〜司side〜
司「ここが◯◯区か」
それにしてもこの手袋すごいな
本当にみんな俺を見ても反応しない
シャル「ここが目撃現場だね」
司「とは言っても、やっぱり何もないな〜」
『そうとも言えんぞ』
!?
今アヴェンジャーの声が頭の中に!?
『念話と言うやつだ』
『それより右の方をよく見てみろ』
右?そう言われ近づいていく
これはーー
シャル「…銃痕だね」
司「銃痕…!」
『わずかにだが魔力の残滓を感じる』
『サーヴァントのものと見て間違いない』
シャル「銃を使う英霊か…候補も絞れてくるね」
司「他に何かーー」
シャル「ーーあっそうだ、これこれ!」
そういい取り出したのは紙だった
それって?
司「何だよそれ」
シャル「カレンさんが目撃情報書いておいてくれたんだ」
「情報では外見は中年男性で海賊みたいな帽子を被ってたって」
「犯行時刻は夜の10から12時の間」
「攫われた女性に共通点はなしだって」
司「海賊…!」
シャル「…そういえばここら辺って今は使われてない港が近かったよね」
司「!た、確かそうだった気がする」
アヴェンジャー『となるとそこにいる可能性があるな』
『海賊だとしたら"クラス"はライダー"宝具"は船だろうからな』
司「宝具?クラス?」
シャル「ああ、その説明もまだしてなかったね」
「クラスで基本なもので7つあるんだ」
「剣士の"セイバー"、弓兵の"アーチャー"、槍兵の"ランサー"」
「騎兵の"ライダー"、魔術師の"キャスター"」
「暗殺者の"アサシン"、狂戦士の"バーサーカー"だね」
司「へぇ~、ってアヴェンジャーは?」
シャル「アヴェンジャーを始めこのどれにも当てはまらないのもいる」
「そんなサーヴァントは"エクストラ"クラスっていうんだよ」
"エクストラ"!何か特別みたいだな!
シャル「それで宝具って言うのは彼等の生前の武器や生き方」
「そういったものが武具となったもの」
「彼等が生前に築きあげてきた伝説そのものでありーー」
司「ええっと?」
シャル「…簡単に言えば必殺技かな」
司「なるほどな!」
シャル「…本当は真名くらい欲しいところだけど」
司「う〜ん」
シャル「それはそれとして戦いのときのことを考えよう」
「ライダー」
ライダー「ええ!」シュイン
司「あっそういえばシャルのライダーと話すのって」
ライダー「あっ、ごめんなさい自己紹介していなかったわね」
「じゃあ改めて、ヴィヴ・ラ・フランス!」
「シャルのサーヴァント、ライダーよ」
「真名を言えないのは残念だけれどよろしくお願いするわ」
司「ああ、よろしくなライダー!」
シャル「…ライダーは戦闘型というより補助型だから」
「主に攻撃はアヴェンジャーに」
司「了解!」
シャル「…じゃあもう少しだけあたりを調べてみよっか」
「まだ犯行時刻より時間もあるし」
司「そうだな!」
〜数分後〜
やっぱりないな〜
一回シャルのところにーー
ってあれは
そこには一人の小学校低学年くらいの少年が泣いていた
司「どうしたんだ?」
少年ビク
司「ああ〜怖がらせるつもりはないぞ」
「もうすぐ暗くなるのにどうしたんだ?」
少年「…どうせ信じてもらえないよ」
司「?、何をだ?」
少年「僕見たんだ」
「変なおじさんが女の人をさらってるのを」
「それに姉ちゃんも…」
司「!その話聞かせてくれないか!」
少年ー拓哉が話してくれた内容はこうだ
夜10時、拓哉はお姉さんと一緒に帰っている最中
誘拐犯の男に女性が攫われたのを見たらしい
そしてお姉さんが警察に連絡しようとしたところ男にバレ
お姉さんも誘拐されてしまったらしい
拓哉「僕、目の前で攫われるのを見ることしかできなかったっ」
「もし姉ちゃんが死んでたらーー」
司「……任せろ」
拓哉「えっ」
司「俺がお前の姉ちゃんもみんな助けてやる!」
拓哉「…本当」
司「ああ!俺はスターだからな!約束は守る」
拓哉「…あり…かどう」ポロホロ
司「そうだ、何言ってたか覚えてたりしてるか?」
拓哉「…それならーー」
シャル「奴隷?」
司「ああ」
「拓哉が言うには捕まえた人達を奴隷として売り渡すとか」
「そう言った話を誰かと話してたらしい」
シャル「海賊…奴隷…」
司「あとこれはわからないんだか自分は大陸なんちゃらって
ーー」
シャル「!?」
「そうかわかった!」
司「何が?」
シャル「真名だよ!」
司「…本当か!?」
シャル「うん!よしあとは時間を待とう司!」
〜数時間後〜
もうすぐ時間か
よしいつでも
「…マスター」
司「何だよ、アヴェンジャー」
アヴェンジャー「何故あの拓哉という子供とあんな約束をした」
「まだ女達の身の安全すらわからん」
「もし無事でなかった場合傷つくのはお前だぞ」
司「…なんとなくわかるんだ」
アヴェンジャー「…何」
司「俺の妹の咲希はな病弱でいつも苦しそうだった」
「明日にはどうなってるんだろうって不安で仕方なかった」
「だからわかるんだ。」
「それに、これは拓哉との約束のためだけじゃないぞ」
「絶対に助けるっていう俺の"誓い"だ」
アヴェンジャー「…ククク、クハハハハ!」
司「!何だよ」
アヴェンジャー「いいではないか!ならばその誓い果たして見せよ!」
「"待て、しかして希望せよ"!」
司「…急に凄い喋るなお前」
プルルルル
司「!もしもし」
シャル[司、見つけた!]
司「!」
シャル[予想道理、港の方に向かってる!]
司「わかった!すぐ行く!」
「行くぞアヴェンジャー!」
アヴェンジャー「ああ!我がマスターよ!」