博愛主義者の君みたいになりたかったから
それを君は知らないんだね
僕は博愛主義者になんてなれなかった
外面だけは良い僕だったから気づかなかったよね
太陽みたいな君の側にいたところで、僕は月にさえなれなかった
全てを照らすような君の輝きを跳ね返せなかったよ
世界平和や全人類が幸せでありますようになんて願いが尊いなんてことは知ってるけど、僕はそんなことよりも自分の周りにいる人や君の幸せを願ってる
この願いが間違ってることは分かってるけど、ダメな願いじゃないでしょう?
こんな考え方じゃ君には合わないことは分かってるけど、こればかりはどうにもならなかった。どうにもならなかったんだ。分かってくれよ
真っ白な君の隣を歩いたところで、僕は灰色にしかなれなかった
真っ白じゃなくていいから、せめて真っ黒に染まらしてくれと思っても君がそれを許してくれない
純白みたいな君に侵食されていくから
黒に染まりきれなかったんだ
博愛主義者が尊いことは分かってる
けど僕は君が幸せならなんでもいい
こんな考え方だから君の隣にいることが苦しいんだろうね
全ての人のことを思ってる君と違いすぎるから
世界平和や全人類が幸せでありますようになんて心の底から願えたら、どれだけ良かっただろう
何の憂いもなく君の隣を歩けた気がするよ
けど、そうはなれなかった
これが答えなんだろうね
博愛主義者が尊いなんてことは分かりきっている
けど僕は君が幸せであれば、他はどうでもいい
世界が滅びようと君と僕以外の人が死のうとどうでもいい
そのくらい君が好きだ
そのくらい君と居たい
そのくらい君が大切だ
僕は何主義者なんだろうね
理想?現実?
いや、ただのエゴイストなんだろうね
君が好き、君といっしょにいたいがために、それ以外の全てを蔑ろにできるんだからさ
こんな僕だから君には釣り合えない
悲しいけどこれが現実だ
だから僕は君の前からいなくなるよ
博愛主義者の君はさ
僕にも幸せになって欲しいって願ってたけど、それは無理だよ
僕の幸せは君が僕を好きでないと成り立たないから
...ね無理でしょ?
君は知らないといけないよ
世界平和や全人類が幸せであることは不可能なんだ
誰かの幸せは誰かの不幸せでもあるんだ
表と裏があるように、そうやって世界はできてるんだ
残酷と思うかもだけど、これが現実だよ
それでも、まだ君は博愛主義者であり続けるのかな?
博愛主義者は尊いのかな?
理想だけを追いかける現実を見ない人たちが
綺麗なことしか見えず言えない人たちが
でも尊いんだよね
...君がそうだから
僕もそうなりたかったよ