こちら魔法界ホームセンター   作:そこら辺に転がってる石

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(ファンタスティックビーストまともに見てないから彼らの口調が掴めん...見ねば...)

追記:誤字修正しました。よく見たらいっぱいある...


何かと使う六角レンチ

 眼前に広がるのは、多種多様な料理がずらりと並ぶテーブル。出来立てであろうそれらから発する匂いは胃袋をくすぐり...まぁとにかくうまそう。めっちゃうまそう。

 久々に戻ってきてみると、この様々な料理を作ってくれる環境のなんとありがたいことか。一人暮らしに戻れなくなりそうである。

 

 先日の魔法省を訪ねたあと、円滑に物事を動かすために私も動くことを決めた。

 聖28一族、という最近使われ始めた名称がある。とある本の著者が純血であることが確実に証明できる一族を総称した呼び方だ。

 まぁ細かい話は関係ないので置いとくとして、重要なのはその聖28一族と呼ばれているものたちは皆純血の一族として魔法界で一目置かれていることだ。

 私の現状の目的であるマグル知識の普及を行うためには、彼らの協力が必要不可欠であると魔法省に言われてしまった。まがいなりにも純血という魔法界で一目置かれる存在であり、かつ純血である証明ができる程度には財力を持ち合わせている彼らは、まぁ諸々魔法使いたちへ納得を促す存在としてとても大きいのだろう。

 

 と言うわけで数は少ないが使えるコネを最大限に生かし、彼らに取り入れるために動いた。

 中には何人かマグルに親しく知恵を求める一家もいたため、特別何かをしなくても計画の説明や知識の披露などで協力を得られた者達もいた。しかし、残念なことに調子よく進むこともなくそれ以外の家の交渉は芳しくない。マグルの知識を持っているからという理由でなぜか私が貶された家もあり...なかなかに状況は困難と言える。

 

 色々と考えて...結果、許可を取ることは一旦諦めた。

 いや、まぁ。あくまでその許可は最終目標だからね。道中で他にできることがあるのならそれをやって諸々模索したほうがいいと思うの。

 というわけでコネ第二弾。もしくは最後の切り札とも言えるそれによって、今の私は盛大なご馳走に囲まれることとなった。

 

「それでは、新人の先生の紹介をしよう。今年からマグル学を担当することになったシユウ先生だ」

 

 思考に耽るのをやめ、席を立って軽く会釈する。

 そう、教員である。なっちゃったのだ、ホグワーツの先生に。

 目的というか理由というか、兎に角コネを使った結果としか言いようがない。副産物として勝手にマグル知識を教えまくったり純血一族に知識が大事と洗脳...もとい教育できそうなのでニッコニコである。

 無駄に成績が良くいろんな資格取っといた学生時代の私グッジョブ。しかし、ここまで来ると教員の方が給料いいので、よろづやの仕事継続する理由そんなにないかもしれない。まぁあれは趣味なのでやるけど。

 

 ...とは言え、資格を持とうが何しようが、あのホグワーツである。教員になるのは容易ではない。少なくともイギリス魔法界では知らぬ人はいないだろう学校なのだ。人気のあまりないマグル学でさえ、ある程度の競争率はかかってくる。

 そこで、みんな大好きコネ君の登場である。

 

「割と気になるんだが、どう言った心境の変化だ?とても教員になりたいって顔じゃないと思うんだけれど」

「私の店が繁盛してほしい」

「中々にクレイジーな返答だね」

 

 隣に座っている、記憶よりも少し歳をとった...ダンディーとでも言うのだろうか?まぁそんな雰囲気になった人物に目を向ける。

 まぁ特に隠すほどの人物でもない。数少ない友人の1人であり、少し前に変な宗教にハマったような言動をしていたアルバス・ダンブルドア君である。

 こいつすごいのだ。友人関係は広く魔法省にも一目置かれており、現ホグワーツ変身術の先生。イギリスで最も強いと騒がれていることもあったりなど、とんでもない大物になりやがった。

 うん、いつかなるとは思ってましたね。学校生活見てるといろんな人と仲良かったですから、えぇ。素晴らしいコネができたと私も大喜び。

 

「...え?本当にそれだけで魔法省に直接交渉して自分を使ってホグワーツの教員に?」

「まぁ大体間違ってないよ。暇だったってのがでかいけど、主な目的はそれよ」

「それは...本当にクレイジーだね」

「そこまで狂ってないと思うんだがなぁ」

 

 暇ってのは人生...人生?において1番の敵だと思ってる。店を広げたりしてた頃は結構楽しかったけど、落ち着いたら人は来ないしやることないしで超暇だったのだ。

 教員してたら暇なんて言ってられないだろうし、まぁ精神が病まない程度には程よく教えて遊ぼうと思ってる。なんせこのホグワーツ、7年もいたのに入れなかったり知らない場所がまだまだたくさんあるのだ。先輩がボソッと言ってた隠し部屋も気になる。

 

「あ、そうそう思い出した。先輩がアルバス君のこと気に掛けてたよ。『面白いことになってるね』だって」

「...あの人か。勘弁してくれ」

 

 先輩とアルバス君、何回か私を介して会話してたから顔見知り程度の付き合いがあったらしい。

 毎回げっそりした顔でこちらを見るアルバス君がとても面白かったのはよく覚えていたりする。




ずっと主人公目線だしたまには別のも必要だろうか
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