最強騎士に憧れて体現しようとしてるTS転生主人公君︎︎ ♀はお嫌いですか 作:H-13
はいどうも、ヘディンの歳が77歳になったから原作もそろそろ始まるのかぁとぼんやり朝ごはんを食べてるシグリーヴァさんだよぉ~。
アイズちゃんがまだレベル5だし、神ヘスティアはこの前剣のメンテナンスに行ったら神ヘファイストスとお茶してたし。多分まだまだ。
神ヘスティアが私を勧誘しに来た時は面白かったなぁ。
神アポロンよりもよっぽど太陽みたいな方だったのを良く覚えている。個人主義の此処も悪くないけど、仲良くいい感じで過ごしたいならあの神様は凄い良い拠り所となるだろう。
だからこそ断りを入れると同時に、それが完全に心に決めたことでは無い事を伝えておく。
「当方は世話になっている場所がある。頷く事は裏切りとなろう。しかし神ヘスティア、数度の遣り取りだけであれ貴殿の印象はとても良いものであるのも事実。私が路頭に迷った時は宿り木として頼っても良いだろうか。」
「うん!何時でも頼ってくれたまえ!」
うん、ちょっとシグルド味薄かったかな?でもこれが私の本心。だって良い神だもん。
「ヘスティア。この子はレベル6よ、大手の幹部だから諦めなさい。それに今この子が貴女のところに行ったら堕落するわよ?多分オラリオ1.2の稼ぎでしょうし。」
現実は非情である。そりゃ神ヘファイストス自身に武器の整備させてる奴が低レベルなわけ無いけどさ!わざと言ってなかったのに言わなくていいじゃん!
そりゃ武器のメンテだけで7桁のヴァリスと必要な素材をヘファイストスにサラッと手渡してますけど。何か!
「ええ!シグリーヴァ君そうなのかい!?」
態とらしいけどこれが神ヘスティアである。純粋の中に母性が見える。うーん大好きになりそう。
今更ながらこのシグリーヴァ、原作介入だの死亡キャラ救済だの興味は無いのだ。それはリュー・リオンが原作通りに「豊穣の女主人」で働いて居ることからも察せられる。
一貫して「シグルドに成りたい」というスタンスを崩すこと無く走り続けて来たのだ。今更変えられないし変えようとも思わない。
だが自分が成りたいのはシグルドの強さである。シグルド本人にはなりたくは無いのだ。あんな悲惨な最期は迎えたくないでござる。
個人的な連絡先を教えるくらいなら大丈夫でしょう。…大丈夫だよね?
うん、神ヘスティアと繋がりが出来たし、大満足!帰ったら久しぶりに徒手空拳の鍛錬でもするかな。グラムもフロッディーズも預けちゃったし。
「ヘスティア、もっとちゃんとファミリアの幹部の顔と名前位は覚えなさい?」
「ん?なんでそんな怖い顔をするんだい。シグリーヴァ君はいい子だったじゃないか。」
「あの子がフレイヤ・ファミリアの所属だからよ。」
「え!で、でもやんわりとした返答だったじゃないか。良い子だよあの子は。」
「否定はしないわ。だけれど、あの子がフレイヤのお気に入りであることは事実よ。」
「うーん、僕にはあの子が仲良くしたそうにしか見えなかったけどな。」
ヘスティアは手元にある紙切れに目を落とす。
ご丁寧にフレイヤ・ファミリアの住所とシグリーヴァ・ヘリアという名前が書かれただけのソレ。だけれど、これが今後原作を少しづつ変えていく事になるとはシグリーヴァは考えて居なかった。ただのポンコツである。
シグリーヴァちゃんは何処か抜けてるポンコツ娘です。天然じゃないよ。