唐突に思いついた小ネタ 処女童貞聖杯戦争
セイバー、聖杯の騎士ガラハット! 聖杯を見つけた時、どんな気持ちでしたか?
「ヘブン状態」
脱がないでください
ランサー、クランの猛犬の息子コンラ! (享年)いくつですか?
「ななさい!」
精通? してるわけねぇだろ!
アーチャー、マハーバーラタ最強の童貞ビーシュマ!
「結婚しないし、女の子に暴力なんて振るいません。ましてや触れるなんてとても、当たり前でしょう」
もうこいつが王様でいいんじゃないかな?
ライダー、ブラコン妹マルフィーザ! 好みのタイプは?
「お兄様」
ヒロイン? ロジェロのことかな?
アサシン、極左政治家マクシミリアン・ロベスピエール! 妹さんからのタレこみです!
「私は童貞だ」
グラサンかち割るぞ
キャスター、半将軍細川政元! 尻穴は開発済みです!
「初めに言っておくとね、僕は魔法使いなんだ」
名言レイプはやめてください!
バーサーカー、ハイエルン王ルードヴィヒ二世! 童貞王です
「■■■■■―――?(うほ、いい男。やらないか?)」
そこに政元がおるじゃろう?
ガチでやると童貞三人に処女一人、ホモ二人という801の姉さん方大歓喜の聖杯戦争になる
「『
振り上げる大剣、森林の中でも宝具のぶつけ合いで禿げた荒野の中央で、セイバーはなおも果敢に戦い続ける。
「
縦の一閃、せり上がる溶鉄は木々を焼き尽くし、周囲はまるで昼のように明るく、溶鉄の通って先は消し炭と化す。
しかし、返しの手の如くアーチャーの弓は別方向からセイバーを狙う。
「『
本来ならば、あたってもどうとない攻撃、されど、アーチャーの矢は寸分の狂いなく、セイバーの剥き出しの腹部を狙い穿つ。
インド神話、マハーバーラタにおいてエーカラヴィヤと呼ばれる青年がいた。
彼の弓の腕はアルジュナをしのぐが、彼が敬愛するドローナはアルジュナをしのぐその弓の腕を嫉妬し、彼はエーカラヴィヤに親指を捧ぐように命じた。
弓を射るのに不利でありながら、彼の弓の技量はなおも高く、『ラーマの如し』と謳われた。
そう、アーチャーの弓の腕はその引き合いに出されるほどの技量、素早く放たれた幾本の矢はセイバーの弱点を寸分の狂いなく狙う。
「
しかし、セイバーの一神話体系における最大の英雄。
これを凌ぎ、大剣を横撫でに切り裂く。
飛び散る溶鉄は木々を溶かし、発火する。
対城宝具による連続真名解放、いかに相手が優れた英雄であろうと避け続けるのは至難の業、そして、横凪ぎの一閃は、縦切りとは比べ物にならない面を制する。
飛び上がる人影、褐色の肌に弓を構え矢をつがえる一角の勇士。
「見つけたぞ! アーチャー・・・・・・ッ!!」
つり上がる口角、大剣を構え直し、正面から敵を見据える。
「『
正面を切って落とされる神威の魔剣。
スキタイにおける至上の剣。
かつて、この剣を海に投げ入れた時、海は沸き立ち沸騰し、血の色に赤く染まったとされる多大な熱量を持つ剣だ。
そんなもの、食らえばひとたまりもあるまい。
しかし、宙に浮いたこの状況では回避は余りに難しい。
アーチャーは直ぐ様相討ちを考えるが、晴彦の言葉を思い出し、直ぐ様棄却する。
彼が持つ数ある宝具の中でも、これに打ち勝てる宝具はひとつしかないが、それもセイバーを傷つけるにはほど遠い、むしろ燃費の差で此方が圧倒的に不利だ。
故に彼は、セイバーの宝具の威力を抑える努力を行う。
「『
『
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:100人
ヴィシュヌ神の持つ、太陽の弓。
射た矢が炎をまとい、それによる追加ダメージを行う。
真名開放と共に射た矢分裂し、翼を生やし、翼を得た矢はスピードと破壊力も増大させ、自動で相手を追尾する。
攻撃判定は矢の先端にのみ存在するが、膨大な炎量によって先端以外にも熱を持たせ、結果として一軍を薙ぎ払う炎の矢となる。
また放たれる矢は蛇の天敵である金翔鳥(ガルーダ)の属性を帯びるため蛇の属性を持つ相手の力を弱体化させる。
アーチャーは矢を放つ、するとどうだろう、放たれた一矢は分裂し、膨大な炎を身にまとい溶鉄に肉薄する。
しかし、Aランク宝具としては燃費は軽いとはいえ、それなりに魔力を食う。
そして、相手は溶鉄、こちらは炎、圧倒的に相性が悪く、このままでは溶鉄に飲み込まれるのは自明の理だ。
だが、いくらでもやりようはある。
「『
その言葉と共に、矢は自壊し、弾幕のように破裂する。
その威力に溶鉄は分散し、アーチャーはマントで体を隠すことでどうにか凌ぎきる。
しかし、細かく水滴状になった溶鉄はアーチャーを襲い、確実にダメージを与える。
体はまだ動く、然れど余裕はない。
焼ける森林は最早その体を成さず、禿げ山と呼称すべきものと化している。
これでは身を隠すのも一苦労、思考もそこそこにアーチャーは何度も周囲を走り続ける。
「『
とどまれば最期、簡単にあの宝具の餌食だ。
アーチャーとしてはそれだけはどうにか回避したかった。
ダメージは徐々に蓄積する。
アーチャーにとって、今まで召喚されてから一番きつい戦いであった。
「仕方ない・・・・・・」
アーチャーは胸を強く叩くと、懐に仕舞っていた魔宝石が砕け散る。
焼け石に水も良いところだが、今のアーチャーにはそれすらも惜しい。
「それでも、宝具数発分か・・・・・・」
状況は最悪、万全を期して挑んだつもりだったが、それでもなお埋まらない差をアーチャーは痛感していた。
(状況はどうだアーチャー)
「苦戦している、中々に手強い」
己のマスターの念波を通して彼我の戦力を把握するアーチャー。
セイバーの弱点、セイバー気性をもとに戦略を宛がい攻略するアーチャーと晴彦。
弱点である腹部の腸を執拗に狙うのもそのひとつだった。
「だが光明はある。晴彦、僕を誰だと思ってるんだい」
故に諦めはない。
世の中には神にもアスラにもガンダルヴァにもナーガやその他諸々の種族にも殺せない奴だっていた。
だからこそどのような英雄、怪物にも攻略法はある。
「必ず、打ち倒して見せよう。だから、教えてくれ・・・・・・! あのセイバーを倒すために! 君の力を貸してくれ・・・・・・!」
(当たり前だ。ああ! 俺たちならきっと出来る)
その想いに迷いなく、その信念に狂いはない。
見せてやろう、弱者の逆襲を。
戦いはいつだって強いものが勝つものではない、勝ったものが強いのだから・・・・・・。
「あれが・・・・・・、アーチャー」
七海はセイバーの視界を通じて現在の状況を細かに把握していた。
己がセイバーと相対する英雄、アーチャー。
七海からすれば初見であり、おそらくセイバーとの最期の敵であろう青年だった。
そして、その正体も今までの攻防の最中、把握した。
「・・・・・・ラーマ」
「ほう、アーチャーの真名はラーマか」
「そういえばアサシン、私をどうする気なのかしら」
七海は純粋な疑問をアサシンにぶつける。
年頃の娘であれば多少怯えを見せるかと思いきや、中々の胆力を持ち合わせていると、アサシンは感心する。
「無論、利用させてもらおう。・・・・・・と、いうわけでジャンジャジャーン! 今明かされる衝撃の真実!」
シリアスがなんだ、今はギャグが微笑む時代・・・・・・!
しかし、流れる空気は一層寒い、平たく言えば滑った。
「で、衝撃の真実ってなにかしら」
「・・・・・・スルーですか、そうですか。まぁ、事のあらましは走りながらで話そう。恐らく、状況は目まぐるしく回る一方だからな」
遠い一点を見つめながら、アサシンは口を開いた。
やがて走り出す重なりあった一つの影は、けたたましく駆け抜けるのだ。
血に染まる荒野、一人佇む万夫不当。
大剣を低く構えながら、周囲の状況に感覚を研ぎ澄ますセイバー。
されど、アーチャーを見失ったが最後、気配もなくただ刻々と時が過ぎるのみ、もしかしたらアーチャーはすでに逃げ帰ってしまったのだろうか、そんな胸中が焦りとともに再捻出する。
「くだらねェ・・・・・・」
何をごちゃごちゃと考えているやら、そもそもセイバーはその智慧で何かをなした英雄じゃない。
彼は面倒、道理を真正面から殴って行き続けたに過ぎない大馬鹿野郎だ。
それが悪いとは思わないし、そもそもそういう生き方しかできない。
「どうせ死ぬんだ、ならば死に花咲かせよう・・・・・・」
セイバーは魔力を込める、最早生存など見込めまい、ならば堂々と散らそう。
盛大に、凄烈に、荘厳に、咲かせて見せよう、大地の花を。
「『
身を低くし、大剣をおろし、そこから一気に振り上げる。
両腕を伸ばし、万歳するかのように大剣を天へ掲げる
「
沸き上がる赫閃、吹き上がる溶鉄。
周囲の木々を焼き尽くすにとどまらず、その業火はさらにさらに焼き広がるであろう狂気が再燃する。
マスターである七海はこのような状況を見たらまず卒倒するだろう、だがセイバーはお構いなしに降り注ぐ烈火を散らす。
全方位による攻撃、自身を中心にした円状の波状攻撃。
これぞ対城宝具の華、圧倒的広範囲と出力に裏打ちされた破壊者。
それも魔力消費はすべて彼の持つ杯が担ってくれる、魔力不足に悩まされているアーチャーからしたら雲泥の差だ。
この攻撃、耐えるのは結構だが、現状彼が耐えきれるとは思えない。
かわし続けていたとはいえ、今までに何発の対城宝具を撃ち出したと思う、それを受けて全くのノーダメージということもあるまい。
溶鉄が最高高度を通過し、今や今やと木々に触れる瞬間に、アーチャーは動いた―――動かざるを得なかった。
「『
煌めく矢雨は降り注ぐ溶鉄を相殺し、弾け消え失せる。
「見つけたぞ―――」
括目するその姿、つり上がる口角に最高潮に達する興奮。
しかし、それはいとも容易に砕け散る。
「ああ゛ん―――」
その姿をセイバーは思いもしなかった、加え、すぐさま怒りが立ち上る。
背を向け、振り返ることなく、まるで弱者のように脱兎するアーチャーにセイバーは深い失望と哀しみを感じた。
―――ああ、お前も俺から逃げるのか、と。
そんなことは認められない、どうして最期まで戦士として立ち向かってはくれないのか、哀しみと怒りは混じり合い、憎悪に変化する。
セイバーはたった一点、憎々しげにアーチャーの後背を見る。
こんなものは見てられない、だからこそ、一切合切吹き飛ばせ。
「残念だ、『
振り下げた大剣、アーチャーへ追い縋る溶鉄の輝きを尻目に、セイバーに残ったのは虚無感だった。
あぁ、何とも締まらない、こんな終わりでいいのか、こんなふうに何も変わらず、病床に伏してまた死ぬというのか。
俺の望みは一向に叶うことはないのかと、そう思ったその時だ。
「―――あ゛あ」
腹部に感じたのは鋭い痛み、加えて鈍い音。
ふと見れば、そこには一本の矢が刺さっているではないか。
そしてその一矢、おそらくは魔力を兼ね備えた宝具級の一品。
「―――僕の勝ちだ、セイバー」
なぜ気づかなかった、気配は全くなかった、そもそも、アーチャーが気配隠しの妙手であっても、視認すれば対処は可能、そもそも、矢自体が近づけば感覚でわかるはず。
それもそうだ、この矢にはそんなものはないのだから。
『
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:1人
意思を持つ魔矢。
一度放たれればアーチャーの意思関係なく、敵を追尾する。
発射から着弾までの間、ターゲット以外の標的物や人間、生物、サーヴァント等を全て透過して最短ルートを辿り目標を補足する。
矢そのものが気配遮断能力を持つために、視認するか直感等の探知スキルで感知しない限り回避・迎撃は難しい。
アーチャーは黄金の鹿に化けた悪魔マーリーチャをこの矢で射抜いた。
気配を隠し、刺さった矢の射線からしてもアーチャーの居場所からは妙にずれている。
何かしらのトラップか、それともそういうふうに撃ったのか、それももう考えることに意味はなく。
激しく攻めたてる溶鉄の隙間から、勝利を確信する笑みを浮かべたアーチャーの横顔が見えた気がした。
動けない、動くことなど毛頭無理だ。
すでにこの身体は満身創痍、加えて宝具はたった今使った、連射可能と言えども宝具を使うのにはそれなりの貯めがいる。
そしてアーチャーがこの後を考えればやることなど単純明快。
「『
爆ぜる矢、爆ぜる内臓。
爆散し、臓物がはじけ飛び、機能しない腸が根こそぎ抉り出される。
穴の開いた腹部がさらに広がり、辺り一面臓物と脊椎が飛び散る。
「―――ッガ―――ァァァアッ! ゲハァッ!!」
負けない、決して負けないと、雄叫びを上げるも、こみ上がる血咳を最後に力尽く。
到底、動く身体ではないのだ、無理に無理を重ねた結果がこの様だ。
杯がまるでセイバーの敗北を断じたかのように、徐々にその光を失っていく。
そして大英雄が膝をつき、初めて大剣を取りこぼした。
頭がはじけるように光に包まれて、痛みは炎とは違う熱さを与え、最早感覚も麻痺し指先一本も動かない。
ただ視線だけは、今もアーチャーを追っていた。
アーチャーはもう振り返らない。
迫りくる溶鉄から、一心不乱に逃げ続ける。
木々の合間を縫い、より早く、より早く、それでもなお、溶鉄はアーチャーの後背を追いかけ、その姿をとらえる。
このままでは、アーチャーの消滅は必至、そもこうして捕捉された以上、逃げることは令呪を使わなければどうしようもない。
この対城宝具を受け止めるなど、愚の骨頂、アーチャーはそれがわかっている。
これをどうにかするなど、アーチャーには不可能である。
―――そう、アーチャーには。
「待たせたな、アーチャー」
不遜そして正接に、急いで来たのか整った髪が乱雑に風に煽られ、されどもその視線に恐れなく、彼らはやってきた。
「受け止めろ、
激震、空から舞い降りた巨兵は大地を震わし、あるいは地面にめり込みながら、その口を大きく開く。
集束する魔力波は熱をもち、輝く閃光となって放たれる。
その余波で木々は荒れ、あるいは吹っ飛び溶鉄に正面から撃ち合う。
だがしかし、溶鉄はなおも果敢に彼らを襲い、迫りくる。
だからこそ、巨兵をその身を大きく広げ、その攻撃を受け止める。
めり込んだ足がまるで杭のような役割を冠し、一歩も後退することなく、受け止め受け止め、熱を放出しながら今度は全身から熱風を吹かせる。
やがて治まる対城の一撃、その一撃に際し巨兵は全くの無傷、耐えきったのだ。
「アーチャー!」
「ああ・・・・・・、晴彦」
木に寄りかかり、大きく息を吐きながら、アーチャーはほっとしたかのように張りつめていた空気を霧散させた。
「―――僕らの勝利だ」
聖杯さんとサーヴァント
聖杯さん「セイバーさんね、とりあえず魔剣と無敵の肉体ね。・・・・・・杯? それは流石に、でもセイバーは優遇クラスだし」
聖杯さん「あっ、ランサーさんは宝具は槍だけね! えっ? 装備が呪われてて解除できない? しかも触れたものを呪われた宝具にしちゃう? ええいめんどくさい」
聖杯さん「アーチャーさんはインド補正で宝具は上限三つね、これとこれは確定としてあと一つ好きなの選んでいいよ」
聖杯さん「ライダーさんはいくらでも持ってって良いよ、けど槍は宝具扱いじゃないからね、アーチャーだったらワンチャンあったかもね」
聖杯さん「アサシンさんは主人格決めて、早く」
聖杯さん「キャスターさんは―――以下ネタバレ」
聖杯さん「バーサーカーさん、あなた宝具一つしかないよランサークラスの適正をもった自分を恨むんだな」