだろう?」
「うん。私のせいで機密が盗まれた。怪我を治すことしかできない私は役立たずになるくらいなら辞めたほうがいいと思ったんだ。生まれ育った
「お前はヒーローを、ハァ、やめる気なのか?」
「うん。」
そこで私はとあることに気づく。話しかけてきた人が血を流してた。
「その傷、治そうか?」
私はその人の傷に触れて治す。これくらいの怪我だったら私でも治せる。
「ハァ、いい
「本当は仲間のために役立ちたいんだけど... 私は戦えないからね。邪魔になるだけ。」
「いや!それは間違ってるぞファーストエイド。」
私は声がした方を向く。海馬社長!?
「社長!!どうしてここに!?」
「ヒーローは沢山いるけど、ファーストエイドは1人しかいない。戻ってくれ。」
「だけど私のミスで設計図は盗まれちゃうし、それに私は元々裏社会の人間で――」
「失敗は誰にでもある。それに生まれなんて関係ない。君の中に命を守りたいという強い正義の心を感じたからこそ、私は君をうちの会社に入れたんだ。さ、ミラージュが君の助けを待ってる。行こう。」
そうか。誰かが助けを求める声を出す限り、私はヒーローを辞めちゃ行けないんだ。
私は無言で頷く。後ろを見ると、さっきの人はいなかった。
「あ、それと少し寄り道します。」
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[転生者サイド]
まずいまずいまずいまずい!!
流石に油断しすぎた。
警官隊のほとんどが重症だし、戦える仲間も10人になってきた。
人数も疲れも考えておけばよかった!
「ヒーローも俺たちの敵じゃねぇってこったぁ!設計図はもらってくぜ。」
くっ!
だけどその瞬間、近くの壁がふっとばされてヴィランが2人ほど吹っ飛んだ。一体何が!?
「パーティーにお邪魔してもよろしいかな?生憎招待状は持ってねぇけどよ。」
「スカーズ!?」
「私が呼びました!」
「ファーストエイド!?」
スカーズは眼帯を取ってヴィラン達を攻撃してる。警官を巻き込まないように。
ファーストエイドは傷ついた仲間の応急処置にかかってる。
「制圧完了!」
スカーズ仕事早!!
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「逃げ出してしまってすいませんでした。」
「俺も自宅待機を無視して悪かった!!」
2人が頭を下げてきた。でも私は怒こるつもりはない。
「頭を上げて。優秀な機械や人間にも、エラーというものが起きる。ファーストエイドやスカーズに罰を与えるつもりはない。社長にはスカーズの謹慎を解くように行っておく。」
私はエラーだらけだしね。私は警察の方を見る。
「今回は無謀な特攻作戦を立案してしまい、申し訳ありませんでした。」
「いや、後遺症がのこる程の怪我はなかったし、死者もいない。結果オーライって奴だ。」
「ありがとうございます。」
ふう。結果オーライね。設計図も戻ったし。
「さ、スカーズ、バルカン、ファーストエイド!会社に戻るぞ!」
「「「了解!」」」
会社に戻ったら色々説明しなくちゃ。
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[西沙サイド]
証拠を手に入れた。前から疑ってたけど、まさか予想が当たるとはね。
だけど、あいつに勝てる奴なんかいるのか?オールマイトだっておそらく勝てない。
だが、りじぇの個性だったらワンチャンある。
けど、あいつにそんなことができる知能があるとは思えない。
私からあいつの倒し方を教えると、私が疑われてしまう。
「保留だな...」
まあ、いいさ。この社会がどうなろうとも、私にとっては
・被害報告12
ヴィランB
顔を見た相手の気を狂わす個性を持っている。狂人になったりじぇの攻撃で、右腕を失い、左足を骨折。そして顔の皮を剥がされる。
転生した結の個性の系統は?
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変形系
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発動系
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異形系