『三好inポケモン』 作:零戦
ペルシアン像はあえてスイッチを押さずにレベル上げのために全部対戦してた記憶がある。
「此処がロケット団の地下アジトか」
「えぇ、奴等が売っていた品物がコイツです」
「コイツは……ヤドンの尻尾か!?」
「はい。高値で売り捌いていましたよ」
一回、チョウジタウンのポケモンセンターに戻ってピカ達を回復させて戦力と道具を整えてからワタルも加えてあの家の前に来ていた。
「いらっしゃ……」
中にいた店主は扉を開けて入ってきたマサカズ達を見て唖然とした。明らかにおかしい出で立ちであるからだ。
「バ、バレたぞ!?」
「何ィッ!?」
店内の奥にいた用心棒ぽい男が出てくる。それを見てワタルがカイリューを出す。
(あ、まさか……)
「カイリュー、【はかいこうせん】ッ!!」
あろうことか、ワタルは原作と同じく男に【はかいこうせん】を叩きつけるのである。
(うーん、容赦ないなワタル……まさかポケスペのワタルなのか?)
いや、それは流石に有り得ないだろう。【はかいこうせん】を受けた男は怪我こそしていたが命に別状はなかった。大分威力を弱めた【はかいこうせん】だったのだろう。
「っと、それどころじゃないや」
マサカズは思い出して店主の胸ぐらを掴む。
「オラァッ!! ロケット団の地下アジトとはバレてんだよ!! 素直に地下への通路を教えろ!! こちとらコガネや!! コガネ警察や!!」
「ヒイィィィィィッ!!」
某動画の警察を真似しつつ店主を揺さぶるマサカズである。だがワタルは床を見て何かを見つけた。
「あった。コイツだ」
地下への隠し階段をワタルが見つけたのだ。となると店主にはもう用は無いのでマサカズはバタフリーを出し【いとをはく】で店主と用心棒の男を縛り付けるのである。
「ヨシ、俺が先に行こう」
「あ、オナシャス」
ワタルが先陣を切って降りていく。階段を降りていくと1本通路が奥に続いていた。ワタルは先に駆け出す。その後をマサカズとアカネが追いかけるが途中でペルシアンの像を見つけた。
(あ、確かこれ。監視装置だったけ? これで通報されたロケット団のしたっぱ達が来るような気が……)
そう思っているとペルシアン像の目が赤く光り出した。
「あ、やべッ」
マサカズがしまったと思ったが既に遅く、通報を受けたロケット団のしたっぱ達が走ってマサカズの下に来たのである。
「何だコイツら……?」
「誰かは知らんが我々ロケット団の活動を邪魔する奴は容赦しないぞ!!」
「ロケット団のために!!」
したっぱ達は口々にそう言ってボールを投げてポケモンを出す。こうなったらバトルしかないのだ。マサカズもマグマラシを出しアカネもミルタンクを出す。
「叩き潰すぞアカネ!!」
「あいよ!!」
そして二人はロケット団のしたっぱ達とバトルをするのである。
『カーツ様、大変です!! 侵入者です!!』
「何……? 侵入者だと?」
幹部室にて執務していたカーツは電話連絡からの報告に眉をひそめる。何処からか情報が漏れていたのか?
「現在の状況は?」
『現在は地下一階のペルシアン像でしたっぱ達が食い止めてはいますが押しきられる可能性があります!!』
「……宜しい。総員、第一種戦闘配置だ。侵入者は見つけ次第、始末しろ」
『ハッ!!』
カーツはそう言って電話を切り、ポケギアの電話で同じく幹部のミズキを呼び出す。
「ミズキ、侵入者だ。直ちに始末しろ」
『あら私までが出る必要があるのかしら?』
「念のためだ。ラムダの部隊はコガネのラジオ塔にいる。油断すれば此方がやられる」
『……分かりましたわ。直ちに部隊を率いて向かうわ』
「ウム」
ミズキとの電話を切るとカーツは壁に掛けられた壁画を見る。壁画には彼等のボスであるサカキが描かれていたのだ。
「……ボス……もう直ぐでございます。もう直ぐボスを迎え入れる事が出来ます」
サカキの壁画を見てカーツは笑みを浮かべるのである。そしてカーツは侵入者を始末するために警報を出したのである。
「クソッタレ!! キリがないな!!」
「マサカズ、コイツらの出所を叩かんとわんさか出てくるわ!!」
「だろうな!!」
マサカズとアカネは既に連続での9連戦をしたところだった。また対戦も全てペルシアン像の前での対戦であった。
(原作だと中央の部屋にスイッチを切り替えるパソコンがあったな……)
マサカズはそう思い出しそれらしい部屋を探す。
「見つからんな……オラァッ!! パソコンは何処だ!! ペルシアン像のスイッチを切り替えるパソコンだ!!」
「ヒイィィィィィッ!!」
マサカズは近くにいたはぐれ研究者を捕まえて取り敢えずボコボコにして口を割らすのである。
「そ、そこのパソコンだ。パソコンの下にある机の中にスイッチがある……」
「ご苦労。そのまま眠っとけ!!」
「グァッ!?」
マサカズは用は済んだとばかりにはぐれ研究者を殴り気絶させる。そのままパソコンが置かれている机の引き出しを開けるとスイッチがありそのままスイッチを押すのである。
「よし、これでしたっぱ達の襲撃は無いだろうな」
「ホンマめんどかったわ……」
「それな」
アカネの溜め息にマサカズも頷くのである。そして部屋を出て別のペルシアン像の前を通ってもしたっぱ達が襲撃に来る事はなかった。
「よし、次の階に行くぞ」
「ヨッシャー!! どっからでも来いや!!」
「あ、それフラグ……」
二人はそう言いながら会談を降りていくのである。なお、降りた先にはワタルがポケモンを回復させていた。
「やぁ二人とも、大丈夫かい?」
「何とかですね」
「ポケモン達は大丈夫かい? 良ければ回復させてあげよう」
ワタルはかいふくのくすりを渡してきた。マサカズも有りがたく頂戴してピカ達を回復させるのである。
「さっ、ポケモン達の為に頑張ろう!!」
ワタルはそう言って再び前進を開始した。マサカズとアカネも水分補給をしてから通路を歩き出してしたっぱ達を見つけたらバトルを始めるのである。
「マサカズ、階段やわ」
「地下三階に繋がる階段やな」
したっぱを倒すと階段を見つけたので階段を降りていくとワタルが別のしたっぱを倒していた。
「マサカズ君、どうやらコイツらの幹部のところにある部屋に地下二階にあった扉を開くパスワードを知ってる者がいるらしいんだ」
「成る程(ヤミカラスの事やけどな)」
ワタルの言葉にマサカズは内心そう思うが口には出さない。原作知識だからこそ分かる事であるが今は現実なのだ、もしかしたら土壇場でパスワードを変えるかもしれないのだ。だからこそマサカズは何も言わなかったのだ。
「ボクも調べてみるが君達も気を付けてくれ」
「分かりました」
そしてまたワタルと分かれてしたっぱ達を倒していくと幹部の扉を開けるパスワードを知るしたっぱがいた。
「ひゃひゃひゃ。確か幹部の扉を開けるパスワードは『ラッタの尻尾』だぜ」
「成る程(あ、これは変わってないな……)」
原作でも幹部の扉を開けるパスワードは『ヤドンの尻尾』と『ラッタの尻尾』の二つであった。そして今、倒したしたっぱから『ラッタの尻尾』と聞かされたのでマサカズは恐らくパスワードは間違ってはいないと判断する。
「なら……幹部のところにでも「待ちなさい!!」」
そこへ声を荒げてやってきたのは原作だと女幹部と言われるロケット団女幹部とその配下のしたっぱ達10数人であった。
「これ以上、貴方達に私達の事業を邪魔されては困るわ」
「ケッ。その事業はコガネのラジオ塔でも乗っ取る事か?」
「……呆れましたわ。そこまで情報が漏れていたのね」
マサカズの言葉に女幹部は呆れながらもボールを投げる。中からアーボックが出てきた。
「貴方達は此処で死ぬのよ」
「それは御断りだな。まだ結婚すらしてないしな」
「エッ!? マサカズ、結婚願望あったん!?」
「……最初にアカネを殴っていいか?」
「何でやねん!?」
「……バトルしたいんだけど……」
締まりきれないロケット団女幹部との戦いが始まるのである。
マサカズの手持ち
ピカ レベル31
使用可能の技
【電気ショック】【でんこうせっか】【スピードスター】【カミナリ】【10万ボルト】【でんじは】
シェルダー レベル29
使用可能の技
【体当たり】【水でっぽう】【にらみつける】【うずしお】【なみのり】【ちょうおんぱ】【オーロラビーム】
バタフリー レベル31
使用可能の技
【かぜおこし】【ちょうおんぱ】【ねんりき】【どくのこな】【しびれこな】【ねむりごな】【サイケこうせん】【ふきとばし】
マグマラシ レベル31
使用可能の技
【体当たり】【煙幕】【ひのこ】【でんこうせっか】【火炎ぐるま】
マンタイン レベル28
使用可能の技
【体当たり】【あわ】【ちょうおんぱ】【バブルこうせん】【とっしん】【なみのり】
ピジョン レベル24
使用可能の技
【かぜおこし】【すなかけ】【でんこうせっか】【ふきとばし】【そらをとぶ】
パソコン行き
ギャラドス レベル30
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