『三好inポケモン』   作:零戦

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ほぼアカネの水着回


第六話

 

 

 

 

 

 

 

「というわけでヒノアラシの特訓をしながらアサギシティまで目指すぞー」

「ヒノッ!!」

 

 自転車に乗りながらマサカズはヒノアラシに言うとヒノアラシもフンスーとやる気十分であった。

 

「マサカズ、それは構わんけど『モーモー牧場』にも行こうや」

「『モーモー牧場』?」

「せやで。モーモーミルクは美味しいからね」

「成る程……モーモーミルクでレベル上げも良いな……」

「ヒノヒノヒノッ!!」

「お、やる気だなヒノアラシ」

 

 斯くしてヒノアラシの特訓は始まったのである。

 

「あ、ピカの特訓もするから」

「ピカッ!?」

 

 そして特訓は3日間も38ばんどうろで行われた。なお、宿泊はアカネもいるのでアサギシティのポケモンセンターにしていた。マサカズ一人だったら野宿で済ませていたが『一応』女の子のアカネもいるのを考慮した結果である。

 また、特訓は何の事はない。ただのポケモンバトルである。手始めに38ばんどうろにいるポケモントレーナー達と全て対戦して勝利してから野生のポケモンとのバトルを開始したのだ。

 特訓は朝の0800から始まり体力が無くなったらアサギシティかエンジュシティのポケモンセンターに行って回復させ夜の2000まで12時間ぶっ通しで特訓したのである。そのかいもあってかヒノアラシは3日後にはマグマラシまで進化し尚且つレベルも31まで上がったのである。(レベルに関してはポケモン図鑑に更新されていた)

 

「取り敢えずはこんなところだな」

「マグッ」

 

 マサカズの言葉にマグマラシは少し疲れた表情を見せながら頷いた。流石のマグマラシも此処まではキツかった様子である。

 

「まぁ今日で終わりだからゆっくり休もうか」

「あ、終わったん? ならアサギのポケモンセンターに帰ろうか」

 

 ミルタンクのレベル上げもしていたアカネがガサゴソと草むらから出てくる。

 

「ヨッシャ。なら帰ろうか」

 

 そして二人はアサギシティのポケモンセンターに戻り一泊するのであった。次の日、センターから出るとマサカズはどうしようかと思う。

 

「海渡ってタンバ行くか、先に此処でジム戦するかやな」

「んー、でも順番で言うたらタンバやろ?」

「お前、【なみのり】が出来るポケモンおらんやろ」

「ミルタンクなら覚えるで」

「それはええんか?」

「ええよええよ。ジム戦の時は使用しなかったらええしな」

(それは確かに)

 

 アカネの言葉にマサカズは納得しひでんマシン03を取り出してアカネに貸してミルタンクに【なみのり】を覚えさせるのである。

 

「これなら先にタンバシティに行くか」

「あー……うん……」

「何や、歯切れ悪いな?」

 

 アカネの歯切れの悪さにマサカズは首を傾げる。対してアカネは指をモジモジしていた。

 

「その……な……」

「うん」

「……浜辺で遊びたいなって……」

「あー……(そういう事か)」

 

 アカネの言葉にマサカズは納得する。要するにアサギシティの浜辺で海水浴をしたいのである。

 

「そうは言うけど、お前水着あるんか?」

「こないだ帰った時にこんな事もあろうかと思って持ってきといたんや!!」

「最初から遊びたかったんかいッ!!」

 

 ニヒヒヒと笑うアカネに突っ込むマサカズであった。結局、その日はアサギシティの浜辺で遊ぶ事にした。

 

「パラソルは此処に刺しとくで」

「ありがとうマサカズ」

 

 海の家からパラソルを借りてきたマサカズは波打ち際から適当なところにパラソルを刺した。ちゃんと砂の中に野生のクラブやシェルダー等がいないか確認してから刺している。刺した場所にアカネがシートを引いて荷物を置く。

 

「ちょっと着替えてくるから荷物番宜しくやで」

「へいへい」

 

 なお、マサカズの海パンは海の家で購入して直ぐに穿いていた。アカネが着替えている間、マサカズはポケモン達を出す。

 

「今日は1日遊ぶぞッ」

「ピカチュウッ♪」

 

 マサカズの言葉にピカ達は喜び、各々で遊ぶのである。

 

「お、お待たせ……」

「おぅ……ッ」

 

 水着に着替えて戻ってきたアカネにマサカズが声をかけようとして振り向いたら目が点になった。ピンクを主とするビキニを着たアカネだが、その特徴的な胸は他の浜辺にいた男達を誘惑するには持ってこいのモノだった。(巨乳ですよ巨乳)

 

「…………………」

「な、何か言いや……」

「あ、悪い悪い……在り来たりな言葉かもしれんが……似合ってるよアカネ」

「ホ、ホンマなん?」

「思わず見惚れてしまう程なんやから自信を持て」

「……フフ、そうかそうか♪」

 

 プイと視線を逸らすマサカズにアカネは嬉しそうに微笑むのである。そしてマサカズにある物を渡す。

 

「はい日焼け止めのオイル」

「ん?」

「……塗ってや」

「お、おぅ(何や、今日は珍しく可愛げがあるもんだな……)」

 

 顔を真っ赤にするアカネにマサカズは内心そう思うのである。シートの上にうつ伏せの態勢をするアカネにマサカズは日焼け止めオイルを塗るのである。

 

「ひゃッ!?」

「変な声出すなやッ」

「だ、だって……(マサカズの手がウチの背中塗ってると思うと身構えてしまうわ……)」

「後ろのヒモも外すぞ」

「う、うん。お願いな」

 

 背中を塗られる感触にアカネはちょっぴり感じるのである。なお、周りでは男達がマサカズに嫉妬の念を送っていたがピカ達が警戒するように遊んでいた。

 

「ピカピカ(漸くアカネちゃんが前進したね)」

「ンモゥ(長かったねぇ……)」

 

 ピカとミルタンクはそう話す程であった。なお、背中のオイルを塗り終えるとアカネはゴロンと仰向けになる。

 

「アカネ……?」

「……前も塗ってや」

「………………………はい……………(俺、アカネに何かしたかなぁ……)」

 

 顔を真っ赤にするアカネにマサカズは多少悩んだがやがては頷いてオイルを塗るのである。二人の恥ずかしいオイル塗るは30分で終わりその後はポケモン達とビーチボールでボール遊びをするのであった。

 

「あー、楽しかったなぁッ」

「せやなぁ(妙にアプローチが凄かったけどな)」

 

 遊んでる最中、アカネから抱きついてきたり等のアプローチが多かったのでマサカズも気が気で無かったりする。

 

「またこんな風に遊ぼうやマサカズ」

「うん。かまへんよアカネ」

 

 ニヒヒヒと笑うアカネにマサカズは笑みを浮かべてそう返す。

 

(うぅ……やっぱあれだけは無理かなぁ……)

 

 アカネは昨日、ポケモンセンターの休憩所に置いてあった女性向け雑誌の中身を思い出す。雑誌の中には浜辺でのデートで相手に日焼け止めオイルを塗ってもらったり等の事が記載されており、アカネはそれを今日実行していたのだ。そして最後の頁には「夕陽の浜辺でキス」と書いていたがアカネは恥ずかしくて行動に移せなかったのだ。

 

(うぅ……意気地無しやなウチ……)

 

 結局はキスまでは出来なかったアカネであるがそこまでの行動をやれたのはむしろラジオ仲間のクルミが聞いていたら奇跡じゃないかと言われる程であっただろう。

 そんなモヤモヤの心中を抱えるアカネにマサカズは気付く事は……あった。

 

(アカネのフラグなんてあったんかな……)

 

 いつもとは違うアカネの行動にマサカズは過去の事を思い出しながらその結論に至る。一応、前世では色々とあったので女性への感覚は何となく分かっていたのだ。

 

(どうすっかなぁ……)

 

 マサカズは夕夏らを思い浮かべる。うん、夕夏達なら笑って歓迎するだろう。いつもの事だと納得してしまうマサカズである。

 

(いつかは決めんとな……)

 

 取り敢えずアカネへの思いと気持ちは先送りにして今の時間を楽しむ事にしたマサカズであった。

 翌日、アサギのポケモンセンターを出たマサカズとアカネは浜辺に向かいそれぞれシェルダーとミルタンクを出して【なみのり】をする。

 

「目指すはタンバシティやッ。行くでッ」

「……その台詞は俺が言うべきな気も……」

 

 そう言いながら二人はタンバシティへ向かうのであった。

 

 

 

 

 

 マサカズの手持ち

 

 ピカ レベル30

 使用可能の技

 【電気ショック】【でんこうせっか】【スピードスター】【カミナリ】【10万ボルト】【でんじは】

 

 シェルダー レベル27

 使用可能の技

 【体当たり】【水でっぽう】【にらみつける】【うずしお】【なみのり】【ちょうおんぱ】【オーロラビーム】

 

 バタフリー レベル30

 使用可能の技

 【かぜおこし】【ちょうおんぱ】【ねんりき】【どくのこな】【しびれこな】【ねむりごな】【サイケこうせん】【ふきとばし】

 

 マグマラシ レベル31

 使用可能の技

 【体当たり】【煙幕】【ひのこ】【でんこうせっか】【火炎ぐるま】

 

 

 

 




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