あ゛あ゛あ゛!貫これ イベント第二会域第二会食鮮鯛会場夕飯せん?
第一ゲェジから拉麺店主棲姫改に貫むすで2回寿司イプしろとか最終会域の所業何なんだよ!?
新規も古参も発作的に引退するだろこれ!!(マインドブレイカーのカード無関係な一日より抜粋)
前回のおさらい!
遊戯王世界生活三日目の夜!慕ってくれる女子小学生が宿題を終わらせて部屋に来てくれた所、
聖女のカードがクリボー並の好き勝手なトランスフォームをかましたのだった。
すっかり現地に適応した精神攻撃持ちカード片手に、自分が記憶喪失じゃないということを
説明したよ、ぶっちゃけましたよ。
「ほうほう、異世界転生?じゃなくて異世界転移になろうってことですね。」
すっかり変化したWIZ-DOMのカードをしげしげと見ながら確認する三咲ちゃん。
「そう、おじさんの居た世界で終わったカードゲームのカード達を持って、帰り道を
歩いてたらこの世界に来ちゃったの。」
小学生に怪しげな話を吹き込むおじさん、色々疑われそうな言い方だがそんな感じだ。
しょうがないじゃん、謎のフィールド魔法とカード改変は知らない間に完了してたのに、
いきなり目の前で異世界らしい異常事態をお出しされたんだから。
「気になった、これ他の人に言った?それに終わったカードってな~に?」
そうだよな、調べれば調べるほどこの世界は4大文明からカード的な取引が盛んな次元だし、
今日車内でお嬢様が言ってた様にカードでやり取りせず直接戦う時代は
戦国時代や暗黒時代的な扱いをされている世界なのよね。
「変な人に言ったら悪用されちゃうから記憶喪失ってことで隠してるけど、
おじさんがデュエル動画で使ってる水瓶座時代のカード以外は全部一回り大きい
違うカード達だったんだよ。丁度このカードみたいにね。」
ACゲーム(ゲームセンターでデッキを読み込ませて戦うタイプの奴)である
アクエリアンエイジオルタナティブは対象外だったのか、サイズそのままだ。
その後はもう観念して色々なカード達を見せたよ、一人で抱えるには大きすぎる秘密って
どんどん話して楽になりたい欲求があるんだよね、三咲ちゃんなら普段から
のほほんとマイペースに努めてるからこんなことを万が一他人に話しても
ワンチャン不思議ちゃんで通せる?通せないでしょうかね??
「うお〜、本当に異世界から来たなら精霊の話、知らないんだね教えるよ~。」
聞いてみるとアニメ時空というより漫画版のOCGストラクチャーズみたいな
感じだった。カードの精霊達は居るのは皆知ってるが場所が場所なので会える人は
一握りのプロか、相当カードと仲良く出来た人達に限るという具合だ。
「教えてあげたんで、秘密の共犯者になる為に、何か都合して欲しいなぁ。
エクシーズ召喚、もとい私もブレイクしたいなぁって…。」
見せて見せてのおねだりが頂戴頂戴にエスカレート、子供あるあるっすね!
可愛いから許されるけど、可愛くない野郎の生意気ガキだったらデュエルで拒否だ。
あれ?そう考えると昨日のDQNがレアカードのソロネに目が眩んで自分から
取りに行かずに彼女をけしかけてたら……終わってたのは自分だったのか。(恐怖)
「う~ん、そうくるよねぇ、正直でよろしいし質屋にカードを出した自分が言うのも変な話だけど、
カードを大切にするって条件ならそのカード使ってみてもいいよ。」
自分も展開スピードや試合のテンポが全くつかめない中で、新しい世界で
同じカード群を使う仲間と情報交換したほうが、一人で抱え込むより有意義だからね。
「勿論!魔法使いなら使い方に自信ありです。少しクセがあるけど、これもまた
味があるのでいいですね~。おじさんが時々呟いてるマインドブレイカー?に私もなるよ~。」
あ、声に出てたかぁ!?デュエリストのままでいて、このカードに縛られないで欲しいなぁと。
聞けばP召喚を専攻する課に所属してるから多少は水属性魔法使い族に詳しいとのこと、
ちょっと不安だが、何かあったか記憶が曖昧だ。
「この世界のカードプールに精神攻撃を持った青がどう扱われるのか、
気にならないと言えば嘘になる。三咲ちゃんに任せた方が
自分よりうまく扱える可能性、あるだろうし楽しんで欲しいなぁ。」
「期待が重いなぁ~、でも組むぜ~!超組むぜ~!ブレイク、使いこなしてみせるからね~。
明日学校帰ってきたら、いざ尋常に勝負だよ~。」
フィールド魔法ありきのこっちのデッキと違い、エクストラのカード一枚で
劇的に変わることはないだろうしどういう構築になるか明日参考にさせてもらおう。
「よし、じゃあ明日頑張ろうね!あと勉強はちゃんとして
ボロが出ないように、しっかり頑張ってね。」
「は~い!」
ドタドタと階段を下りて行った。まあファイルに6枚くらいあったカードだから別にいいが
ジリアンとかパプテズマ…いやパプテズマは色々噛み合わないな、ジリアンならどうだ?
「多段ブレイクはどういう状況なのか……細かい、テキストが込み入ってる!!」
魔女“ジリアン・マキャフリー”
ランク2水属性
【魔法使い族/効果/ブレイク】
水属性魔法使い族レベル2モンスター✕2
攻撃力0守備力1000
「ジリアン・マキャフリー」モンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
①:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に1度発動できる。相手モンスターの
X素材を2枚取り除く、取り除けない場合、相手モンスターを破壊する。
②:自分エンドフェイズ時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んでX素材として
このカードにセット出来る。
大鴉の魔女“ジリアン・マキャフリー”
ランク6水属性
【魔法使い族/効果/ブレイク】
水属性魔法使い族レベル6モンスター✕2
攻撃力0守備力2000
「ジリアン・マキャフリー」モンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードは自分モンスターゾーンに水属性モンスターが4体以上存在する時、
自分フィールドのモンスターからX素材を2つ取り除き、
自分フィールドの「ジリアン・マキャフリー」モンスターまたは相手フィールドのX素材を
持たない「ジリアン・マキャフリー」モンスターXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に1度発動できる
相手モンスターのX素材を4枚取り除く、取り除けない場合相手モンスターを破壊する。
②:自分エンドフェイズ時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んでX素材として
このカードにセット出来る。
黒鴉の魔女“ジリアン・マキャフリー”
ランク8水属性
【魔法使い族/効果/ブレイク】
水属性魔法使い族レベル8モンスター✕2
攻撃力0守備力2500
「ジリアン・マキャフリー」モンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードは自分モンスターゾーンに水属性モンスターが1体以上存在する時、
自分フィールドの「大鴉の魔女“ジリアン・マキャフリー”」または相手フィールドのX素材を
持たない「大鴉の魔女“ジリアン・マキャフリー”」の上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に1度発動できる。相手モンスターの
X素材を5枚取り除く、取り除けない場合、相手モンスターを破壊する。
②:このカードからコストとして取り除かれたエクシーズ素材を手札に戻す。
➂:自分エンドフェイズ時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んでX素材として
このカードにセット出来る。
「サーガ1の仕様だなぁ、他のサーガ4だともっと便利だけど、
レベル2水属性魔法使い族が思いつかない以外はまぁ。もし必要なら入れてあげよう。」
色々1人でデッキ構築に没頭してたら、眠くなったら寝る感じで明日を迎えることになった。
◇
所変わって昨日の工事現場の近く、昨日約束した仮校舎の中へ昨日の
執事モードのままの石戸さんに案内されていた。
「仮校舎と聞きましたけどすごい立派じゃないですか、
こんな秋葉帰りのオタク姿で居ていい感じじゃないですよ。」
昨日の話に感動した勢いでカードを全部渡すという行動、その一部は本気で
ジェムナイトの地属性主体の構成に、地属性へ変化した極星帝国がどう作用するか
興味があるのも事実だ。
「学園建設は一大事業、比較的大企業の方も来客するので相応の応接が必要になって、
この規模が適当になりますね。お嬢様も本校舎が完成したら理事長室は移設させるの予定で、
このロビーや吹き抜けもデュエル用途への改装が容易な構造なんですよ。」
改装するのは完成して色々落ち着いた先の話ですけどね、と世話話をしつつ、扉を開ける。
「お嬢様、水野様をお連れしました。」
扉の先には、あのロングの白銀髪を窓の光で輝かせながら、宝石じみた美少女が昨日より若干
緊張した面持ちで頭を下げて語り始める。なんでそんなに表情が強張ってるのか?
正直今は意味が解らない。
「有難う石戸、そしてようこそおいで下さいました。改めて自己紹介させて頂きますわ。
このデュエル系アカデミアの初代理事長を務めさせていただいておりますわ。」
系が付くってことは、この世界では医療系や工学系みたいにデュエル系と独立した分野が
あるんだな、デュエル統一理論とか精霊が成り立つ世界ならではの学校の区分だ。
「その……かなり言いにくいのですが、貴方の記憶喪失に関する話、
調べてみる中で色々わかったこと、ありますの。
……そのデッキの持つ意味、かなり怖い内容になりますわね。」
少し言い淀んだ後、意を決して口を開いた。
「千年周期で新しい時代となる歴史の変革期、水瓶座の時代は千年アイテムとの関連、
あるのでしょうか?」
「そんな、千年アイテムって、理論が飛躍し過ぎてますよ。」
記憶喪失設定どこ行った?実質この世界で生まれ育ったエピソード記憶だけ欠落してるから
最初から喪失してるとも言える人間の自分だが、細かいことは突っ込まれず。
とりあえず自分の否定の言葉を聞き入れてくれたお嬢様だった。
「わかりましたわ、貴方に敵意が無いのはこの町で保護されてからの行動で納得ができます。
ですが、どうしてもオカルト関連の研究やカードの精霊についての話は、
予想に推論を重ねる場合も多々ありまして、私も貴方が所持しているカード達の
内容に信じられないことが沢山ありますの。」
ここが本題なのです、とお嬢様がもう一つの話題を切り出した。
「それって、どう信じられないんですかね?」
「まず、資産の内容ですわね、昨日カードを譲ると若干自暴自棄な顔で見せた時に確認しました。
完全に一枚一枚がこの世界で全く見ない未知のカード達、どの企業も製造や企業デュエル戦士に
配給された記録も無く、今一般の配信サイトでは珍しいデッキ使いということで
その異常性は気にも留めていませんが、財界や政府の中には貴方を危険視する者や
保護という形で、デュエルアカデミアにカードごと幽閉せよという意見もありますわ。」
ヒエッ!?現代異能ものあるあるの研究所送りルート!!
悠長にカード配ってる暇ねぇぞこれ!
「勿論、記憶も犯罪歴もない一般人の貴方に無体を働くほどこの宝神家、堕ちてはいませんわ。
そうして私、昨日言ってやりましたの!彼は私達が招集した一流デュエリストである、
記憶障害は治療と保護は宝神家が行いますと。研究にかこつけて
未知のカードが欲しい腐った方々は帰って頂きましたわ。」
頼もしい、というかそんな暗闘があったのか、
増々自分が下手に独占してると大事に発展しそうだ。
「その、昨日のカードを全て譲るという案、少し私も帰って考えましたの、勿体ない、
もう少し有効に活用できないかと!」
「貴方からカードを買い取り、成績や適性が優秀な者に、ブレイクを持つカードを
貸与し調査を行う、貴方の記憶と関係がある可能性が大いに有る
ブレイクを持つカード達、このアカデミアで研究させて頂けませんか?」
勿論、貴方の判断で危険なカードや貸与出来ないカードを決める形にしますわ
と付け加えられた。
「それは渡りに船ですね、正直自分一人じゃ知れることもたかが知れていて、
それにこのカード達も意外と外の世界を見たい子も結構居ると昨日、
なんとなくわかったんですよ。」
「昨日?車から食堂へ行った後の事でしょうか?」
意を決して、お嬢様と隣の石戸さんに事情を話てみようと思う。
「このカード達は異世界から来た、と言ったら信じてくれますかね?」
「え!?それはどういうことですの?」
昨晩の不思議な出来事を話し、そしてブレイクカードを配布する計画第一号として、
極星帝国のカードを雪子お嬢様に渡してあげた。
極星帝国皇帝親衛隊隊長“エラキス”
ランク6地属性
【戦士族/効果/ブレイク】
地属性戦士族レベル6モンスター✕2
攻撃力2500守備力2000
「エラキス」モンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
相手ターンの攻撃宣言時に発動出来る、このカードは自分フィールドのXモンスターから
X素材を3つ取り除き、EXデッキから特殊召喚し、このカードに攻撃対象を変更する、
このカードはダメージステップ終了まで戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
①:このカードは守備力を効果テキストに含むカードの効果で破壊されない。
②:自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、
このカードに攻撃対象を変更する事ができる。
③:相手フィールドにブレイクを持たないモンスターしか存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
④:自分エンドフェイズ時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んで
X素材としてこのカードにセット出来る。
ガーネットスター“エラキス”
ランク8地属性
【戦士族/効果/ブレイク】
地属性戦士族レベル8モンスター✕2
攻撃力3000守備力2500
「エラキス」モンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードは自分モンスターゾーンに属性モンスターが4体以上存在する時、
自分フィールドのモンスターからX素材を4つ手札に戻し、
自分フィールドの「エラキス」モンスターまたは相手フィールドのX素材を持たない
「エラキス」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードは守備力を効果テキストに含むカードの効果で破壊されない。
②:相手フィールドにブレイクを持たないモンスターしか存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
③:このカードがX召喚に成功した場合、そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで
このカードがX素材としている「エラキス」モンスターの元々の
攻撃力を合計した数値分アップする。
④:自分エンドフェイズ時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んで
X素材としてこのカードにセット出来る。
「わ、わぁ……これがブレイクカード?今こちらにある関羽よりもこれは…何とも。」
あまりに込み入った記述、特にガーネットなんて遊戯王の最長テキストを超えている、
これでもパワーカードを支払いスキルを増やす効果が丸ごと欠落してるんだから
つくづく異世界のカード群だ。
「どうしますかね?カードの回し方、理解のお手伝いにデュエルといきますか。」
何となく聞いてみたが、この世界の住人の答えは勿論。
「勿論ですわ、昨日の雪辱、このカードの力も借りて返したく思います。それに学園は
私の庭、情報が外部に漏れる心配はございません。」
「よし!そうと決まれば、自分もぜひ腕試しさせて下さい。」
デュエル!の準備が始まったのだった。
小説の書き方解説動画見てるとなろう小説も書くと苦労と工夫の末に
あの形へ着地したんだなぁと思いました。気軽に摂取してた頃は
外野だから色々文句も出るけど、今は何も言えねぇ。
ストレージ漁りしてたら無限何とかが入っててハァ?さらに
値札シールが高額カードにスリーブ無しで張り付けられていて、
開店直後の教育が全く行き届かない店は狙い目だなと思いました。(隙自語)