学校が終わると姿を変え、バーの準備をする。
長年やってきたバーだが、そろそろ潮時かもしれない。
今日は閉店一掃セールだ。店の在庫を全部売らなくちゃ。この思い出のバーも売るのは嫌だけど、そうしないと怪しまれる。
鏡根りじぇと同じ戦い方だと絶対に怪しまれる。同一人物だってことはばれないと思うけど、鏡根りじぇに武術を教えた師匠と思われるかもしれない。
まあ、そんな感じで今日は全商品半額の閉店一掃セール。店の在庫、店の土地、その他諸々を全部売ろう。店の最終日だけあってネームドヴィランが沢山来てるよ。
「マスター!ジンバックくれ!」
「こっちはウォッカを!」
めっちゃ飲むじゃん。お題払えるの?
「店の在庫は?」
「まだまだあるよ。今日は半額だから沢山飲んで。」
このヴィラン達は政府が喉から手が出るほど捕まえたい奴らだ。そんな奴らが私の店で酒を飲んでるってことは私も結構信頼されてたのかな?ごめんね、私はスパイなんだよ。
====3時間後====
「・・・・ラストオーダーです。」
店の在庫って大量にあったよな?3時間でほとんど無くなるものなのか?
最初に来ていた
「そーいえば、へーてんするならこの店どーなるの?」
客の1人がそう言っていた。
「店を畳むからこのバーは誰かに売ろうと思ってる。」
「そーなんだ。」
「問題は誰に売るか...」
「なら俺が買うぜ。」
若い客と会話をしているとメガネをかけた男が話に入ってきた。
「あなたは...義爛ね。」
確かこの男は大物ブローカーの義爛だったハズ。コイツには昔世話になったし、コイツに任せれば大丈夫か。
「いくらで買ってくれるの?」
「1億出す。」
「OK。」
1億ももらえるのか。悪くない。
「ところでアンタはどうすんだ?」
「消えようと思ってる。私の存在がヒーロー達に認識される前にね。」
「そうか...」
こうして、私はバーを畳んだ。4回目の人生のときから営業してたけど、いざ閉店となると悲しいな。
さて、これから裏社会の情報収集は難しくなるな。
私は異空間に今日のお金をしまうと、鏡根りじぇとなり帰路につく。
私が鏡根りじぇでいる間にヒーローになれるといいなぁ。後4回転生したら私は怪物になるだろうな。
全てが終わったら、相澤くんに見られて死にたいなぁ。
次の個性はどれが良い?
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はしご消防車
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ミサイル
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