遊戯王ARC-V Grand Order 作:ボルメテウスさん
舞網チャンピオンシップが開始され、一回戦から、多くの名勝負が生まれた。
権現坂道場の跡取りという権現坂と、元権現坂道場で因縁の相手である暗国寺ゲンとのデュエル。
新たに融合魔法を使いこなした柚子とLDSの融合使いである真澄との戦い。
さらには、初代ペンデュラム使いである遊矢と、LDSによって、新たに選ばれたペンデュラム使いである沢渡のペンデュラム対決。
それは、これまでの舞網チャンピオンシップの歴史から見ても、最も多くの名勝負が生まれた大会でもあった。
だが、その最中で問題となったバトル。
それは、紫雲院素良と黒咲隼の戦いだった。
て遊矢の真似をして観客を湧かせようとするも、次々と召喚される不気味な「デストーイ」モンスターで観客、特に子供はドン引き。というか大泣きした。
序盤こそ無邪気な笑顔でいるも、黒咲のRRによって追い詰められ「ちょこっとだけ本気を出す」と宣言。
次々と召喚されるモンスターは全て黒咲に破壊され、徐々に追い詰められ、凶悪な顔つきになっていく。
黒咲の「狩られる者の気持ちが分かったか」という問いに対して、素良は
「遊びさ。こんなの本気でやるわけないじゃん。みんな遊びで君たちを狩ってるんだ!」
そう、叫んだ。
それが、どのような意味か、会場にいた多くの者は分からなかった。
同じ塾に所属しているメンバーも、同じだった。
そして、その戦いの結果、最後は素良の敗北で終わった。
終始、なぜあんなデュエルになったのか、多くの疑問があった。
現在、素良は病院で安静に休んでいた。
そして、屋上で、星を見ていた藤丸。
その藤丸の背後に近づく影。
「あれが、言っていた事なのか」
そう藤丸は、尋ねる。
その人物はユート。
かつて、藤丸と激闘を繰り広げた人物である謎のエクシーズ使いだ。
「あぁ、君が疑問に思っている答えは、あのデュエルの中にあった」
「そうか、だとしたら、俺がここに来た理由もなんとなく察した」
藤丸は、まるで全てを納得するように、頷く。
「君は、一体何者なんだ。
3つの召喚方法を使いこなすだけではなく、あの英霊というモンスター達は一体」
「英霊はモンスターじゃない。
彼らは、確かに存在した人間だ」
「人間だって」
「そして、俺の大切な仲間だ」
それにはユートは頭に疑問が生まれる。
だが、その疑問よりも先にやらなければならない事があった。
だからこそ、ユートは、まるで最後に確認するように言う。
「君は、何を目的にこの世界に来た」
「世界の崩壊を防ぐ為かな。
その為に、呼ばれた気がする」
「気がするか。
分からない事ばかりだな」
「あぁ、全くだ」
それと共にユートは、そのまま姿を消した。
そして、藤丸は見つめる。
「本当に、この世界はどうなっているんだろうな」
藤丸がアクションマジックを使うのは
-
あり
-
なし