こちら魔法界ホームセンター   作:そこら辺に転がってる石

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レガシー先輩、思ったよりも大暴れなのでうまいこと出せないか思案中。
ただその場合所属寮とか名前とか頑張って隠し通したいんだよね。大まかなストーリーだけ一致させて。難しいな
レガシーってどんな意味なんだろう


多忙な時期
あったら便利な多機能ドライバー


 魔法界にも無論、法律が存在する。

 マグルの世界にもあるような基本的な法律から、魔法に関するもの...安易に人を殺せたり尊厳を奪えたりする魔法に関しての制限や禁止事項などが存在する。やべー先輩がよく言うアバダも、本来であれば使用しただけで即投獄のはずだが...なんで捕まらないんだあの先輩は。法律外の存在か何かか?

 

 まぁ、それは兎も角。その中には魔法使いとマグルの関係について記載されている部分もある。その中でも誰でも知っている有名なものが、国際魔法機密保護法だろう。

 簡単に言えば、魔法の存在や魔法使いの住む世界についてを、魔法の使えないマグルに伝えてはならない、というものだ。目の前で魔法を使うことはもちろん、口頭でそれらを事細かに伝えることも禁じられている。

 この法律は特に厳守されており、マグルの政府に対しても隠蔽するほどに重要視されたものだ。ただし、危険な魔法生物や今話題の闇の魔法使い君などの情報は最低限共有されることもあるようだ。大部分は隠すようだが。

 

 兎にも角にも何が言いたいかと言えば、魔法族はマグルから自分達を隠すのに超必死になっているという話である。

 さらに言えば、マグルの知識を魔法界に持っていくことは特に禁止されていないと言う話でもある。

 

「...えぇ、少し特殊な内容になるのでどうなるか明確な予想は付けづらいですが...そうですね。このままであれば通るでしょう。ただ、あなたにはそれなりの責任が伴うかと」

「まぁ、そのぐらいは覚悟してたからオッケー」

 

 現在魔法省にお邪魔していまーす!いえーい!

 正直ここにくるのは犯罪でも行なって裁判にならない限りそこまで用事はないはずだったが、色々あってお邪魔している。

 目の前にいるお役所さんがなんとも言えない顔をしながら、手元の書類と私を見比べるように見ている。

 

「正直、驚いています。えぇ、自分も用事があり何度かマグルの街並みを見学しましたが、今更ながらに納得できるものが増えて。少し見解が変わりそうです」

「気に入ってもらえたようで何よりよ」

 

 私が彼に、魔法省に提出したのは自分の旅行レポートだ。

 マグルの世界のどの国に行きどんな文化を学びどんな物を見たのか。それら全てを客観的視感と私の感じたありのままを描いた大量のレポート。それを職員に渡しながら告げただけだ。

 

 結局、それらを渡して何をしたいのか。まぁ考えていることは色々とあるが、超省略して結論だけを言えば先行投資だ。

 私の店は知っての通りマグル製品を扱っている。ただ、その客層は物珍しさに買うものは今までもいたものの、その大半は購入物に対しての正しい知識を持ち合わせていない人がほとんどだ。

 

 どのくらい認知度がないのか気になって調べてみたら、なんと魔法省に勤める人たちですらよく知らなかったらしい。なんかおもちゃが危険物扱いされてたわ。どういうこっちゃ。マグル生まれの魔法族は一体何をしてたんだ?

 

「いやはや...本当に。魔法省には国際魔法機密保護法の件もありマグルに携わるものがそこそこいるのですが、それでもあちらについての知識を多く持つものはそうはいません。それを知識不足と言われれば確かにそうなのでしょう」

「魔法使いは、確かにマグルと比べりゃ魔法っていうアドバンテージはあるけど、マグルにゃそれらを補う科学力と圧倒的な人数差があるのよ。せめてそのぐらいは知らないと後々面倒なのは魔法省だと思うんだよね」

「えぇ、わかります。少し違うかもしれませんが、敵を知るのは大切ですから」

「敵...うーん、まぁニュアンスは伝わってるけど」

「勿論、実際に敵対したいわけではありませんよ。そう、良き隣人といったところでしょうか」

 

 無知とは罪だ、といったのは誰だったか。

 知らない、というのは事件を招き入れることが多々ある。魔法族だって知恵を溜め込みそれを応用し使うことのできる人間なのだから、知ることを怠ってはいけないと私は考える。

 

 現状はそういった知ること、知識を得ると言う状況に持っていくのが少し厄介で、その内容は実に曖昧で、その曖昧な情報でさえ得るのが難しい。学校で学ぶのも選択式の授業の一つに過ぎない。

 たとえそれが魔法界ではほとんど使えない物の知識だろうと、「知る機会があった」事実と「知ることもなかった」事実では大いに変わってくるのだ。

 

 とりあえずこの状況を改善するために、魔法族の大元である魔法省に来ている、と言うのが現状の説明になる。

 先行投資と言ったのは、知ることで興味を持った子が増えてうちの商品いくつか買ってくれないかなーとかいう打算だ。あとついでに店が暇すぎてやることなかったのでつい。

 

「ちなみに、あなたは我々がマグルについてどこまで学ぶべきだと?」

「専門用語や歴史を学ぶ必要はほとんどないかな。彼らの生活やその基本となる軽い法律、利用している化学製品とかを軽く知る程度でいいと思うよ。実際他国の魔法学校ではそのぐらいしか教えてなかったし、それ以上知りたい子はクラブ活動とかで自主的に学んでたよ」

「なるほど...となれば、今までもあった選択科目としてのマグル学で応用を学ぶ、というのも良いのでしょうな」

「応用はね。基礎は早いほうがいいと思うな。できるだけ幼くいろんな物を吸収できて、かつマグル生まれの魔法使いたちがこちら側に染まりきっていないことがいい」

「なるほど、交流を図り差を縮めるのにも一役買えそうですな」

 

 この人...できる!

 マグルと接することが多いとも言ってたし、少し気になってたジャンルだったんだろうか。今までの交渉で1番ちゃんと話聞いてくれるしスムーズだ。

 

「...ただ一つだけ懸念点が。知恵を得るのは確かに良いことでしょう。良き隣人であるマグルを知ることは魔法界に様々な影響を与えると思います...しかし...」

「あー、まぁ言いたいことはわかるよ。言いづらい理由もね」

 

 このままではいかんと魔法省に抗議を送って数年。やっとこさ取り合ってもらえて、私の考えに対しても割と好評な意見をもらえたわけではあるものの、最大の敵がいることをちょっと失念してた。

 我らが魔法使い、純血の一族である。

 

「そこの許可が得られないと大変ってのはまぁ、わかってるとも。だからちゃんと考えてあるんだ」

「と、言うと?」

「向こうが権力を使うなら、こっちもコネを使ったろうと思って。仮申請さえ通っちゃえばどうにでもできそうなんだよね」

 

 友好関係はすっごく狭い私だけど、そいつらが既にすごいしその友達もめっちゃすごいらしいんだよね。

 やろうとしてることイギリス魔法界全域に影響出そうだし、友達の友達とか言う疎遠な奴らもガンガン巻き込んじゃおうかなって思うんよな!




レガシー内にて、マグル学の教室に置いてあった大砲が「杖」として紹介されていたり、本編にてゴムでできたアヒルボートをどう使うのか尋ねたりなどの言動が見られたんだけど
どう言うこっちゃ...マグル生まれの子は何してるんだ?ハーマイオニーの両親がずっと歯医者なことから強制的に魔法界へ連れてくわけじゃないだろうし...なんでこんな知識の差が出るんだろう
マグルが魔法をよく知らないのは記憶消されてたりするわけで、魔法界にその逆はないわけだから...マジで無知なだけなんだろうか
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