転生者のヒーローアカデミア   作:1052667

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やっとあと一人出せた。


回・収・作・業

 

「光莉!!そっち行ったぞ!」

 

「任せて!!」

 

1年の皆が仮免試験に行ってる間、私達は神野区でヴィラン退治をしていた。

今回、精神攻撃を無効化する安全メガネが日本各地で多数発見されたらしい。ブレインズは東京都、神奈川県、福岡県の三手に分かれて活動中。問題児ばかりなのでちゃんと引率の人がいます。私達のところには香山先輩。

 

「あったあった。大分流通してるねこの安全メガネ。」

 

「流通しちゃだめなもんでしょ。」

 

廃墟になった神野区に潜伏しているヴィランを片っ端からぶっ倒して安全メガネを回収。結構な人数が持ってるな。

 

「精神攻撃無効。ヒーローが持っていたら便利だけど今安全メガネを持っているのはほとんどヴィランよ。」

 

「私の金属とは真逆だね。」

 

「死ねッ!!」

 

「うっさい。」

 

「ぐばぁッ!」

 

話してる途中に攻撃してきた奴を反射で倒す。

神野区の復興は始まってるけど、全てじゃない。野良ヴィランが新たな住処として結構いる。

 

「ミラージュの姿のほうが動きやすいんだけどなぁ。」

 

「個性を使用しすぎで頭が狂っちゃったらどうするの?昔みたいに私の顔を剥ごうとしたときみたいに。」

 

「あー。」

 

「そんな事あったんだ。」

 

まだりじぇだった頃。戦闘の時は半殺しが当たり前の時代だったからねぇ... 今とあんま変わんなくない?

まあそんな事は置いておいて。ここらへんは終わったかな?

 

「そういえば東京の方は?あの3人に任せて大丈夫なの?」

 

「だと思いたいんだけど... あいつの性格がやばいからちょっと心配。」

 

「そういえばその新しいサポートアイテム使わないの?」

 

「ずっと背負ってるそれ、ランドセル?」

 

今私が背負ってる物。

一見するとランドセルに見える。

 

「これはミラージュの姿で使うから今の姿じゃただの飾りだよ。」

 

ミラージュの姿で(大人の女性が)...」

 

使うんだ(ランドセル背負うんだ)...」

 

うん。2人は何を想像してるんだろう。

まあいいや。

ん?夢叶からメール?

 

 じごく絵図。あの2人はやばい。ちまつりになってる。 

 

はは、流石小学2年生。平仮名が多い。

文面を見る感じロリコンとシスコンがなにかやらかしたのかな?

まあ困ってるみたいだし、行ってみるか。

 

 

 

==================

 

 

 

[ノーサイド]

 

時間を少し戻そう。

ここは東京の町中。そこではヴィランが各所で暴れており、ヒーローは遅れを取っていた。

とある1画では両手がハサミになっているヴィラン、10mを超える身長のヴィラン、ハーピィのようなヴィランがいた。

 

「ヒーローはまだか!」

 

「向こうでもヴィランが暴れてるみたいだ。こっちは後回しかよッ!!」

 

3人組のヴィランは一般市民を攻撃したり、近くの店から金を奪ったりしている。

 

「金をよこせ!もしくは俺に殺されろ!!」

 

両手がハサミになっているヴィランは倒れた一般市民の前に達、金の要求をする。

 

「え... あっ...」

 

恐怖で怯えてすぐに金を渡さなかった事に苛立ち、ハサミのヴィランは一般人の首を切ろうとする。

しかしヴィランは突然殺気を感じて後ろを向くと、まだ小学生ぐらいであろう年頃の子供がナイフを自身の肩に刺していたのであった。

突然のことに呆気にとられるヴィラン。子供はヴィランの肩からナイフを抜くと、両手にナイフを持って足や腕に何度も刺す。

 

「なんだこのガキィィ!!よくも俺にぃ...

 

ヴィランは反撃しようとするがナイフに薬が塗ってあったため眠くなり、その場で倒れる。

 

「えっと、君は...?」

 

一般市民は少年に聞くが少年は人睨みした後、10mヴィランの方向に向かって行く。

 

「んだぁ?テメェ、ただのガキじゃねぇな?」

 

10mヴィランは少年に近づくが、突如として右腕が切り飛ばされた。

 

「は?」

 

10mヴィランは突然のことに思考停止。

彼の視界には切断されて血が吹き出している己の右腕が写っていた。

 

「お、俺の腕が――」

 

その瞬間、左腕に違和感を感じてそちらの方も見る。こっちも切断されていた。

そして、ものすごいスピードで"何か"が10mヴィランの顔面にぶつかり、そのまま後ろに倒れた。気絶したようだ。

 

「どうだ見たかマイッタか!!」

 

ヴィランの顔面にぶつかった"何か"。その正体はゴスロリを着た音足青以だった。

彼は背中にジェットパック、両腕にチェンソーが装備されていた。

青以は腕のチェンソーを半回転させて武装を解除すると、倒れている一般人に手を差し伸べる。

 

「あ、ありがとう...」

 

身長差もあり少し起きにくいが、無事に立ち上がる。

青以は上空にいるハーピィヴィランを見ると、チェンソーを半回転して高速で後を追う。

ハーピィヴィランは後ろから迫ってくる青以から逃げるが音速以上の速度を出せる青以には叶わず、青以がハーピィヴィランを通り過ぎると同時にハーピィヴィランの片腕は身体から血を出して離れる。

 

「ギャァァァ!!」

 

ハーピィヴィランはそのまま落下。

3人のヴィランはまだ低学年であろう子供2人に無力化されたのであった。

 

「2人共、やりすぎです!!」

 

そこにやって来たのは明晰夢叶と引率のファーストエイドだ。

ファーストエイドは個性でヴィランの止血する。

 

「まさかヴィランを治療する日が来るとは...」

 

「やりすぎだよ!」

 

「ブレインズは過剰防衛の許可が出てるんだよ?やり過ぎもやらな過ぎもなんにもないわ。」

 

「ヴィランに情はいらない。」

 

「でも――」

 

「「ショタはすっこんでろッ!!」」

 

「・・・はい...」

 

2人に怒鳴られて一歩引く夢叶。メールで転生者に助けを求める。

因みに2人とはそこまで歳は変わらない。

 

「お、あっちの方でヴィランが暴れてるわ。行ってくるね。」

 

「俺は路地を調べる。」

 

去っていった2人の方から叫び声が聞こえる。恐らくヴィランだろう。

 

「気絶か拘束だけでいいのに。」

 

「あの2人はヴィランを甚振るのが好き。僕にはどうしようもない。」

 

「とりあえず怪我人を治療しないと。」

 

それから数時間、暴れていたヴィラン達は血祭りにあげられ、全員(応急処置を終えてから)連行された。

 

「みんな〜、どうだった初任務?」

 

「死人は出てないよね?」

 

日向と光莉が神野区からやってきて3人と合流する。

日向は持っているタブレットに相澤とブラドキングからの連絡を受信すると4人に向き直る。

 

「出久達の仮免試験が終わったみたい。インターンに向けての活動、私達も行動するよ。」

 

「わかった。」

 

「がんばる。」

 

「結果は?」

 

「B組は全員受かったみたい。」

 

「なんか変な言い方だな。」

 

すると日向のタブレットに新たなメッセージが受信される。

 

「お、今度は赤理からじゃん。どれどれ。応援要請だってさ。」

 

「あ、僕行ってくるね。個性使用許可最高!!」

 

「いってらー。」

 

福岡の方にいる赤理からの応援要請に反応したのは青以。

彼の個性を使えば一時間以内で福岡に就くだろう。

 

「さて、出久もひよっこのヒーローになったんだ。どれくらい成長してるか見せてもらうよ。」

 




ブレインズ新メンバー!!
・音足青以
・明晰夢叶
・並川通
並川だけ登場が遅れた...
因みに彼らのサポートアイテムは彼らのサイズに合わせたものであり、青以のチェンソーは小学3年の子供が両手に装着して自由に振り回すことができるほど軽い(ただし切れ味はいい)。

日向の普段着

【挿絵表示】

主役回出すなら誰がいい?

  • 音足青以
  • 明晰夢叶
  • 並川通
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