ソードアート・オンライン〜白鷺の剣聖と剛腕の戦鬼〜   作:yoru07#青薔薇

4 / 18
完全オリジナル展開だときつくなってきますね。
内容自体は変わらないもの、少し変更するだけでも難しい


4話 出会いと決意

全員が喜びを分かち合っていると

 

1人が声を上げる

 

「いやまちい!」

 

その声により視線がキバオウに集まる

 

「お前ベータテスターやろ!なんで、なんで、死んだ人を助けられんかったんや!お前は知ってたやろボスのあの攻撃!」

キバオウがキリトを指指しそんなことを口走る

 

「やめろ!(あのバカ!今いい感じにまとまってんのに)」

そのとき群衆の中から

 

「LA(ラストアタック)!ボーナスアイテムが狙いだったんだ。アンタはソレが欲しくて、ディアベルさんにボスのスキルを隠してた。そうだろ、元βテスターさん」

 

誰かかそんなことを言う

元βテスターの言葉に、周りがさらに騒ぎ出す。

 

「待ってくれ、結果と言ってはいけないが、俺は彼の注意で死なずに済んだ、感謝すべきだろ!」

 

「俺もそう思う。それに、攻略本は情報はあくまでβ時代ので、正式版とは差異があると注意も書いてあった。俺たちは、その注意を忘れ、偵察戦を怠った。だから批難するのは違うだろ」

 

「何言ってんねん2人とも、お前らも被害者やないのか」

 

「それは確かにそうだが!」

 

その時

「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

不意にキリトが笑い出す

 

「元βテスターだって?俺をあんな素人連中と一緒にしないで貰おうか。いいか。SAOのCBT(クローズドベータテスト)はとんでもない倍率の抽選だったんだぜ。受かった1000人のプレイヤーで何人、本物のMMOゲーマーがいたと思う?殆どが、レべリングも知らない初心者だった。あんたらの方が100倍マシだぜ。だが、俺は違う。俺はβテストの時、誰も到達できなかった層まで到達し、刀スキルのことを知った。他にもいろんな情報を知っている。アルゴなんか話にならないぐらいにな」

 

そう言い、キリトはディアベルとコウキ、ヒロキを見る。

 

「ああ、そうだ。お前達はは良く働いてくれたよ。元βテスターである俺の言葉を全部鵜吞みにしてくれたことで、俺は無事LAラストアタックが取れた。でも、もう茶番はおしまいだ。精々死なない様に頑張ってくれ、ビギナーさん」

 

「、、、、」

 

「なに言ってんだよあんた、そんなんじゃ!」

 

「弘輝やめろ!彼の覚悟を無駄にしちゃ駄目だ、、、」

 

俺はわかっていた。こうまでして、自身への憎悪値ヘイトを稼ぐのは、元βテスターを守るためだった。

 

このまま行けば、元βテスターの吊し上げが始まる。

 

そうなれば、攻略組は元βテスター達とビギナー達で二つに分かれ、攻略処では無くなる。だからこそ、キリトは情報を独占する悪の元βテスターを演じることにしてるんだ。

 

「くそっ、、、」

「そんなのチートじゃねーかよ!!」

「そうだ!βテスターのチーターだからビーターだ!」

 

「……ビーターか。いいな、それ。使わせてもらおう。俺は《ビーター》だ。これからは、元βテスターと一緒にしないでもらおうか」

 

キリトはLABラストアタックボーナスのアイテム、《コート・オブ・ミッドナイト》黒い裾の長いコートを身に纏う。

 

「第2層の転移門は俺が有効化(アクティベート)しといてやるよ。町までフィールドを少し歩くからな。初見のModに殺される覚悟があるなら、ついてきてもいいぜ」

 

そう言ってキリトは踵を返して、第2層へ続く階段へと向かう。

 

そして、アスナはそれを追いかける

そこで、ミトが声をかける

少し話した後、ミトは武器をアスナに手渡しアスナとは逆の方向に歩く

 

 

「皆!言いたいことはあるかもしれないが、今はこの勝利を喜ぼう!これから第1層に戻り、フロアボス討伐成功の旨を、《はじまりの街》で待つ皆に伝えるんだ!そして、必ずこのデスゲームをクリアできることを!」

 

ディアベルがそう言うと皆は一旦落ち着き迷宮区を出ようと準備を始める

 

「いくか」

「そうだな」

2人はそのまま迷宮区から出る

 

ディアベル一行と帰路につく

 

俺は歩きながら考えていた

「(今回のボス戦で痛感したな、確実にパーティーメンバーが足りない。2人でもなんとかなるが、考え自体が甘すぎた。試しに募集してみるか)」

 

近くを歩くエギルに声をかける

 

「エギルちょっといいか?」

 

「どうした?」

エギルの風貌はかなりの巨躯に日本人離れした顔、浅黒い肌にスキンヘッドに髭というかなりの強面だが、かなりフレンドリーだ。さっきもキリトをかばってくれた。

 

「俺らのパーティーに入る気はないか?」

 

「コウキのパーティーにか、、、ありがたい話だがすまない。すでに話がついていてな」

 

「そうか、すまなかったな了解だ」

 

「ただ、いつでも手を貸すぞ」

 

「助かるよ」

エギルと俺はフレンドを交換する

 

「コウキ、どうだった?」

 

「駄目だった、しょうがないな」

 

「どーすんだ?」

 

「うーーんどうしよう」

俺は前を歩く人を見渡す

すると、俺を助けてくれた紫髪の女性が目に入る

俺はなぜか考える前に彼女に話かけていた

 

「私にお礼がしたい?」

 

「うん、もしミトさんがいなかったら多分俺ここに居ないと思うし。1層攻略おめでとうも兼ねて飯の1回ぐらいどうかな?」

 

「そうね、、、せっかくのお誘いだから断るのはなんかね。わかったわお願いしようかな」

 

「ありがとう、じゃあ行こうか」

 

「ええ」

 

「弘輝行こうぜ」

俺はミトさんを連れてヒロキのところに戻る

 

「おうおう、早速ナンパか?相棒」

 

「ちっげーよ、お礼だお礼」

 

「ほんとかー?」

 

その光景をみてミトは微笑んだ

「ふふっ」

 

コウキと、ヒロキはミトを見る

 

「あ、ごめんね、笑うつもりはなかったの。でもなぜかあなたたちを見てると、不思議と笑っちゃった」

 

「いつもどおりなんだけどな」

 

「いきましょ!」

 

「ああ!」

 

3人は1層のレストランに向かう

俺とヒロキは隣に、ミトは2人に対面して席に座り、それぞれ注文を終わらせる。

「自己紹介が遅れたわね。私はミト。メインは大鎌。よろしくね」

「俺は昂樹、よろしく。見ての通り刀使いだ。」

「弘輝。昂樹の相棒だ。メインは大剣。ミトよろしく〜!」

 

自己紹介を終わらせ、数分すると、3人の料理が運ばれてくる

 

「美味しそう」

 

「だな。ずっとパンだったからな」

 

「そうね。1層でこんな高い店来れないもんね」

 

「そんじゃ!乾杯といきますか」

 

「カンパーイ!」

3人はボス攻略やそれまでの話をしながらも、料理を食べる

 

「ふー食べた食べた」

 

「美味かった!」

 

「ええ、でもこれからまたパン生活と考えると悲しくなるわ」

 

「だな」

 

すると昂樹が少し真剣な顔で話し始める

「なあ、ミト。俺らとパーティーを組むつもりはないか?」

 

「それはどうして?」

 

「理由としては、2人より3人のほうが攻略が楽だから。まして、それがベータテスター3人はミトとしても心強いだろ?そして、ミトも自分に合うパーティーを探す時間を効率のいいレベルあげに使える。こんな感じかな」

 

「そうね、お互いに利益はあると、、、」

 

「あと、単純に俺の恩人をソロ攻略で危険に晒したくないというのが一番の理由かな」

 

そう照れくさそうに言った

 

「現実世界で、恩返ししたいし!」

 

「(そうだったわ、ボス戦で見たじゃない。彼は、コウキは自分の利益よりも、他人のために、動ける人、私とは真逆。彼のパーティーにいたらなにかわかるかな)」

 

「もし嫌だったら断ってくれ。なんせ、男子2、女子1だからな」

 

考える仕草をしつつ少し間をおいてミトは言った

 

「明日連絡するわ、とりあえずフレンドだけ交換しましょ」

 

「おう」

 

「ヒロキくんもね」

 

3人は会計に向かう

「今日は3、3、4で俺が4出す」

俺が今日助けてもらった分だけど

 

「いいのか?」

 

「まあな」

 

会計を済まし、店をでる

 

「ミト、宿まで送ろうか?」

 

「コウキ、気遣いありがとう。でも大丈夫よ」

 

「そうか。じゃあ、気をつけてね」

 

「気をつけてな」

 

「うん、それじゃあ」

ミトは歩き2人と逆方向に進む

 

昂樹達はミトが見えなくなるのを確認したあと自分の宿に帰る

 

「ミトさんなんで誘ったの?」

 

「さあな、わからん」

 

「運命でも感じたか?」

 

「俺の運命はあの日から止まってるよ」

昂樹は真っ黒に染まる空を見上げる

 

「あ、、、、ごめん」

 

「なに謝ってんだよ、いいって」

 

「けど、、、いや、そうか、帰ろうか」

 

「おう」

 

俺はヒロキに聞こえない小さな声で言った

「ヒロキゴメンな、、、、ミトが彼女に重なったんだ、、、」

 

「ん?なんか言ったか?」

 

「なんでもない。行こうぜ」

2人はミトと逆方向に歩く

 

 

 

 

 

1層 宿

「ふう」

ミトは自分の部屋に着くと装備を外しベッドに寝る

 

目を静かに瞑る

 

そして、一層攻略の後、アスナに話しかけた時のことを思い出す

 

「あの時はごめん」

ミトは謝りアスナを見つめる

 

するとアスナは

 

「ミト。大丈夫だよ。だってミトは私のために戦ってくれたんだもの。結果論だけど私は生きてるよ。だからミト、自分を責めないで」

 

「いいの?アスナ、、、」

その時アスナがミトに近づき、ミトの鎌にレイピアを軽く当てる

 

「えっ、、、」

 

「このゲームをクリアするんでしょ?」

 

「うん。2層でまた会おうね」

 

「ええ、それじゃあ、私行くね」

そのときミトはあることを思い出す

 

「待って!アスナ」

 

その声にアスナは振り向く

ミトはストレージからレイピアを取り出す

 

「これ、持っていって」

 

「これは、、、うん!」

アスナはレイピアを受け取るとそのまま2層の階段に走っていく

 

ミトは目を開ける

 

「うん、決めた!」




読んでくださりありがとうございます。
次回からは完全オリジナル展開です。わかりやすく楽しんでいただけるようにがんばります。

感想やアドバイスなど、気軽にどうぞ!ここ変更したら良いんやない?見たいのがあれば、ほんとに1文でも、良いのでもらえると嬉しいです!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。