こちら魔法界ホームセンター 作:そこら辺に転がってる石
視点がほぼ固定かつ他の表現で簡単に呼べるのであまり名前が出てきませんがシユウさんなんですお名前!
見返したらマジで少ないな登場回数。一応名前の由来はありますがまぁ、そのうち。
なお、名無しが確定してるのは所謂先輩だけです。だってほら、名前つけたらなんか、違うじゃん?
追記
章調整に従いタイトル変更しました
しばらく改装入ります
新聞の一面を飾ったのは、闇の帝王死す!という、何のひねりもなく端的で、それでいて希望に満ち溢れた字の並び。写真に映る人々も、街ゆく人々も。それぞれが手を取り合い涙し、喜んでいる。
闇の帝王ヴォルデモート卿による第一次魔法戦争は、大元であるヴォルデモート死亡により終戦した。
「いやぁ助かるなー。これで平和に暮らせるよ」
「死喰い人の残党はいるらしいが、時間の問題だろう。しっかし、一体誰が倒したんだ?」
「散々新聞に載ってただろ。あの人だよ、ほら、マグル学を発展させたり幾つか魔法を開発した人」
「あぁ、確かシユウ...」
「そうそう。その人の息子だってよ。まだ赤子なのにすげーもんだ」
「へぇ息子...って、赤子⁉︎しかもあの人の息子...息子⁉︎嘘だろ⁉︎だってその人ダンブルドアと同じ年齢じゃなかったか⁉︎」
「まぁ世の中色々あるからな。噂じゃ養子なんてのも聞くが、流石にあの特徴的な白髪は血筋を感じるぜ」
「へぇ...不思議なこともあるもんだなぁ」
おう、聞こえてるぞおっさんがた。まぁ別に悪口というわけではないしいいんだけども。おそらく酒が相当回っているようで、近くにいる私には気が付いていないみたいだ。都合がいいが少し心配な酔っ払い具合だな。お酒はほどほどが大事だと思うんだ。
今日は学校が夏休みに突入しており、新年度に向けての準備もあらかた終えた休息期間。せっかく落ち着いたので、連れの紹介もありホグズミードにあるホッグズ・ヘッドへと訪れていた。なんか...うん、素敵なとこだと、思うよ。うん。
とはいえ都合よく人は少ないようで、さっき話していたおっさん二人以外は店主と私、そして連れのアルバス君しかいないみたいで少し安心。最近押しかけてくる人が多いんだよ。私の数が多い分集まる人も多いんだ。まぁ、店が儲かってるのでよしとしよう。
「そう。ルシウス・マルフォイは元々白陣営だよ。私にスパイ活動してくれたの。そーじゃなきゃ予言のことも知らんかったしわんちゃん殺されてたかもしれない」
「少々信じ難くはあるが...予言を知り、子供達が無事なことも確かじゃ。何よりシユウ、お主がそういうのであればワシも信じよう」
「何気に捕まったら捕まったで理事だしホグワーツ的に痛手だったのでは...?」
正直理事がホグワーツにおいてどのような役割をしているのかはさっぱり不明だが、まぁ問題はないだろう。
すでに魔法省にも嘆願書を出してるし、あとはルシウス君が裁判でどれだけ粘れるかの勝負となる。なんだかんだ言ってああいうのを回避するのは得意だろうし、裏切って情報を流していたのはまごうことなき事実なので大丈夫だろう。
最悪ダメでも...まぁ、ナルシッサ君と息子は関与してないから無罪だろうし、マルフォイ家は無駄に金があるので保釈金ぐらいポポンと出しちゃうんだろうな。
「それよりも、なぜ子供のことを相談しなかったのじゃ。予言を知っていながら何故」
「今は英雄だから持て囃されてるが、その実父親のいない子供よ。私は無駄にネームバリュー高かったらしいし、変な話をされたら面倒じゃんか」
「しかし命には変えられぬ。...今回の件、襲われたのは何も自分だけではないのだと知っておろう」
「んーまぁ。あと二件あるとは聞いてるよ」
「それぞれの家に死喰い人が現れたそうじゃ。...両家とも、不死鳥の騎士団としてヴォルデモートと戦った経験のある。無論万全の守りを行った」
「誰よ、それ」
「ジェームズとリリーのポッター夫妻、フランクとアリスのロングボトム夫妻じゃ。それぞれ、子供は無事じゃったが...」
...あれ?リリーってリリー・エバンスか?おや?ジェームズはあのクソガキジェームズ君だな。覚えてるぞ。
少し引っかかるところもあるが、まぁ、そうか。全員教え子で覚えてる。死んじゃったか。まだ若いのに。
予言にあたる家がどこの家かは面倒なので聞かなかった。私は善人ではないと自分でも思っているし、万能でもない。助けに行くという選択肢は、子供を作ると決めた時点で消えていた。
悲しいな。悲しいけど戦争だから。ひどいことを言えば、抵抗して勝つことのできなかった彼らの実力不足だ。魔法界は割と実力主義なところがあるから。
「子供無事だったの?すごいね」
「咄嗟じゃろう、逃がしておったのだ。無論互いの家は忠誠の儀で守られていたはずじゃが...世の中、誰が敵で味方か誰にもわかりはしなかったんじゃ」
「子供を守れたなら親として立派じゃん。選択は間違えたかもしれんがね」
あとで詳細を聞いてみよう。忠誠の儀が誰かから漏れたのか、はたまた自力で破ったのか。彼なら知っているかもしれない。内容によっては改善の余地がある魔法になりそうだ。
しかしそうか、そんなことが。こっちは罠を仕掛けたらホイホイ都合よくかかってくれたのでむしろ喜び相まって楽しかったのだが、まぁそうだよね。戦争だし、普通はそう。
だけど...改めて見ると、アルバス君はだいぶやつれている。戦争をしていたというのもあるだろうけれど、自分の運営する騎士団から四人もの人を守れなかったのは、きっと彼にとってきつい事実だったのだろう。私にはよくわからなかったけど。
「早めに体調を整えなよ。戦争が終わって、安心した顔で来る子供達にそんな顔見せられたら辛気臭くなっちゃうや。校長でしょ」
「うむ...うむ。そうじゃな。まずは自分を整えねば」
「どうせ私の注目なんて一瞬だろうし、結局魔法と力の象徴になってるのはアルバスなんだから。もうちょっと頑張りなよ爺さん」
「同い年じゃろうて」
少し微笑んだアルバスが、ふと何かに気がついたのか固まる。
なんだなんだ、そっちには何もないぞ。何みてんだ。
「...片方が生きる限り」
「え、何急に。預言者?」
「あぁ、いや何。少し夢の内容を思い出しただけじゃ。そう言えばお主の子供は今どうしとるんじゃ?」
「えー?あいつらなら家よ。幼いのもあるけどしばらくはどうせ記者がうるさそうだし缶詰状態だろうね。まぁ私はいっぱいいるし育ててる私もいるから問題はないけれど」
「そうか、そうか...うむ。怪我とかはしとらんかの?その徹底ぶりのおかげでいまいち情報が伝わらなくてのう」
「怪我はないかなー。あぁでもあの子にはあるか」
「呪いとかはかかっておらぬか?」
「なんじゃい心配性な。なかったと思うけどどうだかな、もうちょっと調べるか」
「うむ、どのようにしてあやつに勝ったのかまだ知らぬのだろう?万が一があってからでは遅かろうて。赤子のうちにしっかりと調べねばな」
「何考えてるか知らんがしばらくは会わせないぞ。ホグワーツ入学まではお預けだ」
「なんと!ワシの古くからの知り合いであるシユウの子じゃというのに...」
「だってめんどいし。私だけならホグワーツ勤務の私で済んじゃうから、育児の私が出る必要が全然ないし...まぁ気が向いたら見せたげる」
なんかゲラートにその方が面白いとか言われたんだよね。まぁ幼い頃に見せて中身が私だと知られたら困るし、少なくともあと5年以上は会わせるつもりないんだけど。
多分そのぐらいの期間を空けないと、あの子も落ち着かないだろうしね。
ダンブルドアの脳が破壊されるまでのカウントダウンが始動しました。
かわいそー(他人事)
わかりやすい!現在のシユウちゃん(複数)担当場所
ホグワーツ教員
よろづや店員ホグズミード支部
よろづや店員ダイアゴン横丁支部
マグル界旅人
魔法界旅人
実験andバカンスInヌルメンガード
ベビーシッター(買い出し用)
息子役
人数制限されてた気がするけど、ヌルメンガードや息子は魔法省にも認知されてないのでセーフ!ノーカウント!ノーカウントだ!
え?本体はどこかって?...ふむ?どこだろうか