ぼっちちゃんを雌にするつもりが雌にされた元男(♀)の話   作:樽薫る

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文化祭(前編)






♯なんでもねだり

 

 (オレ)、大張ねこみ! どこにでもいる普通の転生者!

 

 

 でもまったく転生者要素を生かせてぬぇっ!

 

 そもそも生かせる要素が、見た目しかねぇ。運動オンチだし非力だし……。

 

 前の世界より能力落ちるってあるの……? チート、私のチート能力はどこ? ここ……?

 

 

 当初の私の“人生設計”がパァじゃねぇか……!

 

 まぁなんかだかんだ、結束バンド初ライブは生で見れたのでオッケーだが、妙な感じはなんだったんだか……。

 別にひとりの家で曲聴いても問題なかったしなぁ。

 むぅ、こんなこと初めてすぎる。女の身体ってこうなんか?

 

 もう十数年付き合ってきてるつもりだけど……。

 

「ふへっ、ごとぅーです……」

 

 私の悩み等知る由もなく、当の本人であるひとりは、隣の席、窓際の最後尾で私の方に顔を向けながら眠ってやがる。

 能天気な面で涎垂らしながら眠ってるけど……うん、まぁかわいいな。やっぱひとりはかわいい。

 

 こうして隣で頬杖をつきながらひとりの顔を見るのもいつものことだが、飽きないもんだなぁ。

 

「ふふっ、へへっ……」

 

 だらしねぇ顔しながら眠りやがって……。

 フッフッフッ、しかしそんな顔してられるのも今の内、私のスパダリパワーで、総受け(当社比)ぼっちちゃんを、メロメロにしてやるゼッ!

 てかなんでこんな距離感近いのに、依存して(オレ)にメロメロになってないんです? おかしない?

 

 くっ、イケメン力は確かにあるはずだ。自分で言うのもなんですが美少女ですよ!? 儚げな!

 

「では、二組の出し物はメイド喫茶に決まりました!」

 

 あ、話聞いてなかったけどそういやそうですよね。原作で見ました。

 

「んはっ!?」

 

 そういやこのタイミングでひとりが起きるのか……『お前が人間国宝!』とか妄想してんじゃないよ。否定はせんけど!

 

 メイド喫茶、ひとりのメイド服……ハッ! これは、メイドひとりに(オレ)をご奉仕させて、しっかり私が攻めであると、ひとりにも“わからせる”チャーンス!

 やったぜ。これは完全なる勝者……敗北を知りたい!

 

「え~ありきたり!」

「鉄板といいなさい! 皆でメイド服着ようよ」

「まぁ……あ、ねこみちゃんとか絶対似合うよね~!」

「確かに! 楽しみ~!」

 

 ……ん?

 

 しまった。当然、私も着るやつじゃんよ!

 

「メイド……あ、ね、ねこみちゃっ」

「そんな不安そうな声出さなくても……大丈夫だよひとり、みんな着るらしいから」

 

 小声で話しかけてくるひとりに小声で答え……顔がっ! 顔が崩れてるっ!

 

 あ、思ったよかすぐ直った。

 

「あ、わ、私は例外として着ないことに……」

「いやぁ、さすがにそれは……」

「だ、だよ、ね……おぇ」

 

 お前は絶対かわいいから自信持て、あとは猫背で俯くのを直せば完璧かわえぇんじゃ!

 

 あと残念ながらお前が考えてるような“裏方”という選択肢もないぞ!

 

「あ、ねこみちゃん……」

「ん、どしたのひと───」

 

「ねこみちゃーん! どんなのがいい!?」

 

 おい、私とひとりの間に挟まるなよ!?

 

「大張さんなら、どんなのでも似合うよね!」

 

 おいおっぱいを見て言うんじゃねぇ!

 

「ねこみのメイド服見たいね~」

「うちの看板娘になるかも~」

 

 くそっ、ごめんなひとり! 私の中の承認欲求モンスターがもっと褒められたいと叫んでるんだ……私はネットのいいねも好きです。でも、現実のいいねの方がも~っと好きです!

 明日からは優先するから、テストも一緒に乗り切るぞぉ! まったく私がいないと赤点待ったなしなんだからぁ~♪

 

「ねこみちゃんのおかげで繁盛間違いなしだろうなぁ~」

 

 まあ今しばらくは、このぬるま湯に浸らせてくれ! 私を! 100数えるぐらいまで!

 

 まぁ気にするな。文化祭当日までは時間は山ほどある!

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 私、後藤ひとりはバイト先までの道を一人で歩いている。

 

 なんだかんだで、文化祭の出し物が決まった日からしばらく経っちゃって……二日目は、結束バンドでステージライブ決まっちゃったし……。

 

 文化祭前の中間テスト。

 いつもねこみちゃんに勉強を手伝ってもらうんだけど、今回は、ねこみちゃんは忙しそうだから連絡しないでおいたけど……喜多ちゃんのおかげで無事に乗り切ることができた。

 

「今日も、ねこみちゃんと話せなかったな……」

 

 バイトがなければねこみちゃんと一緒に帰れたけど……最近はねこみちゃん、特にいっぱいの人に囲まれてたから、どっちにしろ、一緒に帰れなかっただろうなぁ。

 ううん、あの感じだと、しばらくは無理そう。

 

 最近、良く目は合うんだけど……ねこみちゃん人気者だから、近づけない……。

 

 しょうがないよね、ねこみちゃんは昔から人気者だし……。

 私に気を遣って、あまり人が集まってる時は話しかけたり、手を繋いだり抱き着いたりはしないようにしてくれたりってしてくれるから……特に、高校生になってからは、放課後すら一緒できないことも増えてきた。

 

 この前は、久しぶりに一緒に帰ろうって誘われたけど、バイトだからって言った時は“悲しそうな顔”されて、なんか凄い……。

 

「ぼっちちゃん、どうしたの?」

「あっうっ、ね、ねこみちゃんを悲しませるような、私は、ひっ、人目に触れない場所でひっそりと……」

「いや、バイトだから出てきてほしいけど」

 

 いつの間にか『STARRY』に着いていて、いつの間にかゴミ箱に収まって……あ、落ち着く。

 まだ店長さんとPAさんだけかぁ。

 

「ねこみちゃんってあの子か……」

「廣井さんがバリネコちゃんとかあだ名つけようとしてましたねぇ」

「おい余計なこと言うなよ」

 

 ん、なんて……?

 

「ああいや、そういやアイツのライブどうだった?」

「あ、すごかったですお姉さん。カッコ良くて……」

 

 つたない言葉で伝えると、店長さんはどこか嬉しそうに頷いた。

 昨日行った“廣井きくり(お姉さん)”のライブ、本当に凄くって、なのに昔は私みたいな陰キャだったとか、全然信じられなくて……。

 

 信じられないといえば、本当に壁壊して弁償してた……。

 

「ただいまー、おはよーぼっちちゃん!」

「あ、虹夏ちゃんとリョウさん、おはようございます」

 

 今日は喜多さんはお休みだけど、二人と一緒……。

 そうだ、完成した歌詞を預けたんだった。

 

「ぼっち、今日もやどかりになってる」

「かわいいから良いんだよ」

「お姉ちゃん甘やかしすぎないでよ……」

 

 是非甘やかしてください……。

 

「あ、そういえば、か、歌詞……どう、でした?」

「えっ!? あ、あぁあれね!」

 

 なぜだか、虹夏ちゃんの顔が真っ赤になった。

 

「こ、こう……お、想いが伝わってきて良かったんじゃないかな! 凄い好きだよ!」

「ぼっち、あれはまごうこと無きラヴソ───んぐぅ」

 

 虹夏ちゃんがリョウさんの口を押さえてる。

 

 ハッ! もしかしてダメでした!? そうだよね、なんだかスラスラかけちゃったし……。

 

「すみません、書き直しま」

「───ち、違う違うぼっちちゃん! 本当に良かったって! ねぇリョウ!?」

「むぐ、うん。ぼっちの重い想い伝わった」

 

 今回、あまり考えないで歌詞書いちゃったけど……スラスラっと降りてきたやつを。

 

 ふへへっ、『降りてきた』ってちょっとかっこいい……。

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 ひとりが、ひとりと全然話せてねぇ……。

 

 目が合って『話しかけてこい!』ってアピールしてんのに全然こねぇ……そりゃそうだ。わかってる。わかってますとも!

 

 最近囲まれっぱなしの(オレ)に、あのひとりが近づいてくるはずもねぇ!

 くっそぉ、アイツなんも思ってねぇんかな……つれぇ。

 

 じゃなくて! ひとりが辛いはず! (オレ)に依存してるからね! してるよね!?

 

 私がいないとダメなんじゃないのひとり!? 結束バンドがいるから大丈夫ってことですかぁ!?

 

「あ、大張さん!」

「喜多ちゃん……?」

 

 学校の廊下を歩いていたら、ふと知った顔に声をかけられた。

 入学以来、たまに目で追うぐらいには気にしてたけど……そりゃそうだ。気にしないはずがない。

 

「そういえば、今日はバイトは?」

「今日はお休みなのよ。文化祭の準備もあるでしょ?」

 

 なんだか流れで並んで歩くことに……まぁやっぱ生喜多ちゃんはかわいいなぁオイ!

 

 私の中の男がナンパしちゃいたくなっちまうよ……!

 

「だね。でも喜多ちゃんはライブの方もあるでしょ?」

「ええ、後藤さんが新曲の歌詞を考えてくれて……あっ」

 

 なんだ、コイツ突然赤くな……ハゥァッ!? れ、例のあの曲かっ、ぼ喜多の曲か!?

 

 ちくしょう、やっぱりぼ喜多なのか、ぼ虹も好きだったがそっちか……これみよがしに赤い顔でチラチラこっち見るんじゃないよォ!

 

 くそぅっ、ひとりが、ひとりがポッと出の女の方に行ってしまう……いやまぁ、私の方がポッと出なんだけど。

 

 まさか原作キャラにこんな感情を向けることになろうとは……ん? “こんな感情”って?

 

「た、楽しみにしててもらえると、嬉しいかなっ」

「うん、楽しみにしてるからっ♪」

 

 ちくしょうこれみよがしにっ……。

 

「それと、最近ね。後藤さん、大張さんとあまり話せてないって話してて……」

 

 はっはぁ~ん! なんだよぉ、ひとりの奴ったら、やっぱり(オレ)に依存してメロメロじゃないかよぉ!

 

 ふぅ、おどかしやがって……誰がナッパだ。

 

「お、大張さん? や、やけにニヤけてどうしたの?」

「え? いや、なんでもないよぉ♪」

「そ、そう……?」

 

 フッフッフッ、しょうがないなぁひとりったらぁ♡

 忙しいかと思って控えてたけど、今度一緒に御飯でも行くかぁ~。

 

「で、でも私が歌うのよね、あの歌詞……」

 

 喜多ちゃんがなんかボソボソ言ってるけど、そうだよ喜多ちゃん……くっ、当初の予定では私がひとりの前で結束バンドのメンバーと仲良くなって脳を破壊してやる予定だったのにぃ……!

 あ、そのあとちゃんと修復するけどね。(オレ)の本命はひとりだし。

 

 とりあえず、思ったよりひとりが(オレ)を大好きで安心したぜ。

 

 ……ライブじゃあぼ喜多を見せつけられるのちょっと憂鬱だな!

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 はい! ということで文化祭当日、一日目となったわけですが……(オレ)は現在、そう―――メイドをやっているわけだ。

 

 なんの因果かメイド、いやまぁクラスの出し物なんで……多少はね?

 おいひとり、逃がさんぞ! お前が逃げることは私にはまるっとお見通しなんだからな!

 

 とりあえず視線を合わせて首を横に振っておくが、ひとりは私の比じゃないくらいに首を横にぶんぶん振る。

 

 かわいいから安心しろ! とりあえず背筋伸ばせ! 教室の前立ってるだけなんだから良いでしょ私よか!

 

「おかえりなさいませ、ご主人様ぁ♪」

 

「おぉ、かわい~」

「レベル高いな……」

 

 おぇ……くっ、私がなぜ……。私はカワイイがこういうことやるタイプじゃないっ!

 

「やっぱかわいい~!」

「さすが大張だなぁ……いつもと違うポニテもまた良い……!」

 

 しかし、女子も男子も私をほめたたえるが良い……!

 

「なんで生足じゃないの?」

「てか露出度低いね。上も長袖だし」

「大張さんが断固拒否してた」

 

 あたりめぇよ! 制服のミニスカートでさえやなのに……こちとら夏でもストッキング常用してんの!

 15年経っても慣れねぇもんは慣れねぇよ……。

 

「おっぱいでけぇ~」

「おい」

 

 乳を見るな乳を……てかひとりのメイド服、やっぱ結構露出あるな。

 

 ふむ、まぁなんだかんだ接客も落ち着いて来たしひとりんとこでも……あ、あれは。

 

「え~! ぼっちちゃんかわいい~!」

「ぼっちもてなせ」

 

 伊地知虹夏さんと山田リョウさんじゃないっすかぁ! 久々ぁ感動ぅ!

 

「あっうっ、え、そのっ、あ、らっしゃっせぇ……!」

「店のタイプが思ってたのと違う!」

 

「ひとり、そこは『おかえりなさいませ、ご主人様』でしょ?」

「あ、ね、ねこみちゃんっ」

「大張さんだ。久しぶり~」

「お久しぶりです。伊地知さんに山田さん」

 

 本当は下の名前で呼びたいけど我慢だっ、初ライブ後の打ち上げも誘われたけど、私の方が変だったから速攻で帰ったから仲良くなれてねぇし!

 

「お~大張さん、すごいかわいい……」

「これはダイヤ。ダイヤそのもの、動画配信して利益だけいただきたい」

 

 ふふふ、そうだろうそうだろう。ステータスがビジュアルガンふり過ぎてどうしようもないんだ。

 せめてそこぐらいは褒められてしかるべき……むしろ褒めてもらわないとアイデンティティがヤバい……褒めて(懇願)。

 

 む、ひとりめ、気絶しかけてる場合じゃないぞ!

 

「ほらひとり、ご案内」

「あ、う、え、あっ、うん……」

 

 そう言うと、ひとりが虹夏ちゃんとリョウさんを案内しようと……ん、なんかリョウさんに見られてる。

 

「どうしました山田さん?」

「……ビジュアル担当で結束バンドに」

「はいいくよ~!」

 

 リョウさんが虹夏ちゃんに引っ張られてった……なんか感動。私は今、ぼざろの世界にいる。

 

 でも、こうやって三人が一緒にいるの見ると、やっぱひとりもこうやって成長してくんだなって……。

 

 っと、いかんいかんなにを感傷的に……私はこのあと、休憩時間にでもひとりにご奉仕させてやるって決めてるんだ。

 (オレ)の攻め攻めなスパダリパワーで依存させて堕としてメロメロにしてやらぁな!

 

 ご奉仕させるは“(攻め)”の特権でしょうよ!

 

 

 なんて思ってたら、目の前に大きな影が二つ。

 

「お嬢ちゃんー暇してるなら遊ばない?」

「前にいるぐらいならさぁ」

 

 しまった! こいつらは世紀末的風貌の輩たち!?

 

「ねぇ、いいっしょ?」

 

 本編なら気絶したひとりが迎撃したはずっ……このかわいいだけの非力な私にどうしろと!?

 てか容姿良いのに非力にしたら結構人生ハードじゃないっすか神様!?

 

「あ、えとっ、その……っ」

 

 ちくせう身長高いなこいつらっ、私も170㎝と高い方なんですけど、やっぱ世紀末はすげぇ!

 

「ねぇ―――」

「ぴっ!」

 

 少しばかりこっちに手が伸びようとして、ついビビった。

 

 やばっ、脚がもつれてっ───。

 

「ねこみちゃんっ……!」

「へっ!?」

 

 ガシッ、と左から腰に腕が回されて、空を切った右手を左から伸びた左手に掴まれる。

 

「ひ、ひとり……っ」

 

 倒れかけた私の左側から私を支えるひとり。

 右手を私の腰に回して、左手で私の右腕を掴んで、しっかりと支えつつ、真横にあるその顔は少し必死で……。

 すぐ近くのひとりの顔が私の顔を見ている。

 

 

 バクバクと、心臓が音を鳴らす。

 

「あ、ねこみちゃん……?」

「ひゃっ……」

 

 眼、凄い切れ長で、や、やばっ、なにその顔っ……。

 

 やばっ、なにこれっ……顔、あっつぅ……。

 

「怪我、してない……?」

「い、いやっ、ぜ、全然、なぃ、で、す……ぅ♡」

 

 なんかわからないけど、眼があったままだとヤバい気がして、そんで顔が見られるのが嫌で、空いた左手で、(おれ)は顔を隠す。

 たぶんひとりは、不思議そうに首をかしげてるんだろう……“あの顔”で。

 

 耳の傍でひとりが……。

 

「ねこみちゃん、やっぱなにか……?」

「にゃっ、な、なんでもなぃ、からっ……♡」

 

 ひとりの声が、(わたし)の中で、響くっ……おへその下の辺りが変な感じにぃっ……♡。

 

「ねこみ、ちゃん……?」

 

 あ゛っ、だからぁ、耳元で喋るなってぇ゛♡

 

 

「な、俺らを前にしてこんな……てぇてぇ……!」

「す、すみませんでした~!」

 

 

 なんか、聞こえるけどっ、そんなのどうでもいいぐらい、なんか変でっ……♡

 

 

 ひとりの左手が私の右腕から離れるなり、顔を隠してた左手を掴んで降ろす。

 

 

 お前っ、私相手だからって強めにっ……力かなわなっ、やだっ、その顔で、見るなぁっ♡

 

 

「ねこみ、ちゃん……だい、じょうぶ?」

「だからみみもとぉ───ひぁ゛っ♡」

 

 

 ひとりっ、おぼえてろよっ!

 

 絶対“わからせ”てやるからな、お前えぇぇぇぇっ!! ……あ゛ッ♡

 

 

 




あとがき


虹夏「めっちゃイチャついてる……」

リョウ「お金になりそう……」


とかなってそう……

ということで当初の予定通りの二個目、と言いたいとこですが

思ったよりも好評で反応いただいて、テンション上がってついつい前後編になりました

短編集みたいなものなのでバシバシ間は飛ばしつつ、といった感じでやらせてもらって……
とりあえず自称バリタチの主人公ちゃんは今回もこんな感じでした

では、後半をお楽しみにしていていただければと思います

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