こちら魔法界ホームセンター   作:そこら辺に転がってる石

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魔力がノイズになって機械が使えないに違いない!

...おかしい、あの四人組とか出てくる予定だったのにいないぞ



追記:誤字修正しました。報告ありがとうございます。


ノイズの走る電子基盤

「終わりました、先生」

「どーも、手伝ってくれてありがとうマルフォイ君」

 

 時は流れた。

 例のヴォルなんたらさんはあいもかわらず杖を片手に暴れ回っているらしい。店番の私も何度かしくいびと?とか言う人たちが何かしているのを小耳に挟んだり、実際に見かけたりしたもののそれ以上の出来事はなく。強いて言うなら生徒でありながら加担しているものの噂が流れたり、被害にあった生徒に影があったりするのが気にかかる程度。

 あとは、昔もまぁまぁ嫌な意味合いで使われてた闇の魔法使いという言葉が流行ったりとか。いわゆる「おまえのかーちゃんでーべそー!」的なニュアンスで使われてて何ともいえない気持ちになったりとか。まぁそんな程度である。

 

 目の前にいる少年、ルシウス・マルフォイもまた、そんな噂が少し流れている人物である。と言うか半分本当なんだろうな。

 マルフォイ家といえば聖28一族の一つ。わかりやすくいえばど偉いお貴族様である。馬鹿にしてるわけではなくマジででっかいの。商売上手って感じの一族。まぁ歴代ほぼスリザリン寮に入ると言う狡猾さを隠しもしない一族ではあるものの、個人的には商売上手って感じがする。例に漏れず純血は至高っていう意見を出してる。まぁ貴族だもんね。

 んでまぁ、そんなお貴族のご子息と何を話していたかといえば、まぁたいしたことではない。

 

「しかし助かったよ。向こうのものに魔法をかけるとたまーに壊れるから、うまいこと運べなくてね。人手が欲しかったのさ」

「いえ、このくらいお安い御用です。監督生は教員の補助をする制度でもあるのですから」

「そうは言ってもね。正直少しだけ嫌われてた可能性もあったんだが。ほら、マグル学だし?」

 

 彼、ルシウス・マルフォイがスリザリンの監督生で、私と言う教員が使う機材を運ぶのを手伝ってもらったと言うだけの話。

 けど意外だったな。さっきも言った通りマルフォイ家は純血を重んじてるし、マグル学なんて嫌ってると思ってたんだけど。

 

「いいえ、嫌っていません。当主は分かりませんが、少なくとも私はマグル学を良いものだと思っています」

「お、本当?一応その理由聞いてもいい?私の勉強になるんだ」

「えぇ、簡単なことです。先生も言っていたでしょう?敵を知ることが重要だ、と」

「ほう...続けて?」

「私はマルフォイ家に生まれた次期当主として、無論家訓も、純血が1番であるという考えを持っています。ですがそれだけでは生きていけないことは、時代の流れを見れば明白でしょう。無論、今動いている闇の魔法使い達が純血主義を掲げ勝利すれば変わるかもしれませんが、どちらにせよ、最終的にはマグルという敵が付き纏うでしょう」

「そうなった際の対処法として、マグル学を否定していないと」

「えぇ。商売も戦闘も、情報をより多く得たものが勝てるのです。もし教員がただのマグル...失礼、魔法使いをよく知らぬものだとしたら別だったかもしれませんが、スリザリンの寮長でありアルバス・ダンブルドアに同等の扱いを受ける偉大な魔法使いから教わるものは、どんな情報にも価値がありますので」

「おや、私偉大な魔法使いなのか。あんまり自覚ないんだけど」

「ご謙遜を。確かに賞などで比べるとダンブルドア校長より劣るとはいえ、呪文の発見と開発を知るものからすれば十分偉大ですよ」

 

 ふむ...まぁ確かに。自分が便利になるようにといくつか呪文は開発した。よく使う双子呪文とかも向上させたのは私だし。

 あとは、そう。マグル側へよく行く関係、彼方に移ってしまった魔法使いの遺物やらは回収したりしてた。いわゆるオーパーツってやつ?あのへんもなんか言われた気がする。

 

 その程度でかの有名なアルバス君と並べるとは...こっちの人達案外ちょろい?気のせい?

 

「そう言われて悪い気はしないね。私の担当学部が学部だから、今までは結構マグルを馬鹿にしている魔法使い達に嫌われてたんだ。実を結んだかな」

「だとしたらそのもの達は愚か者でしょう。馬鹿にするにも、相手を理解した上でなくては」

「面白い考え方するね、そういう考え方嫌いじゃない。...そうそう、お礼と言っちゃ何だが、何か教員を頼ることがあったら真っ先に言いにきてくれ。私にできる範囲だけど何とかしよう」

 

 お礼はちゃんとする。加点は手伝おうかーって言われた時にしちゃったからね。

 そう思って声をかけたのだが...おや。マルフォイ君は少し考えている様子。早速何かあるっぽいな。

 

「...先生、新入生の名前をご存知でしょうか」

「うん?そりゃまぁ、一通りは覚えてるけど」

「セブルス・スネイプという、スリザリン寮の人物がいるのですが...彼を少し、助けて欲しいのです」

 

 ...ほう?思ったより別ベクトルの願い事がきたな。もっとこう、私のコネとかを利用すると思ってたんだけど。

 

「スネイプ君ね...彼がどうかしたの?」

「...悪い人物ではないのです。ですがその、ご時世や彼の生まれのこともあり少し浮いてしまっていて...半純血なのです」

「あぁー、今はそんな程度で色々言われる時代か」

 

 そら今のスリザリンでは浮いちゃうだろうなぁ。純血主義が蔓延っているわけで。目の前にいるマルフォイ君のような考えがある方が珍しい。

 

「それにこれは噂ですが、グリフィンドールの生徒とよく揉めているのだとか。...良い人物なのです。過度に贔屓しろとは言いません」

「彼も気になるけど思ったよりまともな君も気になってきた。大丈夫?卒業後とか」

 

 さっきの話、このご時世じゃマルフォイ家なんていう割とガチガチの純血主義は...

 

「覚悟はあります。それが次期当主の役目なら」

「おぉ...強いなぁ。ま、そういう話ならとりあえずまかせな。わたしこれでもちゃんとした、ベテラン教員だからね」

 

 もし本当に孤立して、いじめとかに発展していたら元も子もないしね。




今更だけど原作とはだいぶ性格が変わってると思います。少なくとも今後出てくるやつはガンガン変えていく予定
収集つかなくなったらどうしようかな...頑張るか...


旅行するならどこかな
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