モブだけどモブだからこそ魔法が魔法が欲しい 作:ブラックマッハ
俺は魔法が使えると言われたのに使えない。何がダメなのかは分からないが使いたい。それなのに俺は才能があるのだからな。そもそも使い方が違うのかもしれない。
俺には手で作り上げる能力じゃないと考えることも出来る。中には頭から作れる能力があったりするのだからな。何も不思議じゃない気がする。
だが学べる場所はないのだ。手から作り上げる能力以外ないのだ。
「お前ら、専用の魔法能力ばかり考えていないか?基礎の基も知らず困ったものだ」
となんか偉そうに言われてしまった。夢くらい見せてくれよ。夢がない世界だったなんていらない。とりあえず人気いっぱい目指して頑張るしかない。
「おいそこのお前、目標はなんだ?」
俺に先生は聞いて来た。俺は、なんて答えればいいのだろうか。分からない。俺が口から出た答えは
「モテモテになるために力が欲しいです」
だった。口から一瞬で答えて出た結果だった。俺は何度もその言葉を堂々と言って来たのだ。
「ハァ呆れた奴だな。これで私を怒らせたのは、何度目だ」
「100回です」
「そう、100回だ。よく数えていた事だけは褒めてやる」
適当なのに当たった。これ怒られずに済むんじゃない。
「先生だから時間はないです。魔法が全く使えないので」
「そうだったな。魔法が使えないのだったな。それを威張れる度胸しかないのか?」
いや威張るのだって大変なのよ。女子からは気持ち悪いと思われながら見てこられるし大変なんだぞ。それに幼馴染とは、喧嘩していないけど立場的な問題で話せないしさ本当に大変なのさ。それでも威張る遊び心を大事にしたいと思っている。
だって俺はダントツの最下位なのだからレベル10のうちの唯一無二のレベル0・1だ。本当に言うとゼロに近い。一つ魔法が覚えたら1になれるのだがな。
「俺は才能も何も持っていないので素直に自分を受け止めないとダメなんです。だからと言って諦めませんけどね」
「そうかなら気を引き締めて頑張りたまえ」
俺は修行を再開したが全く魔法が生まれなかった。全く生まれなかった生まれなかった。日々魔法を練習しているのに何も出来なかった。だが俺に諦める時間はない。何度だって自信満々で魔法を生む練習をしたのだ。
でもでもやはり生まれなかった。俺の魔法は持てない。はぁ諦めたくない。諦めたら楽だったなのにな。諦めたくないのだ。
理由そんなの考えた。考えながらしている。でも俺の答えはやはりモテたい。シンプルかつ、嘘だった。嘘だから腹が立つ。腹が立つんだ。なんでこんな事を思ったのか分からん。そしてまた今日も俺は、魔法を生めずにいた。
「はぁーもうどうしたらいいんだよ!」
つい叫んでしまった。周りにいた人はみんな驚いた顔をしていた。
「すまん、つい驚いて声を出してしまった」
「大丈夫だよ。君はいつも頑張っているから」
優しい言葉をかけられてしまった。俺は泣きそうになった。感動した。嬉しかった。
「ありがとう」
お礼を言うことしかできなかった。だけどこれが精一杯の感謝だった。だが三人の集団が現れてそのリーダーが言った。