〜司side〜
司「それで何が起きてるんだ!」
カレン「1から説明します」ハア
「まず今"聖杯戦争"という儀式が行われています」
司「聖杯、戦争」
儀式ってオカルトじみた話になってきたな
カレン「まあ、簡単に言えばどんな願いも叶えられる聖杯」
「それを巡り7人の魔術師が7基のサーヴァントを召喚し殺し合う」
「そう、英霊と呼ばれる存在をね」
司「英霊?」
シャル「簡単に言えば幽霊みたいな!」
司「ゆ、幽霊だとー!!?!?」
シャル「うん、アヴェンジャーとライダーもね」
幽霊、嫌でも
司「ふ、2人は触れたし足もあるぞ!!
アヴェンジャー「…は〜」シュー
司「!?」
アヴェンジャーが目の前で消えた!?
ど、何処に行ったんだ!?
そう俺があたりを見渡すと突如目の前にアヴェンジャーが現れた
司「うわ~!?」
アヴェンジャー「これで納得したか」
司「あ、ああ」
カレン「話を戻しても?」
コクリ
カレン「英霊とは英雄や偉人が死後、人々からの信仰により精霊の領域まで昇華された存在です」
「世界の外側にある英霊の座と場所から過去・現在・未来を問わずに召喚される」
「そして彼等サーヴァントは英霊の座にいる本体を元に側面を切り取ったコピーのようなものです」
英雄に偉人…織田信長とか坂本龍馬とかか?
カレン「あなたの右手を見てみなさい」
右手?そう疑問に思い見てみるとそこには
赤い何かが埋め込まれていた
何だこれ?
カレン「それは令呪、マスターである証」
「サーヴァントへの絶対命令権」
「例えば絶対服従や自害をするようにもね」
!?
司「そ、そんなことしないぞ!?」
カレン「例えばの話です」
「そう、本来なら貴方やシャルのように彼らにもマスターがいる」
「彼ら英霊はマスターからの魔力供給があるからこそ現界できる」
「だけど今回の聖杯戦争は違う」
「彼らにはマスターがいない」
「にも関わらず現界し戦っている」
司「…それって何か問題があるのか?」
カレン「ええ、マスターとはいわば彼らのストッパー」
「人の力を超えた存在である英霊がもしその力を自由に使えば」
「どうなるかわかるでしょ、命を狙われたのだから」
司「ッ」
カレン「そしてもう一つ、これが1番の問題です」
「本来の聖杯戦争ならば7基のサーヴァントしか召喚されない」
「しかし現在それ以上のサーヴァントが現界しています」
司「は?」
今なんて言ったあいつみたいな奴が何十人もそんなのーー
司「やばいじゃないか!?」
カレン「ええ、だからこそシャルに手伝ってもらっているのです
」
「しかしシャルだけでは戦力不足も事実、ということでーー」
「手伝ってもらえますか?住み込みで?」
………は?
司「はーーーーーー?!!!!?!?!」
何言ってるんだこいつは!?
なんで住み込みなんだよ!?
司「手伝うのはいい!だが何故住み込みなんだ!」
カレン「貴方を襲ったサーヴァント」
!
カレン「彼は最後に貴方に言ったはずです」
クー・フーリン『…次にあったときは覚悟しとけ』
カレン「彼は必ずあなたを狙う」
「その時貴方の身の周りにも被害があるかもしれない」
俺の身の周りーー
『お兄ちゃん!』
ッ、それだけはだめだ!
咲希を危険な目には合わせられない!
司「…わかった」
「住み込みで協力してやる」
カレン「賢明な判断です」
司「というか俺着替えとか持ってこないとーー」
ライダー「それならここにあるわよ!」
司「はっ?」
シャル「カレンさんから持ってきておいてって言われてたんだ」
司「じゃあ最初からーー」
カレン「それでは今日からよろしくお願いします」
「自称スターくん」ニコリ
司部屋
司「はぁ〜」
俺は案内された自分の部屋にいる
どうしてこんなことに…
アヴェンジャー「後悔しているか」
司「うぉ、アヴェンジャー!いたのか」
「ていうか、お前は俺のサーヴァントってやつなんだろ」
「本当の名前って」
アヴェンジャーって多分本当の名前じゃないだろうし
アヴェンジャー「…英霊にとって真名とは弱点につながる」
「そう簡単には教えられん」
司「…弱点ってどういうことだ?」
アヴェンジャー「簡単に言えば英霊にとって死因は弱点ということだ」
司「なるほどな!」
アヴェンジャー「…だからこそマスターだろうと言うことはできん」
「それに少なくとも俺は貴様をマスターとは思っているが、認めてはいない」
「真名を知りたくば俺を認めさせてみせろ」
司「…わかった、俺がお前のマスターに相応しいやつだって認めさせてやる」
アヴェンジャー「…そうか」フッ
「もう寝るがいい、明日に響く」シュー
何だよあいつ…
…そりゃ後悔がないわけじゃないけどーー
司「一度首を突っ込んだんだ」
俺がこの聖杯戦争を終わらせてやる