【急募】
卵ともやしだけで1カ月生き延びる方法
─やばい。
安心院アンジェリーナは恐怖した。彼女は薄暗い自室で1人、猛暑の中にも関わらず身震いが止まらなかった。
安心院は1度目を閉じると、再び現実を見つめるべくその大きな、吊り目がちな両目を見開いた。彼女はその行動の間に先程突きつけられた事実が嘘であることを祈ったのだが、当然のようにそこには変わらない事実だけがあった。
「…やばい、マジで。」
うら若き少女であるにも関わらず、昼間から肌着しか纏っていない状態でとうとう彼女は力なく床にへたり込んでしまった。その目は虚ろで、どれほどに衝撃を受けたのかが窺える。
その体勢のまましばらくへたり込んでいたが、突然にぽつりと呟いた。
「……………なきゃ。」
その呟きの後、彼女は勢いよく顔を上げた。先ほどの虚ろな目つきはどこへやら、気がつけば彼女の双眸にはギラギラとした光が宿っている。その視線の先には壁にかけられた、幾つもの予定が記入されたカレンダーがある。その中の一つ、大きく赤丸がつけられた日を睨みつけた。
「……ダイエット、しなきゃ………!!」
「で言うわけでいいダイエットの仕方知らない?」
「それをなんで俺に聞いた?」
真剣な面持ちをする安心院に、エリモスは冷めた目でアイスコーヒーを啜りながら返した。グラスの中で溶けた氷がカラン、と涼しげな音をたてる。
「そんなデリケートな問題はこんなお兄さんじゃなくてJKたちの間でシェアしなさい。気まずいから。」
「だってこんなのウタゲとかには相談できないもん。じゃあ誰にしようかってなると大人ならエリモスくらいしかいないし。」
「いや知らねえよそんなの…てか他にいるだろ?頼れる大人の女の人たち。マドロックとかホルンさん呼ぶか?」
「あー、そうじゃなくて。」
ずこここここ、と勢いよく談話室中に音を立てて安心院はドリンクを飲んだ。
「こういうのってほら、男の人の意見も聞きたいじゃん?」
「……まあ、そう言われるとそうかもしれねえけど。」
「でしょ?あとはその、こう言うのはウタゲとかには相談できないんだよね…。」
「?何でだよ。仲良いんじゃねえのお前ら。」
「…仲はいいよ。仲はいいんだけどさ………!!」
安心院は何かを堪えるように強く下唇を噛み締めた。
「あの発育の暴力にこんな悩み打ち明けられないって……!!」
「発育の暴力。」
一瞬にしてエリモスの目が死んだ。野郎だけの時ならともかく、こういった場では成人男性にはあまりにも反応がしづらい話題である。
「エリモスは見たことないでしょ!?ウタゲのあれはね、もう…やばいんだよ、本当に。大きさとかそんな話じゃなくてさ、」
「OKわかった、それ以上はやめてくれ。周りの目が痛い。」
特に離れた場所に座っている
「んっ…とにかくさ。ウタゲだけじゃなくてアンブリエルとかキララとかもマジでスタイル良いし、相談しづらいって言うか…。」
「なるほどな。じゃあ大人の女の人は?」
「大人は基本『その年頃ならそんなものよ』って言ってくるから相談にならない。」
「…うん。それはあるかもな。」
何ならエリモスも子供相手には割とやる。
「でしょ?しかもさ、エリモスってドクターと仲良いじゃん?」
「それなりにな。それでも一般的な良好な上司と部下の関係の範疇ではあるんだろうけど。」
エリモスの脳裏をフルフェイスの不審者がダブルピースでよぎった。楽しそうだなお前。とりあえず今はその幻影は放置しておこう。
「いやそれはないでしょ。あのシルバーアッシュさんより仲良さそうに見えるって言われてるよ?」
「ウッソだろオイ。あのカランドの社長よりかよ?」
「うん。…で、話戻すんだけど、エリモスってドクターの好みとか知ってるでしょ?」
「ドクターの好み、ねえ…。」
ドラゴンと装甲車である。
「まあ知らなくはねえけど。」
「やっぱり!?じゃあさ、ロドスにドクターの好みの相手っているの?」
「あー…ちょい待て。考える。」
そう言うなりエリモスは腕を組んで瞑目し、今までのドクターの言動を振り返る。さて、彼の言動の中で、誰かに教えれるようなものはあっただろうか。
『なに?私のタイプ?それはもちろんツヤと張りのある巨大な鱗─』
違う。これじゃない。
『よく磨き上げられたボディ、戦いを想定した無骨さ、あとはあの機能性を優先したフォルム─』
これも違う。
『超常な存在であるドラゴンと下等生物である人間の作った装甲車の感情の交わりがだね─』
落ち着いて欲しい。装甲車に感情はない。
『永遠を生きるドラゴンといつかは朽ち果ててしまう装甲車の運命─』
要は歳の差ということか?
『……疲れた。癒しが欲しい。』
とりあえずドクターにはちゃんと休んで欲しい。…とはいえ、癒しというのは大事だろう。
ここまで回想して、エリモスはあるオペレーターを想起した。いや、もはやケルシーとかよりも、その存在こそがドクターの好みど真ん中なのではないかと、そこまで考えていたほどだ。
その考えに至った直後、彼は目を開いた。やはり気になるのだろうか、周囲のオペレーターたちからの視線も強くエリモスに突き刺さっている。その視線の中で、エリモスは厳かに口を開いた。
「─Lancet-2だ。」
「は?」
「だからLancet-2だ。間違いない。」
談話室の空気が死んだ。やっぱあいつは当てになんねえわ、なんて声も聞こえてくる。なんて失礼なんだろうか。こちらは大真面目である。
「なに言ってるの、エリモス。そんなわけないじゃん。」
「いやそんなことはねえ。間違いなくLancet-2こそがドクターの好みど真ん中だ。」
ツヤやかなボディに、機能性を優先したフォルム、癒しに満ち溢れた言動。激務に疲れ果てたオペレーター達から陰で『Lancet-2ママ』と呼ばれている彼女─彼女?こそがドクターの理想である。間違いない。
「……そっか。で、なんかいいダイエット知らない?」
「脈絡なく話を変えるな!俺だって傷つくんだぞ!?」
どうやらエリモスの回答はお気に召さなかったようである。安心院は諦めた顔でドリンクへと手を伸ばした。
「いや、だってもうエリモスが何の役にも立たないことはわかったし。ならまだこっちの方が役に立つかなって。」
「オブラートって言葉知らんのかお前は…!…とはいえ、だ。俺から言えるのは2つだ。」
「なに?」
首を傾げた安心院に、エリモスは黙って彼女の手元を指差した。そこにはいかにも今時JKの好きそうな甘いドリンクが鎮座している。
「カロリーを摂るな。運動しろ。以上だ。」
「…うん。それ以外での話なんだけど。」
「無い。」
2人の間に沈黙が落ちた。周りの喧騒が痛いほど染み渡る。
「無いの?なんか、こう…簡単に痩せるアーツとか薬とか。」
「アーツも薬も万能じゃねえんだぞ…。…まあ体重だけってことなら一時的にでもいいなら簡単に落とす方法はあるが。」
「そう!そういうの欲しかった!」
「いや、でもこれはマジでおすすめしねえぞ…?」
「いいから!今は一刻を争うの!」
身を乗り出した安心院に、渋々と口を開いた。
「なにも飲まないこと。それだけで体重はかなり変わるぞ。」
「あ、無理。」
ノータイムで安心院は首を振った。懸命な判断である。
「あとはあれだな。片腕無くなったら体重そのものは落ちるぞ。ほら俺もそれで6キロくらい落ちたし。」
「それ痩せたって言わない…!」
哀れにも安心院はとうとう机に突っ伏してしまった。そんな彼女を慰めるかのようにかけられる優しい声。
「大丈夫だ、
「あたしが気にするの!」
「そうか。…なら運動しかねえな。選べ。トレーナーはドーベルマン教官かシデロカかフォリニックかだ。」
「ガチの人選じゃん…!」
優しい声から一転。告げられたなんの容赦もない人選に、安心院は突っ伏したまま悲痛な声を上げた。
「なあにお前は若いから代謝もいい。すぐに結果は出るさ。」
「うう…やるしかないのかなあ…。」
呻きながらもノロノロと立ち上がった安心院に、エリモスは眩しいものを見るかのような視線を向けた。なんだかんだと言いながらも、彼女のそのあり方は今の彼にはあまりにも輝かしいものであったのだ。
「頑張れよ、安心院。」
「…うん。」
ぽしょりと小さくそう返して、安心院は着替えるために自室へと歩き出した。その背中に頑張れーなんて気の抜けた声をかけて、彼はグラスを手に取った。カラン、と涼しげな音がする。
「青春だねえ。」
羨ましいもんだ。視界の淵でマドロックがこちらへ歩いてくるのを見ながら、エリモスは冷えたグラスに口をつけた。
祝、リン・ユーシャ実装!!
俺は!お前を!待ってたんだよ!!!いやー長かったですねこの人。最初でたのいつ?喧騒の掟?年単位で前ですよねこの人。正直最初の立ち絵は普通のネームドキャラかな、って感じだったんですけど、新規立ち絵から人気爆発しましたね。かくいう私もそのタイミングで好きになったタイプですが。
それはさておきみなさん今回のガチャは引きましたか?私は引きました。いらっしゃいバグパイプ。私はヴィクトリアから逃れられないのか?あとアも来ました。チョンユエニキもリンさんが来るまでに来ましたよ。2人。ただ、はい。リン・ユーシャは激戦でした。本当に最後の10連まで来てくれませんでしたからね。いやー危なかった。なので今月はもやしと卵だけで生きていきます。いいレシピあったら教えてください(切実)。
リン・ユーシャに話を戻しましょう。みなさんはアークナイツ公式配信見ましたか?私はその時ちょうど出かけてたのでYouTubeで後から見たのですが、すごかったですね。モデリングぱねえ。レベルの高いモデルがヌルヌル動いてましたもん。しかもイベント用のと、リン・ユーシャの日常パートみたいなので。僕は日常パートの方が好きですね。ギャルゲー感がある。そう、そこで確認して欲しいところがありまして。1:37:04の部分なんですが。ここでなんと、リン・ユーシャが『お花』って言ったんでせよ。『お花』って。お花!!!???嘘でしょ!!??貴女そんなクールな顔してお花って言うの!!!??わあい可愛い!!好き(挨拶)!!!ってなりまして。しかもその後のチェンさんとの噛み合いもね。もう…ええもの見させていただきました。
このリン・ユーシャ。デザインからしてすっこすこです。お分かりですね?気品ありげな服装に黒タイツです。今まで読んでくれた人ならお分かりかと思いますが、私は黒タイツが大好きです。カラータイツもいいですが、そこは王道をいく黒。黒いタイツは王者の風です。それを着けているだけでポイント高い。そしてただでさえ女性を美しくみせる黒い、線の出る服装してるのに、袖と腰がヒラッヒラなのマジでやばいです。私的にポイント高い。そこだけで優雅さが出るんですよ。ただでさえガラスの剣なんて綺麗な武器使ってるのに、さらにそれを引き立てる、本人の余裕を表せる神デザだと思います。昇進したら生脚、かつ胸元が大きく開くのもこの人の特徴ですが、それ以上に私は言いたい。『それ背中どうなってます?』昇進2の画像みてほしいんですが、尻尾の付け根見えてるんですよ。尻尾の付け根が。えっっっっっっっっ!!!!!!!いやそれはあかんて。ロドスのショタがみんな目覚めてしまいますよ?いやだって、尻尾の付け根はあかんて。獣人系において付け根はかなり親密な相手にしか許さないのは定番では?それを大っぴらに見せる!?いいのか!?それは!!??やってくれるわアークナイツ。一生ついてく。しかもこれ多分背中もぱっくり見えてるんですよね…。おいおいおい。やべえよこれ。チェンはヘソ出し、リンは背中ってかガハハ。こんなところまで対になるとは。やっぱ仲良いだろ君ら。
みんなもリン・ユーシャ引こうな。作者との約束だぜ。