覚醒エンマ「いくぜ!! 暗黒神!!」
暗黒神エンマ「フン、何を考えているが分からんが……」
そして戦いの火蓋が切られた
最初は果敢に攻めていた暗黒神エンマだったが、徐々に勢いが落ちていく
暗黒神エンマ(先程の妖術のせいか、少し力が落ちてきているな……だが問題ない……)
暗黒神エンマは、先程百鬼姫からの必殺技を受けた影響で全ステータスがダウンしており、本領を発揮できずにいた
しかし、彼には暗黒神というスキルがある
簡単に説明すると、彼の味方や敵が倒されるとステータスが上がるというものだ
暗黒神エンマ「フン、やはりオレのスピードには着いてこれないようだな。」
覚醒エンマ「そうかな?」
暗黒神エンマ「ぐっ……!?」
その時、暗黒神エンマの真横を一発の斬撃が横切る
その斬撃はぬらり神が放ったものだった
暗黒神エンマ「邪魔をするな! こざかしい!!」
覚醒エンマ「ぬらり!!」
覚醒日ノ神「ここは任せて!!」
そしてエンマ玉をぬらり神に向けて飛ばすが、覚醒日ノ神の無敵バリアには及ばなかった
ちなみに通常形態の日ノ神のバリアだったら、破壊されていたかもしれないとのこと
先代閻魔大王「どうやらお前には、其れ相応の罰が必要であるな。」
ぬらり神「大王様!!」
覚醒エンマ「あぁ、いくぜ!!」
そして4体の神妖怪は必殺技を放つべく、力を溜め始めた
対する暗黒神エンマも邪悪で巨大なオーラを頭上に発生させ、パワーを溜め始める
ジバニャン「や、ヤバいニャン! あんなのを喰らったら……!」
ウィスパー「わたくしたち、終わりでウィス〜!!」
暗黒神エンマ「フハハ、喰らえ! 絶望滅亡暗黒砲!!」
どんどろ「どんどろ〜♪」
暗黒神エンマの必殺技が放たれた
その時、どんどろの釜が開き、彼の技を吸収しようとする
暗黒神エンマ「どんどろか、だがオレの技を受け止めることはできない!!」
どんどろ「どろ〜……!」
どんどろは、過去に経験したことがない邪悪な妖気を取り込もうとするも、かなり厳しい状態だ
このままではどんどろごと、この世界が消滅してしまう
覚醒エンマ「いくぜ! 魔眼獄滅波!!」
ぬらり神「神剣ヌラノツルギ!!」
先代閻魔大王「地獄行きの審判!!」
覚醒日ノ神「メガヒット御礼ビーム!!」
暗黒神エンマが放った波動に対するよう、覚醒エンマも巨大な波動を放つ
覚醒日ノ神は頭上から大量のビームを落とし、ぬらり神と先代閻魔大王は神剣と拳で暗黒神エンマに直接攻撃を叩き込んだ
暗黒神エンマ「バカな!? オレの攻撃が吸い込まれているだと……!?」
どんどろ「どんどろ〜ん!!」
覚醒エンマたちの攻撃で威力が弱まった暗黒神エンマの技ごと、どんどろは吸い込もうとしていた
小さなどんどろとはいえ、かつての災厄を封じる力は健在である
暗黒神エンマ「ぐっ……! ぐあぁぁ〜……!!」
どんどろ「どんどろ〜ん!!」
そして暗黒神エンマはどんどろの釜の中に吸い込まれていった
覚醒エンマ「封印……できたのか……?」
ぬらり神「……そのようですね、大王様。」
ジバニャン「やった……やったニャン!!」
ここで、この戦いを眺めていたジバニャンたちは歓喜の声をあげた
ヤミ鏡が呼び出した暗黒神エンマは、黄泉ゲンスイたちが倒したどんどろの手によって封印された……かに思われたが……
どんどろ「どろっ!?」
覚醒エンマ「あれは!!」
暗黒神エンマ「クックックッ……あれでオレを封じたつもりか?」
ぬらり神「くっ、まだ立ち上がるか……!」
暗黒神エンマ「……中々良い世界だった。」
覚醒エンマ「何?」
暗黒神エンマ「この世界のエンマ大王、オレはお前に敗北した、また会える日があるかもな……」
そう一言だけ告げると、暗黒神エンマは姿を消した
黄泉ゲンスイ「ひとまず、ここは乗り切ったようだな。」
ジバニャン「や、やったニャン!」
ぬらり神「やりましたね、大王様!」
覚醒エンマ「じいちゃん、ありがとな。」
エンマがそう呟いた時、既に先代閻魔大王の姿は無かった
日ノ神曰く、神として君臨する妖怪のため呼び出せる時間が限られているのだという
そして白い妖怪や怪魔も姿を消し、今度こそ本当に長き戦いは終わりを告げたのだった
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ゆきおんな「皆、無事で良かった。」
にんぎょ「そうね。」
先程は合成アイテムの力で姿を変えていた2人だったが、今は元の姿に戻っている
にんぎょ「あの時は助けてくれてありがとね。」
ゆきおんな「ううん、私だって何度も危ない目に遭った、その度ににんぎょが助けてくれたもん、こちらこそありがとう。」
にんぎょ「ゆきおんなはこれからどうするの?」
ゆきおんな「私には……大切なお姉ちゃんたちが居るから。」
ゆきおんなは、バスターズの仲間たちとやって来た妖怪たちを見渡す
その中の百鬼姫と椿姫、そしてこの場には来ていないが、ふぶきちゃんのことも思い浮かべていた
にんぎょ「私も、お姉ちゃんたちの所へ行ってみようかしら。」
ゆきおんな「にんぎょもお姉ちゃんがいるの!?」
にんぎょ「そうよ、今度一緒に行きましょう。」
ゆきおんな「うん!」
そして、そんな楽しそうに談笑する2人を見ていたのは……
百鬼姫「ゆき、良い友を持ったな。」
椿姫「本当ね、にんぎょも可愛いわ!」
影オロチ「さて、我らはこれからどうするか……」
コタロウ「USAに戻って修行でござる!」
しょうブシ「拙者もお供させてもらうでござる!」
夜行「私はムゲン地獄に帰りますかね。」
黄泉ゲンスイ「ワシもムゲン地獄に用がある、昔の仲間たちに顔を合わせたいのでな。」
鬼ガマ「よしっ鬼蜘蛛! もういっぺんオレ様と勝負だ!」
鬼蜘蛛「受けて立とう!」
フユニャン「ミツマタノヅチ、行くあてがないならオレの修行を手伝ってくれないか?
ミツマタノヅチ「ワレも最近体がなまってたギョロ、その修行付き合うギョロ!」
各々が、再び目指すべき道を歩き始める
これからも待ち受けているであろう戦いに備えて……!!
次回、最終回です!!