本編最終回です
最後はこんな日常をと
それではどうぞ!!
〜天野家〜
ジバニャン「ニャ〜、日向ぼっことチョコボー最高ニャ〜ン……」
ウィスパー「ジバニャン、そんなに散らかしたら、またケータくんに怒られるでウィス。」
ジバニャン「はいはい、後でやりますニャンよ〜……」
ウィスパー「これ、絶対やらないパターンでウィスね……」
バスターズでの一件から数日
ジバニャンとウィスパーは天野家でゴロゴロしていた
今日は快晴ということもあり、優しい朝日がケータの部屋を照らしている
影オロチ「ん? ここがケータ殿の部屋か?」
ウィスパー「あなたは影オロチ!?」
ジバニャン「どうしてここにいるニャン!?」
影オロチ「フミカ殿が遊びに来ていてな、それで我もついてきた。」
ウィスパー「ちょ、ちょっと待ってください! フミちゃん、ワタクシたちが見えるでウィスか!?」
影オロチ「いや、おそらく我らのことは見えていない。」
ジバニャン「ん? じゃあなんで影オロチはフミちゃんと一緒にいるニャン?」
影オロチ「我の友を助けてくれたからだ。」
話によると、影オロチのマフラーが先日失踪してしまったらしい
影オロチからすれば、家族同然に苦楽を共にしてきた仲間である
そんな時、弱っていたマフラーを介抱していたのがフミちゃんだったのだそう
影オロチ「フミカ殿にはなにか不思議な力があるかもしれない、心当たりは?」
ウィスパー「さぁ? ケータくんなら我々を見ることは出来ますが……」
影オロチ「ひとまず、我はフミカ殿の影を務めることにした、また会おう。」
影オロチはそう言いながら、ケータの自室を出て行った
ジバニャン「影オロチ、なんだかお姫様を守るナイトみたいだったニャンね。」
ウィスパー「おぉ、ジバニャンにもそんな考え方があったんですね。」
ジバニャン「今度始まる、ニャーKBの皆さんが出てるドラマみたいニャン!」
あまり恋愛に関心の無さそうなジバニャンが、核心を突くような例えをしていてウィスパーは驚いたが、ニャーKB絡みだったことを知り、納得した
ジバニャン「ん? あれミツマタノヅチニャン?」
ウィスパー「本当ですね、何してるんでしょう……?」
ふと、ジバニャンが2階の窓から地上を見下ろすと、ミツマタノヅチが歩いているのが見えた
ちなみにサイズは相変わらず小さいままである
ジバニャン「ミツマタノヅチ〜! どうしたニャンか〜!?」
ミツマタノヅチ「ジバニャン、久しぶりギョロ。」
ウィスパー「こんな所でどうしたんです? フユニャンと修行してると聞きましたが……」
ミツマタノヅチ「今フユニャンは60年前のケマモト村でパトロール中なんだギョロ、だから今暇ギョロ、バトルしないギョロか?」
ウィスパー「わ、わたくしは遠慮しとくでウィス……」
ジバニャン「オレっちもパスニャ〜ン。」
ミツマタノヅチ「うぅ、寂しいギョロ……」
百鬼姫「話は聞かせてもらったぞ!!」
するとどこからか、百鬼姫と黄泉ゲンスイが姿を現した
百鬼姫「ミツマタノヅチ、勝負がしたいそうじゃな。」
ミツマタノヅチ「勝負してくれるギョロか!?」
黄泉ゲンスイ「あぁ、ワシらでよければお相手致そう!」
ジバニャン「……何か、自然に解決したニャンね。」
ウィスパー「そうでウィスね。」
椿姫「あら? 確かひゃっちゃんがこっちに来たのを見たのだけれど……」
ミツマタノヅチ絡みの話が終わって直ぐ、今度は椿姫がやって来た
側にはふぶき姫の姿もある
ちなみにふぶきちゃんではなく、ゆきおんなが一時的に姿を変えているだけだ
ウィスパー「百鬼姫なら、先程ミツマタノヅチと小学校の方へ向かわれましたよ。」
椿姫「お教えいただきありがとうございます。」
ふぶき姫「……」ペコリ
こうして、椿姫とふぶき姫も百鬼姫たちを追いかけていった
ウィスパーたちは、ふぶき姫の立ち振る舞いについて気になる所があったのを思い出す
ジバニャン「そういえば、あのふぶき姫はふぶきちゃんと性格が正反対ニャンね。」
ウィスパー「確かに、個体差があるんでしょうか?」
妖怪執事なのにそんなことも知らないのかとジバニャンは思ったが、自分も別個体の妖怪はあまり見たことがなかったので口にはしなかった
ジバニャン「今日は色んな妖怪が訪ねてくるニャンね〜。」
ウィスパー「そうですね、何かあるんでウィスかね?」
その時、ケータの部屋の扉が開く
ケータが戻ってきたのかとウィスパーたちは思ったが、やってきたのは……
ウィスパー「うんがい鏡?」
うんがい鏡「ぺろーん、ブリー隊長がお呼びです。」
ジバニャン「ニャニャ!? まさかまたバスターズの任務かニャン!?」
ウィスパー「ジバニャン、頑張ってください!」
ジバニャン「ウィスパーもたまには戦うニャン!」
ウィスパー「ワタクシは裏方がメインなんです! 前線での戦闘は専門外でウィス!」
うんがい鏡「お、お二人とも……」
ジバニャンとウィスパーが言い争いを始めてしまい、慌てふためくうんがい鏡
するとうんがい鏡が前のめりに倒れそうになり、それに気づいた2体が助けに入った
うんがい鏡「す、すみません、何せ鏡が重いもので……あれ?」
うんがい鏡の目の前から、突如ジバニャンとウィスパーは姿を消してしまった
どこへ行ってしまったのかと?を浮かべるうんがい鏡だったのだが、その代わりに立っていたのは赤と白のブチ猫妖怪だった
ブチニャン「ニャーウィッス!」
うんがい鏡「そ、それではバスターズハウスまで……ぺろ〜ん。」
目の前のブチニャンがあの2体だと信じ、うんがい鏡はバスターズハウスまで鏡の世界を繋ぐのだった
さぁ、まだまだ彼らの戦いは終わらなさそうだ……
これにて本編完結です!!
1年半に渡り、お読み頂きありがとうございました!!
機会があれば番外編も描いていこうと考えていますが、ひとまずこれにて
あらためて、この作品を読んで頂きありがとうございました!!