私は「キアナ・カスラナ」ヒーローを目指すものだ 作:伽華 竜魅
私も崩壊3rdはすきなんですが、まだまだ曖昧でもうしわけありません。
なのでプロフィールの個性の説明を修正しました。
自分の自分なりに崩壊3rdの律者をもっと調べて、頑張って書いていきますのでよろしくお願いいたします。
今回はキアナが雄英の入学試験を受けます。
時間はあっという間に過ぎ、入学試験当日になった。正確には二回目。実は別日に筆記試験を既に受けていたのだ。結果はまだわからないけど、パパにこれでもかという程に、勉強をさせられたから大丈夫だと思う。……大丈夫であってほしい!!!まあつまり、今回の試験は実技試験だ。
『今日は俺のライヴにようこそー!!! エヴィバディセイヘイ!!!』
会場内の指定席に座っているとスポットライトが当たる。そこにはヒーローのプレゼントマイクがいた。というか、うるっさ!!!!とりあえず配われた資料と、表示されたモニターに映る情報を見る限り、持ち込み自由で、各自指定された演習会場で10分間の市街戦が行われる。演習場には、1~3ポイントの仮想ヴィランが存在していて、その仮想ヴィラン達を行動不能にすればポイント獲得。早いもの競争でもあるってわけか…そして最後の四体目の仮想ヴィランは、各会場に一体ずついるお邪魔虫。こいつは無視していいかな…でもちょっと気になる…。
『俺からは以上だ!! 最後にリスナーに我が校"校訓"をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った。「真の英雄は人生の不幸を乗り越えていくもの」と!! "Plus Ultra"!! それでは皆良い受難を!!』
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―――
私が受ける試験会場の演習場はA。皆各々、動きやすい服装やジャージなどを着ている。その中で私は、前世でもおなじみのバトルスーツにパーカージャケットを着ていた。私の記憶をもとにデザインして、パパにつくってもらったんだ。やっぱりこの格好は馴染む。
『ハイ、スタートー!』
「えっ?」
『どうしたぁ! 実戦にカウントなんかねえんだよっ! 走れ走れぇ! 賽は投げられてんぞぉ!』
え?もう始まってるの…?って、あ!?
「う、うそでしょー!」
私以外はもう会場に向かっていた。完っっ全にわからなかった!!あんなあっさりとしたスタート合図ある!?と、とりあえず出遅れた分を取り返さないと!
会場に入ったはいいけど、仮想ヴィランはどこに…あ、いた!!ポイントは…3ポイント!!
「亜空の矛!」
亜空の矛を射出し、仮想ヴィラン一発で仕留める。よし!まず一体!!このまま一気に…道路に出れば、仮想ヴィランと戦う他の受験者たちがいた。
「悪いけど…全部貰うよ!」
「薪炎」を発動させる。一気に跳躍して仮想ヴィランが一直線に重なった瞬間…!!
「くらええぇぇぇぇぇ!!!!」
虚数空間をブロック状変え、一気に突き飛ばすように伸ばした。すべての仮想ヴィランに命中していき、壊れていく。
『あと6分2秒~』
今ので合計何ポイントかはわからない!でも、倒す前に見た限りだと、2~3ポイントが多かったはず!その時、大きな揺れが起こった。それと同時にこっちに向かってくる大きな何かがいた。そこに姿を表したのは、30メートル以上はあるであろう仮想ヴィランだった。
あれが…0ポイント!?前世でもあれぐらいの敵は確かに居たけど…試験でこの大きさの、仮想ヴィランといえ出す!?死人がでてもおかしくないよ!?
「あ、あんなの無理だ!」
「あれが0ポイントなんだろ!? ここから離れて別のポイント稼ぐぞ!!」
「た、助けてくれー!!」
やっぱり、怖いよね…背を向けて逃げ出したくなるのもわかるよ…でも・・・、でも…!!
「私は! 諦めない!!!」
パーカージャケットを脱ぎ捨て、試作型第四代戦乙女装甲を身にまとう。そして私は0ポイントヴィランに向かって走り出す。そして跳躍して、背中に力を集中する。
「光・翼・展・開!!」
光翼を射出し、0ポイントヴィランに命中する。だが、機能停止までには行かなかった。壊せたのは腕だけ。足もなん十発か命中しているが、まだ動けるほどだ。
「…もう一発…いや、あれを試してみようかな…」
そのまま浮遊でビルに一回着地して、試作型第四代戦乙女装甲を解いて、"空の律者の姿"に姿を変えた。
「大丈夫…やれる…!!!」
私の背後の空間が切り裂かれる。それも無数にだ。
「
崩壊エネルギー弾を一気に発射する。0ポイントヴィランは轟音と共に土煙と爆煙を上げながら倒れていく。出来た…。
『終了~!!』
あ、ちょうど終わっちゃった…自分が何ポイントかわからない…でも、受かってたらいいな…。
―
――
―――
約一週間後。
「ハァ~…」
「どうしたキアナ、ゲームもしないで」
「だって、試験からもう一週間たったんだよ? 出遅れた挙句、自分が何ポイントだったのかさえ分からないんじゃ不安だよ…」
筆記試験のほうは、パパにしごかれたおかげで、ギリギリ合格をしていた。正直に言うと筆記のほうがハラハラだった…。けどまだ実技の結果はまだ来ていない。だからまだ安心できないんだ。
「けど、通知は今日か明日なんだろ? 胸張って待ってろって!」
「けどさ~…」
「……」
パパは黙って、リビングを出ていった。通知来てないか確認しに行ったのかな…けどすぐにドタバタと走る音が聞こえてきた。
「キアナ! 来たぞ…来たぞ!! "合否通知"!!」
「本当!?」
私も驚いて椅子から立ち上がり、椅子は倒れてしまった。ひとまず合否通知の入った封筒を受け取って、自分の部屋に入った。
ゲーム機や、お菓子などが置かれた机の椅子を引き、座る。そして深呼吸してから封筒を開けた。すると中から何やら見慣れない丸い板状の機械が出てきた。これは…なに?すると、自動的に電源が入ったのか、空中に立体映像が映りだした。
『私が! 投影された!』
「え、オ、オールマイト!?」
な、なんでオールマイトが…?そう思っていると続きが始まった。
『カスラナ少女! 筆記はギリギリ合格! 後一問でも間違えていたらアウトだった!』
うっ…本当に危なかった…。
『だが! 実技はなんと、64ポイントだ! ヴィランポイントだけでも合格だ…そう、ヴィランポイントだけでもね』
…え?ヴィランポイントだけでも…?
『見ていたのはヴィランポイントだけにあらず! 人助け! 正しいことをした人間を排斥しちまうヒーロー科など、あってたまるかって話だよ!』
今一わからないんだけど…
『綺麗事? 上等だ! 命を賭して綺麗事実践するお仕事だ! レスキューポイント! しかも新査定! キアナ・カスラナ! 47ポイント!!』
…私人助けした?
『人助けをした覚えがないって? だが少なからず、君の行為によって救われたものもいる!! だからこその47ポイントさ!!』
「な、なるほど…」
『合計111ポイント! 首席合格だ!!』
首、首席合格!!!?筆記ではギリギリだったのに…こんなことって…!!
『さぁ来いよ! カスラナ少女! ここが君のヒーローアカデミアだ!!』
……部屋のドアが開いた。
「キアナ…ど、どうだった…?」
「……たよ」
「え?」
「……やったよおーーーー!!! パパーーー!!!!」
私は嬉しさのあまり、泣いてしまっていた。多分ひどい顔してるかも・・・。
「ほ、本当か!!? 受かったのか!!!?」
「う"ん!! 受かったよ!!」
「おお!!! じゃあ今夜はご馳走だあああ!!!」
「やったあーーーー!!!!」
私は無事、雄英に合格した。夜にも関わらず私とパパは大はしゃぎして喜んでいた。