スターと復讐者   作:官隆

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バーサークアサシン

〜平原〜

 

ライダー「みんなありがとう」

「後は任せて」

 

司「危なくなったらすぐに助けに行くぞ!」

 

シャル「大丈夫だよ!司!」

「僕とライダーは無敵だから!」

 

ランサー「ライダーご武運を」

 

ライダー「えぇ!任せて!」

 

そう言うとみんなが離れていく

それから数分後

 

ライダー「…来たわね」

 

シャル「!」

 

バサアサシン「マリー!会いたかったよ!」

 

ライダー「私もよ、サンソン」

 

バサアサシン「あれから多くの罪人を処刑してきた」

「処刑の腕も上がった!」

「今度こそ貴女に最高の死を!」

 

ライダー「残念だけど、今の貴方に殺されるつもりはないわ」

「それに今のわたしはシャルのサーヴァント」

「負けるつもりはないわ!」

 

二人の間に風が流れる

 

バーサークアサシンが剣を構える

そして一直線にライダーの元に走り剣を振るう

 

ライダーはその攻撃を避ける

そしてライダーの周りに花びらが舞う

その花びらは一斉にバーサークアサシンに襲いかかる

 

バサアサシン「ッ!?」

 

バーサークアサシンは避けようと動く

だがライダーは直ぐ様ピンクの魔力弾を放つ

 

ライダー「そぉれ!」

 

バサアサシン「ガッ!?」

 

バーサークアサシンは後退するが

直ぐ様迎撃の構えを取る

 

バサアサシン「これで、どうだ!」

 

ライダーに向かい剣を振るうが当たらない

どんなに切りかかっても掠ることもできない

そして顔には焦りが出てくる

 

バサアサシン「何故当たらない!?」

 

ライダー「ハァ!」

 

バサアサシン「な!?」

 

ライダーは飛び跳ねる

そして空中にてガラスの馬を召喚すると

バーサークアサシンに衝突させる

 

バサアサシン「うわ〜〜〜!?」

 


 

司「何でバーサークアサシンの攻撃が当たらないんだ!?」

 

ランサー「彼女も戦いの中で成長していたのでしょう」

「私達の援護をしていく中で、どのようにすればいいか」

「最善の行動を考える力、そして見切る目を身に着けた」

 

アヴェンジャー「…それだけではない」

「あいつのあの男を止めたいという思い」

「そしてマスターによる援護」

「だからこそ奴はあそこまで戦えている」

 

悠人「じゃあこのまま行けば!」

 


 

バサアサシン「ハァ、ハァ、ハァ」

 

ライダー「息が上がってきたようね」

 

バサアサシン「何故だ!?何故当たらない!?」

「召喚されてからも、僕はこの腕を磨き続けてきた!?」

「なのに何故!?」

 

ライダー「…貴方は間違っていたのよ」

 

バサアサシン「何?」

 

ライダー「確かに彼等は罪を犯した」

「けれど彼等を貴方が裁く必要はあったの?」

「貴方があの時襲った人も言っていたはーー」

 


 

『俺さ、少し前に食い逃げしたことがあったんだ』

『そん時に警察に捕まって』

『母ちゃんの泣いてる姿を見て』

『俺何してんだろうって思ったんだ』

『だから、これから真面目に生きて、罪を償っていこうと思うんだ』

 


 

バサアサシン「…そんな」

「僕は…」

 

ライダー「サンソン、本来の貴方は誠実で優しい人よ」

「けれどね、誰にだって間違いはあるの」

 

バサアサシン「マリー…!」

 

『何をやってるの』

 

バサアサシン「!?」

 

『ハァ、令呪を持って命ずる』

 

バサアサシン「マリー!僕を」

 

『目の前の敵を殺しなさい』

 

バサアサシン「止めてくれ!?」

 

ライダー「サンソン!」

 

シャル「ライダー!避けて!!」

 

バーサークアサシンはライダーに剣を振る

先程より速く、強く

 

ライダー「キャー!?」

 

シャル「ライダー!?」

 

バーサークアサシンにもはや意識はなく

ただ目の前の敵を倒すことしか考えていない

 

バサアサシン「あ、あ、マリ、!」

 

ライダー「…シャル!宝具を撃つわ!」

 

シャル「!オッケー!魔力どんと持ってって!!」

 

バサアサシン「うが〜〜!?!?」

 

バーサークアサシンの苦しむ声が響く

彼も必死に抵抗しているんだ

ならばーー

 

ライダー「サンソン!今その苦しみから」

「開放してあげる!」

 

ライダーに魔力が集まる

 

「咲き誇るのよ、踊り続けるの!」

 

バサアサシン「マリ〜〜〜〜!!?!?!」

 

「行きますわよ!」

 

ガラスの馬が輝く光のつぶてを振り撒きながら道を駆ける

バーサークアサシンを苦しみから解き放つため

 

百合の王冠に栄光あれ!(ギロチンブレイカー)

 

バサアサシン「が〜〜〜〜〜〜!?!?!」

 

バーサークアサシンは宝具を直に喰らう

そして後方まで吹き飛んでいく

バーサークアサシンが倒れると、その目には理性が宿っている

 

ライダー「目は覚めた?サンソン」

 

サンソン「えぇ、勿論」

「マリー、そしてそのマスター」

「ありがとう、僕の間違いを裁いてくれて」

 

シャル「……」

 

サンソン「これを、」

 

シャル「これって…」

 

司がもらったメダルと同じ?

 

サンソン「何かの、役には立ちますよ」

「……マリー」

 

マリー「何かしら?」

 

サンソン「貴方は僕のことを恨んでーー」

 

マリー「いいえ、あの時は仕方なかったのよ」

「それに貴方はあの人に鎮魂のミサをしてくれた」

「バレたら死刑ものなのに」

「そんな優しい人を恨んだりしないわ」

「ありがとうサンソン」

 

サンソン「あぁマリー、その言葉だけで僕はーー」

 

シュイン

 

マリー「………」

 

シャル「…ライダー」

 

ライダー「みんなの元に行きましょう」

「待ってるわ」

 

シャル「ーーうん!」

 

〜隠れ家〜

 

司「にしてもシャルももらったのか」

「このメダル」

 

シャル「うん、このメダル何なんだろう」

 

悠人「…何かの役に立つって言ってたし」

 

一同「うーん」

 

司「わからん!!」

「ってカレンさんがキッチンに!カレンさんを止めるぞ!」

「このままじゃまた麻婆豆腐だ!」

 

悠人「…!」

 

シャル「急げ〜!」

 

〜ベランダ〜

 

ライダー「〜〜〜♪」

 

そこで一人の女性は鎮魂曲を奏でていた

一人の男への、手向けとして

 

ライダー「〜〜♪ふぅ、」

 

ギャーギャー

 

ライダー「?」

 

トメロー!、アトモウスコシ、ニオイカラシテヤバイダロ!、アジミヲドウゾ

 

ウグ,グハ、ツカサ-!

 

ライダー「ふふ!楽しそうね!」

「わたしも混ぜて頂戴!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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