War Thunderやってたらガルパンの世界へと? 作:東ドイツ空軍航空部隊
「寒ぅ!?」
確かに寒いな。だが、こいつらは
『……………………』
搭乗員達は相変わらず無口だ。一応コートは着せてはいるが……戦闘の邪魔って思ってそうだ。だが着ていないと不審に思われちゃうから仕方なく着せてます
ここは北緯50度を超える場所だ。寒いのも無理はない。スカートなんかで寒くないんかな?
「たまに吹く風がちょー寒いんですけどーっ!?」
あまりにも会場が寒いから武部は、ガタガタ震えながら言い、五十鈴も若干寒そうにしながら言う。
「三突の履帯は、ヴィンターゲッテンにしたし、ラジエーターに不凍液も入れたよね」
「はい」
みほによる戦車の確認も終わった様だった。殆どの車両は全て雪上仕様だ。尚、大和魂ティーガーと習○平Biasこと中華スターリンは例外で雪上だろうが
「あの!」
「いきなり試合で大変だと思いますけど、落ち着いて頑張って下さいね」
「わからない事があったら無線で連絡してくれ、そど子」
「だから、そど子って呼ばないでよ!!私の名前は、園みどり子!」
「わかった、そど子……」
「全然、わかってないじゃないの!」
楽しそうだなー……一方、一年生チームは雪合戦をし、歴女達は真田幸村の雪像を作っていた。本当に大洗ってクセが強い人達が多いな!
「元気だねー」
「皆さん、楽しそうですねー」
……大丈夫なのだろうか
武部や五十鈴は、微笑ましそうにそう言っていた。その時来たのはスターリンのオルガンことBM-13が来た。まぁ……誰かは分かってるけど
「え?何、誰?」
「あれは、プラウダ高校の隊長と副隊長……」
「『地吹雪のカチューシャ』と『ブリザードのノンナ』ですね」
近付いてくる二人を見て、武部とみほと秋山がそう言い合う。そんな三人の会話を他所に、カチューシャさんとノンナさんは大洗チームの少し前で歩みを止める。そして、カチューシャさんは大洗の戦車を一通り見渡した。そして、
「ぷっ、あっはっははははは!!」
……絶対言うなあれは
「このカチューシャを笑わせる為に、こんな戦車用意したのね!ねえ!こんなポンコツ戦車でカチューシャ達と戦おうっていうの?リーシャのティーガーとそこのIS-2以外まともなやつが無いわね!ジューリンされに来たようなものね」
……お?こちとら大和魂と中華Biasがあるんだぞゴラ
「やあやあ、カチューシャ。よろしく、大洗の生徒会長の角谷だ」
だが会長さんは全く気にしていない。いつも通りの様子で出て来た会長さんが自己紹介しながら、若干屈んで握手を求める。
「………………」
だが、当のカチューシャさんは不満げである。コンプレックスだからね!
「ノンナ!」
いきなりノンナさんを呼び付ける。どーせ肩車だべ
「へっ?」
流石に驚いたのか、会長さんは間の抜けた声を出す。
「貴方達はね、全てがカチューシャより下なの!戦車も技術も身長もね!」
「……………………」
「肩車してるじゃないか…………」
その様子に会長さんは言葉を失い、河嶋さんはボソボソとツッコミを入れる。……(失笑)
「む!聞こえたわよ!よくもカチューシャを侮辱したわね!しょくせいしてやる!」
しょくせい?噛んだな。フフッ
「行くわよ!ノンナ!」
肩車されたカチューシャさんは、ノンナさんにそう言ってその場を去る
ハァ……何しに来たんですかカチューシャさん
「リーシャ!居るなら早く言いなさいよ!」
二人を呼び止め、カチューシャさんはびっくりしていた
冷やかしに来たのか?わざわざ
「違うわよ、大洗に用があるの隊長は?」
「は、はい」
とみほが、挙手をする。カチューシャさんの視界はみほを捉えた。
「あら?西住流の…………去年はありがとう。貴女のお陰で私達優勝出来たわ。今年はどんなプレゼントがあるのかしら?今年もよろしくね、期待しているわ。家元さん。リーシャ、あの件考えてくれたかしら?返事期待してるから、じゃあね、ピロシキ」
「ダスヴィダーニャ」
そう言って二人は、去って行った。ほんとに腹立たしくなってきそうだ
「金谷君、カチューシャと知り合いだったの?」
まぁ……知り合いだな
「その割には、仲良さそうね。彼女から愛称で呼ばれて」
「それに、あの件って何?」
……知らない方が見の為さ(謎の脅し)
一方、プラウダ高校の陣営に戻ったカチューシャとノンナは、
「それで、よかったのですか?カチューシャ」
「何がノンナ?」
陣地に戻るとノンナがカチューシャに聞いて来た。
「大洗のチームを挑発すると共に賭けを言い渡さなくて」
「ああ、それね。今は良いわ、大洗はこのカチューシャを侮辱したのよ、大洗を追い詰めて降伏とリーシャの引き渡しをするから」
「そうですか…………」
そんな二人の様子を見ていたクラーラが声を掛けてくる。もちろんロシア語で、
『彼を、やるんですか?』
『えぇ、彼は本能的に危険と、もし彼がカチューシャを汚すなら許さない』
『ところでノンナ、彼は試合に出るのですか?どの戦車に乗るかは?』
『彼は、確か茶色の三色迷彩色のティーガーに乗っている筈よ』
とノンナから凛が乗る戦車の車種を聞くと、クラーラは眉を挟む。
『茶色の三色迷彩色のティーガー……ですか……』
『どうかしたの、クラーラ?』
『……いえ。なんでも無いです。それに大洗にはIS-2があります。どうやって手に入れたのか……』
『やることは変わりません』
「あなた達!ちゃんと日本語で話しなさい!ノンナ、クラーラは何て言ってたの?」
「いえ、なんでもありません。単なる試合前の確認です。カチューシャ」
「あそっ、それならいいわ」
涼しそうな顔で応えるノンナ、それを聞いてカチューシャは椅子に座る。
ぶるるる……殺気がする……絶対ノンナさんだな(確信)