スターと復讐者   作:官隆

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海賊?再び

〜司side〜

 

それはある日のことだった

ドクターに呼ばれ、俺はリビングに向かっていた

そこには俺が目を背けていたアレがあった

なんで、どうして!?

ここなら!ここならあれから逃げられると思ったのに!?

そんな俺を見て、ドクターは笑顔を浮かべ話しかける

 

ドクター「司くん」

 

嫌だ!聞きたくない、聞きたくない!?

 

「"勉強"しようか」

 

 

 

イヤ〜〜〜〜〜〜〜!!?!?!?!?

 


 

カキカキ、カキカキ

 

司「なんで勉強なんかしなくちゃ……」シクシク

 

ロマニ「いや、君本当なら学校に行ってるんだから」

「ここにいる間もやってもらうからね」

 

司「…悠人とシャルは」

 

ロマニ「えっ」

 

司「なんで俺だけなんだ!」

「あの二人もやるべきではないか!?」

 

ロマニ「悠人もシャルも昨日のうちに終わらせて、出掛けたよ」

 

司「はぁ!?そんなの聞いてないぞ!?」

 

ロマニ「君は昨日、アヴェンジャーと出掛けていただろう」

 

司「グッ…」

 

そういえば出ていく時、ドクターが呼びかけてたような…

 

ロマニ「本当の自分探しも大事だけど、こっちも大切だよ」

「わかったら手を動かす」

 

司「はい…」

 


 

〜悠人side〜

 

悠人「ーー後なに買うのシャル?」

 

シャル「後は、本屋に行くくらいかなぁ…」

 

僕とシャルは今、買い物を楽しんでいる最中だった

 

シャル「本当は司も連れてきたかったんだけどな…」

 

悠人「話聞かずに飛び出していった司が悪い」

 

勉強を昨日のうちにやっていれば、遊びに行けたのに…

司、哀れな

 

シャル「まぁ、カレンさんじゃないだけマシだけど(小声)」

 

悠人「?なんか言った」

 

シャル「ううん、なんでもないよ!」

 

悠人「そう?…ところでシャルは本屋で何買うの?」

 

シャル「あぁ、料理本と司自分探しの役に立つものかな〜」

 

自分探しか…

 

悠人「…司も変わったよね」

 

シャル「え?」

 

悠人「ほら、自分探しを始めたあたりから」

「スターって言わなくなったでしょ」

 

シャル「あぁ!確かに!」

「それに声のボリュームも少し下がった気がする」

「普段とまったく変わらないから違和感なかったよ」

 

悠人「麻婆豆腐食べたときのリアクションも同じだし」

 

対して大きな違いが見つからない

 

シャル「…でもいまいち実感ないなぁ」

「司が演技してたって」

 

悠人「…本人も気づいてなかったんだし」

「僕達も違和感なかったもんね」

 

シャル「けど、やっぱり少し思うこともあるんだ」

「少しの間だけど、一緒に暮らしてたからさ…」

 

悠人「シャル…」

 

シャルは少し暗い顔をする

ここで話題をーー

 

悠人「…そういえば、シャル料理するの?」

「料理本買うとか言ってたし」

 

シャル「えっ、あぁそうだよ」

「いつも朝に司の断末魔聞くのも、なんか可哀想だし…」

 

悠人「…成る程」

 

いつも聞いてるから逆に違和感がなくなってた

そうだよね、普通朝から断末魔なんか聞きたくない

 

シャル「そういえば、悠人ってーー」

 

ドッカーン

 

!?

 

悠人「爆発!?」

 

シャル「こんな昼からッ!サーヴァントの仕業だったら急がないと!?」

 

そう言ってシャルは走り出す

 

ランサー「悠人、我々も」シュイン

 

悠人「うん!」

 


 

悠人「シャル、どうーー」

 

「デュフ!デュフフフフ!」

 

悠人「何あれ…」

 

シャル「サーヴァント…みたいだけどーー」

 

独特な笑い声をしたサーヴァントがいた

巨大な船が背後にあり

何処か海賊っぽい見た目だがーー

 

悠人「…オタクっぽい」

 

「だまらっしゃい!そこの餓鬼!…ってーー」

「その令呪、マスターですかな?」

 

男は令呪の存在に気づく

 

ランサー『悠人、あのサーヴァントの右手を』

 

ランサー人言われ見てみると女の人が捕まっていた

意識を失い、あの男に抱えられている

 

シャル「ああー!あの人有名なアイドルだよ!」

 

アイドル?

 

ランサー「その女性をどうするつもりだ!」

 

ランサーが槍を向け問いかける

 

「何って、決まってるでしょう……」

 

男は下を向く

 

「デュフ、デュフフフフ!」

「拙僧だけのハーレムのため!」

 

…………は?

 

一瞬思考が停止していた

シャルなんか口を開けて固まっている

 

「アイドル!それは手の届かぬ高嶺の花!」

「だか、そんなアイドルたちを自分だけのものにする!」

「想像するだけで笑いが止まりませんなwww」

 

…………

 

悠人「…ランサー」

 

シャル「…ライダー」

 

『殺れ』

 

その言葉とともにランサー、ライダーは、攻撃を仕掛ける

 

ランサー「このような、このような者が英霊とは!」

「私は、悲しい!」

 

「ちょ!それ違うキャラのセリフでは!?」

 

ランサー「円卓特権です!」

 

ランサーは槍を振るうが、ぎりぎり掠める程度に避ける

ライダーがガラスの馬で突進を仕掛ける

 

「おぉ!美しい!拙者のハーレムにどうですかなwww」

 

ライダー「貴方みたいな人はお断りよ!」

 

「これは、手厳しいですな!」

 

男は遊ぶかのように避け続ける

あの女の人を助けないと!?

 

「それでは、拙者これにてーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「逃さんぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い炎が男の肩に命中する

その衝撃で男は女の人から手を離した

それをアヴェンジャーが保護する

 

司「悪い、遅くなった!」

 

司がこちらに駆け寄ってくる

 

悠人「司…なんでここに?」

 

シャル「連絡しといたんだ、サーヴァントかもしれないから」

 

司「おかげで勉強からも逃げられたしな!」

「それであいつが敵か?」

 

シャル「うん、認めたくないけど…」

 

「サーヴァント3基って、ずるくありませんか!?」

「そうだ!そこのお子様二人も協力しませんかな!?」

「そうすれば、あんなこともこんなこともーー」

 

ランサー「黙れ」

 

アヴェンジャー「殺すぞ」

 

アヴェンジャーとランサーが殺意を男に向ける

 

「ここで殺られるのは勘弁願いますぞ!?」

「一時撤退だぁ〜!?」

 

 

そう言うと男は船に乗り、何処かへと消えていった

 

…あんなことやそんなこと?

なんだろーー

 

ランサー「悠人、考えてはいけない」

 

えっ、でもあのサーヴァントについて何かーー

 

ランサー「考えては!いけない!」

 

あ、はい…

 

シャル「とりあえず、帰って作戦会議しよっか…」

 

そう言うシャルの顔は疲れ果てていた

 

とりあえず一つだけ言えること、

それは

今回のサーヴァントは変態だということだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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