リョテイ会の日々   作: 01leader

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※最新の活動報告です
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天才イクイノックスに黒星をつけた2人のウマ娘。
そのうちの1人であるドウデュースが今回の有馬記念を制した。
さてレース後の様子を見てみましょう。


第35話 七つの海を越えた先で待っていたもの

オルフェーヴルのトレーナー室

オルフェ「アイアン,ライラック。よく走ったっす」

アイアン「全然ダメでした」

ライラック「GⅠを勝つウマ娘って本当にすごいんですね」

オルフェ「そうっすよ。1着のドウデュースから8着のソールオリエンスまで,み~んなGⅠウマ娘。そこにGⅡ以下のウマ娘は誰も割って入れなかった」

アイアン「私,まだまだ強くなります!来年こそ春の天皇賞を取ります!」

ライラック「私だって今度こそエリザベス女王杯を取ってみせます!」

オルフェ「その意気っす!さあ,この後はリョテイ会主催のお疲れ様会っすよ!」

 

ドリームジャーニーのトレーナー室

ドリジャ「・・・・・」

スルーセブンシーズ「・・・・・」

ドリジャ「すまねえ!ウチが外枠を引いた上に指導不足で,いいレースもさせてやれなかった。それにケガまでさせちまって」

セブン「大丈夫ですよ,トレーナー。私だってスターズオンアースみたいにロケットスタートできれば良かったんです」

ドリジャ「だ・・・だけどな」

セブン「大丈夫です・・・きゃっ」

ダキツ

ドリジャ「悔しかったんだろ。なぁ?」

セブン「トレーナー・・・うっ・・・うっ・・・ああああああ・・・勝ちたかった!勝ちたかったよー!」

ドリジャ「・・・今のうちに,いっぱい泣け,そしたらこれからの事をゆっくり考えような」

 

 

セブン「取り乱しました」:

ドリジャ「いいって事よ・・・で,これからどうする?」

セブン「・・・トレーナー。私は・・・本当に色んな景色を見る事ができました。デビュー4年目でGⅢも勝てたし,宝塚記念ではイクイノックスの影も踏めた。そして無謀だと言われた凱旋門賞で久しぶりの日本ウマ娘の掲示板入りもできました。有馬記念はかなり悔しかったですけど・・・でも私は自分の名前やトレーナーの名前のように,海まで越えて夢のような旅が出来ました。ありがとうございます」

ドリジャ「・・・へへっ。そこまで言ってもらえるならトレーナー冥利に尽きるな」

セブン「・・・もう悔いはありません」

ドリジャ「・・・そうか」

セブン「トレーナー,最後の有馬記念って何着でしたっけ?」

ドリジャ「13着だな。最後の宝塚も10着だったし」

セブン「やった,有馬記念は私の方が1個上ですね」

ドリジャ「ああ?」

セブン「トレーナーの最後の有馬記念13着。私の最後の有馬記念12着。私が勝ちましたね」

ドリジャ「てめえ!こっちは有馬と宝塚勝ってんだぞ!」

セブン「きゃあ,トレーナーが怒った。助けてステイゴールドさーん」(棒)

ドリジャ「ば,ばか!姐さんは関係ないだろ」

セブン「www良かった,トレーナー,元気になりましたね」

ドリジャ「・・・はっ・・・教え子に気を使われるとは,ウチもまだまだだな」

セブン「だって抽選会終わった後,泣きそうな顔してましたよね?」

ドリジャ「会場にオルフェがいなかったら泣いてた」

セブン「やっぱり・・・さあ,この後はリョテイ会主催のお疲れ様会とウシュバテソーロの激励会ですよ」

ドリジャ「そうだな。じゃあ行くか!」

セブン「はい!」

 

 

 

ドリームジャーニーだ

スルーセブンシーズにとって最初で最後の有馬記念は悔しいものに終わった。

有馬記念の翌日,セブンの左トモに腫れが見られた。検査の結果は骨折。半年の休養が必要と言われた。

有馬記念から3日後,セブンはトゥインクルシリーズ引退を発表した。

とても晴れやかな表情をしていたよ。

セブン,お疲れ様。

さてと・・・またフランスに行けるような奴を頑張って育てないとな。

ウチは,まだまだ教え子たちに夢を見させてもらうよ。

 

 

 

終わり

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