〜バーサークキャスターside〜
「チッ、あんたが来たの」
召喚され、最初に見たものはかつての聖杯戦争で
我がマスターと戦った女だった
しかし、姿は闇に堕ちたように暗く、その顔は憎悪で包まれていた
本来、英霊は記憶を引き継げない
それは座に還った瞬間、記録となる
だが、私は記憶が引き継がれたまま召喚された
「まぁいいでしょう、貴方にも働いてもらいます」
「バーサークキャスター」
そうして私には召喚の能力が与えられた
それからというもの、戦うことはありませんでしたが
退屈で仕方がなかった
そんなときだった
バサセイバー「バーサークキャスター、共に来い」
バーサークセイバーの誘いがあった
とにかく退屈だった私は喜んでお供した
そこで見つけた
歪な仮面をつけ、戦っている少年を
司『俺の仲間を舐めるな!』
面白いと思った
あの仮面を壊したい、絶望する顔が見たい!
そんな気持ちでいっぱいになった!
そうして仮面を壊すことに成功した
だがーー
司『お前をぶっ倒す!バーサークキャスター!』
予想外の事態が起きた
バサキャスター「…吾輩を倒す、ですか」
「それは、このリア王を倒してから言いなさい!!」
リア王『が〜〜〜〜〜〜〜!!』
司「行くぞ、アヴェンジャー」
アヴェンジャー「あぁ」
悠人「待って!あいつ強い!」
司「大丈夫だ!今の俺たちならいける!」
アヴェンジャー「来るぞ!」
リア王がアヴェンジャー目掛け走り出す
アヴェンジャーは青黒い炎を飛ばすが止まらない
司「アヴェンジャー!」
アヴェンジャー「あぁ!」
アヴェンジャーの拳の炎が燃え上がる
そしてリア王に攻撃を加える
リア王『が〜〜〜!!?』
リア王が後退する
アヴェンジャーは、直ぐ様に追撃を加える
悠人「効いてる!」
シャル「僕達の攻撃、効いてなかったのに」
ランサー(あれは司からの魔力供給が上がって、一体何が?)
アヴェンジャー「ハァ!」
リア王『が〜〜〜〜!!?!?』
バサキャスター「リア王!?」
悠人「…僕達も」
シャル「黙って見てるだけなんて、ね」
「ライダー!」
悠人「ランサー!」
ランサー「!えぇ!」
ライダー「任せて!」
ランサーとライダーはリア王の懐に入り動きを封じる
ランサー「攻撃が効かなかても!動きを封じるかとはできる!」
ライダー「アヴェンジャー!今よ!」
司「アヴェンジャー!宝具を頼むぜ!」
アヴェンジャー「クハハハハ!いいだろう!」
「魔力を回せ!我が共犯者よ!」
「我が往くは恩讐の彼方」
リア王『が〜〜〜〜〜!!!!!』
かつてコロンブスとの戦いでもこの宝具を見た
だが、アヴェンジャーの数があの時の数倍いる
その無数のアヴェンジャーが一斉にレーザーを放つ
リア王『が〜〜〜〜〜〜!??!?!?!!!?』
リア王に容赦なくレーザーが降り注ぐ
そして、リア王は消滅した
悠人「…すご」
司「あとはお前だけだ、バーサークキャスター!」
バサキャスター「…フ、フハハハハ!」
「まさかあのリア王を倒すとは!」
「予想外にもほどがある!」
「あぁ、アイデアが溢れてくる!」
「やはり貴方は見ていて飽きませんね!」
司「アヴェンジャー!」
アヴェンジャー「フン!」
アヴェンジャーがバーサークキャスターの懐に入る
そうしてバーサークキャスターの心臓を貫いた
バサキャスター「カッ!?」
シャル「アイツ…、何で避けなかったの?」
バサキャスター「…吾輩には戦う力はない」
「リア王が倒れた時点で、私は負けていたのです」
司「…バーサークキャスターいや、シェイクスピア」
「俺は個人的にはあんたのことが嫌いだ」
「散々言って、俺の事を壊そうとした」
「けど、この感情に気づけて良かったって思ってる」
「……ありがとう」
バサキャスター「ハハ、感謝などされることではーー」
「何をやっているんだか」
何処からともなく女の声が聞こえる
そしてバーサークキャスターは炎に包まれる
司「ッ!?」
アヴェンジャー「これは!」
そこには黒い甲冑に身を纏い、右手には旗を持つ
邪悪な笑みを浮かべる女がいた
「初めまして、イレギュラー共」
「クラスはアヴェンジャー」
「真名を"ジャンヌ・ダルク"と申します」
ランサー「…何故燃やしたのです?」
「…彼と貴女は仲間では?」
ジャンヌ「いいえ、マスターとサーヴァントそれだけの関係です」
「何より私が彼を仲間としてみる?」
「そんなことあるはず無いでしょう」
「魔女ジャンヌ・ダルクなんて出した奴を」
マスターとサーヴァント!?
それじゃあーー
司「お前がバーサークサーヴァントを!」
ジャンヌ「えぇ、私が彼らを召喚しました」
「しかし、こんなガキ共に負けるとは思わなかっなたわ」
「まったく使えなかったわね」
ランサー「それ以上、彼等を侮辱するのは許さない」
ライダー「えぇ、サンソンや他の英霊たちは苦しみながらも戦っていた」
「それを侮辱はさせないわ」
ジャンヌ「フン…そう、まぁ今日は警告よ」
「これ以上簡単には勝てると思わないことね」
そう言うとジャンヌ・ダルクは消えていった
〜隠れ家〜
シャル・悠人「ただいま〜」
司「…ただいま」
カレン「帰ってきましたか」
ロマニ「お帰りみんな!」
「フェニックスワンダーランド、楽しかったかい?」
シャル「いや、それどころじゃなかったというか…」
悠人「…大変だった」
ロマニ「え!?何があったんだい!?」
司「……」
ランサー「?どうしたのですか司?」
「何時もなら直ぐに話の輪に入っていくのに…」
ライダー「疲れちゃったのかしら?」
司「……ッ」
言いたい、けど怖い
みんなは受け入れてくれるか?
受け入れてくれなかったらーー
アヴェンジャー「…安心しろ、俺がいる」
!!…よし!
司「みんな!聞いてほしいことがあるんだ!」
俺がスターになろうと思った本当の理由
咲希や家族への想い
演じていた自分
本当の自分がわからないこと全て言った
司「俺一人じゃ、見つけられないんだ」
「頼む!一緒に探しえくれないか」
はっきり言えば怖い
この人達はーー
ロマニ「…司くん……頑張ったね」
えっ?
シャル「そうだったんだね」
悠人「本当の自分…難しい…」
司「…怒らないのか?」
ロマニ「?どうしてだい」
司「だって、ずっと騙してたってことじゃーー」
ランサー「司は難しく考えすぎです」
「騙されたなんて私達は思っていませんよ」
ライダー「えぇ、わたし達仲間じゃない!」
司「ッ、みんな…」
駄目だ、涙が出そうだーー
カレン「では、夕食にしましょう」
「今日は麻婆豆腐ですよ」
麻婆豆腐……
司「〜それはいつもだろうが!!」
出そうだった涙は、眼の前の脅威に引っ込んだ
〜?〜
ジャンヌ「今帰ったわよ」
「おぉ!ジャンヌ!よくお帰りに!」
ジャンヌ「大袈裟よ、ジル」
「それより貴方の傷は?」
ジル「もう少々回復には時間が…」
ジャンヌ「そう、まぁいいわ」ニヤリ
「今の所は順調、邪魔者がいるけどそれはいいわ」
「残りの3体に、あいつもいるんだから」
「覚悟しなさい、イレギュラー共」
to be continues