私は「キアナ・カスラナ」ヒーローを目指すものだ   作:伽華 竜魅

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大変長らくお待たせいたしました。教習所に学校の課題、さらに、この作品でのキアナの設定を調整していたらめっちゃ間が空いてしまいました。

投稿ペースは上がったり落ちたりしますが、ちゃんと投稿はしますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします!!!!





第24話 演習試験と違和感。

 

 

 

 

期末試験がついに始まり、筆記試験は三日目を迎えた。

 

「……」

 

「キ、キアナさん…大丈夫ですか…?」

 

「キアナちゃん元気出してー! いつもの元気なキアナちゃんが見たいよー!」

 

筆記試験がついに終わった。私は、多分皆からは暗い顔をしながらプリントを集めて、相澤先生に提出したんだと思う。そして机に戻ってからずっとボーっとしてる。そんな私を葉隠は揺らしてくる。

 

「キアナ、問題は全部埋めれたのか?」

 

「……うん、一応全部埋められた。けど結果がわからないから怖い…ハハハ」

 

「げ、元気を出してくださいキアナさん。まだ可能性はありますわ。」

 

「…ハハハ~」

 

マジで、赤点あったら泣くよ。崩壊降臨しちゃうよ。

 

 

――

―――

 

 

翌日。演習試験の日。私たちは全員コスチュームに着替えて、実技試験会場中央広場に集まっていた。

 

「それじゃ、演習試験を始めていく。当然この試験でも赤点はあるから、林間合宿行きたきゃみっともねぇヘマはするなよ」

 

「先生多いな……?」

 

「8人はいるね」

 

耳郎が先生が多いことに気づき、葉隠が数えて教えてくれた。確かになんでこんなにいるんだろ…。

 

「えー、諸君なら事前に情報仕入れて、何をやるのかはだいたい察しているだろうが……」

 

「入試みてぇなロボ無双だろぉ!!」

 

「花火ぃ! カレー! 肝試しぃー!!」

 

相澤先生の発言を上鳴と芦戸は楽観的な感じで答えた。

 

「残念!! 諸事情により、今回から内容を変更しちゃうのさ!!」

 

え、校長先生なんで相澤先生の捕縛布から出てきてるの?相澤先生はなんでさぞ当たり前のようにいるの?そして芦戸と上鳴は燃え尽きたかのように真っ白になってるよ!?

 

「これからは対人戦闘、対人活動を見据えた、より実戦に近い教えを重視する方針になったのさ!」

 

もう慣れているのかのような手つきで、相澤先生の捕縛布を使って地面に着地しながら説明しないで。可愛いから。

 

「という訳で…諸君にはこれから二人一組でチームアップを組んで、今ここに集まっている教師一人と戦闘をしてもらう!!」

 

「先生方と……!?」

 

私達全員が驚愕した。どう見ても差がありすぎる…かも。

 

「尚、ペアの組と対戦する教師は既に決定済み。動きの傾向や成績、親密度……諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから、発表していくぞ」

 

 

セメントス VS 切島鋭児郎、砂藤力道。

エクトプラズム VS 蛙吹梅雨、常闇踏陰。

パワーローダー VS 飯田天哉、尾白猿夫。

イレイザーヘッド VS 轟焦凍、八百万百。

13号 VS 麗日お茶子、キアナ・カスラナ。

根津校長 VS 上鳴電気、芦戸三奈。

プレゼントマイク VS 耳郎響香、口田甲司。

スナイプ VS 葉隠透、障子目蔵。

ミッドナイト VS 瀬呂範太、峰田実。

オールマイト VS 緑谷出久、爆豪勝己。

 

 

私は麗日とペアで、相手は13号先生か……。13号先生の個性、ある意味厄介かも……。

 

「がんばろうね! キアナちゃん!」

 

「うん!」

 

挨拶を済ませてバスを探していると、バスの入り口で13号が手招きして待っていた。

 

「カスラナさん、麗日さん。こちらのバスです。さぁ、どうぞ乗って下さい」

 

私たちは、13号先生の指示に従い、バスに乗り込んだ。席は真ん中あたりで隣同士で座って、その対面に13号先生が座った。バスが動き出す。麗日は不安を紛らわせるためか無理に笑ってる。私は右手を見て、13号先生の対策を考えていた。13号先生の個性は「ブラックホール」。熱炎も亜空の矛も、レーザーも吸い尽くすのは絶対…と思う。麗日の個性は触れて浮かす。それだけ…。浮かしたものを囮とか目くらましで投げれるのはできる。だけど、ブラックホールに対してはほぼ不可能。

 

 

 

 

 

「着きましたよ」

 

「えっ?」

 

考えている間にもう着いたの? てかここって……。

 

「USJ…?」

 

「そうです。ではルールを説明します。制限時間は30分。君たち2人の目的は、"このハンドカフスを僕に掛ける"か、"どちらか一人がこのUSJから脱出すること"です」

 

「逃げてもいいんですか?」

 

ハンドカフスをこちらに見せながら説明する13号先生に麗日が質問した。

 

「はい。なにしろ戦闘訓練とは訳が違いますから。いつもの戦闘訓練では生徒同士、個性の相性や多少の力量差はあってもそんなに実力に差があるわけではありません。でも今日は違う。格上の教師が相手になります」

 

確かに、相手はプロだ。私にとっても13号先生は手ごわい。

 

「僕らをヴィランそのものだと考えてください。会敵したと仮定して、そこで戦って勝てるならそれで良いでしょう。ですが実力差が大きすぎる場合、逃げて応援を呼んだ方が賢明なのです。お二人なら、そのことは良く分かっているはずです」

 

麗日はUSJの時に救援を呼ぶために飯田を逃がしたと聞いた。そして私はヒーロー殺しとの交戦でそのことについては分かっている。だから、相手が強敵なら助けを呼ぶために逃げるのも手ということを頭に入れさせるためのルールなんだろう。

 

「つまり、君たちの判断力が試されるということです。ですが、このようなルールでは逃げの一択になってしまうのでは? とお思いでしょう」

 

そう言いながら、13号先生はリングのようなものを出してきた。

 

「そこで僕たちはサポート科にこんなものを作ってもらいました。"超圧縮"おもりです。僕たち教師は体重の約半分の重量を装着します。ハンデということです。動きづらくなりますし、体力も削られます。…ッ! 結構重い…! し、しかし、我々担当教員は全力で君たちと戦うつもりですよ…!」

 

重いんだろうな。あのコスチュームの上にあれだから、本当に重いんだろうなぁ。

 

「スタート地点はこの場所。先ほど言った通り制限時間は30分。今から15分後に開始の合図が入りますので、それを持って演習試験が始まります。説明は以上ですが、何か質問はありますか?」

 

13号先生の言葉に、私たちは顔を合わせる。麗日はないようだ。

 

「はい」

 

「カスラナさん、どうぞ」

 

「私の個性で虚数空間があるんですが、それで一瞬で終わらせてしまうのはさすがにマズいですか?」

 

私の質問に、13号先生は、考えている。麗日も確かにって顔をしてる。

 

「そうですね、ゲートを通るのとゲートへ向かう際に、ゲートの周辺に出るのはダメです。ですが攻撃を防いだり回避行動や一時撤退などでの使用は大丈夫です」

 

なるほど、ゴール前に移動、ゴールする以外でなら使用できるってわけだね。

 

「ありがとうございます。あとは大丈夫です!」

 

「わかりました。では僕も、試験の準備のために離れます。開始の合図まで作戦会議をするも良し、心を落ち着けて待つも良しです。相手をする僕が言うのもなんですが、頑張ってください!」

 

そこまで言って、13号先生は自分の持ち場…いや、自分が待機したい場所に移動していった。目視でももう見えないし、大丈夫そうだね。

 

「作戦はどうする?」

 

「確保か逃走……13号先生が相手だから、キアナちゃんならまだいいけど、私だと結構難しいんよな……」

 

「私の個性でも、13号先生のブラックホールとは相性が悪いから、逃げの選択がいいね」

 

「え? そうなん?」

 

「うん。私の個性は確かに近距離と遠距離、どっちも強いし移動とかも強いよ。でも今回は使用が定められてるし、13号先生のブラックホールはなんでも吸い込むからね」

 

「た、確かに!」

 

麗日も、私と13号先生との相性が悪いことに気づいてくれたみたいだ。

 

「なら、バレないようにこっそり行ったほうがいいね!」

 

「うん。基本逃げ。バレたら戦闘に入るって感じで!」

 

「おーう!」

 

『それじゃあ今から雄英高1年期末テストを始めるよ! レディィーー……ゴォ!!!』

 

 

 

 

 

開始の合図が鳴り始めてから多分10近く経ったかな?私と麗日は既に移動を始めていた。

 

「先生がどこにいるかはわからない。慎重に行こう」

 

「そやね」

 

最悪見つかったとしても、虚数空間で移動すればいい。13号先生からは虚数空間は認識できないから。

 

「……キアナちゃんって、なんか戦闘慣れしとるよね」

 

「え? そう?」

 

「うん、なんか、えっとぉ~…歴戦の戦士みたいな?」

 

麗日が急に話しかけてきたと思えば、私のことを歴戦の戦士のようだと言ってきた。

 

「なんで私が歴戦の戦士……?」

 

「なんというか、普段は私たちと同じなんやけど、戦闘の時は雰囲気が変わるんよ。体育祭の時も」

 

そんな私雰囲気変わるかな?あんま意識してなかった気がするけど。

 

「爆豪や轟もすごいと思うけど……」

 

「あの二人も確かにすごいよ? でもキアナちゃんは、"本当の戦いを知っている"って感じ!」

 

確かに、前世では崩壊に抗うために必死に戦ってたからな~。楽しい日々もあったけど。

 

「まあ、ヴィラン襲撃もあったからね。あの時点で私たちは本当の戦いをしてるから」

 

「あ、そやね……ごめん」

 

「? なんで謝るの?」

 

「いや、あの事件でキアナちゃんは…」

 

あ、そうか。あの事件の日、重傷を負ったのは私だけ。緑谷は自分の個性で負傷したから例外だけど。あの日の経験で、こうなったって思ってるのかな?

 

「大丈夫だよ。私は強いんだから! だからさ、頑張って合格しよ!」

 

「…うん! そやね! 頑張ろう!」

 

麗日が元気に戻ったところで、移動を再開した。

 

「13号先生みないね。どこにおるんやろ?」

 

「ここまで来ていないってことは、多分ゲート付近にいるんじゃないかな?」

 

USJの半分まで来ても先生と遭遇しない。やっぱりゲート付近の可能性が十分あるってことだ。

 

『轟・八百万チーム、条件達成!』

 

「うぇ!? 轟くんと八百万さんもうクリアしたん!?」

 

「はっや! こっちもうかうかしてられないね…って、13号先生じゃん!」

 

「うそ!?」

 

ゲート近くに行くと、やっぱりというべきか、ゲート付近というより、ゲートの真ん前にいた。

 

「やっぱり、警戒されとるね。このままいく?」

 

「そうだね。幸いまだバレてない。このまま遠回りになるけど、回って移動してゲートに行こう。念のため、こっからは二手に分かれてね」

 

「うん!」

 

ここから私と麗日は、分かれて左右からそれぞれゲートに向かいだした。私がバレた場合、対応はできる。その時は麗日を全力で守ることが私の次の策だ。

 

「ようやく来ましたか!」

 

「ッ!?」

 

私がゲートに向かおうとしたとき、13号先生に見つかってしまった。13号先生は、ここから先は行かせないって感じでいる。

 

「麗日さんがいないですね。どこかに身を潜めてるってところでしょうか」

 

「戦闘は避けたいけど……やるしかないか!」

 

亜空の矛を出して、戦闘態勢に入る。麗日のためにも、時間を稼ぐ!

 

亜空の矛!

 

「無駄です! ブラックホール!」

 

亜空の矛を13号先生に向けて放つ。だけど13号先生はブラックホールを使って、亜空の矛を吸い込んでいく。

 

「やっぱり私の個性も吸い込んじゃうか!」

 

「例えレーザーでも吸い込むのが、僕の個性です!」

 

「なら、ありったけを吸い込ませてあげる!!」

 

試作型第四代戦乙女装甲に姿を変えて、背中にエネルギーをためて、放つ!!

 

光・翼・展・開!!

 

光翼も吸い込まれていく。その隙に、虚数空間から重砲を取り出して構える。

 

「ッ!?」

 

トリガーを引く!

 

グングニール・エグゼフュージョン!!!

 

重砲を発射するが、13号先生は、右手だけだったが、左のグローブのキャップも開けて、さらに吸い込みを強ませた。

 

「負けませんよ~!!」

 

「くっ!!」

 

13号先生とほぼ耐久戦をしていると、13号先生の後ろから麗日が現れて、そのまま脱出ゲートにバレないように向かいだした。ハンドカフスを背後から掛けて捕らえるのもありだけど、個性を使っている間に忍び込むのは危険すぎる。

 

「うおぉぉぉ!!」

 

もっと長く!時間を稼げ!光翼と重砲を放ち続けろ!

 

「(ここまで長く撃ち続けるということは、これは僕に個性を使わせて足を止めるための作戦! つまり、麗日さんは脱出ゲートに向かっているかもしれない!)」

 

もっとだ!もっと!!!

 

「(まずい! このままだと麗日さんに行かれてしまう!)」

 

「うおぉぉぉ!!!!」

 

その瞬間、私の中で"何か"が起きて、光翼と重砲の威力が激的に下がり、試作型第四代戦乙女装甲が解けてしまった。そして体が苦しみだした。

 

「なっ……な…に…!?」

 

13号先生はその隙を見逃さず、右手を脱出ゲートのほうに、麗日のほうに伸ばして個性を使った。まずい!!

 

「行かせませんよ~!」

 

「え、わぁ~!!!」

 

麗日は13号先生の個性で吸われかける。ギリギリ脱出ゲートの近くにある柵につかまり、もがいている。

 

「あとちょっとだったのに~!!」

 

「危ない危ない……」

 

13号先生は、空いた左手を私のほうに向けて、いつでも対応できるようにしている。だけどそれ以前に、私はなぜか体が思うように動かなかった。

 

「くっ……なん、で…!」

 

火力が思うように出せない!なんで……なんで……!!なんで急に"律者になれなくなった"の!?律者になろうとしてもなれない!なんで!!だけど……個性が使えないわけじゃない……なら!!

 

虚数……空間!!

 

自身の足元に虚数空間を出して、麗日の直上に移動。麗日をつかんでもう一回虚数空間を使って、いったん撤退する。

 

「なっ……やはり見えないワープゲートは、とても厄介ですね」

 

 

 

 

 

一度脱出ゲートから離れて、私たちは物陰に隠れていた。

 

「はぁ…はぁ…」

 

「あ、あぶなかった~! て、キアナちゃんすごい汗だよ!? 大丈夫なん!?」

 

大丈夫……なのかな?なんであの時、急に個性が弱くなった?体が思うように動けなかった?昨日までは何ともなかったのに……なんで?でも……体の奥で、何かが欠けてるような感覚がある。まるで、揃ってたピースが急に欠けて、一部がなくなったような。そんな感覚が……。

結論を言うと、"私の個性の一部が激的に弱くなっていて"、しかも一時的かもだけど、"律者にもなれない"のだ。理由はわからない。だけど、さっきの13号先生との時も弱くなったのはわかった。でも、弱くなっただけで、使えなくなったわけじゃない。不安だけど……これでも合格しないと!

 

「大丈夫……だと思う。それよりも時間がない。急がないと」

 

「でも、どうするん? さっきだって、あとちょっとで行けなかったし……」

 

「……利用する」

 

「え?」

 

「13号先生の"個性"を、"私たちの武器"にする!」

 

 

――

―――

 

 

「残り時間はわずか……まさかこのままずっと隠れているわけじゃありませんよね」

 

13号は、先ほどと同様、脱出ゲートの前にある広場にて、再びキアナたちが現れるのを待っていた。無理に捜索してもそこを狙われて脱出されると考えた故の行動だ。だが、ちょくちょく脱出ゲートのほうへ視線を向けている。

 

「(あの時は、何とかなりましたが、明らかにカスラナさんの様子がおかしかった。何かあったのでしょうか?)」

 

13号は、先ほどのキアナの様子に疑問を感じていた。あれほどの個性を自在に使うキアナが、急に苦しみだしたのだ。誰もが最初は個性によるデメリットがあるのではないかと思う。だか、キアナの個性登録には、"デメリットは一切ない"と書かれていた。個性の成長によるものの可能性もあるが、それにしては異常すぎるほどのに苦しんでいたのだ。

 

「ですが、今の僕はヴィランです。手加減なんてしませんよ!」

 

その瞬間、後ろから物音がなり、13号は音のしたほうへ視線を向けた。そこには再び脱出ゲートに向かっている麗日がいた。

 

「行かせません! ブラックホール!!」

 

「うおあ~吸い込まれちゃう~!!」

 

麗日は、ブラックホールで吸い込まれそうになるが、あるものを地面に突き刺し、耐えていた。

 

「なっ!? それはカスラナさんの!」

 

麗日が持っていたのは、持ち手のついた亜空の矛だった。虚数空間はキアナ以外には認識できない。だがそこから現れた亜空の矛などは別だ。亜空の矛などは他の人間にも認識ができ、触れることができる。キアナは亜空の矛を武器として生み出して麗日に持たせていたのだ。

 

「ぐ~!! (耐えるんや! キアナちゃんが来るまで!!)」

 

「なら、カスラナさんは……」

 

13号が麗日を吸いながら周辺を見渡すと、キアナが13号へと浮遊で向かっていた。

 

「くっ……」

 

個性が思うように出せない……。

 

「(動きが鈍い?)けど、真正面から突破するのは、あまりよろしくありませんよ!」

 

そうかもしれない。だけど、これは囮の中の囮だ。13号先生は、麗日が囮になって私がその隙に詰めようとしてると思ってるはず。でも、本当の囮は私だ!

 

「ッ! (棒が消えた! つまり合図ってこと!!)」

 

『爆豪・緑谷チーム、条件達成!』

 

麗日が使っていた亜空の矛を消した。それが合図だ。けどそのタイミングで緑谷と爆豪がクリアした報告が鳴り響いた。だけどそんなの気にしている暇はない。麗日は13号先生の吸引力を利用すると同時に、自身を無重力にすることで、速度を上げる。

 

「え、うわっ!?」

 

「(私だって、デクくんみたいに!!)」

 

13号先生が麗日が急に自身のところへ来たことに驚き、とっさに個性を解除してしまった。その隙に私が13号先生との距離を詰めて両手を抑えて、麗日が13号先生の足を崩して、そのまま二人で13号先生を押し倒す。すかさず麗日は、隠し持っていたハンドカフスを13号先生の腕に掛けた。

 

「……やられてしまいましたね」

 

「や、やったー! やったよーキアナちゃん!」

 

「そうだね……よかった本当に」

 

『麗日・カスラナチーム、条件達成!』

 

良かった。無事演習試験は合格した……けど、なんで個性が急に弱くなって、一時的に律者になれなくなったんだろう……今は普段通り律者になれるって何となくわかるけど……。

 

 

 

 





13号にした理由。
最初は、イレイザーヘッドにする予定でしたが、それだと八百万が成長できないと思い、断念。オールマイトは緑谷と爆豪の中の悪さを何とかするために相澤先生に指定されているため断念。だったらブラックホールで吸い尽くす13号先生が手ごわいかなって、自分なりに考えた結果こうなりました。

それと、キアナの個性が急に弱くなり、一時的に律者になれなくなった理由はちゃんと意味があり、崩壊世界のキアナにするためのことなので、ご理解していただけると嬉しいです。


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