ソードアート・オンライン〜白鷺の剣聖と剛腕の戦鬼〜 作:yoru07#青薔薇
次の日の朝
メッセージでミトから中央区に来てと連絡があった
俺達は、その呼出通り向かうと、待ち合わせ場所にはすでにミトが立っていた
「ミト、すまん。遅れたか?」
「全然、時間通り」
「おはようミト」
ヒロキはミトに近づき挨拶をする
「おはようヒロキ、コウキ。それで昨日の件だけど、、、、」
「私、2人についていくことにするよ。」
「本当か?」
俺はミトの言葉を聞いてついつい聞き返してしまった
「うん、このゲームをアスナたちと一緒にクリアしよう!」
「ああ!じゃあ。行くか2層!」
俺はウィンドウを操作し選択欄からのパーティー申請をミトに送る
それをミトが承認すると、俺ヒロキのHPバーの下にミトの名前が現れる
3人はワープポイントを使い、2層に向かう
2層中央区:ウルバス
2層はテーブルマウンテンの外周部だけ残してくりぬいて作られた街として説明がされていた。
「ここか〜1層より少し大きいかな」
俺は周りを見渡しながら言う
「でも、フィールド自体は1層より少し小さいと思う」
「確かに、アインクラッドの構造上だんだん小さくなっていくからな」
そんなことを話しながら街を歩いていると、武器屋が目に入る
「武器屋入ってみるか?なんかいいものあるかもよ?」
ヒロキがそう言いながらもすでにドアを開けていた
「提案以前に入ってるけど」
俺はヒロキの行動に笑ってしまった
「確かにそうね。でも武器は必要かも」
3人はそのまま武器屋に入る
「いらっしゃいませ」
店の中に入るとNPCが話しかけてくる
「どれにしようかな」
俺とヒロキは1層ボス攻略前にアルゴから武器をもらっているので買うか悩んだが、結局予備で片手剣を1本ずつ買った。同時に防具も買うことにした
「この防具とかどう?」
ミトは黒色の防具を指差す
「いいね、でもミトは紫のほうが似合う気がするぞ?」
俺は思ったことを言って近くの紫色の防具を指差す
「そう?これにしてみようかしら」
「うん、良いと思うよ!」
俺はミトの防具を見てからすぐに目に入った白と水色を含んだ服を身につける
「似合ってる!素材もかなりいい質してるわね」
ミトは俺の着ているコートを触りながら素材を見てくれた
「相変わらずその色かよw」
ヒロキは俺が現実世界でもこんな色合いの服を着ているので飽き飽きしているようだ
「俺はこの色がいいの」
俺ははそのまま装備しようと、ウィンドウを開く。
ストレージを下に進んでく。その時あるものを見つける
「え?これは、、、、」
その声にミトが反応する
「どうしたの?」
「おーーいそろそろ2人とも行くぞ!」
その時ヒロキが出口から声をかける
「いいや、何でもない。大丈夫」
「そう。それじゃいきましょ」
店を出た3人はフィールドに出るために歩いている
「2層はたしか、牛がメインテーマとかじゃなかったっけ?」
俺は情報整理のためミトに話しかける
「そうね」
俺とミトが話しながら歩いていると、前に歩いているヒロキが話しかけてくる
「お二人さん、そうでもないみたいだぞ」
ヒロキのその言葉につられて俺と、ミトも前を見る
「まじかよ、、、」
そこには一面緑色に広がる森があった
「GMやってんな、、、」
俺はその光景に少し苛立ちを感じた
「もしかして、2層と3層を入れ替えたのかしら?」
ミトがそんなことを呟く
「でも、そうすると、9層まで続くあのイベントなくなるくね?」
ヒロキの的確な指摘に納得する
「確かにそうね、エルフの奴だっけ」
「そうそう」
「じゃあ3層の事前学習的な?」
ヒロキはそんなことを言った
「そんなGMが優しいかな、まあ考えてもわからんし行こうか」
「そうね」
そのまま丸一日モンスターを狩ってレベルをあげた3人
ミトも合わせた戦闘も1日もすれば連携も取れるようになってきた
数日後2層
俺ら3人は酒場に来ていた。
ドアを開け、店に入ると活気にあふれており、全員がお酒を嗜んでいた。
居酒屋の内装は木材をふんだんに使った造りでレトロな雰囲気が漂っている。カウンターには酒瓶が並び、奥の方ではNPCが忙しそうに動き回っていた。
「いらっしゃいませっ!何名様でしょうか?」
「三人です」
「三名様ですね。こちらへどうぞっ!」
NPCの案内に従い席に着く。
俺たちはとりあえず飲み物を頼み料理も注文した。
「SAOにもビールがあるんだね」
「まあ、ベータテストのときは俺らも来なかったよね」
「そして、俺ら未成年でも飲むことができるというすぐれものなんだ」
運ばれてきたジョッキを手に持ち眺めている。
「それじゃあ、乾杯しようか」
「うん」
「おう」
カチャンッと音をたててジョッキをぶつける。そして、一口飲んでみた。
「……美味しい!!」
「うおっ!?なんだこれ?苦味はあるけど、全然飲めるぞ!」
「ほんとだね。苦くて美味しくないと思ってたけど、これは美味しいや」
もちろんだがビールは初めてだったため全員驚いた顔をしていた。
それから、今日一日の振り返りをする
「もう2ヶ月か」
俺はビールを飲みながらそんなことをため息を吐きながら言う
「そうだな、、、何年かかるのか」
「でも結局レベル上げて100層クリアしないと出れないし。」
「でもこの先3人だと不安だな」
「だな、いくらミトが入ってベータテスター3人とはいえ、あと一人はほしいよな」
「確かに」
「私は、女子がいいかなー」
「流石に女子1人は辛いもんな」
「こんど女子の募集かけるか」
「そうだね」
そして更に2日後
イグの森
ここは2層で最も大きい森でモンスターのレベルも高い
「今日こそ、レアドロップアイテムを勝ち取るぞ!」
ヒロキが腕を掲げる
「おーーー!ってミトは?」
それにつられ俺も意気込むが、ミトが居ないことに気づく
「なんか、予定あるっぽいよ?」
すると近くから戦う音がする
「珍しいなここまで深く来るプレイヤーは。来てもキリトさんとかじゃね?」
「確かに、モンスターのレベルも高いしな」
2人は近くまで行き草むらからその人を見る
「女の人だ」
「だな」
その女性はレベルはわからないがここに来てもいいレベルじゃないことに2人は気づいた
「フォレスト・ウルフか、、、かなり数が多いぞ!」
フォレスト・ウルフとは、3層でイグの森限定のモンスター。レベルは3層時点では高く設定していて、スピードに特化しており、3層では反射神経が並外れている俺でさえ割と苦労したモンスターである。
俺がそう言った瞬間、フォレスト・ウルフが女性の左腕に噛みつく
その時迷いなくヒロキが飛び出す
「コウキ周りをたのんだ!」
「おう!」
俺はヒロキの指示通り左側に走る
「(この感じ、かなりの数いるぞ)」
森の中を走り、近くの広い空間に出る
「(やっぱり、群れか)」
数は大体5体
「来いよ!」
俺はゆっくりと刀を抜く
それと同時に3体のウルフが向かってくる
「(遅い!)」
素早く向かってきたウルフの攻撃を警戒しながらもすれ違いざまSSを当てる。
同時にもう一匹のウルフの噛みの攻撃を躱し、背中から刀を刺す
ウルフのHPは0になりそのまま消滅する
「ぐっ」
俺の背中に鈍い感覚が伝わってくる
「(やられた、一旦距離を)」
俺は一歩引こうとする、だがその瞬間1匹のウルフが飛びかかってくる
「(引くわけねえだろ!)」
俺のフェイントは見事にハマりウルフは攻撃を仕掛けてきた。
すぐに攻撃を躱し腹に刀を打ち込む
「次!」
だがそこには1匹しか居なかった
「ヒロキすまん、2匹行った」
「(ほんとは全滅目標だったんだけどな)」
ヒロキSaido
ヒロキは素早く大剣を構えるとすぐにSSを放つ
「はあっ!」SS1
そのSSは女性の腕に噛みつくフォレスト・ウルフを貫く
「大丈夫か?」
ヒロキは倒れた女性に声をかける
「、、、」
だがその問いに返答はない
「くっ!」
フォレスト・ウルフが2体現れる
「(2体。かなり数が減ってるな、コウキか、、)」
フォレスト・ウルフ素早く向かってくる
ヒロキはタイミングを合わせフォレスト・ウルフが目の前に来た瞬間大剣を横に振る。そして間がなくもう一匹のフォレスト・ウルフも向かってくる
ヒロキはフォレスト・ウルフを後方宙返りしながら蹴る。そしてそのまま再度大剣を振い消滅させる
「ふう(昨日習得した体術スキルが役に立ったな)」
ヒロキはそんなことを思いながら助けた女性に話しかける
「大丈夫ですか?」
ヒロキが声をかけると、女性は立ち上がる
女性は髪は黒色の、ストレートロング。身長が160センチ辺りで、片手剣使いのようだ
「助けていただきありがとうございます。」
そう言うと女性はすぐにその場をあとにしてしまう
「ちょっ、、、」
ヒロキもすぐに追いかけるが姿はどこにもなかった
「どこいったんだ?」
するとコウキがこちらに向かってきた
「おつかれさん、、、であの人は?」
コウキはキョロキョロ周りを見渡す
「わからん、すぐどっかいちゃった」
「助けたのにか?」
「まあ、HPもかなりあったし大丈夫だろ」
「弘輝がいいならいいぞ」
「帰ろうか」
2人は疑問に思いながらもその場を後にする
2層 酒場
ミトを含め3人はいつもの席に座る
「今日はごめん!」
座るやいなや謝るミト
「いいって」
「気にしてないよ!」
ヒロキはすぐに話しを切り替える
「それよりも!今日大発見が!」
そしてその切り替えた話にミトが食いつく
「なになに!」
「可能性だけど。いい人見つけた!」
ヒロキは目をきらびやかにしながら話す
「この前言ってたパーティーメンバーのこと?」
「そうなんだよ!今日昂樹と一緒にイグの森に行った時、ある女の人を助けたのさ、その子すぐに行っちゃったけど、、」
俺はヒロキの言葉を遮り爆弾を置いた
「ヒロキの好みドストライクだったらしい」
「ちょっ、バカ!」
俺の言わなくてもいい情報を話され焦るヒロキ
「なるほどね」
ミトはヒロキを見ながらゆっくりと話す
「どうだ?駄目か?」
ヒロキはうつむきながら、目線だけをミトに向ける
「(おいおい、ヒロキ。お前立場どーしたんよ)」
この件はすでに俺は了承している。だからミトの一存で決まるのだ
不意にミトの目線がが俺の方を見る
俺はなんだと思いながらも見つめ返す
するとミトは俺の方からからヒロキの方を見て口を開く
「今度私がその人に会って、それでいいならいいわ」
その言葉にヒロキは顔を上げる
「そうか!わかった」
3人はこのとき知らなかった、すでに2層ボスが迷宮区で発見されていることに
次の日
「行くか」
「ええ」
今日は2層ボス緊急会議が中央区で行われる
3人は歩いて中央区に向かうと。1層攻略メンバーにくわえ、その他にも多くのプレイヤーが集まっていた
「おう、あんたたちも来てくれたんか、助かるで!」
着いた瞬間後ろからキバオウが話しかけてくる
「キバオウさんか、1層ぶりだな」
「おう、コウキにヒロキか。パーティーの件済まなかったな」
そこにはエギルの姿もあった
「全然だいじょうぶ」
エギルは俺の後ろにいるミトを見る
「なるほどな、その子と組んだのか」
「そうそう」
すると、近くに1層攻略のときにいたアスナさんを見つけた
俺はアスナに近づき話しかける
「お久しぶりです、アスナさん」
アスナはゆっくりと振り向く
「こ、こんにちは」
「(そうだった、俺はアスナさんを知ってるけど、俺のことは知らないのか)」」
「あ、申し遅れました。ミトとパーティーを組んでるコウキです」
俺は軽くお辞儀する
「あ!私はアスナです。ミトは元気?」
「はい。楽しくやらせてもらってます」
そんなことを話していると
「アスナ!ここに居たのか」
一人の男の人が向かってくる
「キリトくん、ごめんね。遅れちゃったかな」
「いいさ」
キリトはこちらを向く
「君は!」
キリトは俺を見て驚いていた
「コウキです。よろしくな!キリト」
突然馴れ馴れしく話されて驚いていたキリトだがすぐに返事を返す
「お、おうよろしくな。コウキ」
「でも、疑いが晴れて良かったね。」
俺は1層のあの後、ディアベルに本当のことを話された。ディアベルはみんなを騙してラストアタックボーナスを取ろうとしていたことを聞いた。そしてそれをディアベルは1層に参加したみんなに打ち明けた。
だけど反乱など起こることはなく、打ち明けてくれたこと、1層で全員を勝利に導いたことを考え、キバオウ含め全員が許した、そしてキリトがベータテスターとの分裂をさせないために己を犠牲にしたことも言った。そのため、キリトの疑いは晴れ普通にここにいるわけだ
「そうだな、まだ、嫌悪される時もあるけどな」
「まだ嫌悪されるのか」
「まあね、だけどあんまり気にはしてない。コウキ、色々ありがとうな」
「気にしないでくれよ!俺はすべきことをしただけ」
すると、集まるプレイヤーの中心から声がかかる
「今日は急ながら集まってもらったことに、そして1層より多くのプレイヤーが集まったことに感謝したい」
1層攻略から約2週間。ディアベルは再度リーダーとして立ち上がった
「じゃあ、そろそろ行くか。また会おうぜ」
「おう」
「ミトによろしくね」
俺はミトとヒロキのいるところに戻る
「えー昨日2層のボス部屋を確認した」
ディアベルのその言葉に驚くものは居なかった。誰もが覚悟してこの場に居たからだ
ディアベルは更に話す
「今回、皆も気づいているだろうが、ベータテスト時代の2層と大きくフィールドが変わっている。そのため、ボスも変わっている可能性もあったが幸いボスはベータテストと変わっていなかった。」
その言葉に全員が安堵する。
「だが、1層のように武器や行動パターンが変わっている可能性がある。そのため1週間の情報収集期間を設ける。一応ベータテストのときの情報を共有しておく。ボスの名前は「リア・ゴブリンロード」武器は棍棒。武器変更はなし。能力値はHP、攻撃力特化と情報が出ている」
「2層は苦労したな」
俺は隣りにいるミトに話しかける
「そうね。HPが多くて、耐久必須だったわね」
「だな、更に攻撃力高いし。うまくやらないとかなり死人が出る可能性もある」
「だが、今回はナイトさんがいる、彼の指揮能力を信じよう」
ここから1週間プレイヤーによる情報収集が始まった
どうでしたでしょうか。やっぱりまだ下手くそですねw
これからまだ頑張っていきます!
感想、アドバイスがあれば少しでもいただけたら嬉しいです。細かい設定がまだわからなくて変な部分かあるので気軽に教えてくれると嬉しいです。