War Thunderやってたらガルパンの世界へと? 作:東ドイツ空軍航空部隊
さぁて……雪の進軍だ
「なんか歌うか?」」
……ボリュームは小さく
「折角ドイツ語を覚える機会だ。何か歌ってくれ」
……分かった。では東ドイツ軍歌『道中』だ!
すぅー……
『我々の道のりは長い
兵士達よ前を見ろ
我々の前ではためく旗を見よ、旗は行軍を先導するのだ!
兵士達よ
進め!進め!進め!
我が恋人よ、私は君の元に留まることは出来ない、しかし君に何度も手紙を送ろう
見よ、ラッパが鳴っている!
兵士達よ、前進だ!』
『我々の誰もが恐れを知らない
足並みを揃えて共に行く
祖国、汝のため我らは戦地へと行くすぐに勝利の旗々がはためくだろう
兵士達よ、進め!進め!進め!
我が恋人よ、私は君の元に留まることは出来ない、しかし君に何度も手紙を送ろう
見よ、ラッパが鳴っている!
兵士達よ、前進だ!』
『祖国よ、汝を脅かす敵はもういない
我々は祖国、汝共にあり
我々は世界の半分を戦い進んだ。
汝が苦難の時、我々が汝を救うのだ
兵士達よ、進め!進め!進め!
我が恋人よ、私は君の元に留まることは出来ない、しかし君に何度も手紙を送ろう
見よ、ラッパが鳴っている!
兵士達よ、前進だ!』
ドイツ語で熱唱していた。エルヴィンは真剣に聴いている。
エルヴィン、こっからロシア語だが良いか?
「構わんぞ」
……じゃあ行こう
『我々の道のり遠い
兵士達よ奮起せよ!
我々の連隊旗ははためいて、連隊長が戦闘に立つ
兵士達よ、進め!進め!進め!
愛しい貴女のために、君に手紙を送ろう
さらば、ラッパが鳴っている!兵士達よ、前進だ!』
『進め!進め!進め!
愛しい貴女のために、君に手紙を送ろう
さらば、ラッパが鳴っている!兵士達よ、前進だ!』
……声ガラガラになりそう
「良い曲だった。こう言うので勉強していくのも良いんだろう?」
あぁ。楽しいぞ?意外と頭に入ってくるからな
「凛お兄ちゃん、凄い……」
全て彼のドイツ語が聞こえていた。流暢で、とてもかっこ良かった
(成る程……愛里寿がこれに惚れ込んじゃったのね……確かに流暢で、素晴らしかった)
只今帰りました!とても楽しかった
「うむ。とても楽しかった」
「で、敵情は何か?」
あぁ、教える。……そうか、飯があったな
「マッチは駄目だ。ライター持ってきて良かった」
ふぅ……反撃するためには食べ物が大事だな
「こっちは見つかったけどね」
「見つかるのも作戦の内よ!」
食料が底を付いたみたいだ
「降伏時間まで、後何時間だ?」
「一時間」
「一時間、この状態で待つのか…………」
河嶋さんが聞くと、小山さんが沈んだ様な声で答える。もうこっちは静まり返っていた。寒さが集中力を奪う
「いつまで続くのかな?この吹雪」
「寒いね…………」
「うん」
「お腹すいた……」
ウサギさんチームは六人で一枚の毛布をこたつの様にして入りながら呟く。
「やはり……これは八甲田」
「天は……我々を見放した」
「隊長、あの木に見覚えがあります」
カバさんチームの歴女四人は『八甲田山遭難事件』に例えていた
「良い事考えた、ビーチバレーじゃなくてスノーバレーってどうですかね?」
「良いんじゃない……知らないけど」
……アヒルさんチームもダウン寸前か
「……う、Zz」
「寝ちゃ駄目よ、パゾ美」
カモさんチームも三人で毛布に包まってじっと待っている。
「さ、寒いです……」
「で、でも、ゲームだったらこの状況が」
「……そう言えばイベントが」
「「あっ……」」
……アリクイさんチームもか
「食料は?」
「こういう事態を予測して無かったので、先配ったスープの他には乾パンしか………」
「何も食べる物無くなったね」
沈んでいるメンバーを見ながら、河嶋さんと小山さんはそんな会話を交わして、会長さんは他に食べるものが無くなった事を告げる。
「何かみるみる寒くなってない?」
「そ、そうですね………」
「もう、食べられるモノも無くなっちゃいましたね………」
武部と秋山、五十鈴が教会の窓越しに立って外を眺めながらそう呟く、
そう言えば、プラウダの連中はボルシチ等を食べてたな
「いいなソレ……」
「美味しそうだな……」
「それに、暖かそうです」
「やっぱり、あれだけの戦車を揃えてる学校ですからね………」
「何でわたし達、こんな所でこんな目に遭ってるんでしょうね………他の皆は、何も知らないのに………わたし達だけ学校の未来とか背負わされて………学校、無くなっちゃうのかな…………」
「そんなの嫌です………私はずっとこの学校に居たいです!みんなと一緒に居たいです!」
不意に武部がそう呟くと、秋山が声を張り上げる。
「そんなのわかってるよ。わたしだって…………」
「どうして廃校に、成ってしまうんでしょうね………此処でしか、咲かない花もあるのに……………」
「……………」
複雑そうな表情を浮かべていた
「皆さん、体調とか大丈夫ですか……………」
「「「「……………」」」」
「皆、どうしたの?さあ、元気出していきましょう!」
「うん………」
…………どんどん削がれていってる。これがスターリングラードで起きたことか……怖いな
「先、みんなで決めたじゃないですか!降伏しないで最後まで戦うって!」
『『『『『『は〜い……………』』』』』』
「分かってま〜す……………」
………行動開始っと
「おい、もっと士気を高めないと!このままじゃ、戦えんだろ?…………なんとかしろ」
「ええっ!?いきなりそんな事を言われても困ります!」
「この状況を何とか出来るのはお前しか居ないんだ!隊長だろ!」
みほはたじたじとなりながら言い返すものの、河嶋さんが畳み掛けてくる。
「桃ちゃん、落ち着いて」
「これが落ち着いていられるか!」
はいはい落ち着け……確かに携行してる食糧は無くなったがこれで無いとでも?
『え?』
神山-!IS-2に積んでる奴全て降ろせ!
「了解!」
出てきたのは食糧。食べ物や飲み物等を載せていた。
「うえ!?これ全部食糧!?」
あたりめぇーよ。こう言う事態を予想していたからな。それに………負けたくないんでね………
「リンちゃん………」
………さ!食べようじゃないか!暖かいものを用意してある!
『頂きまーす!!!!』
スーパーで買った食料品を購入していた。もうね、負ける気しないっす
全メンバーは活気を取り戻した!やったな!
「流石凛殿ですね!神山殿も流石です!」
凛君と神山さんは………この状況が分かっている。でも、希望を失わせないように努力し続けている。
「ありがとう………凛君、神山さん」
『………どうしました?ノンナ』
『あそこを見て。建物の中が光ってる………火でも使っているのでしょう』
『………彼等でしょうね。食糧持久力を減らすつもりが逆に増えていますね。あそこで立ってる人も』
『………寒くないのでしょうか?』
『意外と似ているのかも知れませんね。私達とあの人達は』
『まさか………取り敢えず、降伏時間まで待ちましょう』
『分かりました』