リョテイ会のきっかけとなるドリームジャーニーとも出会う前。
メイクデビューするも怒涛の5連敗となったステイゴールド。
ところがサボりぐせは直らないまま・・・。
そんな中,彼女に近寄ってくる存在が・・・
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ステゴ「また負けか・・・。3着,16着,競走中止に2連続の2着。なかなか勝てねーもんだな」
エアグルーヴ「当たり前だ。練習もせず,ただ寝ているだけの貴様が勝てるわけないだろ!」
ステゴ「何のようだ?女帝サマよ~」
エア「貴様の存在は他の生徒に悪影響を及ぼす。真面目に練習しろ」
ステゴ「はぁ?メイクデビューから5連敗するウマ娘が何の悪影響を及ぼすんだ?アタシと同じくらい負けてる連中なんて他にいるだろ?」
エア「貴様と他の連中を一緒にするな,たわけが!」
ステゴ「・・・お前,生徒会に入って少し調子に乗ってんじゃねーのか?こんな練習もせずサボりまくっているアタシを更生させて自分の手柄にでもしたいのか?」
エア「なんだ,その言い方は!」
ステゴ「とにかくアタシに構わないでくれ。アタシが,この学園にそぐわないウマ娘だというのなら,いつでも退学届を出してやるよ。じゃあな」
エア「おい!まだ話は終わってないぞ・・・・・・ったく,会長はいったい奴のどこに可能性を感じているというのだ?」
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ステゴ「ここで寝直すか・・・」
マチカネフクキタル「ステイゴールドさん!」
ステゴ「なんだ。マチカネのうるさいヤツ」
フク「ステイゴールドさん。今日は練習するのが大吉です!」
ステゴ「・・・・・分かった。練習してやるよ。パワー練習にでもするか。まずは,お前の持ってる水晶玉からぶっ壊してやるか?」
フク「そ,それはダメですーーーーー」ランナウェイ
ステゴ「はあ・・・うぜぇ」
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ステゴ「よく寝た。さすがに寮へ帰るか・・・」
シリウスシンボリ「お前か?練習サボって5連敗したステイゴールドってのは?」
ステゴ「ふん。誰かと思えば会長様に色々こじらせたシンボリ様じゃねーか」
シリウス「勝手に言ってろ」
ステゴ「で,何の用だ?」
シリウス「皇帝サマが気にかけているウマ娘がいると聞いてな。確かめに来たんだよ,お前がどういうヤツなのか?まあ噂通りのヤツだったよ」
ステゴ「はあ・・・・・・七冠も取るヤツの考えは,よく分かんねーな」
シリウス「まあ私の目から見れば,今のお前は私を慕って必死に練習しているヤツら以下だという事だ」
ステゴ「アタシは負け犬って事か?」
シリウス「負け犬ね・・・・・なあ,お前はなぜ学園に入った?そしてなぜ今も学園にいる?」
ステゴ「さあな,受けたら合格した。今も学園にいるのは辞める理由が無いだけだ」
シリウス「ほう?じゃあ今は辞める理由を探しているのか?」
ステゴ「それも分からないね」
シリウス「辞めたいなら学園の外で事件でも起こせばいい。そうすれば,さすがの理事長でも退学にするだろう。でも,お前はそれすらしない。なぜだ?辞めようと思えば,いつだって辞められる。今,この瞬間もだ。なのに,なぜ辞めない?・・・分かってるんだろう,もう少しで勝てる所まで来ているって」
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栗東寮 夜
ステゴ(分からんな・・・・・女帝サマもインチキ占い女もシリウスも果ては会長まで・・・。なぜアタシに構うんだ。入学前だって,そんなに期待されたわけじゃない。ただ運良くトレセン学園に合格できただけだ。それにデビュー5連敗するようなヤツに,いったい何を見ているんだ。やべっ!早く寝ないと明日,遅刻しちまう!)
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たづな「おはようございます,ステイゴールドさん」
ステゴ「おはようございます,たづなさん」
たづな(入学以来,遅刻・欠席・赤点なし。授業態度も良く,学業には真面目なのに練習となるとサボりっぱなし・・・・・・いいモノ,持ってるんですけどね~)
ドリームジャーニーです。
ウチと出会う前の姐さんは,こんな感じだった。
練習をサボるようになった理由を聞いてみたら「斜行癖を注意されてウザかったから」との事。まあ,それを言われたら鬱陶しいわな。
そんなこんなでウチも,そんなに姐さんに対しては興味?を持っていなかった。
じゃあ何で興味を持ったのかって?
女帝サマに頭お花畑なピルサドスキー殿下をボコボコにした,あの事件だな。
終わり