後輩の事をイメージだと思ったら現実でいつの間にか彼女になっていた。 作:ブラックマッハ
俺の夢は、後輩にからかわれる事。勿論嬉しそうにからかわれるのはダメだ。何故ならラブコメ漫画に出て来そうな感じ、じゃないからだ。
だから俺は、イメージをする。勿論リアルに近くないといけない。リアルに近い程面白くないだろうからな。
そうだな出だしはこうだな。
「センパーイ」
「コウハイイイい」
「ちょっとそのテンションはどうかと思いますよ。キャラに合わないですし」
くぅと悔しそうな顔をする。絶対に笑顔なんて見せたら負けだ。リアルに近づくためだニヤニヤしたら負けだ。耐えたぞ。
「そうかまぁ仕方がないよな。テンションがいつも低いからな」
「先輩て人生諦めた目をしてますよね。可愛くないんで整形して来たらどうですか?」
おいちょとこれは流石にリアルすぎるイメージだ。流石にイメージしただけで泣いてしまいそうになった。それにこれからかわれていないじゃん。
数ヵ月後俺がフラフラ歩いて居ると知らない人に声をかけられた。
「あ先輩、久しぶりですね」
「ああ久しぶりだな後輩」
これイメージだ。絶対にな。だってこんな可愛い後輩知らないしさ。最近リアルとイメージの区別が出来なくなった。
「で後輩、今日はどこに行くんだ。もしよければ俺もついて行くぞ」
「嫌先輩が居ると少し困るって言うか色々事情がありまして」
ここで素直に従うのはいけない。もっと振り込まないといけないのだ。ここで別れたらもうこのイメージと出会えないかもしれない。
「じゃあ俺といつか散歩しに行かないか?」
「はい喜んで。センパーイ目が光っていますね。どれだけ私といけて嬉しかったのですか?」
「まぁ凄く嬉しかったな。後輩と少しでも話したいからな」
「今日の先輩素直ですね。珍しいです」
俺が素直じゃないて、そんなのリアル以外素直な人間だぜ。それにしてもイメージが長いな。まぁこの後輩と喋った後に会えなくなるだろうけどな。
「後輩急いでいるんだろう。危ない奴がいるかもしれないから気をつけろよ」
俺はそう言って別れた。目を瞑って後ろを向くと後輩は、消えていた。やはりイメージだった事が分かる。はぁやはりイメージだよな。現実だったら良かったのに。
それにしても初めてこんなにしっかりとしたイメージが出来たな。赤髪で可愛くからかって来て理想な彼女だったな。流石に今の聞くと彼氏がいるみたいだしな。
ハァやはりイメージでも現実には程遠い存在だったな今の彼女。又彼女のイメージを見たい。
そう思っていたらなんと彼女がニコニコ笑っている夢をみた。