スターと復讐者   作:官隆

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貴女のために

マリー・アントワネット

 

十八世紀のフランスの象徴と言ってもいい人物だ

革命期には人々から憎悪の対象として見られていたが

現代では飢饉にあっては宮廷費を削り寄付金と成し、

自ら貴族達に人々への援助を求める等

民を想う女性であったことが確認され名誉回復が

行われている

そして彼女を殺した処刑人ーー

 

マリー「何故?貴方がこんな事件を」

「"シャルル・アンリ・サンソン"」

「貴方はーー」

 

アヴェンジャー「無駄だ、王妃よ」

「あれは正気ではない」

「貴様の知る処刑人ではなかろうよ」

 

バサアサシン「ははは!」

「貴女がいるとなれば話が別だ!」

「今は引きます」

「準備ができ次第、貴女を再びーー」シュイン

 


 

〜隠れ家〜

 

シャル「ライダー…大丈夫?」

 

ライダー「えぇ、大丈夫よ」

 

それにしても

"マリー・アントワネット"か

俺が知ってるのだと、確かーー

 

司「お菓子ーー」

 

シャル「違うよ、司」

「その言葉はライダーの言葉じゃない」

 

司「え?そうなのか」

 

シャル「その言葉はルソーの著書に登場する夫人の言葉」

「それをその時代の人達がライダーの言葉と勘違いしただけだよ」

 

司「そうなのか!初めて知ったぞ!」

 

悠人「…同じく」

 

ライダー「シャル、ありがとうね」

 

シャル「ライダーを悪く言われるのが嫌なだけだよ」

 

司「それで、あの男」

「"シャルル・アンリ・サンソン"って誰だ?」

 

ランサー「彼はフランスの処刑人ですよ」

 

アヴェンジャー「そこのライダーを含め多くの罪人を処刑してきた男だ」

 

ライダーを殺した…

 

ライダー「本来の彼は誠実で優しい人だった」

「だから信じられないの、彼がこんなことをするなんて」

 

悠人「?ライダー、アサシンを恨んでないの?」

 

ライダー「えぇ、確かに彼はわたしを殺した」

「けれどそれはしょうがないことだったから」

「恨むことがあるとすれば」

「それは、わたしの息子のことだけね」

「けど今はわたしのことより、彼のことね!」

 

司「!あぁ、そうだな!」

 

シャル「あいつの狙いは多分ライダーだ」

 

アヴェンジャー「だろうな…奴はお前に執着していた」

「またお前を処刑するために現れるだろうな」

 

悠人「じゃあ、ライダーを護りながらーー」

 

ライダー「ごめんなさい、わたしに彼と一騎打ちをさせてくれないかしら」

 

司「!何でだ?」

 

ライダー「多分、彼を止められるのは、わたしだけだから」

「わたしに任せて頂戴」

 

シャル「ライダー…僕からもお願い!」

「ライダーのお願い聞いてあげて!」

 

ライダーとシャルが俺達に頭を下げお願いしている

本当は止めたいでも

 

司「…わかった」

 

シャル・ライダー「!」

 

司「大切なことなんだろ!」

 

悠人「…僕もいいよ」

 

アヴェンジャー「好きにしろ」

 

ランサー「無茶はしないように!」

 

他の奴らも賛同する

 

シャル「みんな!ありがとう!」

 


 

〜シャルの部屋〜

 

ライダー「シャル、ありがとう」

「わたしのお願いを叶えてくれて」

 

シャル「気にしないで!」

「僕もいつもライダーに助けてもらってるから」

「これくらいはね」

 

ライダー「ふふ、そう?」

 

シャル「…ライダー」

 

ライダー「何?」

 

シャル「絶対勝とうね」

 

ライダーを殺させない

絶対に!

 

ライダー「えぇ!彼にわたし達の力を見せてあげあしょう!」

「シャル!」

 


 

〜?〜

 

バサアサシン「もうすぐだ!」

「待っていてくれ!今度こそ苦しまずに殺してみせる!!」

「マリー!マリー!マリー!!」

「ハハハハハ!!」

 

 

 

 

 

 

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