転生者のヒーローアカデミア   作:1052667

55 / 61
久しぶりに英雄編のキャラを出せた。


目的編
未・来・永・劫


その日、世界を騒がせるニュースが報道された。

 

[新聞記事]

 

オールマイト、引退を表明

 

【ヒーロービルボードチャートJP、事件解決数、社会貢献度、国民の支持率など諸々を集計し毎年二回発表される現役ヒーロー番付。不動のNo.1がまさかの、日本のみならずヒーローの本場アメリカでも騒然。オールマイト本当の姿、体力の限界、事実上のヒーロー活動引退を表明。】

 

謎多きヒーロー、ミラージュが自身の個性の秘密を暴露

 

【数年間行方不明、荒っぽい戦い方、すぐに現れてはすぐ消えるヒーロー。上野区では複数の個性を使用した。転生個性により生まれ変わっていたこと明らかにし、転生個性の効果までも打ち明けた。それにより今は死亡しているヒーロー[テイル]も転生していることがわかった。因みにブレインズのリーダーとは同一人物ということも明らかにした。】

 

【No.4ヒーローベストジーニスト。一命は取りとめ完全完治。しかし長期の活動休止を発表。更にNo.32ヒーロー根強い人気のプッシーキャッツが一人ラグドール。拉致後、個性を使用出来なくなるという変調から活動の見合わせ。】

 

【一夜にして多くのヒーローたちが大打撃を受けた神野の悪夢。これからどうなる日本、そしてヒーローよ。】

 

 

 

[転生者サイド]

 

「え〜、まあ、記者会見で言ったとおりですはい。それで... 今まで黙っていて申し訳ありませんでしたァァァッ!!!」

 

今私の眼の前には相澤君と山田君、香山先輩、ファーストエイドがいる。

大の大人に土下座する子供。はたから見ればシュールだろうが当事者からしたら溜まったもんじゃない。

 

「あのねりじぇ、私達は別に怒ってるわけじゃないのよ?」

 

「へ?」

 

「確かに言ってくれなかった事には文句あるけどよ、それは身を守るためだろ?」

 

「う、うん。」

 

「だから、今まで通りにしていいのよ?」

 

「姿は変わってもミラージュさんはミラージュさんですよ。」

 

「それに話すタイミングもお前の合理的判断だろ?」

 

意外。もっと責められると思っていたのに。

ちょ、ちょっと!先輩抱きしめないで苦しい!

 

「く、苦しい... 放して...」

 

「やだ。何年会ってなかったと思ってるのよ。」

 

相澤君と山田君に目を向ける。おい、背けるな。

仕方ない。しばらくこのままにしておくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・やっぱり1人足りないな...

 

 

 

==================

 

 

 

[ノーサイド]

 

ここは人通りが少ない居酒屋。そこには二人のヒーローが個室にいた。

 

「なんでこんな非常事態にオールマイトが引退するんだよぉ〜。」

 

「落ち着いてください先輩。俺は別に良かったと思いますよ?」

 

「なんでよ〜。」

 

ここにいる二人の人物はヒーロー。

1人はシュバルツ。もう1人はホークス。二人とも公安所属だ。

 

「今の社会を支配してるのはあの丸メガネ。これからどうなっていくんだよ!」

 

「でも治安も良くなったんですよ。」

 

「でもアイツの目的わからないじゃん。私も任を解かれるしさぁ。」

 

「良かったじゃないすか。」

 

「良くないよぉ〜。今まで誰が裏の仕事をやってきたと思ってんだ!あの人が裏切ってから私が全部やって来たのにぃ。」

 

「・・・酔ってますね。これからどうするんすか?」

 

「しばらくフリーでやるしかない。」

 

「そこは公安がなんとかするでしょ。」

 

「憂鬱〜。」

 

 

 

==================

 

 

 

[転生者サイド]

 

さて、雄英高校は全寮制になり、私達6人も雄英に住むことになった。

寮は出久に謝りに行った時に部屋見たけどすごかったなぁ。

今出久達は必殺技を作るためにトレーニングの台所ランド(TDL)で特訓してる。顔出しに行くか。ん?

 

「あれ?オールマイトじゃん。」

 

「やあ、日向少女。君達もTDLに行くのかい?」

 

「療養しなくていいの?私の再生断ったじゃん。」

 

「復帰できなくても教師だからね... 君たちのようにアドバイスするのも仕事の内さ。」

 

相変わらずだなー。

 

「うぉ。生のオールマイトだ。」

 

「えっと、こんにちは。」

 

「ああ、君たちは新メンバーの2人だったね。」

 

「はいっ。音足青以ちゃんです!」

 

「えっと、明晰夢叶です。」

 

「青以は9歳、夢叶は7歳。どっちも経歴に問題があってね。今はブレインズ所属の仲間だ。」

 

「僕は大人(公安)のせいだけどね。」

 

そんな会話をしながらトレーニングの台所ランド(TDL)につく。

あ、出久が悩んでる。

 

「お〜い!」

 

「やってるね皆。」

 

「あ、オールマイト!日向ちゃんに青以ちゃん! ・・・と?」

 

「あ、はじめまして。夢叶です。」

 

「夢叶君、よろしく。(何処かで見たことあるような...?)」

 

出久のアドバイスはオールマイトに任せよう。私は他の子たちの様子を見るか。

 

「お〜い、葉隠ちゃ〜ん!」

 

「おひさ〜♪」

 

「あ、ひなっ、ミラージュさん!青以ちゃん!」

 

「日向でいいよ。ミラージュはもう死んでるんだ。」

 

転生って名前変わっちゃうから難しいな。

あ、夢叶が挨拶してる。

 

「葉隠ちゃんは必殺技考えた?」

 

「それが全然思いつかなくて...」

 

「じゃあ合体技とかどう?」

 

「そ。例えば... 青山君、私向かってネビルレーザーをちょっとだけ撃ってくれないかな。お腹を壊さない程度で。」

 

「オッケー☆」

 

青山君のネビルレーザーが飛んできたので蜃気楼を使ってレーザーの方向を変える。

 

「私と光莉の合体技だけど、君等2人にも出来るんじゃないかなと思ってね。」

 

「光の屈折か!」

 

「いい考えだね☆」

 

さて次は誰を見よう。

 

 

 

==================

 

 

 

夕方。

赤理に用があるので2人を連れてサポート科に来たんだけどなんで扉片方吹っ飛んでんの?とりあえず中に入ろう。

って、サポート科の女の子が出久の胸あたりを触ってる!?麗日ちゃんの目が死んでる。

 

「なにこれ...? セクハラ?」

 

「ん?転生者か。」

 

「あ、パワーローダー君。赤理はどこ?」

 

「奥にいるよ。」

 

「ありがと。二人はここで待ってて。」

 

奥か。

にしても懐かしいな。西沙がここを使ってて、私がサポートアイテムの依頼に来たっけ。相澤君が操縛布の説明書を読みながら山田君と白雲君が様子を見に来たな。

今は別の子たちが使ってる。西沙が綺麗に整理整頓していた場所には発明品や失敗作の山で溢れている。

いつか同窓会とかやりたいな。

 

「赤理、調子はどう?」

 

「nea eye sen biara.」

 

「ごめんなんて?」

 

「最高。」

 

赤理の手にはボールペンが握られてる。どんなサポートアイテムなんだろう?

 

「それなに?」

 

「ボールペン型手榴弾。」

 

「怖ッ、西沙が作ったの?」

 

「いや、彼が作った。」

 

「逆だよ。」

 

赤理が指を指した方とは逆にいる子が頭を下げる。

 

「お久しぶりです、ミラージュ。」

 

「えっと... 誰?」

 

うん。見覚えがない。サポート科の生徒っぽいけど。

 

「あ、俺はサポート科2年生の多々羅剛。昔貴方に助けられて頂いた子供です。」

 

多々良剛?剛?あっ!!

 

「剛君!?」

 

「あ、思い出してもらえた。」

 

「無事だったんだ。良かったぁ。」

 

「多々良剛がわからない人は37話を見ると良いよ。」

 

「なんか言った?」

 

「いえ何も。」

 

にしても彼とこんな形で再開するなんて。

剛君と色々話をした後、赤理と一緒に2人をまたせてるところまで行く。

 

「そういえば2人はサポートアイテムとかないの?」

 

「「西沙(さん)がもう用意してる。」」

 

・・・・嫌な予感がする。

どうせ物騒な物でしょ。

 

 

 

==================

 

 

 

[スカーズサイド]

 

「北海道から休暇でこっちに戻ってきたのに、手伝わせてすまない。」

 

「構わん。俺もヒーローだからな。オールマイトは引退して治安が悪化するのは目に見えてる。それにお前も休みだったんだろ?」

 

「ああ。彼女とデートに行く予定だったんだけどなぁ。」

 

久々の休暇だが、仕事になるとはなぁ。

 

「今の神野区には廃墟が多い。ヴィランが潜伏している可能性がある。」

 

「一軒一軒調べてくのか?」

 

「いや、ある程度目星は付いてる。」

 

「ならさっさと案内しろ。」

 

眼帯を外して案内された建物に入り、襲ってくるヴィランを個性で足止めしてバルカンが拘束。これを繰り返す。

 

「まずい!精神攻撃系だ!」

 

「に、逃げろ!」

 

「逃がすか!」

 

次々に潜伏ヴィランを倒して行く。今回は逃がすことはないだろう。

 

「おい、あのヒーローはやばい!」

 

ん?まだ数人残っていたか。

とっとと終わらすk――。

 

「効かねぇよ!!」

 

「なッ!!」

 

精神攻撃が効かないやつか。攻撃を受け流して鳩尾に一発入れる。

残り数人。この連中、なにかおかしい。

俺は戦いを終えてその違和感に気づく。

 

「この安全メガネ、なんだ?」

 

潜伏していたヴィラン達の何人かは精神攻撃が効かない。効かねぇ奴らの共通点としてはこの安全メガネをかけている。

 

「安全メガネ... これは警察にも報告しなければならないな。」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。