私は「キアナ・カスラナ」ヒーローを目指すものだ   作:伽華 竜魅

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終焉の律者が実装されましたが、プロフィールはまだ更新しません。
終焉の律者が使用する場面が来た時に更新しようかなって考えております。
(その間にいろいろ情報が来るかもしれないですしね。)






第13話 最終種目1

 

 

 

 

 

レクリエーションが終わり、ついに最終種目。

 

『ヘイガイズ! アァユゥレディ!? 色々やってきたが、結局これだぜ、ガチンコ勝負! 頼れるのは己のみ! 心技体に知恵知識! 総動員して駆け上がれ!』

 

トーナメント戦が始まった。

 

『一回戦!! 成績の割になんだその顔ヒーロー科、緑谷出久!! バーサス!! ごめんまだ目立つ活躍なし! 普通科、心操人使!!』

 

普通科、心操人使。個性が尾白の言うことが本当なら洗脳系。条件はわからないけど、かかれば勝ち確定みたいな個性…。

 

『ルールは簡単! 相手を場外に落とすか行動不能にする。あとは“参った”とか言わせても勝ちのガチンコだ! 怪我上等! こちとら我らがリカバリーガールが待機してっから、道徳倫理は一旦捨ておけ! が、もちろん命に関わるようなのは駄目だぜ! アウト! ヒーローはヴィランを捕まえる為に拳を振るうのだ! さぁ、行くぜ!? レディィイ、スタートォ!!』

 

一回戦が始まったと同時に、緑谷が完全停止した。意識が全くない。人形のように。

 

「ああ緑谷! せっかく忠告したのに!!」

 

「やはり、やられてしまったか…」

 

「忠告? 何の話だよ?」

 

尾白が叫んでおり、常闇が悔しげな声をあげていた。

 

「アイツ……あの心操ってやつの個性、「洗脳」とか、そんな感じのやつなんだ。騎馬戦の時、アイツに話しかけられた後から記憶が曖昧で、多分、問いかけに答えるのがトリガーになってる。」

 

「衝撃を受ければ解除されるが、この一対一の状況では…」

 

つまり、初見殺しに関しては、最強。って意味だね。私の場合、多分薪炎の力で何とか出来るかもだけど、身体能力を上げるとか、そこら辺の個性はほぼ不利だ。

 

「振り向いて、そのまま場外まで歩いていけ」

 

『あー! 緑谷! 従順!』

 

心操の声が、命令形で聞こえたと思ったら、緑谷がその言葉に従い、場外まで歩き出した。まずい。このままだと本当に場外に行っちゃう!だけど、突然、爆風が吹き出した。緑谷を見ると、洗脳が解かれていた。

 

『こ、これは…緑谷! とどまったああ!?』

 

「緑谷くーん!!」

 

「よ、よかった~!」

 

「こっちが焦っちゃった…」

 

飯田と麗日に続いて、声を出して安心した。まさか、個性を暴発させて洗脳を解くなんて…。すごいよ!!

その後は、必死に話しかける心操に、緑谷は口を開くことはなく、つかみ合いなり、場外近くまで移動してから、狙ってたいたかのように、綺麗な背負い投げを決めた。

 

「心操くん場外! 緑谷くん、二回戦進出!」

 

全体的に見れば、地味な試合。だけど、二人の表情には、必死に、負けられないって顔だった。

 

『初戦にしちゃ地味な戦いだったが! とりあえず両者の健闘を称えてクラップユアハンズ!』

 

 

――

―――

 

 

続いて第二試合。

轟と瀬呂の戦い。最初は瀬呂の不意打ちで場外に出させようとするところまでは良かった。だけど、轟の氷結が、会場の大きさを越せるほどの大きさの氷結が、瀬呂を飲み込んでいった。圧倒的な力。それが現状、表せれる言葉だ。瀬呂はドンマイコールされてる。これは本当にドンマイとしか言えない……。

 

 

第三試合。

の!次は、私と八百万だから、さすがに見ることはできない。控室で待機中だ。正直、クラスのみんなの個性をまだすべて把握しているわけじゃない。八百万の「創造」も、どこまで創造できるかがわからないから、油断できない。でも、負ける気はさらさらないけどね。

 

『二回戦進出! 常闇くん!』

 

ミッドナイト先生のアナウンスが聞こえた。常闇が勝ったんだ。……よし。

 

「行きますか!」

 

 

 

 

 

『さあさあ、続けて第四試合! 万能個性で上位の成績! ヒーロー科、八百万百! 対するは! 障害物、騎馬戦どっちも一位通過! もはや何でもありの個性! 同じくヒーロー科! キアナ・カスラナ!』

 

多分、この間にも、何かしら策を考えているはず、何しろ、私の個性の一部はもう見られてるんだ。何度も言うけど、油断は本当にできない。なら…。

 

「(キアナさんの個性、「薪炎」は、プレゼントマイク先生の言う通り、ほぼ何でもありの個性、とても強いですわ。故に、私の創造を遥かに越せる創造を持ってらっしゃる。ですが、負けませんわ!)」

 

『第四試合、スタート!!』

 

一気に八百万との距離を詰めて、

 

「(速い!? 素早く盾を!)」

 

ネコチャーム!

 

ネコチャームで押し切る!

 

「っく!」

 

ネコチャーム! ネコチャーム!

 

「(武器を創造する隙が…!)」

 

考える暇を与えるな!八百万は盾でネコチャームを防ぐけど、その勢いで後ろに下がってる!このまま場外まで押し切る!

 

ラストォォ!! ネコチャーム!

 

ネコチャームでトドメの一撃をして、八百万を場外に飛ばした。

 

「八百万さん場外! 二回戦進出! カスラナさん!」

 

よし、とりあえず一回戦は勝てた。次は常闇か…。八百万は、あ…落ち込んでる…。

 

 

――

―――

 

 

途中で飲み物を買って、皆の所に戻ると、既に第五戦が始まっていて、終わっていた。簡単にいえば、上鳴が瞬殺されていた。私は途中からだからよくわからないけど、耳郎がいうには、B組の塩崎が強かったみたいで、上鳴はまたバカになったみたい。それだけ。

 

第六戦。

飯田と発目の戦い。どんなものかと思ったけど……。

 

「通販番組じゃん…」

 

「発目さん、目的のためなら手段を択ばない人だ…。」

 

「…? サポート科のもまとめてるの?」

 

「え? あ、うん! こういう機会でしか見れないから、なるべくまとめとこうと思って」

 

努力家だな~。あ、第七戦が始まる。切島と、鉄哲っていうB組の人。先生も言っちゃうほどの個性ダダ被り対決が始まった。

 

「緑谷?」

 

「ごめん、ちょっと席空けるね?」

 

緑谷が、あの二人の対決をまとめず、そのままどっか行った。……あ、そういうことか。

 

「……心配だな」

 

そのまま七戦を見続けるが、ほぼ殴り合いの対決。最終的に両者ダウンという形になり、回復後、腕相撲で勝敗を決めることにした。

 

「あ、おかえり二人とも」

 

「あぁ。次は、麗日くんだな」

 

「そうだね。心配だけど、頑張ってほしい!」

 

「あぁ!」

 

「(麗日さん…頑張れ!)」

 

そして、一回戦の最後、第八戦が始まった。

試合はほぼ爆豪のペース。麗日に対して、爆豪は容赦なしの爆破。その姿に、観客ですら静まり返っていた。それどころか、観客席から爆豪に対してブーイングが……。

 

『今遊んでるっつったのプロか? 何年目だ? シラフで言ってるならもう見る意味ねぇから帰れ。帰って転職サイトでも見てろ。さっきも言ったが、ここまで上がってきた相手の力を認めてるから警戒してるんだろう。本気で勝とうとしてるからこそ、手加減も油断もできねぇんだろうが』

 

相澤先生の言葉で、ブーイングが一気に冷めた。"本気で勝とうとしてるからこそ、手加減も油断もしていない"。その通りだ。これがプロの世界では、下手すれば死んじゃうかもしれない。だからこそ、どんな相手にも本気で挑むものだ。そして大量の瓦礫が流星群のように降り注いだ。だけど、爆豪はそれを一撃ですべてを打ち砕き、麗日の秘策を一瞬で砕けさせた。

結果は、爆豪の勝利。麗日は気絶してしまった。…悔しいだろうな…。

 

その後、回復した切島と鉄哲が腕相撲をした結果、切島の勝ちだった。

 

 

 

第二回戦

 

第1戦 緑谷 ― 轟

 

第2戦 常闇 ― カスラナ

 

 

第3戦 塩崎 ― 飯田

 

第4戦 切島 ― 爆豪 

 

 

 

 

キアナのヒーロー名はどれがいい?

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