私は「キアナ・カスラナ」ヒーローを目指すものだ 作:伽華 竜魅
投稿を遅れてしまい申し訳ありません。やることが多すぎて書く暇がありませんでした。
ですが時間が出来次第書いていきます!!
ヒーロー殺しとヴィラン連合の脳無による事件から一夜あけて翌日。私たちは保須総合病院という病院にいた。ヒーロー殺しとの戦闘で、それぞれが負傷していたため、私たち四人は入院、だけど昨日のうちに治癒はして、今は病室のベットに座っていた。ちなみに、男女別で部屋が分けられてるため、私は三人とは別の病室にいる。そして今、昨日のアイツの声を思い出していた。
ヒーロー殺しと脳無がいる時点で、繋がってるという考えはすぐにわかる。だけど、私はそれよりもアイツが、"死柄木弔"が気になっていた。なんでアイツと私は共鳴のようなことが起きるんだ?それも、崩壊という点で。USJ事件の時、一度だけ、アイツと光に包まれて共鳴して少なくとも、私は"死柄木弔を倒さなきゃいけない"って事だけわかった。多分死柄木弔も同様、私に対して何か……いや、あの時、アイツは私のことを"存在しちゃいけない存在"って言っていた。
"崩壊"……少なくとも私のいた
「芽衣先輩やブローニャが見たら、すごく心配してくるかなぁ~……なぁんて」
窓の外を見ながら、私はそう呟いた。そうして窓の外をずっと眺めてると、扉からノックの音が聞こえたから、入っていいよと返事を返した。
「失礼するよ。君がキアナ・カスラナくんであってるかな?」
「うん、そうだけど…あなたは?」
「お初にお目にかかる。私は保須警察署署長、"面構犬嗣"だワン」
面構……!?署長!?え、てか待って。警察……?
「今から同行してもらいたいが、動けるかい?」
「え、あ、はい! 怪我したのは腕だから問題はないよ! あ、です!」
「それはよかった。ならついてきてくれ」
とりあえず、私は警察署長さんについて行った。もしかして…罰せられる!?ってあれ、あそこにいるの、緑谷と飯田の職場体験先のヒーロー…確か…。
「グラントリノに、えっと……」
「天哉くんの職場体験先のヒーロー、マニュアルだよ」
あぁ、この人が飯田の職場体験先の人なんだ。
「この病室にお前さんと同じ怪我人がいる。んじゃ入るぞ」
そう言いながら、グラントリノは病室の扉を開けた。
「おおォ、起きてるな怪我人ども」
「グラントリノ!」
「マニュアルさん…!」
「キアナ!」
あ、ここが三人の病室だったんだ。
「小僧! お前にはいろいろ言いたいことはあるが、その前におまえさんらに来客だぜ。保須警察署署長の面構犬嗣さんだ」
「面構! 署…署長!?」
位置的に、私は緑谷の隣に移動しといたほうがいいよねこれ。
「君たち四人が、ヒーロー殺しを仕留めた雄英生たちだワンね?」
面構さんは挨拶をして、ヒーロー殺しの状態を教えてくれた。ヒーロー殺しは火傷に骨折と、重症をしていたために、厳戒態勢の下現在治療中のようだ。傷が治り次第、監獄に入れるみたい。次に話したのが、ヒーロー資格を持たないもの。つまりは私たちが、保護監督者の指示なく個性によって他人に危害を加えたことが、立派な規則違反であることを指摘してきた。そして、私たち四人とそれぞれの監督者であるエンデヴァー、マニュアル、グラントリノの系七人には、厳正な処罰を下さなければならないようだ。まぁ、そうだよね。あっち前世とこっち現世では違うんだ。だけど……。
「待ってくださいよ。飯田が動いてなけりゃネイティヴさんが殺されてた。緑谷が来なけりゃ二人が殺されてた。誰も、ヒーロー殺しの出現に気が付いてなかったんですよ? 規則守って、見殺しにすりゃよかったって言うんですか?」
「結果オーライであれば、規則など有耶無耶でいいと?」
「…ッ、人を…人を救けるのがヒーローなんでしょ!」
「ちょ、ちょ、轟くん落ち着いて……! キアナさんも……!」
私と轟を緑谷がなだめようとしてくる。だけど面構さんは、ため息を吐いた。
「だから、君たちはまだ"卵"だ……まったくいい教育をしているワンね、雄英も、エンデヴァーも」
「この、犬ッ……!」
「やめたまえ轟くん! もっともな話だ!」
轟は一歩足を踏み出して、私も一歩だそうとするけど、飯田が轟を、緑谷が私を止めにかかる。そしてグラントリノがそこで話を最後まで聞けと手を出して止めてきた。
「以上が警察としての意見。で、処分云々は"公表すれば"の話だワン。公表すれば世論は君らを褒め称えるだろうが処罰はまぬがれない。一方で汚い話、公表しない場合、ヒーロー殺しの火傷跡からエンデヴァーを功労者として擁立してしまえるワン。幸い目撃者は極めて限られている。この違反はここで握り潰せるんだワン」
そうか、世間からの賞賛と名声を失う代わりに今回の件を不問にしてくれるってことか。ろくに責任能力すらない未熟な私たちを守ってくれようとしているのだ。
「まぁ、どの道俺らは監督不行届で責任を取らないといけないからな」
「…申し訳ございませんでした!」
「分かったならもう二度とするなよ?」
「…はい!」
選択を迫られた私たちは、答えを出すのに時間はかからなかった。お互いに顔を見合わせて頷き、よろしくお願いします、と頭を下げた。
「大人のズルで君達四人が受けたであろう称賛の声が無くなってしまうが……せめて共に平和を守る人間として言わせてくれ……ありがとう」
―
――
―――
保須事件から二日、職場体験が始まって五日が過ぎた。ステインにやられた傷がまだ完治してない緑谷はまだ病院にいて、飯田は迎えに来た飯田のママとともに、実家に帰っていき、私たちの中で軽傷だった轟は先に職場体験へと戻っていった。それと轟がエンデヴァーに対して意地悪だってことが分かった。そして私は、完治までとは言わないけど、傷は治ったから轟に遅れて職場体験へに戻ろうと、制服に着替えており、病院を出れば、なぜか轟がいた。
「あれ? 職場体験どうしたの?」
「クソ親父が迎えに行けってうるせぇんだよ。サイドキックも一緒に来てんだが、俺も行けってな」
「なんでだろ?」
「知らねぇ、ただ気色わりぃ顔をしてた」
「えぇ……」
エンデヴァーは何を考えてんだろ?
そんなことがありつつ、残りの二日間も終わり、一週間の職場体験が終わった。
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