お久しぶりです…
妖怪ウォッチ2が今日で10周年だそうです、早いものですね
それではどうぞ!!
〜元祖軍、本陣〜
鬼蜘蛛「土蜘蛛、大丈夫か?」
土蜘蛛「鬼蜘蛛か、久しいな……」
土蜘蛛もかなり疲弊しており、かなり苦戦したかのような出立ちだった
影オロチ「この平釜平原を襲ったのは誰だ?」
土蜘蛛「ヤツは、かつて戦場で恐れられたという武士だ……」
ミツマタノヅチ「武士……?」
しかし武士という情報だけでは、対象になる妖怪を絞り込めない
ミツマタノヅチ「ところで、あそこにあるのは何ギョロ?」
土蜘蛛「あぁ、あれは妖怪用の合成アイテムだ……」
鬼蜘蛛「合成……?」
そこに置かれていたのは、綺麗な輝きを放つ真珠と氷のような冷気を纏った髪留めだった
土蜘蛛「まだ近くにヤツがいるかもしれない、早くここから……」
ゆきおんな「すみませ〜ん!!」
ミツマタノヅチ「ゆきおんなギョロ。」
影オロチ「どうした?」
にんぎょ「この辺りに合成アイテムがあるって話知らない?」
土蜘蛛「それならさっき……」
にんぎょ「あ、あった!!」
にんぎょは、置かれているうちの一つである水晶玉を手に取る
ゆきおんな「あれ? もしかしてこれって……!」
そしてゆきおんなは、もう片方の髪留めを手に取った
二人がそれに触れた瞬間、眩い光が包み込み……
八百比丘尼「おぉ、これが……!」
ふぶき姫「合成アイテムの力……!」
ミツマタノヅチ「姿が変わったギョロ!?」
土蜘蛛「合成アイテムの力だな……」
にんぎょは八尾比丘尼に、ゆきおんなはふぶき姫へと姿が変わった
実はさっきのアイテムは、人魚の宝玉と白銀の髪留めだったのだ
「グガァァ〜!」
影オロチ「白い妖怪、怪魔、ゾンビ……一体どうなってるんだ……?」
鬼蜘蛛「分からぬ、おそらく奴らの狙いは本陣の壊滅だろう、何としてもここを守るぞ!」
ミツマタノヅチ「分かったギョロ!」
ふぶき姫「任せて!」
一方、本家軍の本陣では……
鬼ガマ「大ガマ、こりゃ酷ぇ……」
大ガマ「不覚だったぜ……」
コタロウ「とりあえず、身を隠すでござる!」
本家軍の本陣は元祖軍よりも酷い状況で、御旗などが散乱した状態だった
コタロウは隠密の術を使い、自分たちの姿を消している
しょうブシ「先程からエンマ大王とぬらりひょんが戦ってるでござるが、あの黒い妖怪は何でござるか……?」
大ガマ「エンマ大王と似た姿をしてるな……どうなってんだ……?」
鬼ガマ「しかし、一体誰にやられたんだよ? オレ様よりは弱いのは知ってるが、そんな簡単にやられる大ガマじゃないだろ?」
大ガマ「はぁ? オレのが強いに決まってるだろうが!」
コタロウ「喧嘩はやめるでござる!」
大ガマ「はぁ、バカデカい武士にだよ……」
しょうブシ「武士……?」
大ガマが言う大きな武士
しょうブシには、ある心当たりがあった
鬼ガマ「しょうブシ? どうしたんだ?」
しょうブシ「昔、拙者の一族に伝わる伝説でござるが、かつて戦場で多くの妖怪の命を奪った恐ろしき剣士が居るという話を聞いたことがあるでござる!」
大ガマ「けどよ、その剣士とあの武士が同じとは限らないだろ……?」
コタロウ「いや、あのヤミ鏡という妖怪、時を超えてまでも凶悪な妖怪を呼び出している、しょうブシの話も間違っているとは言い難いでござる。」
そう、ヤミ鏡はイカカモネ議長やウバウネなどを呼び出しているため、しょうブシの言っていることがただの伝説とは考えにくいのだ
しょうブシ「とにかく、ここを守るでござる!!」
しょうブシは燃えるような赤い刀を手にし、姿をまさむねに変える
その時だった、巨大な大剣を持った妖怪が目の前に現れたのは
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フユニャン「ここだ! ムゲン地獄への入り口!」
ジバニャン「入るニャンよ!」
そして一行が鏡の中へ入ると、中は畳のようなものが敷き詰められ、その中央には巨大な釜……どんどろが待ち構えていた
黄泉ゲンスイ「やはり復活していたか、全員で奴を封じるぞ!」
USAピョン「分かったダニ!」
どんどろは闇の呪気を吐き出し、ジバニャンたちに浴びせる
フユニャン「くそっ……力が……!」
ジバニャン「早くおはらいするニャン!」
どんどろ「どんどろ〜!!」
黄泉ゲンスイ「マズい……!」
どんどろは高く飛び上がり、ジバニャンたちを押し潰そうとする
しかし、一行はどんどろの呪いをくらってしまったため、力が入らずかわせそうにない
その時だった
どんどろ「どろっ!?」
ジバニャン「は、跳ね返されたニャン……!」
?「皆さん、何を突っ立っているのですか? 早くこの災厄を鎮めましょう。」
黄泉ゲンスイ「お主は……夜行……!?」
助けに入ってくれたのは、片目に眼帯を付けた鬼の妖怪、夜行だった
彼は過去にエンマノートを使い、身勝手に妖怪を消した罪でムゲン地獄へと送られていた
このことは黄泉ゲンスイも知っていたが、まさかこのような形で再会するとは思ってもみなかったのである
黄泉ゲンスイ「何故お主がここに!?」
夜行「ムゲン地獄といえど自由に歩き回れますからね、散歩を邪魔する妖怪は倒すまでです。」
ジバニャン「戦ってくれるニャンか!?」
夜行はこのムゲン地獄に送られて以降、かなり性格が丸くなり、穏やかな性格になっていた
今はのんびりとムゲン地獄の散歩をすることが彼の日課となっており、ごく稀に人間界にも出没しているらしい
夜行「黄泉ゲンスイ、どんどろが赤い目の時は攻撃が効きません、気をつけてください。」
フユニャン「分かった!!」
そして、どんどろは力を溜め始める
必殺技を放とうとしているのだ
その周りには、爆弾のような小型のどんどろも出現していた
USAピョン「く、来るダニ!!」
夜行「皆さん、守り石に爆弾どんどろを近づけないでください、結界を作って必殺技を跳ね返しましょう。」
ウィスパー「お任せを!」
どんどろが必殺技を溜めている間、爆弾どんどろから守り石を守るべく、各々は奔走していた
そして……!
どんどろ「どろっ!?」
ウィスパー「跳ね返せましたでウィス〜!」
フユニャン「よし! 一斉攻撃だ!」
フユニャンたちは必殺技を放ち、一気にどんどろの体力を削っていく
一方黄泉ゲンスイは、腰にさした刀に力を込めている
USAピョン「黄泉ゲンスイ、何をしてるダニ……!?」
黄泉ゲンスイ「この一撃で……奴を仕留める!!」
夜行「マズイ、どんどろが目を覚ましそうですよ。」
フユニャン「黄泉ゲンスイ、まだか!?」
黄泉ゲンスイ「今じゃ!! 黄泉おくり〜!!」
どんどろ「どろ〜っ!?」
黄泉ゲンスイが全身全霊を込めた必殺技、黄泉おくりを放った
周りをも吹き飛ばすような威力で、どんどろはあっという間に釜の中へと消えていった
ウィスパー「さぁ、今の内にお札で封印するでウィス!」
ジバニャン「急ぐニャン!」
どんどろは三枚のお札によって封印されているため、釜の蓋についたお札を貼り直す必要があった
こうして一行は、素早くどんどろを封印することに成功した
フユニャン「……これで、どんどろを封印することができたな。」
USAピョン「……ん? あれは何ダニ?」
USAピョンの指差す先に居たのは、先程の爆弾どんどろの釜に入った小さなどんどろだった
夜行「まだ倒せていませんでしたか。」
ジバニャン「ニャニャ? 黄泉ゲンスイに凄く懐いてるニャンね。」
ミニどんどろ「どんどろ〜♪」
小さなどんどろは、黄泉ゲンスイの周りを走り回っており、かなり楽しそうな表情をしている
黄泉ゲンスイ「小さなどんどろは特に害が無さそうだな、まだ戦いは終わったわけではない、早く陣地へ戻ろう!」
夜行「あなたたちは、何故ここに来たのですか?」
USAピョン「外で大変なことになってるんダニ!」
夜行「なるほど、ここムゲン地獄でも色々な異変が起きていましたが……それなら私も助太刀します。」
フユニャン「しかし……」
ミニどんどろ「どんどろ〜!」
黄泉ゲンスイ「此奴は夜行を信用しておるな、よしついて来い!」
ジバニャン「早く戻るニャン!」
こうして、夜行とどんどろを味方につけた?ジバニャンたちは、ムゲン地獄を抜けて平釜平原へと戻っていくのだった