遊戯王世界に水瓶座のカードを持ち込む不審者   作:蟹活倶楽部

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前段作戦終わりましたので続きです。



プロデュエリストには程遠い厄介者

「「デュエル!」(ですわ!)」

 

吹き抜けの天井、デュエルモンスターズを

投影するのに丁度良い空間が確保されたエントランスで、練習も兼ねたデュエルが

開始される。

 

「それでは昨日と同じように、コイントスの裏表、当ててみてくださいな。」

 

 

コイントスの開始を、石戸、と頼み、表裏を当てに行く、勝敗よりもブレイクカードの使い方を知ってもらえたらなぁ、そんなカジュアルな気持ちでデュエルに臨む。

 

「じゃあ裏側にします。……今回はハズレましたか!では先行どうぞー。」

 

そして、今回はお嬢様から先行が始まる。

相変わらずフェイズ宣言はされない世界で、デュエルディスクだけはこちら側にも

対戦相手がドローフェイズからメインフェイズに移行した表示を映す。

そしてお嬢様は手札から魔法カードを高く掲げ宣言する。

 

「私は魔法カード予想GAY発動!デッキから参陣するのはジェムナイト・サフィアですわ!」

 

魔法カードに描かれたポーズそのままに、水を自在に操る一体のジェムナイトモンスターが

特殊召喚される、グレファーよりも煌びやかな鎧に、

王様に謁見して跪く騎士の様な荘厳さが印象に残る。

 

「さらに、手札からジェムナイト・ガネットを召喚しますわ!」

 

紅いジェムナイトが気合の声をあげて場に召喚され、その直後にオーバーレイネットワークの

渦がフィールドの上部に渦巻く、おお!お嬢様側がエクストラに手をかけている、つまりこれは!

 

「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!現れよ!

心正しき輝石戦士道の体現者!ジェムナイト・パール!!」

 

負の感情を持たないという逸話さえあるほどの善良なる精神と、鬼神の如き連撃で

敵を打ち倒す戦士が、フィールドに堂々と腕を組み登場する。

融合以外も使うのは、この世界の資産的にどれだけデッキに金を積まれているのか、

気になるところだ。

 

「バトルは出来ません、一枚セットしてターンエンドですわ。」

 

幸い、渡したカードは出す為にはX素材を三つ必要とする、故に自分のターンに来るはずがない

棒立ちのモンスターを1体処理する程度ならこちらは物量で押し切れる。

そして今お決まりの水瓶座時代は手札に一枚ある、進撃開始、とその前に展開するだけ

展開して、妨害札を吐かせてみよう。

 

「自分のターン、ドロー。メインフェイズに手札からアンドロイドスナッチャーを召喚!」

 

お嬢様の表情と所作をチラリと見る、伏せカードのチェーンや宣言が無いか、発動した側が

確認しない為、逐一様子を伺うスタイルにも慣れないなと。

そして召喚された金髪アンドロイドが、リストコムから応援要請を行う、元の効果が

勢力エリアという味方ではない扱いのエリアに特殊召喚する効果の為か、相手フィールドに

イレイザー艦隊の尖兵が宇宙から舞い降りる。

 

「召喚に成功したので効果を発動する、デッキからアセットエンジェル

相手フィールドに特殊召喚!さぁ、まずは効果ダメージだ。」

 

紅い翼の機械天使が仲間に攻撃する、

味方からの不意打によろめくお嬢様だが、そこには闘志がさらに灯る。

 

「流石ですわね、これで終わりでは無い、そうでしょう?」

LP4000→3000

 

うわぁ、マストカウンターを見極める気満々な表情だぁ、だがこちらは止まれない。

 

「その通り、手札から義体生産発動!そして今発動する!水瓶座時代!」

 

高級感のある天井が一面星が瞬く夜空へと変わり、その中天に水瓶座の星座の線が引かれる様子を

興味深く観察するお嬢様、わかるわ〜立体映像って遠巻きに見てるとテレビの撮影みたいで

何となく普通に感じてしまうが、自分の真上やすぐ近くで巻き起こると全く別世界に

来たような感覚が新鮮で、しばし対戦を忘れてしまいそうになる。

 

「外野から見るのとでは迫力が違いますわね。ニュー・エイジ思想の果て、見せて下さいまし。」

 

結局サイクロンは引かなかったのか、珍しく手出しされない夜空が堪能できた

このまま畳み掛けたい。

 

「では、手札からセラフィック・フェザー!相手フィールドにソロネを特殊召喚する、

そしてソロネは即座にデュナミスへとブレイクだ!」

 

翼を持つ真の姿とネームをブレイクした先に隠している天使が、他の可能性を

その身に宿し、全く違う姿へと覚醒する。

 

「これでフィールドに3体のモンスターが存在し、さらに艦隊決戦以外の陸上戦力も加え入れる。

砂漠の狐!アセットエンジェルを指定してブレイクだ!」

 

機械の天使がオーバーレイネットワークへ飛翔し、直後にフィールドに

ホバークラフト機能と流線形の未知の白い装甲を持った浮遊戦車群が現れる。

戦車長らしき眼鏡ケモ耳軍人娘は、夜空を見たり窓を見たりと眼を泳がせた後、

自分へ室内の敬礼をした後、丸いハッチを締めて引っ込んだ。

さてと、ここまでで伏せカードで止められない時点でもう勝負は決定したよね。

 

「さあ、総仕上げだ。巨大艦隊を、アンドロイドスナッチャーを指定して……んな!?」

 

ビープ音がデュエルディスクから流れ、巨大艦隊ブレイクの為に出現した

オーバーレイネットワークが消え失せる。あ!

チェーン確認してないときに限って来る来る来る!!セットカードが開かれた!

 

「そこですわね、速攻魔法発動、エクシーズ・インポート

貴方の攻撃力2600以下のモンスターを対象に、エクシーズ素材に、いたしますわよ!」

 

アンドロイドスナッチャーがオーバーレイユニットの光球となり、唯一の

ジェムナイトエクシーズモンスターの周りで周回する!完全に一本取られた!

砂漠の狐では攻撃力2500、届かない!?

 

「ええい、別プランだ!砂漠の狐を突撃艦にブレイク!そしてデュナミスを

ブリザードエンジェルにブレイク!これでブレイクスルーが2体目、最早止められない。

バトルフェイズだ!突撃艦!攻撃宣言だ!」

 

何だか重要な事を忘れてる気がするが、気がしたところで

すかさずお嬢様が自分が忘れてたカードの条件を使いだした。

 

「渡されたカードを、使う時が来ましたわ!私はX素材を三つ取り除き、

エクストラデッキから特殊召喚を行いますわ、その力を示して見せて下さいな!

極星帝国皇帝親衛隊隊長“エラキス”!」

 

 

 

 

 

地属性レベル4

攻撃力0守備力2100

【水族/通常】

サファイアのパワーで水を自在に操り、

敵からの攻撃をやさしく包み込んでしまう。

その静かなる守りは仲間から信頼されているらしい。

地属性レベル4

攻撃力1900守備力0

【炎族/通常】

ガーネットの力を宿すジェムナイトの戦士。

炎の鉄拳はあらゆる敵を粉砕するぞ。

ランク4地属性

【岩石族/通常】

レベル4モンスター✕2

攻撃力2600守備力1900

レベル2闇属性

【機械族/効果】

攻撃力500守備力500

①このカードが召喚・特殊召喚された場合に発動できる、このカードの

コントローラーはデッキからレベル4以下の通常召喚可能なモンスターを1体選び、

相手モンスターゾーンに攻撃表示で特殊召喚する。

レベル3闇属性

【天使族/効果】

攻撃力1500守備力500

①このカードは守備力を効果テキストに含むカードの効果で破壊されない。

②このカードが召喚・特殊召喚された場合に発動する、

このカードのコントローラーは1000ポイントダメージを受ける。

通常魔法カード

自分フィールドに闇属性ブレイクモンスターまたは通常召喚可能なレベル4以下の

闇属性モンスターが合計1体以上存在する時に発動することが出来る。

(1):自分フィールドに「義体・トークン」(機械族・闇・星2・攻/守0)1体を特殊召喚する。

トークンはこのカード以外でのリリースはできず、効果も受けず、特殊召喚の素材にもできない。

(2):このカードが墓地に存在する自分ターン終了時、自分フィールドの

「義体・トークン」をリリースして発動する。このカードを手札に戻す。

フィールド魔法カード 

このカードの②の効果によって裏側で除外されたカードが

10枚以上の場合、自分はゲームに敗北する。

➀自分エクストラのブレイクモンスターは、ランクの半分の数が

自分フィールドのモンスターの数以下の時、自分または相手フィールドの

同種族のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚出来る。

➁このカードのプレイヤーがダメージを受ける時、

「その数値を500ダウンさせ自分はデッキから1枚ドローしお互いに確認する、

それが通常召喚可能なレベル4以下のモンスターの場合、

そのモンスターを特殊召喚できる。違った場合そのカードを裏側にし除外する。」

この効果をダメージの数値500未満になるまで処理を繰り返す。

③このデュエル中、このカードの元々の持ち主は①の効果でのみ

エクストラデッキから特殊召喚ができ、効果テキストに

「ブレイクモンスター」と記された魔法・罠カードしか発動できない。

この効果は無効化されない。

速攻魔法カード

自分フィールドに闇属性ブレイクモンスターまたは通常召喚可能なレベル4以下の

闇属性モンスターが合計1体以上存在する時に発動することが出来る。

(1):手札の通常召喚可能なレベル4以下の天使族モンスターカード1体を

相手フィールド上に特殊召喚し、そのモンスターのみを素材としてX召喚を行う。

レベル4闇属性

【機械族/通常】

攻撃力2000守備力500

やらなきゃダメですか?

ランク2闇属性天使族効果・ブレイク

攻撃力2000守備力1000

闇属性機械族レベル2モンスター✕3

➀自分エンドフェイズに発動出来る、自分のデッキからカードを1枚ドローし

X素材としてブレイクモンスターの下に重ねて置く。

➁自分のターン終了時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んでX素材としてこのカードにセット出来る。

ランク6闇属性

【機械族/効果/ブレイク】

攻撃力2500守備力1500

闇属性機械族レベル6モンスター✕2

➀自分エンドフェイズに発動出来る、自分のデッキからカードを1枚ドローし

X素材としてブレイクモンスターの下に重ねて置く。

②1ターンに1度自分のドローフェイズに発動出来る、自分のデッキから1枚ドローする。

③X素材を一つ取り除いて発動出来る。取り除いたX素材を手札に戻す。

④自分のターン終了時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んでX素材としてこのカードにセット出来る。

速攻魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分フィールドのXモンスター1体と、

その攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。

その相手モンスターをその自分のモンスターの下に重ねてX素材とする。

ランク2闇属性

【機械族/効果/ブレイク】

攻撃力2000守備力1000

闇属性機械族レベル2モンスター✕3

➀相手フィールドにブレイクを持たないモンスターしか存在しない場合、

このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。

➁このカードが場から離れる場合、代わりにこのカードのX素材を1枚取り除く。

③自分のターン終了時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んでX素材としてこのカードにセット出来る。

ランク4地属性

【天使族/効果/ブレイク】

地属性天使族レベル4モンスター✕2

攻撃力2000守備力1500

➀相手フィールドにブレイクを持たないモンスターしか存在しない場合、

このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。

➁自分のターン終了時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んでX素材としてこのカードにセット出来る。

ランク6地属性

【戦士族/効果/ブレイク】

地属性戦士族レベル6モンスター✕2

攻撃力2500守備力2000

「エラキス」モンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

相手ターンの攻撃宣言時に発動出来る、このカードは自分フィールドのXモンスターから

X素材を3つ取り除き、このカードをEXデッキから召喚条件を無視して特殊召喚し、

このカードに攻撃対象を変更する、このカードはダメージステップ終了まで戦闘では

破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

①:このカードは守備力を効果テキストに含むカードの効果で破壊されない。

②:自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、

このカードに攻撃対象を変更する事ができる。

③:相手フィールドにブレイクを持たないモンスターしか存在しない場合、

このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。

④:自分エンドフェイズ時に発動出来る、手札を任意の数だけ選んでX素材としてこのカードにセット出来る。




はい、短い上に後段が終わったら続き書きますです。

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