〜悠人side〜
悠人「シェイクスピアって…」
「ロミオとジュリエットの?」
シャル「そうだよ、リア王も彼の作品の一つ」
「けど、あんな化け物じゃ」
バサキャスター「私とてこんな形で呼びたくはなかったのですが」
「まあいいでしょう!」
「行きなさい!リア王!」
リア王『が〜〜〜〜〜!!!!』
リア王は素早くランサー、ライダーの方向に向かう
ランサー「速い!」
「だがーー」
ランサーはリア王の足元に狙いをつける
ランサー「デカイ体は攻撃を当てやすい!」
足元に入り込み体に攻撃を当てる
だが、リア王は気にもとめていない
リア王『が〜〜〜〜〜!!!!』
ランサー(硬いな、それに攻撃が聞いている様子もない)
リア王がランサー目掛け、剣を振るう
そこにライダーの魔力弾が当たる
ライダー「大丈夫かしら?」
ランサー「えぇ、助かりました」
「あのリア王という怪物」
「素早い上に硬い、図体がでかいだけではないようです」
悠人「司を助けないといけないのに!」
シャル「リア王が通路をふさいでる」
「それに、司の近くにはバーサークキャスターがいる…」
(迂闊に近づけない)
悠人「アヴェンジャーは何処に…」
アヴェンジャー『往くべき場所がある』
『その廃墟はお前たちに任せる』
アヴェンジャーは別れる前そう言って消えていった
シャル「…いない人のこと考えても仕方ない!」
「僕達もできる限り援護だ!悠人!」
悠人「うん!」
〜司side〜
暗い暗闇の中を歩く
何故自分がここにいるのかはわからない
だが辺りから声が聞こえる
『司はお兄ちゃんなんだからーー』
…さい
『いいお兄さんですね、司さん!』
うるさい
『お兄ちゃんはすごいね!』
うるさい!!
俺は、俺はーー!?
『貴方はスターにはなれない』
ッ…わかってるよ
俺がスターになろうとしたのは咲希のためだった
咲希を笑顔にするためだった
けどーー
『咲希がいなければ!』
否定した
夢も、目的も、家族への想いもすべて
もう何も考えたくない
このまま、消えてーー
「ほぅ、消えようというのか」
!!
この声は、アヴェンジャー?
アヴェンジャー「……」
何で…ここに?
アヴェンジャー「貴様を向かいに来た」
「だが、何だその目は」
「絶望し、光を失ったその目は」
「お前は妹を笑顔にするのではなかったのか?」
…俺は、咲希を恨んでた
嫉妬して、居なければって思った
そんな俺が咲希を笑顔できるわけ無いだろ!
アヴェンジャー「ク、クハハハハ!」
「貴様本気か!!本気でそう思っているのか!」
「貴様のその嫉妬!それは貴様が愛を求めていたことに他ならん!」
「それは子にとって当たり前のものだ!」
「断じて!悪ではない!」
当たり前の、もの…
けど、俺は!咲希を笑顔にするために、
ショーを始めた!
全部咲希の笑顔のためだ!
じゃあ本当の俺は何だ?
スターの天馬司、お兄ちゃんの天馬司
これも全部演技だった!
じゃあ俺は……本当の俺は……
アヴェンジャー「俺が知るか」
知るかって…
アヴェンジャー「それは、自分で見つけることだ」
「俺に聞いてわかるものじゃない」
自分で見つけるっていったって
どうやって…
アヴェンジャー「"まて、しかして希望せよ"」
!!
アヴェンジャー「悠人、シャル、カレン」
「ドクターロマン、ランサー、ライダー」
「これだけの仲間がいる」
「一人で見つけろとは言わん」
「少しずつ、見つけていけ」
「この聖杯戦争でな」
少しずつ…
…アヴェンジャーも
アヴェンジャー「?」
アヴェンジャーも、一緒に探してくれるか?
本当の俺を
アヴェンジャー「!、ククク、クハハハハ!」
「我が力を望むか!いいだろう!」
「我が力!貴様に貸そうではないか!」
ありがとう、アヴェンジャー
だったら、もう迷わない
この戦いの中で、本当の俺を見つけ出して見せる
アヴェンジャー「前よりいい目になったではないか!」
「お前のような男を知っているぞ!」
「どんな逆光にも諦めない!そんな男を!」
「貴様をマスターと認めようではないか!」
「天馬司!」
「サーヴァント!アヴェンジャー!」
「真名を"エドモン・ダンテス"!」
「これより、我が恩讐、憎悪すべて貴様に捧げよう!」
「我が共犯者よ!」
司「あぁ、行くぞ!アヴェンジャー!」
「いや!エドモン!」
リア王『が〜〜〜〜〜〜!!!!』
ランサー「クッ」
ライダー「キャ〜!?」
リア王の攻撃が来た
ランサーは避けることができたが
ライダーは攻撃をくらってしまう
シャル「ライダー!?」
ライダー「大丈夫よ!」
そう言っているがライダーの顔には余裕がない
ランサーが前衛で頑張ってくれているが、いつまで持つか…
そんな時"司が立ち上がった"
そしてゆっくりと、バーサークキャスターの方向に向かう
バサキャスター「おや、まだ立ち上がれるとは」
「しかし、どうするおつもりで?」
「貴方には何もーー」
司「…るせぇ」
バサキャスター「?」
司「うるせぇよ!!」
そう叫ぶと同時に司が拳でバーサークキャスターを殴る
その手に"青黒い炎をまとって"
バサキャスター「がっ!?」
バーサークキャスターは後方に吹き飛んでいく
悠人「つ、司」
シャル「え、え?」
司「悪い、またせたな」
ランサー「あの炎は…」
(アヴェンジャーのもの!)
(なぜそれが司に?)
バサキャスター「グッ…一体何が!?」
すると徐々に炎は司の下から離れ
人の形を作ってゆく
アヴェンジャー「クハハ!いい拳だったぞ!我が共犯者よ!」
シャル「アヴェンジャー!?」
ライダー「一体どうなって?」
アヴェンジャー「何、少し力を貸しただけだ」
司「散々言われたんだ」
「これくらいはな」
シャル「司…なんか変わった?」
前の司と違い、今の司の目は何処か暗い
司「…そのことについて後で話がある」
「けど、その前にーー」
「お前をぶっ倒す!バーサークキャスター!」
to be continues