リョテイ会の日々   作: 01leader

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リョテイ会のリーダーは,みなさんご存知ステイゴールド。そんな気性難のステイゴールドでも理事長やたづなさん以外にも頭が上がらない存在がいるようです。
さて冬のある日,リョテイ会の小屋に「とあるウマ娘」がやってきました。
※2023年8月12日追記~タイトル変更しました


第27話 運命とマックイーンをないがしろにする奴に噛み付いたウマ娘

ガラッ!

 

?「おい。久しぶりだな!お前ら元気にしてたか?」

ステゴ「おはようございます!サンデーサイレンス姉さん」

ドリジャ,ナカヤマ,オルフェ,ゴルシ,フェノ「おはようございます!」

サンデーサイレンス「ん?オジュウの野郎はどうした?」

ステゴ「今日は中山競馬場のイベントに出演してるので終わり次第,戻ってきます」

SS「そうか,そうか。しかし,リョテイ会もデカくなったな。未勝利戦も勝てずに腐りかけてたお前が今じゃすっかり名トレーナーだな」

ステゴ「ありがとうございます」

SS「ゴルシが連れてきたユーバーレーベンを樫の女王,オルフェーヴルが連れてきたドゥラエレーデをホープフルで勝たせた。それにタニノタビトは東海三冠。すっかりトレーナー業も板についたな」

ステゴ「いえ。彼女たち自身の頑張りです」

SS「なに謙遜しなくたっていい。それより,お前たち・・・やよいちゃんにミノル姉さん。そして・・・マックちゃんには迷惑かけてないだろうな?」

6人「大丈夫です!」

SS「ふ~ん・・・・・・・先日マックちゃんから,こんな連絡があった」

 

メジロマックイーン「サンデーサイレンスさんから送っていただいた限定スイーツなのですが,『また太るぞ』って言われてゴールドシップに食べられてしまいましたわ」

 

SS「おい,どういう事だ?」

ゴルシ「・・・あの~,マックイーン・・・太ったし・・・」

SS「あたしはマックちゃんに食べてほしくて送ったんだよ」

ゴルシ「メジロ家の主治医も控えるように言ってたので・・・」

SS「あたしはメジロの婆さんから許可をもらってマックちゃんに送ったんだぞ」

ステゴ,ドリジャ,ナカヤマ,オルフェ,フェノ(終わったな・・・)

SS「おらぁ!バッグブリーガーじゃーーーー!」

ゴルシ「ぎゃーーーーーー!」

 

 

ゴルシ「すいませんでした!」

ステゴ「姉さん,こいつにはキツく言っておきますので」

SS「ステゴが言うなら仕方ねえ・・・おい!ゴールドシップ。以後,気をつけろよ」

ドリジャ「まあまあ,姉さん。その荷物を見る限り,今日は鍋パーティーしに来たんですよね」

ナカヤマ「すぐ食えるように準備は出来てるぜ」

SS「そうだった,そうだった。いい肉が入ったから食わせてやろうと思って来たのを忘れてた」

 

 

SS「そしたらよ~,ディクタスの婆さんがキレて『お前とサッカーボーイ。相撲で決着つけろ!』って言い出してよ~。これが,その動画だ」

オルフェ「なんで相撲になったんすか?」

フェノ「いやいや,泥酔したまま走らせたら危ないでしょ」

ゴルシ「ディクタス婆さんが行司やってんだな」

SS「ただ全員酔っ払ってるから決着もクソもねえ」

ステゴ「ん?介抱してるのってマンハッタンカフェか?」

SS「そうだ。最終的にカフェに担がれて帰ったよ。そんでサッカーボーイのバカはナリタトップロードが連れて帰ったし,ディクタスの婆さんはイクノちゃんが寝かしつけた」

6人(3人とも,ご愁傷さま)

 

ドンドン

 

オジュウ「オジュウチョウサン,帰ってまいりました~」

ステゴ「おう,寒かったろ。早く中入r」

SS「おい,ステゴ。まあ,ちょっと待てww」

 

ガラッ

 

オジュウ「・・・サンちゃん・・・・来ちゃった」

SS「・・・・早く,帰れ」

オジュウ「サンちゃん,待って。サンちゃん。サンちゃん。私聞いたの。サンちゃん,昔アメリカにいたとき,テッドおじさんに『真っ黒いケダモノ』って呼ばれてたんでしょ」

SS「うるせーなwテッドの野郎ならな~,ケンタッキーダービーでイージーゴアに勝ったあと,ぶっ飛ばしてやったよ」

6人「wwwwwww」

オジュウ「あとイージーゴアばかり褒める新聞記者の胸ぐら掴んだって聞いたわ」

SS「あのニューヨークから来た記者だろ。『二度とペンを持てないようにしてやろうか』って凄んだら,大の大人が泣きながら逃げやがったw」

6人「wwwwww」

オジュウ「そんな事しておきながら,よくピルサドスキーに掴みかかった姐さんの事,怒れたわね」

SS「さすがのあたしだって王族には手出さねーよ,早く帰れ」バタン

オジュウ「サンちゃん,サンちゃん・・・・・サンちゃん・・・寒い」

ガラッ

SS「いいから早く入れw」

オジュウ「じゃあ,サンちゃん。最初から入れてよw」

ドリジャ「なんで姉さんはオジュウが後から来ると,コントを始めるんですかwww」

SS「ええ?何かサンちゃんって呼ばれるとコントをしなきゃいけない気分になっちゃうんだよな~」

ステゴ「オジュウ,お前はすげーよ。姉さんの事,『サンちゃん』って呼ぶのはお前ぐらいだぞ」

SS「あたしとしてはマックちゃんにも呼んでほしいんだけどな~」

 

 

 

ステイゴールドだ。

まあサンデーサイレンス姉さんが来ると,いつもこんな感じだ。

ディクタスさんとサッカーボーイさんと酔っ払ってケンカになると必ず愚痴を吐きに来る。本当にカフェ,トプロ,イクノはご愁傷さまだ。

それと姉さんの語る海外のウマ娘の話は,まあ面白い。

ヘイローってアメリカのウマ娘がとんでもなく気性の荒いやつだったとか,誕生日が1日違いのデインヒルってウマ娘はアイルランド王族に気に入られたとか。

あと「大昔イギリスにいたセントサイモンってウマ娘は,どんなに興奮していてもこうもり傘を見せると大人しくなった」とか言ったけど,いくら何でもそれは嘘だろ。

 

 

 

終わり




最後のサンデーサイレンスとオジュウのやり取りは「オレたちひょうきん族」の「洗濯女」のコントから取りました。
https://www.youtube.com/watch?v=QSbzcA-KmnM
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