〜海辺〜
朝5時
シャル「ここだね」
司「本当にここであってるのか?」
シャル「ほら!ちゃんとここって書いてある!」
『▲▲市の海辺で待つ』
まぁそうだけど
にしても
司「寒いなあ!!!」
悠人「…朝5時だし、そりゃね」
シャル「けど、どうやってバーサークセイバーは果たし状を?」
「マスターがいないと入れないのに…」
そう話していると
足音がコチラに向かってくる
そちらを向くと二人の男がいた
一人はバーサークセイバー
もう一人は中年のイギリス人男性
緑の服を着て
右手には本を持っている
「これはこれは!」
「初めまして皆様方!!」
「吾輩はキャスターのサーヴァント!」
「今回はバーサークセイバーの援護に参りました!!」
バサキャスター「どうぞよろしく!」
司「バーサークキャスターか!!」
ランサー「…ランスロット卿」
バサセイバー「……キャスター!」
バサキャスター「かしこまりました!!」
バーサークキャスターが自身の本から数枚破り
宙に投げる
すると人型の影が立ち上がる
そしてその影はアヴェンジャー、ライダーに襲いかかる
司「これって!」
アヴェンジャー「チッ!」
ライダー「ッ!?」
その影はランサーに攻撃をせず
目の前にはバーサークセイバーがいる
バサセイバー「私と戦え、パーシヴァル!」
ランサー「!」
バサセイバー「私を…止めてみせろ!」
悠人「…ランサー」
ランサー「…その挑戦受けましょう」
二人が武器を構える
沈黙が続いている
ザバーン
波が舞い上がる
ランサー「」ダッ
バサセイバー「」ダッ
それと同時に二人は相手に向かい走り出す
バーサークセイバーは剣を振り払い
ランサーはそれを受け止める
バサセイバー「これでは以前と同じだぞ」
ランサー「それはどうでしょう?」
悠人「"瞬間強化"」
ランサーの力が上がっていく
バサセイバー「これはーー」
ランサー「ハァーー!!」
バサセイバー「グッ!?」
ランサーによりバーサークセイバーは
後方に吹き飛ばされていく
バサキャスター「何と!?バーサークセイバーが!?」
バサセイバー(以前はあそこまでの力はなかったはず…)
(あの子どもか!)
ランサーは直ぐ様に追撃を加える
体制の整っていないバーサークセイバーは
攻撃を受けてしまう
バサセイバー「がっ!?」
バーサークセイバーは後方に吹き飛んでいく
ランサー「ふぅ」
悠人「…ナイス、ランサー!」
バサセイバー「やられたよ、まさかそんな手があったとは」
バーサークセイバーは起き上がっていた
バサセイバー「だがーー」
バーサークセイバーは地面を力強く蹴り
ランサーの間合いに入ると
剣をランサーに振るう
ランサー「グッ!?」
悠人「ランサー!?」
バサセイバー「私とて負ける訳にはいかん!」
「お前たちが二人の力で勝とうとするならば!」
「私はそれを力でねじ伏せよう」
アヴェンジャー「ハァ!」
アヴェンジャーが青黒い炎を拳に纏い影を殴っている
アヴェンジャー「チッ!きりがないな」
どれだけ倒してもどんどん溢れている
司「あいつを、ガンド!、…なんとかしないと!」
シャル「ガンド!、司…今は目の前の敵!」
ライダー「厄介な力、ね!」
バサキャスター「いやいや」
「あいにくと、こんな力私は持っていなかったのですが」
「吾輩を召喚された方は、この力を授けてくださったのです!!」
バーサークキャスターはまるで演技でもしているかのように言う
まて…召喚された?
司「お前らにも、マスターが?」
バサキャスター「おや?ご存じなかったのですか?」
「すでにバーサークアーチャー、アサシンを倒し」
「勘づいていると思っていたのですが」
カレン『マスターを持たないサーヴァントは近づけないよう結界を張りましたから』
シャル「だから果たし状を!」
バサキャスター「さてさて!」
「仲間の一人はバーサークセイバーと戦い!」
「貴方達は多勢に無勢!」
「もはや勝ち目はないのでは?」
司「それはどうかな!」
「アヴェンジャー!」
アヴェンジャー「!成る程」
「ライダー、下がっていろ!」
「クハハハハ!行くぞ!」
そう言うとアヴェンジャーの周りに黒い靄が周囲に広がっていく
そしてそれを浴びた影は突如頭を抱え、次の瞬間
味方に襲いかかる
バサキャスター「これは!?」
宝具『巌窟王』《モンテ・クリスト・ミトロジー》
真名開放の際、溜め込んだ怨念を解き放ち
敵は疑心暗鬼になり同士討ちを始める
アヴェンジャー「我が怨念を解き放った!」
「それを受けまともでいられるかな?」
司「どうだ!!」
バサキャスター「フフフ、ハハハハハ!」
「実に見事!!」
「ですがお仲間の方は危ないのでは?」
司「俺の仲間を舐めるな!」
「あいつは必ず勝つ!!」
「だからそれまで俺達も戦うだけだ!!」
バサキャスター「実に面白い!!」
「ではもう少し!楽しませてもらいましょう!!」
キン、キン
ランサー「ハァ!」
バサセイバー「フン!」
どちらも傷を負いながらも互角の戦い
おしている
しかしーー
バサセイバー(ここだ!)
ランサー「ッ!?」
「"緊急回避"」
ランサーは間一髪のところで避ける
バサセイバー(またか!)
(あと一歩というところで、あのマスターの援護が入る)
(なんと厄介な!)
(しかしーー)
悠人「ハァ、ハァ」
バサセイバー(限界も近いな)
(いや、それは私とて同じことか)
(ならばーー)
ランサー『悠人!大丈夫ですか!』
悠人『結構…キツイ』
『ランサーは?』
ランサー『こちらも限界が近いですね』
だったらーー
『宝具を撃つ』
ランサーが槍を構えると同時にバーサークセイバーも剣を構える
「最果てに至れ、限界を超えよ」
バーサークセイバーの剣が青く光り輝やいていく
「彼方の王よ、この光をご覧あれーー」
ランサー「…ふぅ」
「聖槍、二重拘束解除」
ランサーの槍は赤く変わり黄色く光輝く
「カウントダウンーー」
聖剣と聖槍2つが衝突する
バサセイバー「ハァ!!!!!」
ランサー「ヤァ!!!!!」
辺りに衝撃が走る
だか、ランサーは押されていく
ランサー「クッ!?」
まだだ!ランサーは負けない
だからーー
悠人「やっちゃえ!!ランサー!!」
ランサー「!ウォー!!!!!」
ランサーに魔力が集まり
力が強くなっていく
バサセイバー「!…フッ」
光が収まると二人が立っていた
バーサークセイバー「見事…だ」
バーサークセイバーは倒れた
悠人「ランサー!」
ランサー「悠人!っいてて」
悠人「!大丈夫?」
ランサー「えぇ、少し痛むだけですよ」
バサセイバー「…パーシヴァル」
!その声の方を向くとバーサークセイバーは
狂気的な目ではなく優しい目をして立っていた
ランサー「…ランスロット卿」
ランスロット「お前とそのマスターの連携」
「実に見事だった」
「…これを」
悠人「!…メダル」
ランスロット「持っておけ」
「…パーシヴァル」
「私は君達の隠れ家をマスターに伝えてはいない」
ランサー「!何故?」
ランスロット「あのマスターは気に食わん」
「それだけだ」
ランサー「そうですか…感謝します」
ランスロット「…後は」
任せたぞ
シュイン
バサキャスター「バーサークセイバーが破れましたか」
「それでは吾輩もこれにて失礼」
そう言うとバーサークキャスターは消える
アヴェンジャー「…逃したか」
司「悠人!大丈夫か!」タッタッタッ
悠人「うん、なんとか」
「けど疲れーー」バタ
司「悠人!?」
〜隠れ家〜
悠人「」スウスウ
カレン「疲労によるものです」
「特に酷い傷も残念ながらありませんでした」
シャル「残念ながらって」
司「それが一番だろ…」
「あれ?そういえばアヴェンジャー」
「何処行ったんだ?」
〜ベランダ〜
ドクターロマンとアヴェンジャーが会話をしていた
ロマン「聞きたいことがある」
「君達の戦い聞かせてもらった」
「その中で一つ気になることがあった」
アヴェンジャー「…というと?」
ロマン「バーサークアーチャーの戦いだ」
「君は最後、彼女に白い炎を使ったと言った」
「だが、僕は別の君ではない君とあったことがある」
「君にそんな能力はない」
「じゃあ君は何処でその能力を?」
アヴェンジャー「何を言うかと思えば」
「俺も貴様に気になることがある」
「俺も記録で貴様を知っている」
「だからこそ聞こう」
「何故貴様はここにいる?」
「ロマニ・アーキマン、いや」
「■■■■」
to be continues