ぼっちちゃんを雌にするつもりが雌にされた元男(♀)の話 作:樽薫る
★☆最終話Ⅱ☆
☆
もうすぐ時計は8時。
今日のバイトのあがり時間の兼ね合いから、
なんなら、ひとりと一緒に我が家にいるわけだが……。
今回に至ってはひとりが『お家、あがっていい?』なんて言うもんだから、かわいいのなんの……フッ、やはり私は“こっち側”だったようだ。
立ち位置は完全に攻め、ひとりを乙女にしてやらぁ!
「ねこみちゃん」
「ん、なぁにひとり?」
私は隣に座るひとりの方を向く。
相も変わらず定位置というか、ベッドを背にしてテーブルの向こうのテレビを見る用に並ぶ私とひとり。
大して見てもいない退屈なテレビから視線を外して横のひとりを見れば、なんだか凛々しい顔をしていて……。
―――また、その目するっ……。
「その……お、おいで?」
そう言って伸ばした足の上をポンポンと叩くひとり。
「……へっ!?」
「あ、いや、その……嫌なら」
「嫌じゃないし!?」
―――くそっ、バカにしやがって!
焦らされた故に、せめてもの抵抗で私は、膝立ちになるとそのまま移動して……ひとりの足の上に跨って座る。
ひとりと対面した状態でひとりの膝の上に座れば、当然ひとりは目の前なわけだけど……。
―――どうだ、
「あ、え?」
「え?」
なんでか目を点にしているひとり。
いや、お前が誘ったんだろっ!?
「そ、その、ひ、膝枕、しようかなって……た、たまにしてもらう、お礼に……」
「……~~~ッッッ!!?」
「眠そう、だったから……」
―――うわぁっ! やっちゃったぁ……っ!
膝枕イベントとか男のロマンのやつぅ!
完全に
この大張ねこみ一生の不覚っ。
てかそもそもひとりが『膝に座れ』的なことやるわけがないってーの!
舐められるわけにはいかないと思って先走り過ぎた。
「ご、ごめっ」
「あ、ちがっ」
ひとりの肩に手を置いて立ち上がろうとすると、ひとりがそっと腰に手を回す。思いもしなかったボディタッチに驚いて、私の力が抜ける。
となれば当然、ひとりの太腿の上に完全に体重を預けて座るような形になったわけだが……。
近い一杯に映るひとりは、穏やかに笑みを浮かべる。
「ううん……むしろ、こっちの方が、ねこみちゃんの顔、よく見れて……好き、かな……」
「はぅっ……♡」
変な声が出るし、心臓がバクバク音を鳴らす。それに、下腹部がキューっとなる。
「照れてるねこみちゃん、かわいい、よ……?」
「っ! そ、そういうこと言うなぁっ♡」
顔を隠そうとひとりの肩から手を離すが、手に顔を持ってこようとするより前に、その両手はひとりの両手に捉まる。
手を握られて、思わず
そのまま空中で、ひとりの手とぎこちなく―――指を絡めて、手を繋ぐ。
「ねこみちゃんの手、少しひんやりしてるね……」
「ひ、冷え性だからっ……」
この体になって、やはりかつてより冷え性になった自覚はある。
なんだかんだ言って体が女の子はどうしようもない事実で……って違う違う!
―――思い出せ、だとしても男らしく!
「ねこみちゃんの手、すべすべで、柔らかくて……抱きしめると、ふわってして」
「……やぁっ♡ 恥ずかしいこと、言うなぁっ♡」
「え、えへへっ、ごめんね……」
照れたように笑うひとりに、私も気恥ずかしいけど笑顔で返す。たぶん、変な笑顔だとは思うけど……。
「最近は、前みたいに抱き着いたりしてくれなくなったね……」
「あ、や、それはっ……」
「好きな子でも、できたのかと、思ったときもあったり……」
それはない! ひとり以外見えてないし!
だからと言ってそれを直で言うのは恥ずかしい……。
「そ、そのっ、抱き着いたら……前と違って、変な感じに、ならない?」
「……なる、かも」
───ほらね?
あの初ライブの日以降、抱き着いたりをやめたのはそういう経緯があってだ。
こっちもどうなるかわからなかった。
「でも、前よりもねこみちゃんとの距離を、近く、感じるんだ……」
「あぅっ♡」
握っていた手の力が、少し強くなるのを感じる。
「私……ねこみちゃんのこと、前まで月みたいに思ってた」
「……へ?」
突然のひとりの言葉に、ポカンとしてしまう。
「真っ暗な世界で輝いてて、私の道を照らしてくれて……私じゃ手が届かない」
「……それじゃあ、今は?」
「……星、かな」
グレードダウンしてない……?
やっぱあれ、男らしいとこ見せられてないから? “最近は”カッコよく決めれてないからか!?
星って、『星座になれたら』ってか! ……あれ?
「そ、そのっ、ひとり……」
「ん、どうしたの?」
「……い、いや、ううん、なんでも……ごめん、話の腰折って」
そう言うと、ひとりは首を横に振る。
い、いやいや、私の思い違いだって……だとしたら、あんまりにもアレだ……。
「私も、少しでも輝く星になって……一緒に、いれたらなって」
「……っ♡」
「ねこみちゃんは、かわいいし人気者だけど、やっぱり私の大事な幼馴染で、私の大事な女の子で……だから、月は違うかなとか、思ったり……」
やっぱ、そういうことじゃんかっ……♡
「ねこみちゃん、私もね……ねこみちゃんのこと……好きだよ」
「へっ!?」
こ、告白……された……? こ、こんな早く? ら、来週までにはだと思ったけど、な、なんで……。
い、いやでも告白されたぁ♡ やっとだぁ♡
「え、えへへっ……♡」
ちゃ、ちゃんと返事……じゃなくてっ、そ、そうだった。じ、焦らさないとっ、主導権を……。
で、でも顔がにやけてっ。
「好き。大好き、だよ……」
「やぁ……っ♡ あ、あんまり言われる、と……」
ま、待ってちょっと引っかかったんだけど……『私も』って言った?
まるで、私の方が先に告白してたみたいな……。
「返事、遅くなってごめんね?」
「あ、えっと、そのっ……」
返事? 待って待ってどういう! だって昨日、記憶は“あそこまで”はハッキリして……あ。
「その、こ、ここで、あんなに沢山……好きって、言ってくれた、のにっ……」
照れるように顔を赤くして言うひとりに、私の顔は一気にそれを超えて真っ赤になる。
それもそうだ。仕方がないことだと思う。
完全に“最初”から間違えていた。
私は既にひとりに“ありったけ”『愛』を伝えている。
……昨夜、ベッドの上で。
「はぁぅ……~~~ッ♡」
両手で顔を隠したいが、ひとりと指を絡めて繋がれた手は離せない。
結果そのまま俯くしかないけれど、今は私の方が頭が高いわけで、しかも下を向いてもひとりの顔は見えるわけで……。
でも、ひとりはどこかなにか達成したような表情で……。
あぁ、そっか───
◇
言えた。ようやく言えた……。
ねこみちゃんにとってはきっと、遅いくらいだ。
あんなに昨日、息も切れ切れに『好き』を伝えてくれたのに、私はねこみちゃんを呼ぶだけしかできなかった。
「ねこみ、ちゃん……」
顔が熱いけど、ねこみちゃんも赤い顔で私の方を見てくれてる。
あまりにもかわいくて、胸が痛いぐらいドキドキして、顔も驚くぐらい熱くて……。
いますぐ顔を塞ぎたいけど……。
「ねこみちゃん、かわいい……」
「あぅっ……♡」
つないだ
「その、ね……!」
「う、うん……?」
決めた。
だから言おう。これだけは、曲げられない……変えられない。
答えはわかってる。それでも、しっかり言葉に、しなきゃ、ダメなんだと、思う……。
昨日も沢山握ったその手を、いっそう強く握る。
「ねこみちゃんを、私の彼女に、したいっ」
「ひ、ひとりぃ……わ、私はっ……か、かれ」
しっかり言え、後藤ひとりっ!
「ねこみちゃんに、私の彼女に、なって、ほしい……!」
「……ぁっ♡」
「なって、くれる……?」
真っ直ぐ、ねこみちゃんの“潤んだ瞳”を見つめる。
こんなにもまっすぐ誰かの目を見ることなんて、家族とねこみちゃんにしかできない。
ねこみちゃんは私にとっては家族みたいに“特別”で……。
───あ、そっか。
元々、ねこみちゃんは“特別”で、私の中でねこみちゃんへの感情が“変わった”気がしないのは、たぶん、もうずっと前から私は、ねこみちゃんのこと……。
「……はいっ」
今までよりずっと眩しくってかわいい、ねこみちゃんの笑顔。
赤い顔で、瞳から涙を流してまで、喜んでくれて……。
「ひとりぃ、好きぃ……大好きぃ」
「ね、ねこみちゃんっ……!」
手をゆっくりと離すと、ねこみちゃんは私の首に腕を回して抱き着く。
私は、そっとねこみちゃんの背中に手を回す。
ねこみちゃんの嗚咽が耳元で聞こえるけど、なんていうか、こんな時にその、不謹慎なんだけど……。
―――柔らかい……。
「うぅ~よかったぁ゛……」
「え、えっと、ふ、不安にさせちゃって、た?」
「だって、私っ、ひとりと離れたらっ……なんにも、なくなっちゃうからっ」
ねこみちゃんは沢山持っている。
私は、正直ねこみちゃんに依存してる部分が沢山あるけど、ねこみちゃんはそんなことないと思ってた……。
でも、ねこみちゃんも意外と、その……色々と抱えてるみたいだ。
「ひとりと出会ってから……私にはっ、ずっと……ひとりしかっ、いないからっ……」
「っ……!」
ああもぉ、そんなかわいいこと、言われたら……。
「ねこみちゃん……少し、いい?」
「え……ひゃっ!?」
両足と両手を使って、ねこみちゃんをベッドの上に半場無理矢理運ぶ。
私は、ベッドの上に寝るねこみちゃんに、覆いかぶさる形になった。
こんな私が、こんなことをできるようになるんだから、やっぱりねこみちゃんは凄いと思う……。
「前は、その……事故、だったけど」
「え、あっ、そのっ……」
赤い顔で焦るねこみちゃんに、胸がざわざわする。
「ちゃんと、していい?」
「……っ」
昨日も、できてないから、今度こそちゃんとしたいと思った。
あの文化祭で、沢山の人の前で起こった事故じゃなく、私とねこみちゃん二人で、二人だけの空間で、ちゃんと私の意思で……。
左手をねこみちゃんの顔の横に、右手をねこみちゃんの頬に当てる。
ねこみちゃんの顔が熱い、柔らかくてすべすべで……。
親指で、そっと唇をなぞる。
「あっ♡ うっ、い、いやその、そういうのは……わ、私からっ」
すぐ“ダメになる私”のためにねこみちゃんは“気を遣ってくれている”んだと思う。
ねこみちゃんだって恥ずかしがり屋で、女の子で……私がしっかりリードしなきゃダメって、喜多ちゃんも言ってた。だから、いつも頑張れない私だけど、せめてねこみちゃんを相手には、頑張りたい。
だから、首を横に振る。
「私が、する……い、いい?」
「ぅぁっ……ぅ、うんっ♡」
首を縦に振るねこみちゃん。
その両手は緊張してるのか、胸の前でギュッと握られていて……そういういじらしいところが、本当に私をどんどん追い詰めていく。
少しずつ顔を近づけていく、ねこみちゃんの瞳が、私をジッと見る。
「ひと、りぃ……好きっ……」
「私も、ねこみちゃんが好きで……あ、あ……」
お互いの吐息がかかる距離、ねこみちゃんの瞳が閉じられた。
「……愛して、ます」
「ッ……♡」
“あの時”とは違う、そっと触れ合うだけの───。
◇
好きで、頭が一杯になる。
違う。
でも、どうしようもなく心が満たされてしまっている。
「ちゃんと、していい?」
「……っ」
ベッドに押し倒されて、切れ長な瞳に魅入られて、頬に手を当てられて、唇を撫でられて……。
臍の下の疼きが、
どうしようもないぐらいに『
「私が、する……い、いい?」
「ぅぁっ……ぅ、うんっ♡」
でも、もう、いいかなぁ……♡
「ひと、りぃ……好きっ……」
「私も、ねこみちゃんが好きで……あ、あ……」
だって、だって
「……愛して、ます」
「ッ……♡」」
◇
ふと、
沈黙と、暗い部屋。
まだ外は暗いようで、カーテンから陽は差し込んでいない。
頭の裏に枕があることを理解しうつ伏せになると、顔を枕に埋める。
「う゛ぅ゛う゛~~~~」
───なんなんだよアレぇっ!
「んぐぅ~」
───完全に雌じゃんかよぉ!
「ん、ねこみちゃん……?」
「ひゃぅ!? ひ、ひとり、ご、ごめんね起こして……」
私のせいで“隣で寝ていたひとり”が目を覚ますので、軽く謝っておく。
少し恨めしく見るが、ひとりは即座に寝なおしてそんな私の視線に気づくこともない。
―――完全にやられた。
「うぅ~……」
―――
結局“一線は超えてない”。
私は昨日と変わらず脱がされて下着姿で、ひとりはうちに置いてあるスウェットだけど、ベッドの上でただずっと唇を交わしたりひとりが新しい痕をつけていたぐらいだ。
よってまだ私は負けてない。実際に一線を越える時に、私がリードすればいいだけの話だ。
だがまぁ、それは理解していても……。
「はずかしぃ……!」
ただの“前戯にも満たない行為”であそこまでされたのは、“男として”非常に不本意である。
「……ま、まだだっ!」
私は布団を捲って、ひとりの上に跨った。
それに気づいて、ひとりが目を覚ましたが上等である。
むしろ望むところだ。
「え……えっ、ねねね、ねこみちゃんっ!?」
「ん~? 動揺してどうしちゃったのかにゃぁ~♪」
ニヤリと笑いながらそう言ってやると、ひとりは動揺したようにわたわたしている。
完全に、主導権を握った……!
「ふふ~ん、顔赤くしちゃってぇ~♪」
「だ、だってそのっ、ね、ねこみちゃんそのっ、す、すごい……え、えっちでっ……」
まぁ下着姿だからね。脱がしたのお前だけどね!?
「これで終わり、じゃないよねぇ~ひとりちゃぁん♪」
「ふへっ!? だだだ、だって明日、がが、学校でっ!」
まぁもう23時過ぎてるからもう今日になるわけだけど……知るかそんなの! こっちのが重要だ!
「“動けなくなったら”休むのもやむなしだよねぇ~♪」
「えっ、ね、ねこみちゃんが、そんなこと言う、なんて……!」
サボり癖つけたらお前、学校行かなくなりそうだったからなるべく行かせるようにはしてたけど、まぁ今回はヨシ!
ひとりを骨抜きにしてやる! ガクガク言わせたる!
明日帰るのも大変にしてやらぁよ!
「だからぁ……ね♪」
「ね、ねこみちゃっ……」
ふふふっ、顔赤くして動揺している。勝った。今回は勝ち確。激アツ。
ついでにちょっと妖艶な雰囲気出すために、舌を出して人差し指を舌に当てて見たりする。
もう片手で自分の身体をそっと撫でつつ……。
「ひとり、たくさん気持ちよくシて───」
瞬間───景色が反転した。
「あ、げ……?」
「ねこみ、ちゃん、い、いんだ、よね……?」
「……る?」
―――なにがおきた?
今私は、ベッドの上に寝ていて、ひとりが上にいて……。
数秒前までひとりに跨っていたのがそのまま反転したものだから、私の足の間にひとりがいて、そのまま覆いかぶさる形になっている。
───え、なんで?
勝ち確って言ったじゃないですかヤダー!
「あ、明日、学校……休むのもしょうがないって、言った、よね……?」
言ったけど、言ったけどっ!
「ねこみちゃん、あ、あんなえっちなこと言われたら、私っ……」
あ、眼がギラギラして……あっ♡ これ、やばいやつ……っ♡
てか、えっちなこと言ったって……あ。
『たくさん気持ちよくして』
ち、違う! そのあとに『あげる』が入る予定でっ!
「わ、私っ、もう……抑え、効かない、よ?」
「ぁぅっ……♡」
さ、さっきの抑え効いてたの……?
ま、まってそれで何回もイ……えっと、これ、マズいんじゃ……。
「ねこみ、ちゃん……っ」
「んぁっ……♡」
く、首にキスするなぁっ……♡
「ふぅっ……♡」
どうやらひとりは、
なんで、なんでぇ……!
こんなんじゃ、私ぃっ♡
「かわいい、私の、ネコちゃん……♡」
「はぅっ……♡」
だれが、ねこだぁっ……♡
「ねこみちゃん……」
「へっ、ひゃ、ひゃぃ……♡」
「好き、だよ……私の、かわいい、彼女っ……」
「ひゃぅっ♡」
あ゛っ♡
「これからも、私の彼女で、いて?」
「うんっ♡ うんっ♡」
「これからも、私の傍に、いて?」
「いるっ♡」
唇が、触れる。パチパチと脳がスパークを起こす。
でも離れたひとりの瞳があまりに真剣で、それが
荒い呼吸の中、それでも……。
「……私の音楽、たくさん、聞いて?」
「っ……たくさん、きかせて?」
―――ひとりのロックを。
「ん、ありがとう……」
そう言って笑うひとりの顔が、やけにカッコ良くて……。
―――ああ、
ち、違う! わ、私はっ……じゃなくてぇっ! お、おれはっ、
「ねこみちゃんの
「うんっ……たくさん、きいて……♡」
◇
左手でねこみちゃんの右手に触れれば、ねこみちゃんは右手を開いて指を絡ませてくれる。
青春らしい青春なんて過ごしたいなんて、そんなこともどうでもよくなりそうで……ただ、ねこみちゃんがいれば私はそれで良い。
私の傍で、輝いてくれる一等星。
そんなねこみちゃんと、私は星座になれたら、なんて思って……。
◇
ひとりに、どんどんと塗り替えられていく。
わかる。わかってる。
だって、私はひとりの彼女なんだから……でも、でも……。
これだけは言わせてほしいっ……初志貫徹、私の好きな言葉で、あ゛っ♡
「ねこみちゃん、大好き、だよ……」
「私も、大好きぃ、ひとりぃ♡」
それでも、それでもっ……!
あとがき
最終回、完!
猫背の虎にネコが勝てるわけなかった……
でも、ぼっちちゃんとねこみが幸せそうなのでオッケーです
不屈の女ねこみ、この後何度も雌堕ちと男を思い出すループ
たぶん翌日の学校は二人そろってお休み
なにはともあれ最終回までこれました
数話で終わるはずだったこの小説ですが、沢山の応援に支えられてここまできました
お気に入り登録や「ここすき」してくださった方々
高評価や感想をくださった方々、本当にありがとうございます
後は後日談的な蛇足をとりあえず2話ほど考えています
そちらも是非、お楽しみいただければです(原作のネタバレもありそうですが)
では、この話は(一応)これでおしまいです
また私の書いた物を見て、楽しんでいただく機会があればと思います
重ね重ね、本当にありがとうございました!