続いて、幕間回第二弾のお話です!
今回登場するのは、しょうブシ(まさむね)、黄泉ゲンスイ、影オロチ、コタロウ、and more…と言った感じです
それではどうぞ!!
〜バスターズハウス〜
しょうブシ「黄泉ゲンスイ、一つ尋ねたいことがあるのだが……」
黄泉ゲンスイ「しょうブシ、どうかしたのか?」
しょうブシ「黄泉ゲンスイは呪われた刀について、何か知らないでござるか?」
黄泉ゲンスイ「呪われた刀……大昔、おおもり山に隠されたという伝説がある、あの妖刀のことか?」
しょうブシ「知っていたでござるか。」
しょうブシの言う呪われた刀とは、妖刀ムラマサと呼ばれる刀のことである
誰かの血を求め、彷徨い続けた剣士が使用していたとされる不気味な刀だ
黄泉ゲンスイ「その妖刀には関わらない方がよいとされてきたが、しょうブシと何か関係があるのか?」
しょうブシ「拙者がこの刀を使って力を解放できたのは話したと思うのでござるが……」
黄泉ゲンスイ「確か、姿が変わるのだったな。」
しょうブシ「名刀マサムネ……拙者が追い求めた刀でござる、だが実は他にもあと2つ、使いこなせる刀があるとされているのでござる。」
影オロチ「それが例の妖刀ということか。」
しょうブシ「影オロチも知ってるでござるか!?」
影オロチ「噂に聞いたことがあるだけだが……その刀については我も興味がある、何処にあるかは分からないのか?」
しょうブシ「おおもり山の中にあることしか分からないでござる。」
コタロウ「それなら、ひとつ怪しい場所があるでござるよ。」
口を開いたのは、壁に隠れていたコタロウだった
しょうブシ「どういうことでござるか? 怪しい場所とは?」
コタロウ「おおもり山の奥に廃トンネルがあることは知ってるでござるね。」
黄泉ゲンスイ「確かに、不気味なトンネルがあった気がするが……」
コタロウ「そこを通って行った先に滝が流れているのでござるが、その滝の裏の祠に刀の伝説があるというのを小耳に挟んだことがあるのでござる。」
影オロチ「だとしたら、その滝の裏にしょうブシの探している刀が……」
しょうブシ「あるかもしれないでござる!」
黄泉ゲンスイ「最近は休暇を持て余していた所だ、今日は我々で探しに行ってみないか?」
影オロチ「面白い、我は行くぞ。」
コタロウ「拙者も参ろう!」
しょうブシ「それならば……呪われし刀が何なのか、調査をするでござる!」
こうして、しょうブシ、黄泉ゲンスイ、影オロチ、コタロウの4人による、呪われた刀を探す旅が始まるのだった
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〜おおもり山〜
コタロウ「ここがおおもり山でござるか。」
しょうブシ「コタロウは来るの初めてでござるか?」
コタロウ「ジャポンの文化は、まだまだ奥深い……」
コタロウはジャポンのワビサビに魅せられた忍のため、ジャポン文化は何でも好きなのだ
某最後の侍同様に
影オロチ「確か、どんこ池よりも奥の方だと聞いたが。」
コタロウ「そうでござる、廃トンネルを進んだ先の祠にあるでござる。」
そして一行は、トンネル前に辿り着いた
しょうブシ「不気味な雰囲気でござるな……」
黄泉ゲンスイ「先陣はワシが切ろう。」
黄泉ゲンスイを先頭にトンネルを進んでいくと、正面にはトロッコと複雑に入り組んだレールが現れた
黄泉ゲンスイ「これに乗ればよいということか……?」
影オロチ「待て、あちらにもトロッコがある。」
トロッコはあちこちにあり、これではどれに乗ればよいのか分からない
そんな中、コタロウは岩壁に体を寄せ、耳を澄ましている
しょうブシ「どうしたでござるか、コタロウ?」
コタロウ「この壁の向こう、滝の音がするでござる。」
影オロチ「このトロッコたちは、おとりだったということか。」
ここにあるトロッコは滝へは繋がっておらず、東側にある岩壁が滝へと続く抜け道だったのだ
そして一向が抜け道を進んでいくと……
黄泉ゲンスイ「行き止まりか……?」
しょうブシ「いや……」
しょうブシはしまっていた刀を取り出し、姿がまさむねに変わる
まさむね「この岩は拙者が斬る!!」
そしてまさむねが飛び上がり、刀を勢いよく振り下ろすと、目の前の岩が跡形もなく消え去る
コタロウ「流石でござるな!」
まさむね「よし、先へ進むでござる!」
そして一行は、岩で塞がれていた道を切り拓き、先へと進むのだった
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影オロチ「ここは……?」
コタロウ「あそこに滝が流れてるでござるね。」
一行は、おおもり山の滝がある場所に辿り着いた
ここに繋がる道は外からだと崖になっていて、入れないようになっている
黄泉ゲンスイ「見ろ!滝の裏側が通れそうだ、おそらくこの先に刀が眠っておるのだろう。」
まさむね「行こう。」
まさむねたちは滝の裏側を通り、その先の祠へと入っていく
影オロチ「待て、敵の気配がする。」
まさむね「何っ……!?」
コタロウ「あの祠の近くからでござるな……」
敵の気配を察知した影オロチとコタロウは、素早く戦闘態勢に入る
まさむねと黄泉ゲンスイも刀に手を掛け、敵が来るのを待つ
?「誰だ!? オレの刀に手を出そうってのは!!」
影オロチ「……この気配……やはりお前か、ヒカリオロチ。」
そこに居たのは、同じオロチ系統であるヒカリオロチ
他のオロチたちに比べると性格は明るく、少し暑苦しい一面がある
ヒカリオロチ「久しぶりだな、影オロチ! でもお前がどうしてここに? あまり宝探しするような奴じゃなかった気がするが。」
まさむね「拙者たちは、この山に眠る刀を探しに来たのでござる。」
ヒカリオロチ「刀はここにあるぞ、この祠の後ろに。」
よく見ると、祠の裏に刀が突き刺さっている
その刀は、かなり錆びれているようだが……
黄泉ゲンスイ「ヒカリオロチと申したか? その刀はもしかするとまさむねの一族に伝わる刀かもしれんのだ。」
ヒカリオロチ「一族に伝わる刀?」
まさむね「そうでござる、家には代々3つの刀があったでござるが……今は行方不明になってしまっているのでござる。」
ヒカリオロチ「そういうことだったのか。」
影オロチ「だから、この刀はまさむねに譲ってはくれないか?」
ヒカリオロチ「そういう事情なら仕方ないな! さぁ、その刀はまさむねの物だ!」
そしてまさむねは、祠に刺さった刀に手を掛けるが……
まさむね「ぐっ……! ぐうっ〜……!」
コタロウ「どうしたでござるか!?」
黄泉ゲンスイ「これはマズイかもしれぬ……!」
まさむねが握った刀からは、もう一人の剣士の姿が浮かび上がっており、何か危険な者を解放してしまったと、黄泉ゲンスイは察知した
?「フフフ……お前もしょうブシ一族か?」
ヒカリオロチ「誰だ、お前は!?」
むらまさ「オレの名はむらまさ、解放してくれた礼に、お前らの血を頂こうか。」
錆びれた刀の中から現れたのは、むらまさと名乗る妖怪
亡霊の様な風貌で、その錆びれた刀を手に取る
ちなみにまさむねは刀に触れた際の影響か、かなりぐったりとしていた
黄泉ゲンスイ「全員、あの妖怪を仕留めるぞ!!」
ヒカリオロチ「な、何だ!?」
コタロウ「シュッ! 攻撃が当たらない……!?」
影オロチ「同じ妖怪のはずだが……」
黄泉ゲンスイの合図で全員が攻撃を仕掛けるが、ことごとくかわされ、更にはカウンターを受けてしまう
何故か、攻撃が当たらないのだ
むらまさ「どうした? お前らの力はこんなもんか?」
ヒカリオロチ「まだだ!!」
影オロチ「待てヒカリオロチ、ここはアイツに戦ってもらった方が早そうだ。」
そこに名刀の刃を向けたのは、まさむねだった
むらまさ「お前が相手か、ククク、この妖刀の餌食になるがいい!!」
まさむね「この勝負、拙者が勝つ!!」
むらまさ「妖刀ムラマサ!!」
まさむね「名刀マサムネ!!」
シャキーン!!
空中で斬り合う音が聞こえた後、お互い地面に着地する
ヒカリオロチ「どっちが勝ったんだ……?」
むらまさ「フッ……」ドサッ
むらまさは音を立てて、崩れ落ちた
勝負は、まさむねの勝利のようだ
むらまさ「やるじゃねぇか、この刀はお前にくれてやる……」
まさむね「消えた……?」
そう一言告げると、むらまさは姿を消した
残されていたのは、むらまさが使っていた刀だけである
まさむね「これが、しょうブシ一族に伝わる刀の一つか。」
まさむねが刀を握ると、段々姿が変わっていく
そして、先程のむらまさと同じ姿になった
影オロチ「その刀は扱えそうか?」
むらまさ「なんとかな、しかしマサムネを握っている時と感覚はまるで違う。」
黄泉ゲンスイ「うぅむ、不思議な力だな。」
むらまさ「それと、思い出したことがある。」
コタロウ「何でござるか?」
むらまさ「オレの一族に伝わる刀は名刀マサムネと妖刀ムラマサ、そしてあと一本ある。」
影オロチ「それは一体どういうことだ?」
むらまさ「さっきの奴の記憶で知ったんだが、奴もオレたちと同じく刀を探していたところ、ムラマサの餌食になったらしい。」
ヒカリオロチ「お前は大丈夫なのか?」
むらまさ「あぁ、なんとかな。」
むらまさ(しょうブシ)は過去に名刀マサムネも握っているため、妖刀ムラマサから発せられる邪悪なオーラに飲み込まれることなく扱うことができたというわけだ
むらまさ「だが奴の記憶を見ても、最後の一本に繋がる手掛かりは無さそうだな……」
影オロチ「もしかしたら、もうこの時代には存在していないのかもな。」
ヒカリオロチ「だったら今から過去の世界に……!」
黄泉ゲンスイ「いや、今日はもう引きあげるとしよう、刀の正体は判明したわけだからな。」
コタロウ「拙者も、その刀はまた別の機会に謎を解き明かしたいでござる。」
影オロチ「我も帰る。」
ヒカリオロチ「そんなこと言うなよ! 今からうんがい三面鏡を使って行かないか!?」
むらまさ「皆、帰る気満々だな……」
そしてしょうブシたちは妖刀ムラマサを手に入れ、その場を後にするのだった
そして一人、ヒカリオロチは最後の刀を探しに過去の世界へ飛んだのはまた別のお話
こうしてしょうブシは、妖刀ムラマサを手に入れました!
しょうブシは、その刀を握ると姿が変わるという独自設定があります
残る一本は…第二章にもしかしたら出てくるかもしれませんね
次回は鬼蜘蛛と鬼ガマの戦いにミツマタノヅチが巻き込まれる?お話の予定です、お楽しみに!!