こちら魔法界ホームセンター 作:そこら辺に転がってる石
まぁあの、前にも言った気がするけどタイトルってその場のノリの無意味な奴なのであまり気にせずに...第一話第二話って書くより面白いなって思ってるだけなんだ。すまない
なんか何も見ずにH・P君書こうとすると陰キャになるな。どっちかというとリア充パリピな気がするんだけど、なぜだろう。気をつけなくちゃ
「ねぇ、君たちもホグワーツの新入生なの?」
杖の購入が終わり、さぁマルフォイ家と合流しようと店を出る。
出るつもりだったのだが、後ろから声をかけられてトムと共に振り向いた。そこには、わずかな期待と高揚感を備えて声をかけてきた少年の姿。奥にいるオリバンダーはどこか優しげな顔をむけており、傍観することを選んだのが窺える。
少し考えて、俺が答えることにした。トムは返事をしなかったし、なぜか表情が少し歪んでいる様な気もする。
「あぁ、一応な」
「じゃあ僕と一緒だ!僕、ハリー・ポッターって言うんだ。君たちは?」
流れる様に手を差し出すコミュ力に驚きながらも、どこか聞き覚えのある名前に首を傾げる。
誰だっただろうか。俺というよりシユウの記憶だとは思うんだが、だとしたら尚のことなぜ知っているという話になるの...あいつの記憶妙に対人関係思い出しずらいな。
「ポッター?予言の...いや、ジェームズ・ポッターの息子か?」
発言をしたのはトムだ。少し言い淀んだが、それで何となく思い出してきた。
彼は多分、生き残った男の子候補の一人だ。俺たちはそれに間に合うよう作られたホムンクルスだが、純粋な人の子で予言の対象となっていた者が二人ほどいたはず。その二人のうち一方の姓がポッターだったはずだ。
トムの問いに少し苦笑しながら少年は答える。
「父さんのこと知ってるんだ。うん、そうだよ。僕自身はあまり父さんのことを知らないけれど」
「知らない?そういえばここにもハグリッド...ホグワーツの森番と来ていたみたいだが、両親はいないのか?」
何となく予想がつきつつも、好奇心に突き動かされるままにポッターに尋ねる。案の定ともいうべきか、少年は少し顔を顰る。
どこか苦しそうにしながら、それでも俺の問いに答えることにしたらしい。
「...うん。いない、っていうのは少し違うかもしれないけど、僕とは離れて暮らしてるよ」
「そりゃまたどうして」
「後遺症があるんだって。父さんとは話もできないんだ。母さんは...よくわからないけど、死んだも同然だって」
戦争孤児、というと少し違うのかもしれないが、近い存在ではあるのだろう。シユウとしての影響はほんの数回ではあったが、ヴォルデモートはその名前を公に叫べなくなる程度には魔法界に打撃を与えていたのだ。沢山の魔法使いが被害を被り、死んでいったと聞く。
ふと、どう考えているのだろうとトムを見ると、少し顔を顰めたもののそこまで思うことはなさそうな表情だ。
この場合責めるべきなんだろうか...。俺の感性で言えば責める必要性を感じないのだが、少なくともポッターには責める理由があるだろう。だからと言って、トムがヴォルデモートだったというつもりはないが。
何とも言えない顔をしていることに気がついたのか、ポッターは大袈裟に手を振りながら言葉を紡ぐ。
「あ、えーっと、気にしないで!まだ生きているし、全く治らないって言われているわけじゃないし...と、とにかく!同じ新入生なら友達になれないかなって。その、僕もあまりこっちのことをよく知らないから教えてもらえたらな、って思って」
「あー。そうだな。今日は他にもツレがいるから一緒に観光とまではいかないが、少なくとも七年間同じ学校に通うんだ。仲良くできるなら、まぁ。よろしく頼む」
「...!うん!よろしく!えっと」
「シュウだ。こっちはトム」
「よろしく、シュウ!それにトムも!」
「...そうだね。よろしく」
今度こそ、差し出された手を握り返す。
友人な。作ろうと思ってたんだ。多いに越したことはない。
トムが何かを考えているのが少し気になりはするが、まぁ大丈夫だろ。トムだし。
ハリー君が友人になった!
両親は生きてます。でも妻子を逃すために死喰い人と戦ったジェームズは深い呪いをかけられ、生きることはできるがそのほかはできない状態に。完全面会謝絶で今も尚集中治療を受けている。いわゆるネビル両親過激派ルートって感じ。
リリーはハリーを隠し通せたものの、拷問の末に身バレ防止にかけられた忘却術によってジェームズの事とホグワーツ卒業後に起きた事があまり思い出せなくなってしまった模様。拷問のトラウマが邪魔して回復は困難。ハリーは知らないが、現在は過去を知る友人Sによって別の人生を歩んでいるらしい。「生徒の見本になるように身綺麗にしないとね、セブ」S君の心境は悲しさ二割喜び八割。
ハリーは特に生き残った男の子ではないので無理やりバーノン家に預けられることなく、ある魔法使いに養子として育てられていたらしい。なおマグルよりの知識を教えられた模様。一体誰なんだ...?
本当はアズカバンの囚人のために死んだことにしようと思ってたけど生きてるのも面白そうなのでこうしました。あんま言いたかないけどこの結果だと死んだほうがマシだったのでは...?